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良薬くちに甘し! まとめ
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良薬くちに甘し! まとめ

9錠目

最終更新:

kutiama

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44 :1 ◆XEDrGrjzcU :2006/07/24(月) 00:28:21.25 ID:ZX6i7nhRO

出井「あのさー僕、ホントは短距離なんだけど、人数不足で今度の大会は800m走ることになったんだよね
  だから……その……僕の練習に付き合わせてあげてもいいんだよ?」



どう見てもツンデレ属性付属です、本当にありがとうございました


54 :CGメイン ◆VlPVKpXZAk :2006/07/24(月) 00:41:14.04 ID:ntngIGVY0

>>49
そんな ことは ない ぜ?

山井「今日は出井との練習もないし、そろそろ帰るかな」
先生「バッカモーン!!」
山井「うわっ!?な、なんだ?」
先生「お前、最近自主練のメニューこなしてないだろう」
出井「えっと、それは・・・」
先生「隠してもわかるぞ。スタートの出遅れが、全然改善されてないじゃないか」
出井(出井と・・・あれは、陸上部の顧問じゃないか)
先生「俺はお前が立候補したからこそ短距離の選手として推薦したんだ。
    それなのに、自分で決めたメニューもこなさないとはな」
出井「す、すみません・・・」
先生「もういい。今このできあがりじゃ、まだ課題の残るお前に次の大会は無理だ。
    選手を降りてもらうことも考えておく」
出井「そ、そんな!」
先生「自業自得だ。話は終わり、帰っていいぞ」

山井(出井・・・練習不足なのは、やっぱり・・・俺との・・・)



61 :見習い(仮):2006/07/24(月) 00:46:39.73 ID:5iQKDF+N0

夕陽の中ハードルを飛び続ける出井。
何度転んでも起き上がり挑戦し続ける姿を見て
何かを感じた山井。

翌日
部員A「あの子って才能ないよねぇ」
部員B「だよねぇ、いくら練習しても無駄っていうかぁ」
出井 「!!!」

山井「今のは昨日の子?・・泣いて・・た?」

その日の放課後
出井「今日は10本増やさなきゃ!て、貴方誰?」
山井「あ、その・・見ててもいいかな?」
出丼「・・・質問に答えてないけどまぁ、いいや。暇ならタイム計ってくれない?」
山井「う、うん」

山井「まだやるの?」
出井「あ、あとじゅ、10本やらなきゃ、今日の、ぶん。」
山井「で、でも」
出井「・・・私さ、才能ないんだ。だから皆より努力しなきゃ!」


脳内妄想汁垂れ流し


93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/24(月) 01:18:50.11 ID:IjbFtVwBO

ゼナ「………スモークチーズ、ある?」

山井「さっき食べたでしょ」

ゼナ「『|>ころしてでも うばいとる』」


125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/24(月) 01:37:29.95 ID:tBfXm7fUO

というわけで空気読みません


露美「山井」
山井「一体どうした?こんなところに連れて来て」
露美「それは…」
露美「言いたい事が、あってな」
山井「(まさか…もしかして告白?)」
露美「私は、山井の事が…」
露美「す…すき…」
山井「(ゴクリ)」
露美「隙アリィィィイイッッ!!」

ゴフッ

露美「鍛練が足らんな、山井」
山井「(意識が…なくな…)」

つづきをよみますか?
はい
rアいいえ


136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/24(月) 01:43:44.77 ID:tBfXm7fUO

山井「…ハッ!!」
露美「起きたか?」
山井「起きたか?じゃない!なんで急に喉元目掛けて拳銃ぶつけやがって!」
露美「君は置かれている環境がわからないか?」
山井「環境?」
露美「君は我が軍の新たなアンドロイドの実験台になっつもりゃう」
山井「待って!なんか違うキャラみたいにゆんゆんなんだけど!!あと噛んだ!」
露美「そのために服を脱がせたが…(///)」
山井「おい!何を見た!言え!」
露美「だから…最後に…山井のどう



アッー!


