良薬くちに甘し! まとめ
イヴSS
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kutiama
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イヴ
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14錠目
142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/29(土) 03:11:35.49 ID:sU9UagN90
>>138
すべてはオナ男の行動に掛かっているwwwwwwwwwwwww
すべてはオナ男の行動に掛かっているwwwwwwwwwwwww
問題…と思ったらSSにも出来る気がしてきたので脳汁。
イヴ「ふせお。アダムとイヴはどこの国民だと思う?」
山井「どこだろう……ちょっと判らないな」
イヴ「じゃあヒント。彼らは食べるものが木の実しかなく、自分たちが裸である事に気付いていなかった」
山井「もう一声」
イヴ「じゃあ続けてヒント。彼らは、エデンの園から出る事を禁じられ、その癖自分たちが楽園にいると思っていた」
山井「……判らん」
イヴ「仕方の無い人ね。答えは北朝鮮国民、それ以外にないでしょう?」
山井「お前の冗談は危なすぎるんだよ!」
山井「どこだろう……ちょっと判らないな」
イヴ「じゃあヒント。彼らは食べるものが木の実しかなく、自分たちが裸である事に気付いていなかった」
山井「もう一声」
イヴ「じゃあ続けてヒント。彼らは、エデンの園から出る事を禁じられ、その癖自分たちが楽園にいると思っていた」
山井「……判らん」
イヴ「仕方の無い人ね。答えは北朝鮮国民、それ以外にないでしょう?」
山井「お前の冗談は危なすぎるんだよ!」
170 名前:例によって長いですけどご勘弁 :2006/07/29(土) 04:06:15.39 ID:7XgEFjR40
「北朝鮮じゃ相変わらず酷いな・・・」
「ヤマイ? なに、テレビなんかで難しい顔して」
つくしちゃんの夕食にご同伴相成った俺は、彼女の本日の夕食ことラーメンが出来上がるまで、今にてくつろがさせてもらっていた。
が、さすがに女の子の領域。はっきり言ってとんでもなく落ち着かない。おとんおかん、とーきょーは広すぎたとです。
かくなる上と、逃亡先として選んだのが転がっていたリモコン。
押せばTV点灯。細木〇子の顔が救いの女神に見えたのだから、何気に相当プレッシャーを感じていたのかもしれない。
「ヤマイ? なに、テレビなんかで難しい顔して」
つくしちゃんの夕食にご同伴相成った俺は、彼女の本日の夕食ことラーメンが出来上がるまで、今にてくつろがさせてもらっていた。
が、さすがに女の子の領域。はっきり言ってとんでもなく落ち着かない。おとんおかん、とーきょーは広すぎたとです。
かくなる上と、逃亡先として選んだのが転がっていたリモコン。
押せばTV点灯。細木〇子の顔が救いの女神に見えたのだから、何気に相当プレッシャーを感じていたのかもしれない。
「とまあ、そういった具合にテレビを見ていたらだな…」
「お隣さんの悲惨な実態が放映されていたと。ヤマイも暇人ね、一々ココロを痛めたりして」
「いや、だって」
病院生活が長いと、時には不自由な生活を強いられることがある。
特に辛いのが、体が自由に動かせないか、まともな食事を摂れないか、だ。
「それでも俺はまだ食べられるし、まだ普通に生きられていると思う。けどさ…」
再び画面に目を戻せば、そこは地球を半周もしない距離にあるこの世の流刑地だ。
もちろん、テレビなんてのはこういった映像を好んで取り上げているんだろう。
けど、だからと言ってこれが偽りな訳じゃないはずだ。
「……そうね、ヤマイ。一つ面白いことを話してあげようか?」
「ん?」
今日は少し暑い。その所為かイヴは普段より薄着だ。
その所為かうっすらと肌が透けている上、余裕のある服装が返って彼女の四肢を覗かせていることになっている。
「ねえ、ヤマイ。今、あのブラウン管の世界で起きていることと、そっくりな所があるの。どこだか分かる?」
「そっくりな場所…?」
なんだろう、そんなに国際情勢に詳しいわけでもないし。
「ヒント」
「情けないわね。一つ、昔のお話」
「それじゃあいつだかも分からないし、おおざっぱ過ぎる」
「そうね…それじゃあ遥か昔、まだローマが生まれる前、ヒトという種が生れ落ちた頃よ」
「お隣さんの悲惨な実態が放映されていたと。ヤマイも暇人ね、一々ココロを痛めたりして」
「いや、だって」
病院生活が長いと、時には不自由な生活を強いられることがある。
特に辛いのが、体が自由に動かせないか、まともな食事を摂れないか、だ。
「それでも俺はまだ食べられるし、まだ普通に生きられていると思う。けどさ…」
再び画面に目を戻せば、そこは地球を半周もしない距離にあるこの世の流刑地だ。
もちろん、テレビなんてのはこういった映像を好んで取り上げているんだろう。
けど、だからと言ってこれが偽りな訳じゃないはずだ。
「……そうね、ヤマイ。一つ面白いことを話してあげようか?」
「ん?」
今日は少し暑い。その所為かイヴは普段より薄着だ。
その所為かうっすらと肌が透けている上、余裕のある服装が返って彼女の四肢を覗かせていることになっている。
「ねえ、ヤマイ。今、あのブラウン管の世界で起きていることと、そっくりな所があるの。どこだか分かる?」
「そっくりな場所…?」
なんだろう、そんなに国際情勢に詳しいわけでもないし。
「ヒント」
「情けないわね。一つ、昔のお話」
「それじゃあいつだかも分からないし、おおざっぱ過ぎる」
「そうね…それじゃあ遥か昔、まだローマが生まれる前、ヒトという種が生れ落ちた頃よ」
171 名前:例によって長いですけどご勘弁 :2006/07/29(土) 04:06:55.92 ID:7XgEFjR40
……まてまて。
「それ、いくらなんでも昔過ぎだ」
「でも、ボクが問うているのはそういうことじゃない。ヤマイ、あのブラウン管のヒトたちはね、自分たちが楽園にいると信じているの。
……まてまて。
「それ、いくらなんでも昔過ぎだ」
「でも、ボクが問うているのはそういうことじゃない。ヤマイ、あのブラウン管のヒトたちはね、自分たちが楽園にいると信じているの。
可笑しい事にね」
くすくすと彼女は笑う。
「……楽園」
なんとなく、イヴの言わんとすることが分かって来た。
「ふふふ…、ねえ、どこか分かる? ヤマイなら察しがつくんじゃない?」
そろり、とソファーに座っている俺にイヴが寄り添ってくる。
繰り返すが、本日は少し気温が高く、そのため人々の肌着というものも基本的には薄くなる傾向で……。
ちょっと、体が、熱い。
「エデンよ」
けど、その瞳を正面から見据えたとき、俺は底知れない氷河のクレバスへ叩き落されたかのようだった。
悪寒が背筋を蹂躙する。幼い肢体とは裏腹に、魔性を秘めた青の両眼が捕らえて話さない。
いっそ身投げをしたくなる呪われた湖水のようだ、ソレは。
「神の国。常世の楽園。創生の大地。ロスト・イエルサレム」
「アダムとイヴがいたって言うあそこか…?」
「そう」
もはや体は互いに密着している。逃げ腰になっていた俺はソファの端まで寄るが、彼女は霞のようにその隙間を埋めてくる。
ぴたりと押し付けられた幼い二つの丘の感触が、胸板に伝わってくる。
下着を着けていないのだろうか、小さいながらもしっかりとつぼみのような硬い感触まで感じる。
だが、彼女はそんなこと、一向に気にしていない。まるで己が肉体など在らずといった具合に。
『浸かれて』しまった俺は、情けないことにその感触を感じるどころか完全に固まっていた。
くすくすと彼女は笑う。
「……楽園」
なんとなく、イヴの言わんとすることが分かって来た。
「ふふふ…、ねえ、どこか分かる? ヤマイなら察しがつくんじゃない?」
そろり、とソファーに座っている俺にイヴが寄り添ってくる。
繰り返すが、本日は少し気温が高く、そのため人々の肌着というものも基本的には薄くなる傾向で……。
ちょっと、体が、熱い。
「エデンよ」
けど、その瞳を正面から見据えたとき、俺は底知れない氷河のクレバスへ叩き落されたかのようだった。
悪寒が背筋を蹂躙する。幼い肢体とは裏腹に、魔性を秘めた青の両眼が捕らえて話さない。
いっそ身投げをしたくなる呪われた湖水のようだ、ソレは。
「神の国。常世の楽園。創生の大地。ロスト・イエルサレム」
「アダムとイヴがいたって言うあそこか…?」
「そう」
もはや体は互いに密着している。逃げ腰になっていた俺はソファの端まで寄るが、彼女は霞のようにその隙間を埋めてくる。
ぴたりと押し付けられた幼い二つの丘の感触が、胸板に伝わってくる。
下着を着けていないのだろうか、小さいながらもしっかりとつぼみのような硬い感触まで感じる。
だが、彼女はそんなこと、一向に気にしていない。まるで己が肉体など在らずといった具合に。
『浸かれて』しまった俺は、情けないことにその感触を感じるどころか完全に固まっていた。
172 名前:例によって長いですけどご勘弁 :2006/07/29(土) 04:07:42.95 ID:7XgEFjR40
「食べるのは木の実。裸であることが当然と思う。自由はあるようで、楽園からの逃亡は許されない。なにより、彼らの最大の悲劇は、疑
「食べるのは木の実。裸であることが当然と思う。自由はあるようで、楽園からの逃亡は許されない。なにより、彼らの最大の悲劇は、疑
うことを知らなかった。考えることをしらなかった。ただ生きていれば、それだけで良い。
ヤマイ、貴方は思わない? これって、神の檻。箱庭だって」
真正面から抱き合う形になったが故に、互いの陰部が露骨に接触している。僅かに、小刻みに彼女がそれを揺らしているのは果たして錯
ヤマイ、貴方は思わない? これって、神の檻。箱庭だって」
真正面から抱き合う形になったが故に、互いの陰部が露骨に接触している。僅かに、小刻みに彼女がそれを揺らしているのは果たして錯
覚か。
彼女はカミを語りながら淫行にいそしむような少女だったか――――?
