天津垓とは、版権作品『仮面ライダーゼロワン』の登場人物である。
飛電インテリジェンス前社長であり
飛電或人の祖父、飛電徳之助とも進行が深く
衛生アークの開発にも大きく携わっている。
しかしヒューマギアと感情を得るシンギュラリティには否定的で、危険な物と判断している。
自称「永遠の24歳」で、イズによると実年齢は46歳、だがそれを思わせない若々しい見た目を維持している。
「1000%」という言葉が口癖で、100%より上を常に求めている向上心の塊。
開発力もあり、人間の技術を引き上げる「ザイアスペック」と量産型変身アイテム「レイドライザー」を開発した。
原作における天津垓
ゼロワン序盤、或人達が滅を捕獲し迅を倒したことで滅亡迅雷netを事実上壊滅させたものの、今だマギア化が止まらず会見している最中に現れ、飛電インテリジェンスにTOBを宣言する。
飛電或人は会社を守るために天津垓が持ちかけたヒューマギアとザイアスペックを付けた人間の勝負、通称「お仕事五番勝負」を受けることになる。
だがその最中にもヒューマギアが悪意によって暴走しマギアになったり、対戦相手等がレイドライザーで変身したりとトラブルが起こるが……?
実は、ゼロワン世界における騒動の全ての元凶。
最初に打ち出される予定だった衛生『アーク』に悪意を教え込み人間は不要な存在、と判断させたのは他でもない彼。
アークの打ち上げ自体は失敗したがデイブレイクという大きな事故を招き、
飛電或人の父など数多くの被害者を出した。
その後アークは海中で旧型ヒューマギアを悪意に染め滅亡迅雷netを作り出し、垓はそれを利用し兵器産業に乗り出そうとする。
仮面ライダーシステムもあくまで兵器と言い張っている。
その時邪魔になったのが
飛電或人。
戦いの末に五番勝負に或人は敗北し、飛電インテリジェンスの社長の座を奪われてしまうが、後に奪還。
それでも足掻く垓に或人は聞いた。
「何でこの会社に拘るんだ?本当はこの会社が好きなんじゃないのか?」
そして……
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私が誰よりも飛電インテリジェンスを愛していたからだ! |
それは天津垓の幼少期まで遡る。
天津家は非常に厳しく満点ですら評価をしてもらえなかった。1000%というのも父の教えから。
そんな垓の唯一の友人は当時人気だったペットロボット「AIBO」ことさうざーだった。
しかしさうざー教育の妨げになるかと取り上げられてしまう。
……時系列は現代に戻り、悪事を暴露され社長の座も取り返され打ちのめされた垓に衛生ゼアは新型のAIBOを作り出して与える。
数十年ぶりのさうざーとの再会、垓は涙を流しさうざーを抱きしめるのだった……
__そして天津垓は衛生アークに追い詰められている飛電或人の元に現れ、変身する。
飛電或人と共にアークを倒すために。
因みに、zaiaエンタープライズジャパンに戻ったらこちらでも社長の座を奪われ、情けから「サウザー課」という専用の役職を与えられた。
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仮面ライダーサウザー
「サウザンドライバーはプログライズキーも」(Break horn!)
「ゼツメライズキーも両方使える」(zetumetu Evolution!)
パーフェクトライズ!
When the five horns cross,
the golden soldier THOUSER is born.
"Presented by ZAIA."
「
仮面ライダーサウザー、そのスペックはゼロワンの1000%。」
天津垓がサウザンドライバーと2つのキーを使用して変身した
仮面ライダー。
上記の台詞は比喩ではなく本当にゼロワンの1000%以上の実力を持ち、メタルクラスタホッパーが作られるまでは終始或人を圧倒していた。
武器の「サウザントジャッカー」はデータ搾取能力を持ち、プログライズキーのデータを奪い取って使い返すなど非常に汎用性が高い。
しかしあくまでライジングホッパーより10倍くらいなのでメタルクラスタホッパーをコントロール出来るようになってからは尽くボコボコにされている。
必殺技は「ジャッキングブレイク」と「ハッキングブレイク」
メイドウィン小説におけるサウザー
『
もう1つのゼロワン編』にて初登場。
原作と違い滅亡迅雷netが残ったままTOBを掛けられる不利な状況で「お仕事3番勝負」を持ちかける。
垓は「人間についてデータを入れていたが、アークが悪意を覚えるとは思わなかった」「これまでの事はアークを倒すため、そしてこれまでの償い」と話すが実際は嘘。
上記の目的が露見し、お仕事3番勝負が引き分けに終わってからは本性を表しアークと共に行動に乗り出す。
この小説を書いている頃は本編で天津垓味方化路線に向かっておらず、その回が出た頃にはとっくに終盤だった為軌道修正出来ずそのままラスボスになった。
或人にアークを倒されるとサウザントジャッカーで世界のデータを取り込みサウザーWORLDへと変化するも、
りりすた革命団と
仮面ライダーゼロゼロに敗北。
「父も飛電徳之助もzaiaもメイドウィン(カーレッジ)も誰も認めてくれない」と本音を漏らしながら
時空監獄に逮捕されていった。
最終更新:2022年06月17日 18:32