良薬くちに甘し! まとめ
11錠目
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132 名前: オナニーマン ◆vCaWk.4poU 2006/07/25(火) 21:10:12.44 ID:szqqulLW0
>>122
麻之葉「フヒヒ、山井君、きっとキミはこれで夢のマッスルバディーを手に入れることができる! 恐らく」
山井「病院から処方されて薬以外はみだりに服用しないようにしてますんで」
麻之葉「フヒヒ、そうつれないことを言わないでくれたまえ、とりあえず、飲め」
山井「飲まん」
麻之葉「飲め」
山井「飲まん」
麻之葉「食え」
山井「食わん」
麻之葉「……キョゴッホー!!」
奇怪な叫びを上げながら強硬手段にでる麻之葉。
山井「なんの!」
すばやく薬の包みを奪うや、麻之葉の口に突っ込む。
ゼナ「ごくごくごく~…」
どこから現れたか麻之葉に水を飲ませるゼナ。薬もろとも飲み込む麻之葉。
麻之葉「クッ、クフッ、ア、アハハハハハh」
ゼナ「どうしたの?」
麻之葉「オ、オクレ兄さん!!」
ゼナ「真☆オクレ兄さん!!!」
山井「なにやってんだお前ら…」
麻之葉「フヒヒ、山井君、きっとキミはこれで夢のマッスルバディーを手に入れることができる! 恐らく」
山井「病院から処方されて薬以外はみだりに服用しないようにしてますんで」
麻之葉「フヒヒ、そうつれないことを言わないでくれたまえ、とりあえず、飲め」
山井「飲まん」
麻之葉「飲め」
山井「飲まん」
麻之葉「食え」
山井「食わん」
麻之葉「……キョゴッホー!!」
奇怪な叫びを上げながら強硬手段にでる麻之葉。
山井「なんの!」
すばやく薬の包みを奪うや、麻之葉の口に突っ込む。
ゼナ「ごくごくごく~…」
どこから現れたか麻之葉に水を飲ませるゼナ。薬もろとも飲み込む麻之葉。
麻之葉「クッ、クフッ、ア、アハハハハハh」
ゼナ「どうしたの?」
麻之葉「オ、オクレ兄さん!!」
ゼナ「真☆オクレ兄さん!!!」
山井「なにやってんだお前ら…」
165 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/07/25(火) 21:26:45.11 ID:YO724iab0
ここで空気を読まず1日1ゼナ汁の本日二汁目。ゼナ=電波ネタで
ゼナ「……(まごまご)」
山井「ゼナ、さっきから挙動不審だが、何やってるんだ?」
ゼナ「電波を受信するのに一番いい方法を考えてる」
山井「電波て、お前電波て」
ゼナ「まず、オーソドックスにアホ毛から受信する方法」
山井「アホ毛葉波と被るぞ……いや、お前のそれはどっちかって言うと妖怪ア○テナか?」
ゼナ「次に、眼鏡をかけつつ呪文を唱えながら受信する方法」
山井「情報統合思念体か? お前が受け取っているのは情報統合思念体の指令なのか?」
ゼナ「最後はこう、両手をウサギの耳のように頭の上に……」
山井「謝れ! 我が愛する竹宮ゆゆこ先生に謝れ!」
ゼナ「……(むかっ)」
山井「……おう!? な、なんか聞こえる! チリチリって、頭ン中でチリチリって音がするう!? これがいわゆる『デンパトドイタ』ってヤツか!?」
ゼナ「女の子に向かって怒鳴る山井くんには、おしおき」
山井「ぎゃ、ぎゃだあー!?」
山井「ゼナ、さっきから挙動不審だが、何やってるんだ?」
ゼナ「電波を受信するのに一番いい方法を考えてる」
山井「電波て、お前電波て」
ゼナ「まず、オーソドックスにアホ毛から受信する方法」
山井「アホ毛葉波と被るぞ……いや、お前のそれはどっちかって言うと妖怪ア○テナか?」
ゼナ「次に、眼鏡をかけつつ呪文を唱えながら受信する方法」
山井「情報統合思念体か? お前が受け取っているのは情報統合思念体の指令なのか?」
ゼナ「最後はこう、両手をウサギの耳のように頭の上に……」
山井「謝れ! 我が愛する竹宮ゆゆこ先生に謝れ!」
ゼナ「……(むかっ)」
山井「……おう!? な、なんか聞こえる! チリチリって、頭ン中でチリチリって音がするう!? これがいわゆる『デンパトドイタ』ってヤツか!?」