「けれどヒトは名づける。それは楽園<エデン>であると。さらにヒトは語り継ぐ。そこは楽園<パーフェクト>であると。
原初の罪が失わせた、楽園<ロスト・イエルサレム>であると」
一体どれだけ見詰め合ったのだろう、どれだけ俺は彼女によって見透かされたのだろう。
彼は水によって洗礼を授け、かのヒトは精霊によって洗礼を授けたという。
では、彼女はその青い闇夜のまなざしで洗礼を行うとでも言うのか。
彼女はカミを語りながら淫行にいそしむような少女だったか――――?
「けれどヒトは名づける。それは楽園<エデン>であると。さらにヒトは語り継ぐ。そこは楽園<パーフェクト>であると。
原初の罪が失わせた、楽園<ロスト・イエルサレム>であると」
一体どれだけ見詰め合ったのだろう、どれだけ俺は彼女によって見透かされたのだろう。
彼は水によって洗礼を授け、かのヒトは精霊によって洗礼を授けたという。
では、彼女はその青い闇夜のまなざしで洗礼を行うとでも言うのか。
「はーい、特製ラーメンできたよー」
だからまあ、つぐみちゃんの声はなんだかとっても普通に感じて、それが秋の満月のように落ち着いて。
「まあ、そんな訳だから。今さら悲壮な気分に浸ろうにも、ヒトの始まりがそもそも悲劇なんだよ。おーけぃ?」
「……おーけぃ」
まったく、この惰性クリスチャンのちびっ子は、時々俺の寿命を一気に2ヶ月は縮めてくれる。
普段は『普通に』惰性クリスチャンなのに、さっきまでは懺悔に来た信徒を言葉によって断罪する神父じゃないか。
「あ、そうそう」
と、ラーメンへ向かいかけていた足をふと止めて、イヴは近年まれに見る、とびきり愛らしい少女の笑顔で言った。
「まあ、そんな訳だから。今さら悲壮な気分に浸ろうにも、ヒトの始まりがそもそも悲劇なんだよ。おーけぃ?」
「……おーけぃ」
まったく、この惰性クリスチャンのちびっ子は、時々俺の寿命を一気に2ヶ月は縮めてくれる。
普段は『普通に』惰性クリスチャンなのに、さっきまでは懺悔に来た信徒を言葉によって断罪する神父じゃないか。
「あ、そうそう」
と、ラーメンへ向かいかけていた足をふと止めて、イヴは近年まれに見る、とびきり愛らしい少女の笑顔で言った。
「ボクのアソコ、柔らかかった?」
…………上と下、どっちのことなんだろう。
13錠目
12錠目
11錠目
10錠目
814 名前: 作曲担当1 ◆9yxYMfgVZs 2006/07/25(火) 14:04:44.10 ID:gYJDhmw20
イヴ「……おだほもお?」
9錠目
389 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/07/24(月06:19:48.44 ID:3r8D9ka40)
「創世記についてのレポートかあ・・・まいったな」
体を使うことは苦手だけど、なにもその文頭が良いという訳でもない。大体、この無宗教国家の一高校生に創世記っていうのは少々無理があるんじゃなかろうか。
「ドラ○もんのぐらいしかしらないぞ、俺・・・」
絨毯みないなのを敷いて杖でぐーるぐーるのアレだ。
「ソウセイキ? ヤマイとはあまり縁の無さそうなモノね」
「イヴ!」
悩んでいる横からひょっこり現われたのは、常世の天使ことイヴである。華奢な体つきに豊かな金髪は聖書の天使まんまである。
「良い所に来た。お前クリスチャンなんだろ? ちょっと手伝ってくれよぉ」
「くすくす・・・。聖書、それも創世記ね」
――――のはずが、我らが天使はなにやら邪な笑顔を浮かべていらっしゃる。こう、真っ白な羽がドス黒く染まっている按配に。
「創世記ってなんかいわくつきなのか? 神様が地上作って休んでうんたらかんたらって話だったと思うけど・・・」
さほど、呪いとかそういったことには縁がないような話だった記憶がある。
「そうね、確かにヤマイにとってはなんともないでしょう」
「うん?」
それじゃあイヴにはなにかあるんだろうか?
「聖書、いいえ、もとより宗教なんてのはね、オンナを貶めオトコを立て、カミサマを賛美する『キ』の付くものなのよ」
「おま・・・・・・っ」
不良クリスチャン、ここに炸裂せり。カトリックはおろかプロテスタント、いやいやいすらーむのお歴々からも銃口を向けられそうなことを平然とのたまったよ、このチビっ子は・・・!
「で、でもさ、それは昔は女性の社会的な地位が低かったからだろ? それだったら仕方が無いと・・・」
「あら、今でも敬虔な私達の姉妹兄弟は、それを至高の賛歌として読み上げてるのよ? おお、なんと人間は愚かなのか! 主よ、救い給え! 許したまえ! 我らは生まれた時より罪人です! ・・・ってね」
クスクスと皮肉の色を強めるイヴ。いつもは空を写すその青い瞳が、今は深海の如き暗さを湛えている。
「そう、そして私達は今日も<ヒト>の名を被った<オンナ>の罪を歌う! 生まれた時より背負う原初の罪! オトコを堕落へ誘ったオンナの下劣さを音律に神への聖句を詠う!」
「イヴ・・・・・・」
体を使うことは苦手だけど、なにもその文頭が良いという訳でもない。大体、この無宗教国家の一高校生に創世記っていうのは少々無理があるんじゃなかろうか。
「ドラ○もんのぐらいしかしらないぞ、俺・・・」
絨毯みないなのを敷いて杖でぐーるぐーるのアレだ。
「ソウセイキ? ヤマイとはあまり縁の無さそうなモノね」
「イヴ!」
悩んでいる横からひょっこり現われたのは、常世の天使ことイヴである。華奢な体つきに豊かな金髪は聖書の天使まんまである。
「良い所に来た。お前クリスチャンなんだろ? ちょっと手伝ってくれよぉ」
「くすくす・・・。聖書、それも創世記ね」
――――のはずが、我らが天使はなにやら邪な笑顔を浮かべていらっしゃる。こう、真っ白な羽がドス黒く染まっている按配に。
「創世記ってなんかいわくつきなのか? 神様が地上作って休んでうんたらかんたらって話だったと思うけど・・・」
さほど、呪いとかそういったことには縁がないような話だった記憶がある。
「そうね、確かにヤマイにとってはなんともないでしょう」
「うん?」
それじゃあイヴにはなにかあるんだろうか?