152 :作曲担当1 ◆9yxYMfgVZs :2006/07/24(月) 01:58:04.67 ID:2VuFwUqmO

ガララッ
つ「おにーちゃん、お背中流しにきたよー」
山「ちょwww……って水着か。びっくりした」
つ「うん、どうかな?」
山「すっごく可愛いよ。定番のスク水をはずして敢えてフリルなところもね」
つ「♪」
山「それじゃ、背中流してもらおうかな」
ザバー
立ち上がる山井◆9yxYMfgVZs。そしてつくしの目の前にぶらs

お休みなさい。
明日はおはよう


203 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/24(月) 02:49:52.52 ID:JTOg8NdwO

>>198


つくし「おにいちゃん」
>>198「ん?なんだいつくし?」
つくし「あのね……あのねっ!」
>>198「……そんなに慌てるなって……どうしたんだ?」
つくし「かりなさんにね、お胸揉んだら大きくなるって言われたからねっ、おにいちゃんに……」



って事も胸が小さかったら出来るしな!


208 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/24(月) 02:56:44.36 ID:JTOg8NdwO

>>200
すまない、俺だって書きたい
だからちょっと書いてみた


露美「……山井……俺は……チョコレートケーキが好きだっ……だけどな……」
山井「?」
露美「……山井の事の方が……好きなんだぞ……?」
突然の告白に、戸惑う
露美が、俺を…好き?
山井「……え?」
露美「ばか……、恥をかかせるな……」
山井「えっ……でもっ……」
露美「……もう何も言うな……その代わり……」
露美「……チョコレートケーキより甘い気持ちにしてやるからな……」
そういって、露美の顔がゆっくりと近付いてきて……


って事もあるからな!


242 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/24(月) 03:18:26.14 ID:JTOg8NdwO

>>241

つくし
「検定頑張ってね、お兄ちゃんっ!
受かったら、つくしからご褒美あげるからね!
え?なんのご褒美かって~?
お~しえな~いよ、お兄ちゃん
……恥ずかしい、からね…うふふ」


検定頑張ってこいよ、寝とけwww


389 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/24(月) 06:19:48.44 ID:3r8D9ka40

「創世記についてのレポートかあ・・・まいったな」
 体を使うことは苦手だけど、なにもその文頭が良いという訳でもない。大体、この無宗教国家の一高校生に創世記っていうのは少々無理があるんじゃなかろうか。
「ドラ○もんのぐらいしかしらないぞ、俺・・・」
 絨毯みないなのを敷いて杖でぐーるぐーるのアレだ。
「ソウセイキ? ヤマイとはあまり縁の無さそうなモノね」
「イヴ!」
 悩んでいる横からひょっこり現われたのは、常世の天使ことイヴである。華奢な体つきに豊かな金髪は聖書の天使まんまである。
「良い所に来た。お前クリスチャンなんだろ? ちょっと手伝ってくれよぉ」
「くすくす・・・。聖書、それも創世記ね」
 ――――のはずが、我らが天使はなにやら邪な笑顔を浮かべていらっしゃる。こう、真っ白な羽がドス黒く染まっている按配に。
「創世記ってなんかいわくつきなのか? 神様が地上作って休んでうんたらかんたらって話だったと思うけど・・・」
 さほど、呪いとかそういったことには縁がないような話だった記憶がある。
「そうね、確かにヤマイにとってはなんともないでしょう」
「うん?」
 それじゃあイヴにはなにかあるんだろうか?
「聖書、いいえ、もとより宗教なんてのはね、オンナを貶めオトコを立て、カミサマを賛美する『キ』の付くものなのよ」
「おま・・・・・・っ」
 不良クリスチャン、ここに炸裂せり。カトリックはおろかプロテスタント、いやいやいすらーむのお歴々からも銃口を向けられそうなことを平然とのたまったよ、このチビっ子は・・・!
「で、でもさ、それは昔は女性の社会的な地位が低かったからだろ? それだったら仕方が無いと・・・」
「あら、今でも敬虔な私達の姉妹兄弟は、それを至高の賛歌として読み上げてるのよ? おお、なんと人間は愚かなのか! 主よ、救い給え! 許したまえ! 我らは生まれた時より罪人です! ・・・ってね」
 クスクスと皮肉の色を強めるイヴ。いつもは空を写すその青い瞳が、今は深海の如き暗さを湛えている。
「そう、そして私達は今日も<ヒト>の名を被った<オンナ>の罪を歌う! 生まれた時より背負う原初の罪! オトコを堕落へ誘ったオンナの下劣さを音律に神への聖句を詠う!」
「イヴ・・・・・・」