ゼナ「女の子に向かって怒鳴る山井くんには、おしおき」
山井「ぎゃ、ぎゃだあー!?」
書いてるうちに訳が分からない上、全体的に酷くマニアックなネタになってしまった。
むしゃくしゃして書いた。今は後悔しているが反省はしていない><
むしゃくしゃして書いた。今は後悔しているが反省はしていない><
(編集注:このカキコは一つ下のSSの前振りとなります)
600 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/07/26(水) 04:29:09.27 ID:kZyP8BZR0
ここはモスクワの街角。
例によっていつものように、パン屋の前には行列がズラリと並んでいる。
それを見た外国の使節団が一言。
例によっていつものように、パン屋の前には行列がズラリと並んでいる。
それを見た外国の使節団が一言。
中国人「物を買うのに列に並ぶなんて、
ロシア人はなんて律儀なのだろう」
日本人「物を買うのに列に並ぶなんて、
よほど有名なパン屋さんなのだろう」
韓国人「物を買うのに列に並ばせるなんて、
謝罪の要求が殺到するだろう」
北朝鮮人「列に並びさえすれば物を買えるなんて、
なんて素晴らしいんだろう」
ロシア人はなんて律儀なのだろう」
日本人「物を買うのに列に並ぶなんて、
よほど有名なパン屋さんなのだろう」
韓国人「物を買うのに列に並ばせるなんて、
謝罪の要求が殺到するだろう」
北朝鮮人「列に並びさえすれば物を買えるなんて、
なんて素晴らしいんだろう」
607 名前: ◆DAutqFEL8w 2006/07/26(水) 04:41:21.31 ID:DmN/neRvO
>>600
山井「物を買うのに列に並ぶなんて、僕じゃあ耐えられないなぁ」
青さん「物を買うのに列に並ぶなんて、かったるいと思わんのかねぇ」
つくし「物を買うのに列に並ぶなんて、時間の無駄だよ!その時間をスーパーの特売に当てた方がよっぽど有意義だよ」
麻之葉「物を買うのに列に並ぶなんて、遅れてますねぇ~」
ゼナ「・・・・・・・・・面倒くさい」
621 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/07/26(水) 05:32:21.30 ID:kZyP8BZR0
春日「俺んちの犬、将棋を指せるんだぜ」
山井「その犬すげーな!」
春日「いや、そうでもない。4回中3回は俺が勝つからな」
山井「その犬すげーな!」
春日「いや、そうでもない。4回中3回は俺が勝つからな」
749 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/07/26(水) 12:37:11.84 ID:mKCfgM7dO
二人一組きもだめし
山井「(ガクガクブルブル)」
ゼナ「……山井、怖いの?」
山井「そ、そんなわけないだろ?別に暗がりに何かいそうなんて思って
ないんだからなっ!」
ゼナ「……手、繋ぐ?」
山井「……ど、どうしてもっていうなら繋いでやってもいいぞ?(ギュッ」
ゼナ「……山井」
山井「な、なんだよ!」
ゼナ「私が、ついてる。」
山井「(ゼナ……)」
ゼナ「三人一緒なら、怖くない」
山井「ゼナ、ありが………三人?」
ゼナ「私と山井と、山井が手を繋いでる人」
山井「いゃぁぁぁぁ―――!」
山井「(ガクガクブルブル)」
ゼナ「……山井、怖いの?」
山井「そ、そんなわけないだろ?別に暗がりに何かいそうなんて思って
ないんだからなっ!」
ゼナ「……手、繋ぐ?」
山井「……ど、どうしてもっていうなら繋いでやってもいいぞ?(ギュッ」
ゼナ「……山井」
山井「な、なんだよ!」
ゼナ「私が、ついてる。」
山井「(ゼナ……)」
ゼナ「三人一緒なら、怖くない」
山井「ゼナ、ありが………三人?」
ゼナ「私と山井と、山井が手を繋いでる人」
山井「いゃぁぁぁぁ―――!」
ゼナ「名前はゲイン」
760 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/07/26(水) 12:53:47.50 ID:nosf3kn40