「聖書、いいえ、もとより宗教なんてのはね、オンナを貶めオトコを立て、カミサマを賛美する『キ』の付くものなのよ」
「おま・・・・・・っ」
不良クリスチャン、ここに炸裂せり。カトリックはおろかプロテスタント、いやいやいすらーむのお歴々からも銃口を向けられそうなことを平然とのたまったよ、このチビっ子は・・・!
「で、でもさ、それは昔は女性の社会的な地位が低かったからだろ? それだったら仕方が無いと・・・」
「あら、今でも敬虔な私達の姉妹兄弟は、それを至高の賛歌として読み上げてるのよ? おお、なんと人間は愚かなのか! 主よ、救い給え! 許したまえ! 我らは生まれた時より罪人です! ・・・ってね」
クスクスと皮肉の色を強めるイヴ。いつもは空を写すその青い瞳が、今は深海の如き暗さを湛えている。
「そう、そして私達は今日も<ヒト>の名を被った<オンナ>の罪を歌う! 生まれた時より背負う原初の罪! オトコを堕落へ誘ったオンナの下劣さを音律に神への聖句を詠う!」
「イヴ・・・・・・」
390 名前: このスレの1 2006/07/24(月06:21:09.86 ID:3r8D9ka40
なんか、変だ。いつものイヴは見た目の割にはどこか怠惰で、皮肉な性格をしているけど、今の彼女は狂的であり、どこか情熱的だ。まるで戦場で敵を眼前にした戦士だ。
「馬鹿ね・・・」
その炎は一瞬にして止んだ。はっとした俺の前にいるのはいつもより少し暗い、でもホントに少しだけのイヴだ。
「ヘビは果たして地べたを這いずるべき魔性の獣だったのかしら。オンナはカミとオトコを堕落させた罪人だったのかしら」
「聖書じゃ・・・そんな感じに書いてるな」
「そう、聖書ではね。ただ読むだけでは」
いつもの皮肉に踊る青い瞳が俺に向けられる。一瞬、そこに憐憫のようなものが過ぎったように俺は見えた。
「ヤマイ、貴方は読むのではなく、読み解かなければいけないのよ」
「読み解く・・・?」
「馬鹿ね・・・」
その炎は一瞬にして止んだ。はっとした俺の前にいるのはいつもより少し暗い、でもホントに少しだけのイヴだ。
「ヘビは果たして地べたを這いずるべき魔性の獣だったのかしら。オンナはカミとオトコを堕落させた罪人だったのかしら」
「聖書じゃ・・・そんな感じに書いてるな」
「そう、聖書ではね。ただ読むだけでは」
いつもの皮肉に踊る青い瞳が俺に向けられる。一瞬、そこに憐憫のようなものが過ぎったように俺は見えた。
「ヤマイ、貴方は読むのではなく、読み解かなければいけないのよ」
「読み解く・・・?」
391 名前: 3/3 2006/07/24(月06:21:24.28 ID:3r8D9ka40
「そう、ただ刻むのではなく、解体し、味わい、血肉の糧とする。それが正しい『読み方』よ」
「・・・・・・」
瞳に圧倒されてろくに喉がでない。唾液はいやと言うほど溜まって、それを嚥下しようと必死に舌と喉が動こうとしているのにだ。
だから、彼女の姿見えたときは本当に救われた気もした。
「はい、以上がソウセイキのレポートに悩むヤマイへの、私からのアドバイスでした。どう、参考になった?」
「え、あ、まあ・・・・・・」
「なによぉ、歯切れが悪いわね。そ、れ、に! もうちょっと感謝しても良いんじゃない」
「あ、うん。ありがと。たぶん、参考になった・・・」
「煮え切らないわねえ・・・まあ、いっかそれじゃあ私は用事があるし行くね! バイバイ、ヤマイ」
「あ、ちょ、まて、うしろ!」
「へ・・・おぶふ!?」
天使、激突。崩れたバランスは羽を持たない彼女を容易に転倒へと引きずり込み、結果、吉本も満場拍手な具合に頭を傍に机にぶつけた。
「・・・・・・その、さっきからすぐ後ろに久瀬が」
いたんだけどなあ。俺も気が付いていたんだけどなあ。イヴも気が付いていると思ったんだけどなあ。
さながら、彼女は先ほど自身で言ったヘビよろしく痛みに地べたをのた打ち回っている現実を見る限り、気づいていなかったようだ。
・・・・・・痛そうだけど、なんか、さっきまでとのギャップが。
「・・・私、悪いことした?」
と、いつもの無表情な久瀬。
「だまって誰かの後ろに立つのは良くない・・・ってことじゃないか?」
気づかないほうも気づかないほうだけど・・・。
俺と久瀬はしばらくの間、哀れな(或いは呆れた)目で翼の無い天使の醜態を眺めるのであった。
「・・・・・・」
瞳に圧倒されてろくに喉がでない。唾液はいやと言うほど溜まって、それを嚥下しようと必死に舌と喉が動こうとしているのにだ。
だから、彼女の姿見えたときは本当に救われた気もした。
「はい、以上がソウセイキのレポートに悩むヤマイへの、私からのアドバイスでした。どう、参考になった?」
「え、あ、まあ・・・・・・」
「なによぉ、歯切れが悪いわね。そ、れ、に! もうちょっと感謝しても良いんじゃない」
「あ、うん。ありがと。たぶん、参考になった・・・」
「煮え切らないわねえ・・・まあ、いっかそれじゃあ私は用事があるし行くね! バイバイ、ヤマイ」
「あ、ちょ、まて、うしろ!」
「へ・・・おぶふ!?」
天使、激突。崩れたバランスは羽を持たない彼女を容易に転倒へと引きずり込み、結果、吉本も満場拍手な具合に頭を傍に机にぶつけた。
「・・・・・・その、さっきからすぐ後ろに久瀬が」
いたんだけどなあ。俺も気が付いていたんだけどなあ。イヴも気が付いていると思ったんだけどなあ。
さながら、彼女は先ほど自身で言ったヘビよろしく痛みに地べたをのた打ち回っている現実を見る限り、気づいていなかったようだ。
・・・・・・痛そうだけど、なんか、さっきまでとのギャップが。
「・・・私、悪いことした?」
と、いつもの無表情な久瀬。
「だまって誰かの後ろに立つのは良くない・・・ってことじゃないか?」
気づかないほうも気づかないほうだけど・・・。
俺と久瀬はしばらくの間、哀れな(或いは呆れた)目で翼の無い天使の醜態を眺めるのであった。
「このっ、空気女・・・・・・! 私の後ろに立たないで! 馬鹿馬鹿馬鹿!」
「大丈夫・・・?」
「キィィィィ、なんだって、ネジが緩みきっているような、貴女が、私に救いの手を、差し伸べているのですかっ!」
「・・・・・・」
天使って、案外ドジっ子なんだろうか・・・。
「大丈夫・・・?」
「キィィィィ、なんだって、ネジが緩みきっているような、貴女が、私に救いの手を、差し伸べているのですかっ!」
「・・・・・・」
天使って、案外ドジっ子なんだろうか・・・。
903 : ◆UXOkOqr8zU :2006/07/24(月) 21:54:16.19 ID:JTOg8NdwO
>>897
イヴ「……ボクたちふたりはね、ずっと傷を舐めあうんだよ」
イヴ「……片方は知らずに、片方は知りながら」
イヴ「……でも、決して癒される事はないんだよ」
イヴ「……ボクたちふたりはね、ずっと傷を舐めあうんだよ」
イヴ「……片方は知らずに、片方は知りながら」
イヴ「……でも、決して癒される事はないんだよ」
ってのを夢想した
8錠目
202 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/07/22(土20:19:17.36 ID:H+C63y2D0)
山井「あ~疲れた…栄養ドリンク……はさすがに学校にゃ売ってないか」
理穂美「ふっふっふ♪ そんなあなたに~じゃん! リポビタンでー!」
山井「おおッ! さすが体育会系! 売ってくれ!」