390 :このスレの1:2006/07/24(月) 06:21:09.86 ID:3r8D9ka40
 なんか、変だ。いつものイヴは見た目の割にはどこか怠惰で、皮肉な性格をしているけど、今の彼女は狂的であり、どこか情熱的だ。まるで戦場で敵を眼前にした戦士だ。
「馬鹿ね・・・」
 その炎は一瞬にして止んだ。はっとした俺の前にいるのはいつもより少し暗い、でもホントに少しだけのイヴだ。
「ヘビは果たして地べたを這いずるべき魔性の獣だったのかしら。オンナはカミとオトコを堕落させた罪人だったのかしら」
「聖書じゃ・・・そんな感じに書いてるな」
「そう、聖書ではね。ただ読むだけでは」
 いつもの皮肉に踊る青い瞳が俺に向けられる。一瞬、そこに憐憫のようなものが過ぎったように俺は見えた。
「ヤマイ、貴方は読むのではなく、読み解かなければいけないのよ」
「読み解く・・・?」


391 :3/3:2006/07/24(月) 06:21:24.28 ID:3r8D9ka40
「そう、ただ刻むのではなく、解体し、味わい、血肉の糧とする。それが正しい『読み方』よ」
「・・・・・・」
 瞳に圧倒されてろくに喉がでない。唾液はいやと言うほど溜まって、それを嚥下しようと必死に舌と喉が動こうとしているのにだ。
 だから、彼女の姿見えたときは本当に救われた気もした。
「はい、以上がソウセイキのレポートに悩むヤマイへの、私からのアドバイスでした。どう、参考になった?」
「え、あ、まあ・・・・・・」
「なによぉ、歯切れが悪いわね。そ、れ、に! もうちょっと感謝しても良いんじゃない」
「あ、うん。ありがと。たぶん、参考になった・・・」
「煮え切らないわねえ・・・まあ、いっかそれじゃあ私は用事があるし行くね! バイバイ、ヤマイ」
「あ、ちょ、まて、うしろ!」
「へ・・・おぶふ!?」
 天使、激突。崩れたバランスは羽を持たない彼女を容易に転倒へと引きずり込み、結果、吉本も満場拍手な具合に頭を傍に机にぶつけた。
「・・・・・・その、さっきからすぐ後ろに久瀬が」
 いたんだけどなあ。俺も気が付いていたんだけどなあ。イヴも気が付いていると思ったんだけどなあ。
 さながら、彼女は先ほど自身で言ったヘビよろしく痛みに地べたをのた打ち回っている現実を見る限り、気づいていなかったようだ。
 ・・・・・・痛そうだけど、なんか、さっきまでとのギャップが。
「・・・私、悪いことした?」
 と、いつもの無表情な久瀬。
「だまって誰かの後ろに立つのは良くない・・・ってことじゃないか?」
 気づかないほうも気づかないほうだけど・・・。
 俺と久瀬はしばらくの間、哀れな(或いは呆れた)目で翼の無い天使の醜態を眺めるのであった。

「このっ、空気女・・・・・・! 私の後ろに立たないで! 馬鹿馬鹿馬鹿!」
「大丈夫・・・?」
「キィィィィ、なんだって、ネジが緩みきっているような、貴女が、私に救いの手を、差し伸べているのですかっ!」
「・・・・・・」
 天使って、案外ドジっ子なんだろうか・・・。


404 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/24(月) 06:54:19.74 ID:lLZA6Vx+0

山井「……ゼナ、何をしているんだ」
ゼナ「愛車の整備」
山井「お前、免許持ってないよな」
ゼナ「この歳で取れるわけないでしょ?」
山井「(会話、噛み合ってないよな。これ)」
ゼナ「整備が終わったら走りに行くのだけど、ヤマイ、あなたもついてくる?」
山井「いや、あなた無免ですよね?」
ゼナ「あの峠はもう6年走っているもの。安心なさい」
山井「……」



今は反省している。
(・編集注:過去ログではゼナではなくイヴとなっていますが作者の方の間違いだそうです)

448 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/24(月) 09:42:20.17 ID:ZX6i7nhRO