>>755
泣かせることを前提にするのは何か賛成できないので、後者を押したい
安っぽい泣かせゲーの単純さと展開の無理矢理さには目も当てられんからな……
泣かせることを前提にするのは何か賛成できないので、後者を押したい
安っぽい泣かせゲーの単純さと展開の無理矢理さには目も当てられんからな……
>>756
ロミ「ぱぷーぺぺぽー、ぱぷー」
山井「ロミ先輩……」
ロミ「ぷー、ぺぺぱー、ぴぽー!」
山井「音が出ないからって口で言うのはどうかと思います」
ロミ「ぷー!」
ロミ「ぱぷーぺぺぽー、ぱぷー」
山井「ロミ先輩……」
ロミ「ぷー、ぺぺぱー、ぴぽー!」
山井「音が出ないからって口で言うのはどうかと思います」
ロミ「ぷー!」
906 名前: クライシス 2006/07/26(水) 16:25:56.17 ID:M5+B4UrU0
(ラッパの音がしてると思え)
山井「いつも聞こえるけど何の音なんだ?」
山井「屋上から聞こえるな・・・行ってみるか」
(ガチャッ)
屋上の戸をあけて音のする方を見てみる
気持ち良さそうにトランペットを吹く露美
山井「露美先輩?」
露美「Σブッ・・・ケホケホ・・・む?きみか」
山井「何をしてたんですか?」
露美「見ての通りトランペットを吹いていたんだ」
山井「はぁ、しかし以外ですね先輩がトランペットやってたなんて」
露美「む?そうか?」
山井「そうですよ」
露美「・・・さっきからジッと見てるがこれに興味があるのか?」
山井「え?いや、ないと言ったら嘘ですけど」
露美「ふむ、少し吹いて見るか?」
山井「えっ!?いや、ででででででででも」
露美「ん?遠慮は、要らんぞ」
山井「~~~~~~~~~(さっきまで先輩が吹いてたやつ先輩が吹いてたやつ先輩が吹いてたやつ先輩が吹いてたや・・・)」
(バタッ)
露美「Σ!?おいっ大丈夫か!?」
(※小動物は、プレッシャーを与えすぎると死んでしまいます)
山井「いつも聞こえるけど何の音なんだ?」
山井「屋上から聞こえるな・・・行ってみるか」
(ガチャッ)
屋上の戸をあけて音のする方を見てみる
気持ち良さそうにトランペットを吹く露美
山井「露美先輩?」
露美「Σブッ・・・ケホケホ・・・む?きみか」
山井「何をしてたんですか?」
露美「見ての通りトランペットを吹いていたんだ」
山井「はぁ、しかし以外ですね先輩がトランペットやってたなんて」
露美「む?そうか?」
山井「そうですよ」
露美「・・・さっきからジッと見てるがこれに興味があるのか?」
山井「え?いや、ないと言ったら嘘ですけど」
露美「ふむ、少し吹いて見るか?」
山井「えっ!?いや、ででででででででも」
露美「ん?遠慮は、要らんぞ」
山井「~~~~~~~~~(さっきまで先輩が吹いてたやつ先輩が吹いてたやつ先輩が吹いてたやつ先輩が吹いてたや・・・)」
(バタッ)
露美「Σ!?おいっ大丈夫か!?」
(※小動物は、プレッシャーを与えすぎると死んでしまいます)
968 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/07/26(水) 18:24:33.07 ID:2us/EWk20
「あ・・・」
「む・・・」
「あら・・・」
「あ、お兄ちゃんだー」
露美先輩と歩いていたら、仲良しロリっ子と鉢合わせてしまった。
「こんにちは。つくしちゃんは・・・買い物?」
見れば、なにやら野菜やら麺が買い物袋から覗いているけど・・・。
「そうなの! 今日は関西風トンコツミソラーメン!」
「・・・・・・」
たしか、昨日鳥取満州風ラーメンはで、一昨日は長崎塩ラーメンだった筈だけど・・・。
「――――南から攻略中?」
「さすがお兄ちゃん、良く分かってる!」
「・・・・・・」
お褒めの言葉は有難いのだけれど、成長期の体にその献立は栄養学的にどうなんだろうか。
「ふむ、南から攻略中とな。娘、どこの所属だ? 差支えがなければ貴官の作戦行動について聞かせてもらいたい」
「へ・・・? あう、その・・・」
ってしまった、先輩のことをすっかり忘れていた!