理穂美「特売で買ってるから、100円でいいよ……おわっと!?」
理穂美が手を滑らせ、リポビタンDは床にごろりと転がった。
そのままころころと転がっていき…
壁にぶつかり、割れて中身がにじみ出る。
山井「……」
理穂美「……」
理穂美は手を差し出し、
理穂美「100円でいいよ」
山井「えぇっ嘘!?」
理穂美「あっはっは! 冗談冗談! でも口がちょっと割れてるだけで、まだ飲めるんだけどな~」
山井「あ、ほんとだ……」
理穂美「飲んじゃえ飲んじゃえ! タダにしとくから」
山井「けどちょっとギザギザしてて危ないな、口切りそうだ……井出も飲めよ」
理穂美「いやいらないって! 口から血流させる気?」
イヴ「何してるの?」
理穂美「ふっふっふ♪ そんなあなたに~じゃん! リポビタンでー!」
山井「おおッ! さすが体育会系! 売ってくれ!」
理穂美「特売で買ってるから、100円でいいよ……おわっと!?」
理穂美が手を滑らせ、リポビタンDは床にごろりと転がった。
そのままころころと転がっていき…
壁にぶつかり、割れて中身がにじみ出る。
山井「……」
理穂美「……」
理穂美は手を差し出し、
理穂美「100円でいいよ」
山井「えぇっ嘘!?」
理穂美「あっはっは! 冗談冗談! でも口がちょっと割れてるだけで、まだ飲めるんだけどな~」
山井「あ、ほんとだ……」
理穂美「飲んじゃえ飲んじゃえ! タダにしとくから」
山井「けどちょっとギザギザしてて危ないな、口切りそうだ……井出も飲めよ」
理穂美「いやいらないって! 口から血流させる気?」
イヴ「何してるの?」
203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]
投稿日:2006/07/22(土20:19:38.35 ID:H+C63y2D0)
理穂美「あ、イヴ! リポDあるんだけどさ、飲む?」
山井「おいおい、イヴに何勧める気だお前は? 大体、俺の飲み残しを…」
理穂美「間接キスだぁ? 私には飲ませようとした癖にぃ~!」
イヴ「かんせつ……きす?」
イヴがまじまじとこちらを見つめてくる。
飲み残しのリポDと、俺の顔を交互に眺め、じゅるりと舌なめずりをした後…
イヴ「しゃあっ!」
飛びかかってきた!
目を猫のように光らせたイヴは、ヘビのような動きで俺からリポDを奪い取る。
そして、ギザギザなガラス口をもろともせず……ぶちゅっといく。
イヴ「……」
山井「おい……大丈夫か?」
口の中でリポDをもきゅもきゅするイブ。
口をつけるだけでも唇切りそうだってのに、あんなに吸い付いて大丈夫なのだろうか。
しばらくギザギザのリポDと危険なディープキス堪能したのち、イヴが口を開けた。
だばぁ、と尋常じゃない量の血が流れ出る。
理穂美「うわぁ…思いっきり切れてるじゃない……」
イヴ「初キッスは…………血の味でした」
理穂美「あ、イヴ! リポDあるんだけどさ、飲む?」
山井「おいおい、イヴに何勧める気だお前は? 大体、俺の飲み残しを…」
理穂美「間接キスだぁ? 私には飲ませようとした癖にぃ~!」
イヴ「かんせつ……きす?」
イヴがまじまじとこちらを見つめてくる。
飲み残しのリポDと、俺の顔を交互に眺め、じゅるりと舌なめずりをした後…
イヴ「しゃあっ!」
飛びかかってきた!
目を猫のように光らせたイヴは、ヘビのような動きで俺からリポDを奪い取る。
そして、ギザギザなガラス口をもろともせず……ぶちゅっといく。
イヴ「……」
山井「おい……大丈夫か?」
口の中でリポDをもきゅもきゅするイブ。
口をつけるだけでも唇切りそうだってのに、あんなに吸い付いて大丈夫なのだろうか。
しばらくギザギザのリポDと危険なディープキス堪能したのち、イヴが口を開けた。
だばぁ、と尋常じゃない量の血が流れ出る。
理穂美「うわぁ…思いっきり切れてるじゃない……」
イヴ「初キッスは…………血の味でした」
7錠目
6錠目
5錠目
490 :いきなりゼナ&イヴSS投下!:2006/07/18(火15:16:34.77 ID:1unWlFpVO)
下校中、突然に呼び止められた。
「おはなし…があります」
金髪で私よりも二回り程、背の低い女の子だった。
目の色がそれぞれ違っていて、まるで絵本に出てくる架空の人間のように見えた。
「ふせおを、とらないで」
思いもよらない名前を口にする。
「ふせおは…だいじだから……ボクはおいてけぼりは、いや」
「……………」
「だから」
「…大丈夫」
「?」
「大丈夫。心配しないで」
「でも、ふせおがあなたのこと…」
「君が悲しい思いをすることはない。彼もきっとそれを望まない」
「ほんと?…とらない?」
「とらない。だから大丈夫」
「あなたは、かなしい…?」
「………」
私はちいさく首を横にふった。それを見て彼女は走り去っていった。
晴れやかな表情で。
きっと彼のもとへ行ったのだろう。
目の色がそれぞれ違っていて、まるで絵本に出てくる架空の人間のように見えた。
「ふせおを、とらないで」
思いもよらない名前を口にする。
「ふせおは…だいじだから……ボクはおいてけぼりは、いや」
「……………」
「だから」
「…大丈夫」
「?」
「大丈夫。心配しないで」
「でも、ふせおがあなたのこと…」
「君が悲しい思いをすることはない。彼もきっとそれを望まない」
「ほんと?…とらない?」
「とらない。だから大丈夫」
「あなたは、かなしい…?」
「………」
私はちいさく首を横にふった。それを見て彼女は走り去っていった。
晴れやかな表情で。
きっと彼のもとへ行ったのだろう。
『あなたは、かなしい…?』
「こんな感情なら取り戻したくなんてなかった…な」
胸にすっと風がぬけていった
4錠目
285 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/16(日23:31:54.91 ID:sopvJa4zO)
>>258に捧ぐ
設定がかなり決まってくるけど後のためかなり気にしない方向でよろ
もちろん続く
設定がかなり決まってくるけど後のためかなり気にしない方向でよろ
もちろん続く
キィ
ブランコは揺れる
揺れるたびに、ボクは少しだけ、あの空に、星に近付くんだ
ブランコは揺れる
揺れるたびに、ボクは少しだけ、あの空に、星に近付くんだ
キィ
ブランコは揺れる
握った両手は少しづつ熱を持っていく
凍りついたボクの心を溶かすように
ブランコは揺れる
握った両手は少しづつ熱を持っていく
凍りついたボクの心を溶かすように
キィ、キィ、キィ…
「ブランコ」
その日も、イヴは公園にいた
夜の12時を回りきり、イヴお気に入りのブランコはどれも空いてばかりだった
―――思い出では、―――
イヴはわざと笑顔をつくる
―――ふたり―――
掻き消すように
―――ね?―――
本物でも偽物でもない笑顔をつくる
夜の12時を回りきり、イヴお気に入りのブランコはどれも空いてばかりだった
―――思い出では、―――
イヴはわざと笑顔をつくる
―――ふたり―――
掻き消すように
―――ね?―――
本物でも偽物でもない笑顔をつくる
「夢で会えたら」
そんな古い歌の文句を思い出した時もあった
でも、それは夢で
何処まで行っても、やっぱり夢で……
何度も、何度も泣いてから、イヴは夢から目を反して、それでも追い掛け続けてきて…
夜の公園で、独りでいる自分を、ある種呪うかのように泣くんだ
