ローズマリー(FELL)




君とは一度話してみたかったんだ!聞いて欲しい、私は、君みたいなガキが....

死んで欲しいくらい、大嫌いなのさ!


ローズマリー(FELL)とは、help-ENDの登場人物であり、ローズマリーから構成されたAUである。

数回のリセットの果てに産み出された「三人目のローズマリー」で、善悪が逆転したFELLのAU。

目は大きなくまが出来ており、衣類はボロボロで、右手には凶器である割れたフラスコを持っている

元の世界では殺人鬼のようで、今まで親を含め何人ものの人間を殺してきた

普通のローズマリーやSWAPと比べるとややネガティブ系で、人との関わり避けているが...

能力

近寄った者の魔力を暴走させる体質を持っている

作中では不意打ちを仕掛けたFELLpapyrusを自滅させたり慌てて駆け寄ったデーリッチの転移魔法が暴発して何処かへ飛ばされてしまった事がある

また、本人の魔法も暴走させることが可能なようで、たくっちスノー戦ではファイアを暴走させ威力を上げている

更に、どういうわけだかSansの重力操作の能力も使う事が出来る

理由は作中では明らかになっていない

help-ENDのフェルマリ


上記の台詞の通り、本来のローズマリーとは逆にデーリッチを嫌っており、登場以降は殺意を向けてくる

そして、二度目の対面時...デーリッチはFELLと相手をせざるを得ない状況となり、戦うことになってしまう

相手がローズマリーな故に傷付けるのが嫌だったデーリッチは必死に説得するも、それが逆に彼女の怒りを買ってしまうことに

君は慈悲を掛ける...でもその慈悲は私には届かない、私は君みたいな偽善者が大嫌いなんだ。

君は私を怒らせたいのか?目障りなんだよ、そうやって慈悲を振り撒くのが、気に食わないんだよ、そうやって笑顔を向けるのが...

戦え!!死にたくないのなら私を殺せ!!


やめろ...私に情けを掛けるな!!


デーリッチが慈悲の言葉をかけるたび、彼女の攻撃はより一層激しくなる


しかし、途中から彼女に異変が...?

『ネタバレ注意』

元々体が弱く魔力不足に陥ると危険な状態になるローズマリー。

怒りで激しい攻撃を何度も放つFELLの魔力切れは速く、性格が変わっていく

やめて、やめて....私、怖い、いじめないで、マリー、いい子になるから...殺さないで。

その姿はまるで暴力に怯える小さな子供のようだった

全てを拒絶し憎む殺人鬼の本性は、安らぎと甘えを求めたどこにでもいる少女だったのだ(デーリッチは彼女の状態を全てが悪という歪んだ世界がローズマリーを苦しめてしまったと推測している)

その姿を見たデーリッチは決意を抱き、幼児退行したFELLローズマリーが気絶するまで甘えてあげた。

気絶後にはディクスによって酒場へと送られ、自身の素性をメイドウィンに話す

フェルマリの過去


彼女はFELL世界で親にも愛されず友達も出来ずに育った。

苦しい生活を過ごしていくうちに「善意とは踏みにじられるもの」「優しさとは誰かに騙されるための存在」だと思うようになってしまいながらも、最初は優しさを捨てきれなかった

しかし...ある日の事、逃げ出そうとしたローズマリーは親に見つかり、気が付いたら血の滴る割れたフラスコを握りしめていた

その後、ローズマリーは身分を隠し民家を転々とする生活を送っていたが、住民たちは皆油断させて殺害し、衣類や道具を奪おうと狙っていた


FELLローズマリーはそれらを返り討ちにしていただけだったのだ


これらの過去を話し、「私はデーリッチの友達になる資格がない」と言うが、メイドウィンは「それはデーリッチが決めることだよ」と彼女を説得する


そして、たくっちスノー戦の途中でフッチーと共に駆け付け、協力する

こんな事が罪滅ぼしにならないって分かってる、でもせめて最後だけは命を散らすのではなく、命を守るために戦いたい、私はデーリッチを守りたい....

元がローズマリーなだけにデーリッチにかなりデレている。まぁ本家ローズマリーも大体こんな感じだし

エンディング後には上記の過去をデーリッチにも打ち明けたが、それでも大好きと言ってくれたようだ、相変わらず器が大きすぎるぞこの王

そして、全てが解決した後はSWAPローズマリーと同じ世界へと亡命し、幸せに過ごしているそうだ

彼女かいつまでも幸せになれることを願う。

最終更新:2018年04月20日 13:13