案の定、つくしちゃんが意味が分らず怯えてしまってる。
「ヤマイ、こちらの方は?」
そこへすかさず、事態を諦観していたイヴが助け舟を出してくれた。
「あ、うん。俺の先輩さん」
「正丸露美だ。以後、よろしく」
「こちらこそ、正丸さん」
と先輩の固い挨拶とは逆に、優雅な一礼をしたイヴはしかし、なにやら楽しそうな――俺にとっては胃が痛くなるような笑いを浮かべている。
「・・・どうした、イヴ。なんか面白いことでもあったか?」
「いえ、ヤマイの親しい先輩ですから、さぞ愉快な方でいらっしゃるんでしょうね、と。ごめんなさい、そう思ったら表情が少々緩んでしまいました」
・・・・・・もしかして先輩がつくしちゃんをびびらせたこと、怒っているのかな。
「む・・・」
「あら・・・」
「あ、お兄ちゃんだー」
露美先輩と歩いていたら、仲良しロリっ子と鉢合わせてしまった。
「こんにちは。つくしちゃんは・・・買い物?」
見れば、なにやら野菜やら麺が買い物袋から覗いているけど・・・。
「そうなの! 今日は関西風トンコツミソラーメン!」
「・・・・・・」
たしか、昨日鳥取満州風ラーメンはで、一昨日は長崎塩ラーメンだった筈だけど・・・。
「――――南から攻略中?」
「さすがお兄ちゃん、良く分かってる!」
「・・・・・・」
お褒めの言葉は有難いのだけれど、成長期の体にその献立は栄養学的にどうなんだろうか。
「ふむ、南から攻略中とな。娘、どこの所属だ? 差支えがなければ貴官の作戦行動について聞かせてもらいたい」
「へ・・・? あう、その・・・」
ってしまった、先輩のことをすっかり忘れていた!
案の定、つくしちゃんが意味が分らず怯えてしまってる。
「ヤマイ、こちらの方は?」
そこへすかさず、事態を諦観していたイヴが助け舟を出してくれた。
「あ、うん。俺の先輩さん」
「正丸露美だ。以後、よろしく」
「こちらこそ、正丸さん」
と先輩の固い挨拶とは逆に、優雅な一礼をしたイヴはしかし、なにやら楽しそうな――俺にとっては胃が痛くなるような笑いを浮かべている。
「・・・どうした、イヴ。なんか面白いことでもあったか?」
「いえ、ヤマイの親しい先輩ですから、さぞ愉快な方でいらっしゃるんでしょうね、と。ごめんなさい、そう思ったら表情が少々緩んでしまいました」
・・・・・・もしかして先輩がつくしちゃんをびびらせたこと、怒っているのかな。
969 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/07/26(水) 18:25:20.92 ID:2us/EWk20
「いや、あのな、イヴ――」
「娘、今のは少々聞き捨てならんな」
あー・・・。
「山井に親しいからと言って、私が愉快な人間であると評されるのは納得いかない。それに、お前こそどうなのだ? お前も山井の知り合いではないのか?」
「あら、私はヤマイと親しいですし、愉快とは言いませんけど自分が普通だとは思っていませんわ」
「ほお、その割りには人様に対して愉快呼ばわりとは中々『愉快』だな、娘」
「正丸先輩、そんなに怒らないで下さい。私はただ、今までヤマイの知り合いという方々が皆、とても面白い方でしたからそう言ってしまったのです。ご不快でしたらお詫びいたしますわ」
「私を先輩と呼ぶな。それを呼んでいいのは山井二等兵だけだ」
・・・・・・今のは、喜んでいいのかな。
「二等兵・・・?」
案の定、先輩の呼び方に不思議な顔をするイヴ。
そりゃそうだ。俺だって最初は面食らったんだから。
――――危うく意識を落としかけるのは俺ぐらいだろうけど。
「失礼ですが、正丸さんは軍隊趣味でもお持ちなのでしょうか?」
「趣味、ではない。実践し、指針とすることは『生き方』と呼んでもらおうか」
「・・・・・・」
「なんだ、ヤマイ二等兵。なにか不満がありそうな顔だな?」
・・・・・・果たして今までの活動内容からして、生き方などとご大層に言ってしまっても良いのだろうかと俺は思う。
思うけど、余計なことは口に出さない。