だから、イヴは夢を見るのを止めた
決意は固く、心の内に、鍵をかけた
………でも
そんな古い歌の文句を思い出した時もあった
でも、それは夢で
何処まで行っても、やっぱり夢で……
何度も、何度も泣いてから、イヴは夢から目を反して、それでも追い掛け続けてきて…
夜の公園で、独りでいる自分を、ある種呪うかのように泣くんだ
だから、イヴは夢を見るのを止めた
決意は固く、心の内に、鍵をかけた
………でも
イヴはまだ公園にいる
何処かでは、追い続け、追い掛けられ続けている
何処に、何を落としたんだろうか、未だわからない
ずっと、わからないかも知れない
何処かでは、追い続け、追い掛けられ続けている
何処に、何を落としたんだろうか、未だわからない
ずっと、わからないかも知れない
ずっと、ヒトリ、探し続けている少女は――――
??「……イヴ?」
305 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2006/07/17(月00:01:32.40 ID:jy+UGSHHO)
>>296続き
まだ続く
>>296続き
まだ続く
イヴ「……ふせお……」
作りかけの笑顔を向ける
ぎこちないんだろうか?よくわからない
山井「……イヴ、こんなトコで何を……」
イヴ「………星が、落ちてくるかなって……」
山井「………イヴは、ウソつくの下手だよな」
イヴ「……うん。だけど全部ウソってわけじゃないの」
山井「……そっか」
作りかけの笑顔を向ける
ぎこちないんだろうか?よくわからない
山井「……イヴ、こんなトコで何を……」
イヴ「………星が、落ちてくるかなって……」
山井「………イヴは、ウソつくの下手だよな」
イヴ「……うん。だけど全部ウソってわけじゃないの」
山井「……そっか」
山井は空を見上げる
なるほど、確かに星は空を占めていて、落ちてきても不思議ではない
だけど………
山井はイヴの謎かけに答えを出すことも出来ずに、
いつもと纏う空気が違うイヴに聞くことも出来ずに、
ただブランコを漕ぐイヴを見つめていた
なるほど、確かに星は空を占めていて、落ちてきても不思議ではない
だけど………
山井はイヴの謎かけに答えを出すことも出来ずに、
いつもと纏う空気が違うイヴに聞くことも出来ずに、
ただブランコを漕ぐイヴを見つめていた
3分くらい経っただろうか
キィコ、キィコと、すこしブランコの音が小さくなり
代わりにイヴが、まるで自分に語りかけるように話し始めた
キィコ、キィコと、すこしブランコの音が小さくなり
代わりにイヴが、まるで自分に語りかけるように話し始めた
312 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2006/07/17(月00:21:37.08 ID:jy+UGSHHO)
>>305続き
まだ続く可能性大
>>305続き
まだ続く可能性大
イヴ「……ふせおは……、……ボクの事……、好き?」
トクン、と心音が高くなる
それは、どういうことなんだろうか、わからない
でも
山井「……ああ、好きだよ。………俺は、イヴの事が、好きだ。」
何かを避けるように、いい聞かせるように、言った
イヴ「………そっか」
さっきの笑顔からは幾分薄く、イヴは笑う
その表情をみていると、自分の感情が揺らいでいるのはよくわかった
天秤に掛けたら、どっちの好きが今は重たいのだろうか
知る術はまだない
トクン、と心音が高くなる
それは、どういうことなんだろうか、わからない
でも
山井「……ああ、好きだよ。………俺は、イヴの事が、好きだ。」
何かを避けるように、いい聞かせるように、言った
イヴ「………そっか」
さっきの笑顔からは幾分薄く、イヴは笑う
その表情をみていると、自分の感情が揺らいでいるのはよくわかった
天秤に掛けたら、どっちの好きが今は重たいのだろうか
知る術はまだない
イヴ「えいっ」
掛け声をひとつ、イヴはブランコから飛び降りた
少しの間闇に染まった空を飛んで、着地
着地の時のズシャッ、という音が、やけに響いた気がした
掛け声をひとつ、イヴはブランコから飛び降りた
少しの間闇に染まった空を飛んで、着地
着地の時のズシャッ、という音が、やけに響いた気がした
少しの間星を見上げ、またイヴは語り始める
イヴ「……ボクもね、好き、だよ、ふせおのこと……」
イヴ「……でもね……」
イヴ「……ボクもね、好き、だよ、ふせおのこと……」
イヴ「……でもね……」
317 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2006/07/17(月00:41:59.49 ID:jy+UGSHHO)
>>312続き
そろそろ終りかな、でも続(ry
>>312続き
そろそろ終りかな、でも続(ry
束の間の沈黙の後、イヴは続ける
イヴ「………ふせおは、予定説って、知ってる?」
山井「……いや、知らない」
イヴ「……キリスト教の考え方でね、………人の運命は神様の意思で全て決まってるっていうのがあるの」
イヴ「……それは絶対で、………何が有っても変えられないの」
イヴ「………ボクはね、パパの顔、知らないんだ……」
イヴ「でもね、……ママはとっても優しかった……」
山井「………優し……、かった?」
イヴ「………うん、ボクがまだ小さい頃、……死んじゃったんだ」
イヴ「………ふせおは、予定説って、知ってる?」
山井「……いや、知らない」
イヴ「……キリスト教の考え方でね、………人の運命は神様の意思で全て決まってるっていうのがあるの」
イヴ「……それは絶対で、………何が有っても変えられないの」
イヴ「………ボクはね、パパの顔、知らないんだ……」
イヴ「でもね、……ママはとっても優しかった……」
山井「………優し……、かった?」
イヴ「………うん、ボクがまだ小さい頃、……死んじゃったんだ」
時は止まり
何も言えずに
笑顔はもうすっかり消えて
長い沈黙の後
風に吹かれたのか、ブランコがギィ、と音を立てた
それを合図にしたかのように、イヴは続ける
イヴ「……それから、ね。いっぱい言われたの…………、ママと、パパのこと……」
何も言えずに
笑顔はもうすっかり消えて
長い沈黙の後
風に吹かれたのか、ブランコがギィ、と音を立てた
それを合図にしたかのように、イヴは続ける
イヴ「……それから、ね。いっぱい言われたの…………、ママと、パパのこと……」
323 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2006/07/17(月01:03:58.05 ID:jy+UGSHHO)
>>317続き
流石に長すぎるな、少し削って次でラスにする
>>317続き
流石に長すぎるな、少し削って次でラスにする
イヴ「……お前は、……娼婦の子だ……って」
胸を、比喩ではなく、突かれた気がした
イヴ「……ずっと、可愛がってくれてた、……おばちゃんに………」
イヴ「……お前は、娼婦の子だって……」
何が痛いのか、心なのか体なのか解らない程に
山井は唇を噛み締める。鉄の味がした
イヴ「……それでね、……誰もパパもママも居なくなったボクを引き取ってくれなくて」
イヴ「………ホントに遠い親戚……、この国で教会をやってるおじさんがボクを引き取ってくれたの……」
イヴ「うれしかった……」
イヴ「おじさんはね、辛かったね、って言ってくれた……」