ゼナ「23……24……25………」


山井「ゼナ、筋トレか?」


ゼナ「レスの……数だけ……腹筋……」


山井「????」


ゼナ「30……31……32……」


455 :薬用ディレクター ◆RuFEj/QvsE :2006/07/24(月) 09:55:28.90 ID:WUwnLWjj0

勝手に>>448の続き

ゼナ「49……50……もう、ダメ」


山井「ゼナ……分かったよ。俺が代わってやるよ!
    51……ふんぬっ52……」


ゼナ「つまんない」


山井「え? あ、ちょっ……ゼナぁ!」


山井「53……54……今日はずいぶんと流れが速いな……しかもオートリロードにしてるし」


654 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/24(月) 15:00:27.68 ID:lLZA6Vx+0

>>650

山井「(あぢぃ……世界が回ってるぜ……)」
先生「じゃあこの問題をー…山井、解いてみろ」
山井「あ、はい……それでも世界は回っている…」
先生「残念だが、山井。今は倫理じゃなく数学の授業だぞ」
山井「(ぱた)」
バファ「山井!?」
先生「おい、山井! 大丈夫か!」
春日「傷は深いぞ、あっさり逝け!」
イインチョ「早く保健室に運ばないと!」
山井「まて、今誰か薄情な奴がいたぞ……(がくっ)」

こーゆー事ですね><

>>652
ガリガリ具合によって、裸体描写が目も当てられない事になるのが怖いwwwwww


676 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/24(月) 15:59:52.00 ID:3r8D9ka40

「うー・・・・・」
 視界がぼやける。いや、ぼやけた視界が見える。ぐるぐるぐるぐる。赤が白に。光は真逆に西から東へ。
「あー、いかん、頭が回ってない」
 入院している時も、こういった目覚めはあった。だから自分がまた性懲りもなくぶっ倒れたかなんかしたかは容易に想像がついた。
 果たして自分は、過去何回こういった目覚めを経験して、後どのくらい経験するのやら。今から社会人生活が不安になる。
「えーと、なんだっけ、普通に授業受けていて」
 そうだ、確か外の景色――空を見ていたら目が眩んでそれで、
「暑さと眩しさにぶっ倒れる俺って・・・・・・」
 我ながら情けなくなる。やっぱり最近、ちょっと体に無理をさせすぎた・・・・・・のかなあ。
 ちょっとは無茶できるぐらいにはなっているかと思ったんだけどなあ。先走ったのかもしれない。
「んしょ」
 体を起こしてみれば、案の定そこは保健室。校医の先生は見る限りいない・・・どこか所用にでも行っているんだろう。

677 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/24(月) 16:00:23.41 ID:3r8D9ka40
「うーん、どうしたものか」
 長年付き合ってきたヘッポコな自分の体だから、もう出歩いても大丈夫だとは思うけど、無断で出て行ってしまっても良いものか。
「あ、起きたんだ」
 思案している俺の前にふっと、唐突に現われたのは葉波だった。
「ごめん、授業中だったろ。葉波が運んでくれた――」
「訳ない。春日クン」
「あちゃー、アイツにかあ。貸しだなあ」
「でも彼、倒れる時になにげなーくヒドイ事、言ってたしねえ」
「・・・・・・たしかに」
 前言撤回。あのやろ、脆弱貧弱病弱最弱の四拍子な俺になんてことを言うんだ。
 ・・・いや、それよりも
「なあ、葉波」
「うん? どうした?」
「授業、いいのか? 俺は先生が戻ってきたら行くつもりだけど」
「ああ、べっつに授業の一つや二つ良いじゃない」
「・・・・・・」
 さっきから感じていた些細な違和感が、少し、見え始めてきた。
 そんな俺に気づいていないのか、それとも敢て無視しているのか。ナニかが違う葉波がベッドの俺に一歩、近づく。
「ねえ、それよりも山井クン」
 そっと、甘く噛み締めるような吐息が掛る。いつのまにか、葉波はベッドに腰掛けていた。
「ちょ、葉波」
「なに・・・?」
 お前変だぞ、と喉まで出かかった言葉は汚濁を秘めた宝石のような葉波の目にあっさりと溶かされる。
 体が一瞬、震える。それに今更ながら部屋のクーラーが利き過ぎていると気が付いた。気の早いセミの声が遠い。グラウンドの掛け声が古いラジオのようだ。剥離していく世界に対して、葉波の異様さだけが増していく。
 そして今の彼女は、そんな俺をゆっくり味わう。