「それともなんだ、キリシタンとして戦ごとの人間は許せぬか?」
と、イヴの胸元のロザリオに目を向けながら剣呑な目つきで問う先輩。
どうやらちょっと、導火線に火が付きかけているみたいだ。
「娘、今のは少々聞き捨てならんな」
あー・・・。
「山井に親しいからと言って、私が愉快な人間であると評されるのは納得いかない。それに、お前こそどうなのだ? お前も山井の知り合いではないのか?」
「あら、私はヤマイと親しいですし、愉快とは言いませんけど自分が普通だとは思っていませんわ」
「ほお、その割りには人様に対して愉快呼ばわりとは中々『愉快』だな、娘」
「正丸先輩、そんなに怒らないで下さい。私はただ、今までヤマイの知り合いという方々が皆、とても面白い方でしたからそう言ってしまったのです。ご不快でしたらお詫びいたしますわ」
「私を先輩と呼ぶな。それを呼んでいいのは山井二等兵だけだ」
・・・・・・今のは、喜んでいいのかな。
「二等兵・・・?」
案の定、先輩の呼び方に不思議な顔をするイヴ。
そりゃそうだ。俺だって最初は面食らったんだから。
――――危うく意識を落としかけるのは俺ぐらいだろうけど。
「失礼ですが、正丸さんは軍隊趣味でもお持ちなのでしょうか?」
「趣味、ではない。実践し、指針とすることは『生き方』と呼んでもらおうか」
「・・・・・・」
「なんだ、ヤマイ二等兵。なにか不満がありそうな顔だな?」
・・・・・・果たして今までの活動内容からして、生き方などとご大層に言ってしまっても良いのだろうかと俺は思う。
思うけど、余計なことは口に出さない。
「それともなんだ、キリシタンとして戦ごとの人間は許せぬか?」
と、イヴの胸元のロザリオに目を向けながら剣呑な目つきで問う先輩。
どうやらちょっと、導火線に火が付きかけているみたいだ。
970 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/07/26(水) 18:26:14.66 ID:2us/EWk20
「そうですわね、主に仕える身としては争いというものは肯定出来ぬ身です」
「ほお、マニュアル通りだな。だが貴様等の兄弟が引き起こした惨劇までを否定する訳ではあるまい?」
「・・・・・・」
「それともいっそ肯定するか? ふっ、それこそ宗教こそが人類史上最悪の思想、集団であると言うようなものだがな」
「あはは・・・」
ふっ、とイブの声が低くなる。
「あんな『モノ』はね、マサマルさん。耳と目と脳を失い、レギオンにとり憑かれ川に飛び込んだブタ共と同じ。信仰という大層な軍旗を掲げ、恥知らずにも主の言葉を、その汚らわしい口で歌う。それでいながら黄金の牛を崇めるような外道の所業ですわ」
イヴの様変わりに、俺も、つくしちゃんも言葉どころかろくに動けない。
いや、空を漂う雲すら止まってしまったかのようなこの場所で、ただ一人、まるでそよ風が吹くかの如く、自分を持っている人がいた。
「なるほど、確かに最悪だ。街の片隅で真摯に祈りを唱える兄弟たちとはまるで違うな」
「ええ。しかしそれは結局、古びた革袋のような言い繕いにしか過ぎません。兄弟達が犯した罪は私達の罪でもあります。責を問われるのは致し方がないでしょう」
そっと、懺悔のようなイヴの言葉に先輩は僅かに――いや、それはあまりにも知覚が鈍くなっていた俺の目の所為だ。
すぐさま、彼女はいっそ妖艶と言っても良い表情を躍らせた。
「そうさな、そんな罪と屍を踏み台にしてきたお前達ならばな・・・なるほど、なるほど・・・。ふふふっ・・・あはは・・・そうか、同じか」
・・・先輩はどこか楽しそうだ。
ちなみに俺はちっとも楽しくない。つくしちゃんに至っては・・・・・・どうやらラーメンレシピの思案にエスケープした模様。
「なるほど。しかし祈りだけで守れた試しはあるまい?」
「そうですわね」
「分業」
「ということですね」
うふふふ、とかあははは、な具合に笑いあう軍人(もどき)と(惰性)クリスチャンが何故か壮絶なまでに意気投合している。