イヴ「……それがね、今ボクが住んでる教会の、……ガスター神父で……」
イヴ「………この国に来てからね、……ホントに楽しかった……」
イヴ「………楽しいことばかりだった……」
イヴ「……学校に入って、つくしと出会って……」
イヴ「…それから、いろんなことして、遊んで、………」
イヴ「………中等部に上がってから……、ふせおと……出会って……」
イヴ「……でもね、それでも思い出すの」
胸を、比喩ではなく、突かれた気がした
イヴ「……ずっと、可愛がってくれてた、……おばちゃんに………」
イヴ「……お前は、娼婦の子だって……」
何が痛いのか、心なのか体なのか解らない程に
山井は唇を噛み締める。鉄の味がした
イヴ「……それでね、……誰もパパもママも居なくなったボクを引き取ってくれなくて」
イヴ「………ホントに遠い親戚……、この国で教会をやってるおじさんがボクを引き取ってくれたの……」
イヴ「うれしかった……」
イヴ「おじさんはね、辛かったね、って言ってくれた……」
イヴ「……それがね、今ボクが住んでる教会の、……ガスター神父で……」
イヴ「………この国に来てからね、……ホントに楽しかった……」
イヴ「………楽しいことばかりだった……」
イヴ「……学校に入って、つくしと出会って……」
イヴ「…それから、いろんなことして、遊んで、………」
イヴ「………中等部に上がってから……、ふせおと……出会って……」
イヴ「……でもね、それでも思い出すの」
335 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2006/07/17(月01:32:13.41 ID:jy+UGSHHO)
>>323続き
ラスとか無理、あと少し続くから皆我慢
>>323続き
ラスとか無理、あと少し続くから皆我慢
イヴ「………ママが、……居ないの……」
イヴ「………っどこにもっ……ふぇ………ママが……っつ……いないの…」
イヴ「……っつ!」
もう泣き出しそうなイヴを、山井は抱き締めた
小さい体はもうすっかり冷えきっていた
腕の中からはしゃくり上げるようなイヴの声が聞こえてくる
胸が裂けそうになる
でも、離せない
ずっと抱き締めて居たいと思う
ずっと一緒に居たいと思う
ずっと……
――――ああ、俺はイヴの事が、こんなにも……
イヴ「………っどこにもっ……ふぇ………ママが……っつ……いないの…」
イヴ「……っつ!」
もう泣き出しそうなイヴを、山井は抱き締めた
小さい体はもうすっかり冷えきっていた
腕の中からはしゃくり上げるようなイヴの声が聞こえてくる
胸が裂けそうになる
でも、離せない
ずっと抱き締めて居たいと思う
ずっと一緒に居たいと思う
ずっと……
――――ああ、俺はイヴの事が、こんなにも……
イヴの泣き声しか聞こえなかった長い沈黙の後に
落ち着きを取り戻したイヴは、腕の中でまた語り始める
イヴ「……ブランコはね……、思い出なの」
イヴ「……ママが優しかったのは覚えてるの………」
イヴ「……でも、……はっきりしたことは、……なにも思い出せなくて………」
イヴ「……ひとつだけ…、…ブランコをいつまでも、いつまでも押してくれた事………」
イヴ「……それだけを、ずっと覚えてるの………」
落ち着きを取り戻したイヴは、腕の中でまた語り始める
イヴ「……ブランコはね……、思い出なの」
イヴ「……ママが優しかったのは覚えてるの………」
イヴ「……でも、……はっきりしたことは、……なにも思い出せなくて………」
イヴ「……ひとつだけ…、…ブランコをいつまでも、いつまでも押してくれた事………」
イヴ「……それだけを、ずっと覚えてるの………」
二人を見ている月は、随分長い間待って……
ギィ、とまたブランコが揺れる
今度は、山井から口を開いた
ギィ、とまたブランコが揺れる
今度は、山井から口を開いた
340 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2006/07/17(月01:51:28.21 ID:jy+UGSHHO)
>>335続き
大分長かったが次がラスだ、待たせて皆ごめんな
>>335続き
大分長かったが次がラスだ、待たせて皆ごめんな
山井「………俺がさ、……イヴのお母さんの代わりとは言わないけど……」
山井「……その……、押して、いいかな……ブランコ……」
驚いたように胸の中で俺を見上げるイヴ
少しの間、イヴはその体勢のまま考えてから
俺の背中に腕を回し、ぎゅっと音がするほど抱きついて、言った
イヴ「……だめ……なの」
イヴ「………それより、ふせおには、してもらいたいことが……あるの………」
イヴは、俺の胸に顔を埋めて、言った
山井「……その……、押して、いいかな……ブランコ……」
驚いたように胸の中で俺を見上げるイヴ
少しの間、イヴはその体勢のまま考えてから
俺の背中に腕を回し、ぎゅっと音がするほど抱きついて、言った
イヴ「……だめ……なの」
イヴ「………それより、ふせおには、してもらいたいことが……あるの………」
イヴは、俺の胸に顔を埋めて、言った
イヴ「……キス……、して……?」
山井「………え?」
イヴ「……恥ずかしいんから……、そういうこと言わないで………、黙ってキスするの」
心臓の音はとっくにイヴに聞こえているだろう
自分でもびっくりするほどうるさい
山井「って、ちょ、ま、えぇっ………」
イヴ「………ダメ、……なの?」
俺の背中に回した小さな掌が、服を掴む
………微かに、震えながら
山井「………え?」
イヴ「……恥ずかしいんから……、そういうこと言わないで………、黙ってキスするの」
心臓の音はとっくにイヴに聞こえているだろう
自分でもびっくりするほどうるさい
山井「って、ちょ、ま、えぇっ………」
イヴ「………ダメ、……なの?」
俺の背中に回した小さな掌が、服を掴む
………微かに、震えながら
346 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2006/07/17(月02:12:02.93 ID:jy+UGSHHO)
>>340続き
ラスだ、疲れた
>>340続き
ラスだ、疲れた
山井「………だめだよ、イヴ」
意を決して、答える
言った瞬間、イヴの体が大きく震えた
抱き締める力をすこし強くして、続ける
山井「……俺、弱いからさ、……イヴを大事にしたい」
山井「……今、イヴとキスしたら、俺、狂っちゃうからさ……、イヴを傷付けるかもしれない」
山井「……だからさ、イヴ。こうやって、ずっと守っててやる」
意を決して、答える
言った瞬間、イヴの体が大きく震えた
抱き締める力をすこし強くして、続ける
山井「……俺、弱いからさ、……イヴを大事にしたい」
山井「……今、イヴとキスしたら、俺、狂っちゃうからさ……、イヴを傷付けるかもしれない」
山井「……だからさ、イヴ。こうやって、ずっと守っててやる」
いつの間にか、赤く腫れたイヴの目が俺を見つめていた
俺はイヴの頭をゆっくりと撫でた
俺はイヴの頭をゆっくりと撫でた
またぽろぽろと涙を流すイヴに、言う
山井「……イヴ。泣くなって」
イヴ「………ひっく……ちがっ…うのっ……、…うれし……くて……」
山井「……そっか」
イヴをを見つめて言った
見ていた瞳の中には、俺と、ずっと俺たちを見ていた無粋な月がいた
山井「……イヴ。泣くなって」
イヴ「………ひっく……ちがっ…うのっ……、…うれし……くて……」
