バルヒルト「アレにいちゃーん!」
アレックス「お、バルヒルト。学校帰りか。」
バルヒルト「うん!どう、仕事順調?」
アレックス「まあな。体力きっついけど、体動かしてんの楽しいよ。あんま頭使う仕事向いてねーからな、俺は。」
バルヒルト「工場、戻って来ないの?」
アレックス「んー。社長怒らしちゃ戻れねーだろ。」
バルヒルト「そう?にいちゃんやめてからお父さん、寂しそうだけどなあ…」
アレックス「…嘘だろ?」
バルヒルト「ごめん、バレた?」
アレックス「嘘かよ!!」
バルヒルト「あはは、冗談だよ。でも喧嘩相手いなくて寂しそうではあるね。気骨のあるヤツがいねえ、って言ってたから、生意気でも意見してくるにいちゃんのことは買ってたみたいだよ。」
アレックス「親方にゃ、悪いことしちまったな。親方の紹介で入った工場だったしなあ。でもあのオッサンが悪ぃんだよ。何でも頭ごなしに叱り飛ばしやがって。」
バルヒルト「お父さん、不器用だから…昔かたぎの職人なんだね。効率悪いとこもあるけど、慕ってくれる人も多いから。僕はうちの工場大好きなんだ。」
アレックス「そうか。じゃあしっかり勉強して立派な社長になれよ。俺みたいになんなよな。」
バルヒルト「だーいじょうぶだよお。どんなに踏み外してもにいちゃんみたいにはならないって!」
アレックス「……この野郎生意気抜かしやがって。」
バルヒルト「僕が社長さんになったら、またにいちゃん雇ってあげるからね!」
アレックス「本格的に生意気になってきたな、お前」
バルヒルト「ところで、喧嘩の原因って何だったの?」
アレックス「おお。ちょっとMSのことでな…うちの板金技術で量産機作れるとしたら、どういう内訳でライン動かすかって話してたんだよ。」
バルヒルト「……そんな妄想話からお父さんに飛び蹴りしたの?」
工員でガ●タって、最高だと思う。