いったいこの流れの中でどこにお互い分かり合えるものがあったのか、俺にはさっぱり分からない。
「塩を大目に・・・うーん、それじゃあスープ本来の旨みが・・・」
・・・そもそも理解しようとしていないのもいるし。
「ほお、マニュアル通りだな。だが貴様等の兄弟が引き起こした惨劇までを否定する訳ではあるまい?」
「・・・・・・」
「それともいっそ肯定するか? ふっ、それこそ宗教こそが人類史上最悪の思想、集団であると言うようなものだがな」
「あはは・・・」
ふっ、とイブの声が低くなる。
「あんな『モノ』はね、マサマルさん。耳と目と脳を失い、レギオンにとり憑かれ川に飛び込んだブタ共と同じ。信仰という大層な軍旗を掲げ、恥知らずにも主の言葉を、その汚らわしい口で歌う。それでいながら黄金の牛を崇めるような外道の所業ですわ」
イヴの様変わりに、俺も、つくしちゃんも言葉どころかろくに動けない。
いや、空を漂う雲すら止まってしまったかのようなこの場所で、ただ一人、まるでそよ風が吹くかの如く、自分を持っている人がいた。
「なるほど、確かに最悪だ。街の片隅で真摯に祈りを唱える兄弟たちとはまるで違うな」
「ええ。しかしそれは結局、古びた革袋のような言い繕いにしか過ぎません。兄弟達が犯した罪は私達の罪でもあります。責を問われるのは致し方がないでしょう」
そっと、懺悔のようなイヴの言葉に先輩は僅かに――いや、それはあまりにも知覚が鈍くなっていた俺の目の所為だ。
すぐさま、彼女はいっそ妖艶と言っても良い表情を躍らせた。
「そうさな、そんな罪と屍を踏み台にしてきたお前達ならばな・・・なるほど、なるほど・・・。ふふふっ・・・あはは・・・そうか、同じか」
・・・先輩はどこか楽しそうだ。
ちなみに俺はちっとも楽しくない。つくしちゃんに至っては・・・・・・どうやらラーメンレシピの思案にエスケープした模様。
「なるほど。しかし祈りだけで守れた試しはあるまい?」
「そうですわね」
「分業」
「ということですね」
うふふふ、とかあははは、な具合に笑いあう軍人(もどき)と(惰性)クリスチャンが何故か壮絶なまでに意気投合している。
いったいこの流れの中でどこにお互い分かり合えるものがあったのか、俺にはさっぱり分からない。
「塩を大目に・・・うーん、それじゃあスープ本来の旨みが・・・」
・・・そもそも理解しようとしていないのもいるし。
971 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/07/26(水) 18:27:17.56 ID:2us/EWk20
「さて、色々失礼しましたわ、マサマルさん」
「いやなに、私も貴女と話せて『愉快』だったよ」
「あらまあ嫌ですね、まだ引っ張りますか?」
と、拗ねた顔を見せるイヴ。
うーん、こういう時の顔は素直に可愛らしい。
「あははは、すまない、失礼した」
「いえいえ・・・そうですわ、よろしければお近づきのしるしにもでも」
思い出したかのようにイヴはなにやら自分が持っていた買い物袋を探る。
「なにやってんの?」
「いえいえ、マサマルさんならきっとお気に召していただけるものが・・・ありましたわ」
と、イヴが半透明のビニール袋から取り出したモノは
「そ、それは・・・!?」
先輩にとってはかのシチリアの絶景にも勝るとも劣らぬ至高宝、レーションのチョコケーキであったのだ・・・!
「どうでしょ、お気に召して頂けましたでしょうか?」
「・・・・・・」
「先輩、先輩」
レーションとか余り良く分らない俺だけど、あの先輩が自分を忘れているからには相当な品であることが伺える。
・・・・・・そもそもレーションに格付けやランキングなんてあるのだろうか。
「はっ!? いかん、いや失礼した。しかし一体これをどこで・・・・・・これは幻の・・・」
「うふふ、私、近所のスーパーのおじ様と懇意にさせて頂いていますの」
すっげ、古今のスーパーのおじ様は先輩を感動させるレーションを仕入れてるのか! ビバ、日本の流通機構!