678 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/24(月) 16:00:54.77 ID:3r8D9ka40
「寒いの?」
「いや、ちょっとだけ・・・」
「寒いんだ?」
 寒い。言われると確かに寒い。でも、『言われるまで』そこまで寒かっただろうか。
「ねえ、山井クン」
 プツ、と小さな音がした。なんの音かなんて一目瞭然だった。
 葉波が自分の胸元の、ボタンを外している。
 覗いた隙間から、乳房の谷間が垣間見える。
「暖かくして欲しい?」
「あ・・・」
「満たして欲しい?」
 彼女の舌が、そっと首元を這う。生暖かい肉塊のヘビは、獲物を検分するかのように、這いずり回る。
 それが耳元に及んだ時、とうとう俺は葉波に押し倒された。パイプ製のベッドがきしみ、それがシングルのベッドにヒトが二人重なっている重みを伝える。
 ――さっきまで回復したいたと思っていたがとんでもない誤解だ。葉波に押し倒された俺はまったく抵抗できない。動けない。おまけに、頭が少し、おぼろげになってきた。
「甘酸っぱい・・・香水?」
「良い香りでしょう?」
 んな馬鹿な。
 まだ知り合って短い付き合いだけど、葉波が香水を付けないことぐらいは知っている。
「誰、だよ・・・」
「誰でしょう? 山井クンが感じるこの肉の感触は、誰? どこを味わう? 何処を味わえば分る? あなたは葉波りんのどこを舐め、啜り、咀嚼し、味わいたい?
 いいのよ、貴方が味わい所を私はあげる。純潔は在らず、あるのは分かれた霊とただの肉。晩餐のために飾り立てられた肉」
 あっさりと脱がされたズボンに、葉波の太ももがあてがわれる。瑞々しく、綺麗な肌。それが今は、僅かな汗によって柔らかな感触が増している。柔らかな両足が、そっと俺の太ももを挟み、彼女が動くたびにそれがこすれる。

679 :おしまい :2006/07/24(月) 16:01:22.22 ID:3r8D9ka40
「オトコのコだから、やっぱり胸かな? それとも、下?」
 はだけた『彼女』の乳房が、あらわになる。そして彼女は、俺のYシャツのボタンも外していく。一つ一つを、まるで果実を摘み取るように。
 けれど、その顔は収穫を祝う者のソレではなく、虫の脚を一本ずつむしりとっては喜ぶ、子供のようで。
「あはは。山井クン、やっぱり体冷たい」
 布はなく、直接触れ合う肌と肌。思っていたよりずっと柔らかな二房は、乳頭のしこりといっしょに俺の貧相な胸板にこすり合わせられる。
「ねえ、感じる? 私を感じる? どう、キモチイイ? もっとあるわよ。もっと味わえるわよ。もっと感じられるの。まだまだ、まだまだ」
 折り重なるように彼女は身を委ねて来る。一切合財を投げ捨てたくなる衝動はしかし、この甘酸っぱい香りによって霧散する。
 腕を、足を、腹を、胸を、首筋をなぞる指が、そっとほほに添えられる。聖母の姿を模した吸精の妖精の、嗜虐と悦楽に染まった顔が、すぐそこにある。
「――っ、あ、う・・・」
「でもね、残念。今日はここまで。私の肉を味わうのはまだ先。あなたがもっと葉波りんに溺れて、抜け出せなくなって、踊らされるようになってから」
 合わさる唇。初めて経験する『肉』の感触。味わいたい。開き、押し込み、引きずり出し、貪りたくなるこの味。
 その感触はやがれ俺の意識をそぎ落とし、消していく。
 落ちる寸前、彼女はそっと耳元で囁いていった。

「その時に、私はあなたの肉となってあげる。あなたが求める肉として、必ず」


903 : ◆UXOkOqr8zU :2006/07/24(月) 21:54:16.19 ID:JTOg8NdwO

>>897
イヴ「……ボクたちふたりはね、ずっと傷を舐めあうんだよ」
イヴ「……片方は知らずに、片方は知りながら」
イヴ「……でも、決して癒される事はないんだよ」



ってのを夢想した
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