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updated:2012-09-14 15:17:01 (Fri)
2012年8月13日締切 新聞論評 201014032 森山直哉
1.新聞情報
- 見出し:ミャンマー再進出、清水建、13年ぶり事務所。
- 新聞名:日本産業新聞
- 発行日:2012年9月14日
- 面:15面
2.要約:
清水建設は13日、ミャンマーに再進出すると発表した。清水建設は現地のインフラ設備のほか、オフィスやホテルなどの整備状況を調査し、今後の建設需要予測を踏まえ、再進出を決めた。(86文字)
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3.論評
清水建設は13日、ミャンマーに再進出すると発表した。10月1日付で現地のヤンゴン事務所の営業を13年ぶりに再開することを決めた。民主化にかじを切るミャンマーには日系企業の進出意欲が高まっており、今後は工場など生産施設の受注などが期待できると判断した。
1996年11月に開設したヤンゴン事務所は経済状況の悪化で99年に閉鎖していた。現在のミャンマー政府は海外からの投資受け入れに積極的に動いている。衣料品や部品など日本企業の進出が相次ぐ可能性がある。
しかも、日本政府は発電設備や道路などインフラ整備について支援する方針を明確に打ち出しており、幅広い分野で建設需要が出てくることが確実になっている。清水建設は現地のインフラ設備のほか、オフィスやホテルなどの整備状況を調査し、今後の建設需要予測を踏まえ、再進出を決めた。
今後の計画が立っているため再進出を決めたが、何故再になっているかを忘れずに飛躍してほしいものだ。(405字)