山井「……そっか」
イヴをを見つめて言った
見ていた瞳の中には、俺と、ずっと俺たちを見ていた無粋な月がいた
またイヴが顔を埋める
「…ありがと」
そんな声が聞こえた気がした
またひとつブランコがギィ、と音を立てた
「…ありがと」
そんな声が聞こえた気がした
またひとつブランコがギィ、と音を立てた
3錠目
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[続きは書こうか迷ってる] 投稿日:2006/07/15(土01:09:45.64 ID:jO7fSoMCO)
俺は見たんです。この目でハッキリと…………、猫娘を
イヴ「……にゃー……」
山井「……なんのつもりだ?イヴ」
イヴ「……ボク、猫さんになるの」
山井「………何で…?」
イヴ「………にゃー」
山井「………」
イヴ「………にゃー…」
山井「……まぁ、いいけどさ……」
イヴ?「……みゃーぉ」
ゴソゴソ
山井「……今のはなかなかうまいな。
………ところで、イヴ」
イヴ「?」
山井「その……、ごまかすならさ。その服の中で動いてる……」
イヴ「にゃーにゃーにゃー!」
山井「うわっ、ちょっ、ひっかくな!」
イヴ「にゃー!!!」
山井「わかった、わかったから!何も見てないから!」
イヴ「ん…、………ならいいの………ならいいのにゃー…」
山井「言い直すなよ…」
山井「……なんのつもりだ?イヴ」
イヴ「……ボク、猫さんになるの」
山井「………何で…?」
イヴ「………にゃー」
山井「………」
イヴ「………にゃー…」
山井「……まぁ、いいけどさ……」
イヴ?「……みゃーぉ」
ゴソゴソ
山井「……今のはなかなかうまいな。
………ところで、イヴ」
イヴ「?」
山井「その……、ごまかすならさ。その服の中で動いてる……」
イヴ「にゃーにゃーにゃー!」
山井「うわっ、ちょっ、ひっかくな!」
イヴ「にゃー!!!」
山井「わかった、わかったから!何も見てないから!」
イヴ「ん…、………ならいいの………ならいいのにゃー…」
山井「言い直すなよ…」
392 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/07/15(土19:28:34.38 ID:LnIFlZtj0)
日本語がたどたどしいって言うのとはちょっと違うかもしれないけど
イブ「宿題ができないの」
葉波「手伝ってあげようか?」
山井「じゃあ僕も手伝ってあげるよ」
イヴ「イヴ、それ知ってる 『青菜に塩』」
山井「・・・『鬼に金棒』だよ」
葉波「手伝ってあげようか?」
山井「じゃあ僕も手伝ってあげるよ」
イヴ「イヴ、それ知ってる 『青菜に塩』」
山井「・・・『鬼に金棒』だよ」
2錠目
125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/13(木18:30:25.64 ID:5XayNbPsO)
あらすじ
治療のお礼としてデートを要求された山井
手を繋ぐのはかたくなに拒んでいたところイヴがすねてわざと迷子になる
探している間にいつの間にか雨が降り出し、日が落ちる
もう諦めかけた時、山井は観覧車をぼうっと見つめているイヴを見付ける
治療のお礼としてデートを要求された山井
手を繋ぐのはかたくなに拒んでいたところイヴがすねてわざと迷子になる
探している間にいつの間にか雨が降り出し、日が落ちる
もう諦めかけた時、山井は観覧車をぼうっと見つめているイヴを見付ける
山井「……っはぁっ…、やっとっ…、見つけたっ…、…イヴ…」
イヴ「……楽しくない…」
そう言って駆け出そうとするイヴを山井は腕を掴んで捕まえた
山井「……、あったかい…」
雨に濡れた筈なのに…
すぐに答えには辿りついた。雨だから―――
イヴ「っ…、やだ、離してっ…」
山井「イヴ、ちょっと静かにしてろ」
そう言って山井は体温計(常備)を取り出した
イヴは冷たい響きを含んだ山井の言葉に驚いたのか少しカチカチと震えるだけになっていた
山井「ちょっと、口にこれ挟め。そう、ベロの下だ」
言われた通りにするイヴ
イヴ「……楽しくない…」
そう言って駆け出そうとするイヴを山井は腕を掴んで捕まえた
山井「……、あったかい…」
雨に濡れた筈なのに…
すぐに答えには辿りついた。雨だから―――
イヴ「っ…、やだ、離してっ…」
山井「イヴ、ちょっと静かにしてろ」
そう言って山井は体温計(常備)を取り出した
イヴは冷たい響きを含んだ山井の言葉に驚いたのか少しカチカチと震えるだけになっていた
山井「ちょっと、口にこれ挟め。そう、ベロの下だ」
言われた通りにするイヴ
続く。めんでえ
164 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/13(木20:02:05.46 ID:5XayNbPsO)
遅くなった
>>125続き
>>125続き
山井「そう、そのままな。じっとしてろ」
コクンとひとつ頷くイヴ
山井「それから…」
そう言って、イヴを後ろから抱え込むように抱き締める
イヴ「っ…!!」
山井「あ、ごめん。でも、こうしたら…、寒く無いだろ?」
小さな体から温かさ…、というか熱さが伝わってくる。こんなになるまで…
イヴ・山井「ね(なぁ)、ふへお(イヴ)」
体温計を加えてうまく喋れないイヴと声が重なる
イヴ「あ…」
山井「あんま喋んなって、な。」
少しだけ抱き締める力を強くする、ぎゅっと音がするくらいに。
小さな体の震えはもう収まっていたが、あと少しだけ抱いて居たかった。
山井「イヴ…、ごめんな。俺、イヴと手繋ぐの…、恥ずかしかったんだ…。だから、その…」
イヴ「んーん、もふひひの、ふへお。だっへ…」
言った瞬間、体温計をイヴは落としてしまった
慌てて拾いあげてやる
ふたりでのぞく液晶画面には……「E」の文字。エラーかよ。
イヴ・山井「……っぷ、あははははははっ…!」
ふたりの笑い声が観覧車の天辺より高く響いた。
コクンとひとつ頷くイヴ
山井「それから…」
そう言って、イヴを後ろから抱え込むように抱き締める
イヴ「っ…!!」
山井「あ、ごめん。でも、こうしたら…、寒く無いだろ?」
小さな体から温かさ…、というか熱さが伝わってくる。こんなになるまで…
イヴ・山井「ね(なぁ)、ふへお(イヴ)」
体温計を加えてうまく喋れないイヴと声が重なる
イヴ「あ…」
山井「あんま喋んなって、な。」
少しだけ抱き締める力を強くする、ぎゅっと音がするくらいに。
小さな体の震えはもう収まっていたが、あと少しだけ抱いて居たかった。
山井「イヴ…、ごめんな。俺、イヴと手繋ぐの…、恥ずかしかったんだ…。だから、その…」
イヴ「んーん、もふひひの、ふへお。だっへ…」
言った瞬間、体温計をイヴは落としてしまった
慌てて拾いあげてやる
ふたりでのぞく液晶画面には……「E」の文字。エラーかよ。
イヴ・山井「……っぷ、あははははははっ…!」
ふたりの笑い声が観覧車の天辺より高く響いた。
「ううん、もういいの、ふせお。だって…、見付けてくれたから」
開いて来た雲の切れ間からは三日月が覗いていた
開いて来た雲の切れ間からは三日月が覗いていた
214 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/13(木21:06:40.51 ID:5XayNbPsO)
ズドーーーーン!!!