「いや、待て、そんなの有り得ないだろ!」
「何を言う、山井二等兵。現に、モノはこうしてあるのだ。それに、彼女が虚言をする理由がどこにある?」
「餌付けされてるー!?」
「そうですわ、ヤマイ。人の善意というのを端から疑うというのは余り褒められたことではないですわ」
「悪魔の善意を疑うなと!?」
「おにーちゃん、美味しければなんだって良いじゃない」
「・・・・・・」
「いやなに、私も貴女と話せて『愉快』だったよ」
「あらまあ嫌ですね、まだ引っ張りますか?」
と、拗ねた顔を見せるイヴ。
うーん、こういう時の顔は素直に可愛らしい。
「あははは、すまない、失礼した」
「いえいえ・・・そうですわ、よろしければお近づきのしるしにもでも」
思い出したかのようにイヴはなにやら自分が持っていた買い物袋を探る。
「なにやってんの?」
「いえいえ、マサマルさんならきっとお気に召していただけるものが・・・ありましたわ」
と、イヴが半透明のビニール袋から取り出したモノは
「そ、それは・・・!?」
先輩にとってはかのシチリアの絶景にも勝るとも劣らぬ至高宝、レーションのチョコケーキであったのだ・・・!
「どうでしょ、お気に召して頂けましたでしょうか?」
「・・・・・・」
「先輩、先輩」
レーションとか余り良く分らない俺だけど、あの先輩が自分を忘れているからには相当な品であることが伺える。
・・・・・・そもそもレーションに格付けやランキングなんてあるのだろうか。
「はっ!? いかん、いや失礼した。しかし一体これをどこで・・・・・・これは幻の・・・」
「うふふ、私、近所のスーパーのおじ様と懇意にさせて頂いていますの」
すっげ、古今のスーパーのおじ様は先輩を感動させるレーションを仕入れてるのか! ビバ、日本の流通機構!
「いや、待て、そんなの有り得ないだろ!」
「何を言う、山井二等兵。現に、モノはこうしてあるのだ。それに、彼女が虚言をする理由がどこにある?」
「餌付けされてるー!?」
「そうですわ、ヤマイ。人の善意というのを端から疑うというのは余り褒められたことではないですわ」
「悪魔の善意を疑うなと!?」
「おにーちゃん、美味しければなんだって良いじゃない」
「・・・・・・」
972 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/07/26(水) 18:27:54.13 ID:2us/EWk20
脱力した。疲労した。ちょっとポカリとか錠剤が欲しい・・・。
そんな俺を横目に、先輩はそわそわしている。
ああ・・・多分今すぐ食べたいんだろうなあ。うんうん、あれは買ってもらった玩具を、家に帰るまで開けるのを我慢できない子供の目だ。
・・・軍曹。
「よろしければ今、お味を試してみてみませんか? 私もせっかくお渡ししたものが粗相な品だと申し訳ないですし・・・」
「なにを! ・・・いやまて、確かに元は良くとも品質の管理というものは大切だな」
「立ちぐむぐぐぐ!?」
そっと、つくしちゃんの口を押さえてやる。戦時下でもないのに先輩に『立ち食い』はさぞ恥ずかしさを感じさせるに違いない。
「で、では・・・・・・」
恋人から小さな小箱を手渡され、婚約でもされたかのような面持ちでレーションに手をつける先輩。
そんな俺を横目に、先輩はそわそわしている。
ああ・・・多分今すぐ食べたいんだろうなあ。うんうん、あれは買ってもらった玩具を、家に帰るまで開けるのを我慢できない子供の目だ。
・・・軍曹。
「よろしければ今、お味を試してみてみませんか? 私もせっかくお渡ししたものが粗相な品だと申し訳ないですし・・・」
「なにを! ・・・いやまて、確かに元は良くとも品質の管理というものは大切だな」
「立ちぐむぐぐぐ!?」
そっと、つくしちゃんの口を押さえてやる。戦時下でもないのに先輩に『立ち食い』はさぞ恥ずかしさを感じさせるに違いない。
「で、では・・・・・・」
恋人から小さな小箱を手渡され、婚約でもされたかのような面持ちでレーションに手をつける先輩。
