セキネ「…おや、坊ちゃん。今日はどんなご用で?」
アレックス「こないだの本、読んだから返しに来たー。次の巻持ってくぜ。」
セキネ「…あっしは貸し本屋じゃねえんですがねえ。」
サウフレイ「そうだぞアレックス。知己と言えどきちんと対価は払え。それが礼儀だ。」
セキネ「おや旦那、今日はどんなご用で?」
サウフレイ「うむ。研究中の古武術の文献に不明な点があってな。参考文献を探しに来た。主人は『ミンメイ書房大系』という名に心当たりはあるか?『宋文是』という著者が著したものらしいのだが……」
セキネ「旦那…そいつぁ……」
ファビアス「セキネー!本探してんだけど……げっ師匠…」
サウフレイ「てめえ、稽古ほっといてどこほっつき歩いてやがった!」
ファビアス「だ、大学の課題です!来週レポートの締め切りだから図書館回ってたんです!><」
サウフレイ「ちっ…そのくらい鍛錬と両立しろよ。」
アレックス「…ファビアス昨日ゲーセンにいたじゃん。」
ファビアス「レポートやるための気分転換じゃん!お前黙ってないとぶっ飛ばすぞ脳筋野郎!」
アレックス「あんだとやんのかコラァ表出ろや!」
セキネ「あんたら、あっしの店で……」
サウフレイ「喧嘩かお前らぁ!いぉし!」
セキネ「よしじゃねーんですよ!旦那ぁ諫めてくれねーと!」
サウフレイ「お、おおそうだった。主人すまない。」
セキネ「さて、赤毛の坊ちゃんは何のご用で?」
ファビアス「うん、実は市営図書館に蔵書が無くてさ。『屍食大教典』って本なんだけどさあ。」
セキネ「あんたら……師弟揃って…」
セキネは脱サラして念願の古本屋をオープン。店構えが渋い。