…俺は見たんだ、化学室から出てくる…、そう、炎を…
そして、焦げたイヴを…
山井「って、イヴーーー!!!」
イヴ「…あ、ふせお。…おっはー」
山井「おっはー……ってバカっ!お、お、おま、ひっ、ひっ、ほのおっ!」
イヴ「…慌てることはないの。ボクの実験は成功したの。ほら、コレ」
そう言ってイヴが取り出したのは…、小瓶。中には黄色い色をした液体が入っている
山井「…、うわー…、あからさまに怪しいなコレ」
イヴ「えっへん」
山井「いや、威張るところ違うしな。ところで…、コレはなんなんだ?」
手渡された小瓶を開けて匂いをかぐ。案外いい匂いがした
イヴ「飲んでみるといいの」
躊躇った。すごく戸惑った。
でも、イヴの言うことなら…、この匂いなら…、そんな考えが臥雄に液体を飲ませた。
フルーティな味がした
イヴ「恋に効くクスリって、赤マムシが言ってたの」
どうやら、その考えは甘かったらしい
山井は洗面所に走っていった
…俺は見たんだ、化学室から出てくる…、そう、炎を…
そして、焦げたイヴを…
山井「って、イヴーーー!!!」
イヴ「…あ、ふせお。…おっはー」
山井「おっはー……ってバカっ!お、お、おま、ひっ、ひっ、ほのおっ!」
イヴ「…慌てることはないの。ボクの実験は成功したの。ほら、コレ」
そう言ってイヴが取り出したのは…、小瓶。中には黄色い色をした液体が入っている
山井「…、うわー…、あからさまに怪しいなコレ」
イヴ「えっへん」
山井「いや、威張るところ違うしな。ところで…、コレはなんなんだ?」
手渡された小瓶を開けて匂いをかぐ。案外いい匂いがした
イヴ「飲んでみるといいの」
躊躇った。すごく戸惑った。
でも、イヴの言うことなら…、この匂いなら…、そんな考えが臥雄に液体を飲ませた。
フルーティな味がした
イヴ「恋に効くクスリって、赤マムシが言ってたの」
どうやら、その考えは甘かったらしい
山井は洗面所に走っていった
665 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/14(金12:17:21.01 ID:68F00FjJO)
イヴ「…ヴぁヴぁぅぁ~~~」
イヴ「…わ゙ぁれ゙わ゙ぁれぇ~わぁれぇはぁ゙~~」
イヴ「…あ゙ぁあ゙ぁぁぁあ~~~~」
イヴ「…わ゙ぁれ゙わ゙ぁれぇ~わぁれぇはぁ゙~~」
イヴ「…あ゙ぁあ゙ぁぁぁあ~~~~」
山井「なぁ、イヴ…。楽しいのは分かったからさ、そろそろ扇風機の前からどかないか?」
1錠目
294 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/07/12(水00:24:36.27 ID:CDAbPy3DO)
イヴ『私・・完全スルー・・・』
イヴ『しょうがないよね・・あんまり特徴ないし・・処女だもん・・・』
イヴ『ひっそり・・生きていこう・・・』
イヴ『はぁ・・・』
イヴ『私、残れるのかな・・・?』
355 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/07/12(水01:16:04.53 ID:CDAbPy3DO )
イヴ『過疎タイムです・・・』
イヴ『まあ、夜中ですしね・・・』
イヴ『それより!こんな遅くまで起きてたら心にも体にも悪いですっ!!!』
イヴ『・・・って一人会話かい!私!!』
イヴ『やっぱり一人でノリツッコミはちょっとキツイものが・・・』
イヴ『誰か・・・相手してくれないかな・・・』
シーン
イヴ『寝ましょう・・・』
446 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/07/12(水07:48:47.93 ID:CDAbPy3DO )
>>442
アスラン「もうガ●ダムはごめんだ!腐女子の餌にされてたまるか!!!」
イヴ『どちら様でしょうか・・・?』
アスラン「それにしても【新ジャンル・バファリン】だと。。。?」
アスラン「なになに、、ヒロインを自分好みに育てられるのか・・・」
アスラン「なになに、、ヒロインを自分好みに育てられるのか・・・」
アスラン「それなら育てるしかないじゃないか!1!!1!!!1!!!」
イヴ(ビクッ『な、何この人・・・!?』
アスラン「早速VIPに書き込もう!!!」
イヴ『また無視ですか・・・影薄いな私・・・』
569 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/07/12(水20:59:26.50 ID:CDAbPy3DO )
>>532「そしてやっぱり忘れられるイヴ」
イヴ『そ、そんな・・ヒドイすぎますよ・・・』
532「でも俺だけは覚えてたよ。だからイヴの名前が記憶の彼方からやっと出てきた」
イヴ『>>532さん・・私・・・』
532「だからこっちおいで。。恐くないよ。。すぐに終わるから。。。」
イヴ『え・・ちょっと・・だ、ダメですっ・・私・・処女だもん・・・』
532「ケッ!!!1!何だよ!処女かよ!俺は処女が大嫌いなんだよ!!!!1!!」
>>532「だいたい処女って特徴じゃねぇだろうがぁぁぁぃぇぁぇ!!1!!!1!1!!!!」
イヴ『な、何もそこまで言わなくても・・・』
>>532「影が薄いなら裏で絵師でもやってろやぁぁぁぁあぁ!1!1!!!!1!」
イヴ『ひ、ひどすぎますっ・・・!!』
751 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/07/12(水23:49:51.95 ID:hqO9yiE9O )
イヴ「地味なのは特徴が無いからだよね…」
イヴ「…語尾に何か付けてみようかな?」
イヴ「イヴだぴょん☆」
山井「……」
イヴ「……」
山井「俺はなにも聞いていない俺はなにも聞いていない俺はなにも聞いていない俺はなに(ry」
イヴ「……………」
イヴ「…語尾に何か付けてみようかな?」
イヴ「イヴだぴょん☆」
山井「……」
イヴ「……」
山井「俺はなにも聞いていない俺はなにも聞いていない俺はなにも聞いていない俺はなに(ry」
イヴ「……………」
766 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/07/12(水23:59:07.78 ID:7Idb7uZW0)
イヴ「あ、あの・・・私、初めてなんで・・・」
山井「う、うん・・・分かった。」
イヴ(どきどき)
山井(どきどき)
山井「う、うん・・・分かった。」
イヴ(どきどき)
山井(どきどき)
ゴォーーーーーー
イヴ「面白いですねージェットコースター!
もう一回乗りましょうよー」
山井「いや・・・もういいよ(何で初めてなのに5回も乗れるんだ?)」
もう一回乗りましょうよー」
山井「いや・・・もういいよ(何で初めてなのに5回も乗れるんだ?)」
よくわかんないけど書いてみた
773 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/07/13(木00:03:12.82 ID:zHU9SedFO )
イヴ「はーい、皆元気かな?」
イヴ「イヴの影薄ラジオの時間だよっ☆」
イヴ「イヴのお悩みズバッと解決!!のコーナーッ☆」
イヴ「さぁーて、最初のお便りはこちら」
【主人公なのに影が薄いです、どうしたら良いですか?某ヒロイン】
イヴ「…私に聞くな…シクシク」
イヴ「イヴの影薄ラジオの時間だよっ☆」
イヴ「イヴのお悩みズバッと解決!!のコーナーッ☆」
イヴ「さぁーて、最初のお便りはこちら」
【主人公なのに影が薄いです、どうしたら良いですか?某ヒロイン】
イヴ「…私に聞くな…シクシク」
804 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/07/13(木00:26:08.92 ID:cHTMiXLB0)
イヴ「どうしたら個性的になれますか?」
マキロン「いきなりですわね・・・イヴさん、貴女はもう十分個性的ですわ。
演出された個性より自然な振る舞いの方が素敵だと思いますわ」
演出された個性より自然な振る舞いの方が素敵だと思いますわ」
イヴ「あ、ありがとうございます・・・でも、自然消滅の可能性がありそうで・・」
マキロン「そうね、内面は変えられませんから、外見から変えてみるのも
良いかもしれません。たとえば・・・・」
良いかもしれません。たとえば・・・・」
イヴ「たとえば?」
マキロン「猫耳なんて如何かしら?」
イヴ「・・・あ、あどばいすありがとおございます・・・」
835 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/07/13(木01:10:54.39 ID:5XayNbPsO )
山井「うっはー…、今日も空元気だぜ、やっほーい…」
真紀「まったく…、学校に来る前からドラクエⅧとかやめなさいよね、只でさえ体弱いのに3D酔いなんて…
で、山井…」
山井「んんぅ?」
真紀「その…、君の制服の裾をさっきからずっと握ってるちっこいのは…何?」
山井「ああ…、イヴか…。どうしたんだ?」
(イヴ、山井の制服の裾を強く引く)
山井「わたたっ…、やめろって、どうしたんだって…」
(山井、イヴの目線に顔を合わせる。
イヴ、山井の額に手を当てる)
イヴ「…ふせお、やっぱりお熱あるの。」
山井「へ?そうか?」
真紀「どれどれ……、うわっ、あんたよくこれで生きていられるわね。エレブーあたりの親戚?」
山井「違わいっ!いつも出てるからよく分からなくなってるだけだっ!」
真紀「それもそれでヤバいわね…
だけどイヴ、よく気付いたわね」
イヴ「……、ふせおの『じょーびやく』のボクにとっては、当然、なの。えっへん」
真紀「まったく…、学校に来る前からドラクエⅧとかやめなさいよね、只でさえ体弱いのに3D酔いなんて…
で、山井…」
山井「んんぅ?」
真紀「その…、君の制服の裾をさっきからずっと握ってるちっこいのは…何?」
山井「ああ…、イヴか…。どうしたんだ?」
(イヴ、山井の制服の裾を強く引く)
山井「わたたっ…、やめろって、どうしたんだって…」
(山井、イヴの目線に顔を合わせる。
イヴ、山井の額に手を当てる)
イヴ「…ふせお、やっぱりお熱あるの。」
山井「へ?そうか?」
真紀「どれどれ……、うわっ、あんたよくこれで生きていられるわね。エレブーあたりの親戚?」
山井「違わいっ!いつも出てるからよく分からなくなってるだけだっ!」
真紀「それもそれでヤバいわね…
だけどイヴ、よく気付いたわね」
イヴ「……、ふせおの『じょーびやく』のボクにとっては、当然、なの。えっへん」