――――思えば、この瞬間こそが最高に幸せだったのだろう。先輩にとっては。
973 名前: さいご 2006/07/26(水) 18:28:29.01 ID:2us/EWk20
当時の状況はこうである。
さっと、角から、或いは塀の影から飛び出してきた俊敏な小型生命体(推定ネコ、以後Aと称する)は、友好ムードに溺れ背後の守りを緩めたつくし師団、山井小隊をあっさりと撃破、攻略。
なおもAの電撃作戦は続き、正丸総大将が構える本部を急襲。一級機密品を強奪すると共に、前方に展開していたイヴ近衛部隊をも撃破、見事なまでの撤退を見せたのであった。
それは実に、枯葉が一枚、木から落ちる間のことであった。
さっと、角から、或いは塀の影から飛び出してきた俊敏な小型生命体(推定ネコ、以後Aと称する)は、友好ムードに溺れ背後の守りを緩めたつくし師団、山井小隊をあっさりと撃破、攻略。
なおもAの電撃作戦は続き、正丸総大将が構える本部を急襲。一級機密品を強奪すると共に、前方に展開していたイヴ近衛部隊をも撃破、見事なまでの撤退を見せたのであった。
それは実に、枯葉が一枚、木から落ちる間のことであった。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「あー・・・」
あのネコって、この間も先輩のレーションを掻っ攫っていったネコかな・・・?
茶色と黒の縞模様だったし、みょうちくりんな赤いちゃんちゃんこみたいなの、来ていたし。
・・・飼い猫?
「お・・・」
「ん?」
「おのれおのれおのれおのれおのれぇぇぇ・・・・・・・っ!」
「いいっ!?」
先輩の懐から何かが取り出されたと思った瞬間、すでにガチャ、というなにかが取り外される音が聞こえる。
光の如き速さで取り出されたのは愛用のコルトM1911A1。ガチャ、はもちろんセーフティ解除である。
どう見ても臨戦態勢です。本当にありがとうございました。
「って、そんなのらめえぇぇぇぇ!!!」
「うるさい、離せ山井二等兵! 武士は食はねど高楊枝というが、目の前の餅を奪われて刀を抜かない奴がどこにいる!」
「あんたいつから武士になったあああ!!」
「やかましい! 武士も軍人も根本はもののふだあ!」
「レーションなら今度俺が買いますから! だからしまって、落ち着いて、物騒なモノしまってえええ!」
「モノの問題ではなああい! 大切なものを奪われた悲しみを復讐の弾丸で癒すだけだ! 復讐こそ人類に許された唯一の罪だああ!!」
「やっぱそれ弾出るかよソレぇぇぇ!?」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「あー・・・」
あのネコって、この間も先輩のレーションを掻っ攫っていったネコかな・・・?
茶色と黒の縞模様だったし、みょうちくりんな赤いちゃんちゃんこみたいなの、来ていたし。
・・・飼い猫?
「お・・・」
「ん?」
「おのれおのれおのれおのれおのれぇぇぇ・・・・・・・っ!」
「いいっ!?」
先輩の懐から何かが取り出されたと思った瞬間、すでにガチャ、というなにかが取り外される音が聞こえる。
光の如き速さで取り出されたのは愛用のコルトM1911A1。ガチャ、はもちろんセーフティ解除である。
どう見ても臨戦態勢です。本当にありがとうございました。
「って、そんなのらめえぇぇぇぇ!!!」
「うるさい、離せ山井二等兵! 武士は食はねど高楊枝というが、目の前の餅を奪われて刀を抜かない奴がどこにいる!」
「あんたいつから武士になったあああ!!」
「やかましい! 武士も軍人も根本はもののふだあ!」
「レーションなら今度俺が買いますから! だからしまって、落ち着いて、物騒なモノしまってえええ!」
「モノの問題ではなああい! 大切なものを奪われた悲しみを復讐の弾丸で癒すだけだ! 復讐こそ人類に許された唯一の罪だああ!!」
「やっぱそれ弾出るかよソレぇぇぇ!?」