スペルビア「エーデルにいさん、お久しぶりです!」
サウフレイ「おお、スペルビアか。よく来たな。今いくつになった?」
スペルビア「もうすぐ15です。来年、高等部に入ります。」
サウフレイ「そうか、早いものだな。ああ、茶でも出すので母屋に来てくれ。」
スペルビア「いえ、お構いなく。今日はファビアス様に会いに来ましたの。」
サウフレイ「……あのろくでなしにか?」
スペルビア「はい^^」
サウフレイ「えーっと…帰りが遅いようだ。もしかしてバイトだったかな。」
スペルビア「今日はオフだとアレックス様に確認しましたの^^」
アレックス「あ、もうこっち来てたのかスペルビア。よお、サウフレイ。」
サウフレイ「(露骨に機嫌悪そう)」
アレックス「しょうがないだろー!ヘタに隠し立てして恨まれるの怖いんだから!」
ファビアス「おー!スペルビアじゃないか!待ってたぞー!」
スペルビア「お帰りなさいませファビアス様!今日もおかず作ってきました。お口に合うかしら……」
ファビアス「いつも悪いなー」
スペルビア「あと、汚れ物は洗濯しますから出しておいて下さいな。あ、ゴミはこちらですの?」
ファビアス「あー、ちゃんと分けてないけど。」
スペルビア「くすくす、私がやりますわ。」
サウフレイ「ちょっと待てファビアス!!お前、スペルビアを家政婦のように使ってるのか!!」
ファビアス「そんな、人聞きの悪い…」
スペルビア「私が好きで引き受けてますのよ。」
サウフレイ「お前が一人暮らししたいからと言うから、離れを一部屋あてがってやったんだぞ!こんな自堕落な生活を送るためにやったわけじゃない!!」
アレックス「っていうか中学生にやらせんなよ。」
ファビアス「……だってー家事とか所帯じみたの俺様に似合わない……」
サウフレイ「よーし、久々にじっくり膝を突き合わせて話をしようじゃないか。」
ファビアス「痛い痛い痛い!!!膝十字は膝を突き合わせてとは言わな…アッー!!」
スペルビア「くすくす……長くなりそうですからあちらでお茶でもいただきましょうか?」
アレックス「スペルビア、全部分かっててファビアスに懐いてんの?」
スペルビア「だって、手のかかる殿方ほど可愛いじゃありませんの。」
アレックス「(……俺、当分モテなくっていいや……)」