SPEC - Infinite Lagrange History/歴史@ ウィキ | インラグ史

SPEC

概要

少数精鋭の精強部隊にも変革の兆し

同数で戦えばUHGをも凌ぐとされる最強豪同盟の一角。
多くの星系でランキングやゲートを占有し、最強の呼び声も高い。
少数ながらもこれまで全面敗北はほとんどなく、常に部分的勝利を収めてきたが
最近では、Pisces Alliance(PA)残党の取り込みを皮切りにBlaze SeeleやNIVANSSとも行動を共にするなど
規模拡張の動きが目立つようになっている。

少数精鋭だからこそ得られてきた賞賛

その歴史は長く、韓国でのサービス開始からほどなくして設立され、
以降、所属組織やメンバーの入れ替えこそあれど、一度として崩壊や解散を経験していない。
韓国を中心にアジア系のプレイヤーを多く抱えているが、英語圏のプレイヤーも少なからず存在する。
少数で勝利するというスタイルに
「例え勝ったとしても敵が数を言い訳にしづらく賞賛せざるを得ない」
といった心理的な効果があるばかりでなく
実際、戦闘面の技術や艦隊編成でもトップクラスの実力を維持し続けており、
これを利用して外交的にもこれまで上手く立ち回り人望を集めてきた。

カリスマとしての七将軍

リーダーである七将軍はこのゲームきっての重課金者のひとりであり
韓国コミュニティDC Insideで今なお有名な投稿者である。
そのためSPECの顔として広く周知されており、その人柄も高く評価されている。
日本でもインラグJ9というゲームの情報を集め記事にしてX(旧Twitter)に投稿するというプレイヤーが
インフルエンサーとしてSPECから現れかけたものの、こちらの記事は現在更新が滞っているようだ。

PA吸収後の体質の変化

PA吸収後はアジア系メンバーの占める比率が増加したことや
大手欧米系同盟であるFAFOとの戦争に勝利したことも災いして欧米系の同盟から否定的な意見がささやかれることも珍しくなくなった。
特に戦力として取り込んだ旧PA系メンバーのローカルチャットでの言動がこれまでのSPECの印象を著しく毀損する結果を招いてしまっており
これまで通りの組織運営ができなくなってきている可能性は否めない。
だが、一方で、純粋な戦闘力そのものは大きく強化されていることから、より武力を前面に押し出したアプローチを採ることで活路を開く
あるいは、武力を背景にした外交などで立ち回ることについては以前と比較しても高いパフォーマンスを期待できるだろう。

加入お勧め度

• 戦争好きアクティブプレイヤー：★★★★★
• ノンアクティブプレイヤー　　：☆☆☆☆☆
• アクティブ農民　　　　　　　：★☆☆☆☆
• 新規プレイヤー　　　　　　　：★☆☆☆☆

少数精鋭の空気感は健在、言語面はPA残党の加入でハードルが下がった

PA残党を勢力に加えてなお、その少数精鋭の空気感そのものは健在であり、
今なお、日本人の新規プレイヤーの受け入れはDiscord日本人サーバーでNOYOが定期的に募集しているのを除けば
不足分をスポットで補充しているのみである。
以前は言語面にやや不安があったものの、現在はPA残党という受け入れ先を得たことで
日本人であっても言語にそれほどの壁を感じずに活動することが可能になっている。
所属していた組織の解散などにより移籍先を探すアクティブな日本人プレイヤーにとっては有力な移籍先の候補となるだろう。

新規プレイヤーよりは完成品を求める風潮

同盟の方針として新規を排斥しているわけではないものの
前述した少数精鋭の風潮ゆえ、門戸そのものが狭く新規プレイヤーに関しては選考の段階で多くがふるい落とされてしまう。
したがって、新規がいきなりSPECに加入を志すのは無理だと考えたほうがよい。
他の組織で手持ちの艦やゲームについての知識を蓄えてから移籍を目指すのが遠回りなようでも加入の最短ルートになると思われる。

総評

どこから見ても精強であることは間違いない同盟であり、
そのネームバリューはことアジアにおいて、日本や韓国のプレイヤーが参加を検討するのであればUHGかSPECの二択とされるほど。
良くも悪くもPA吸収の影響が吉と出るか凶と出るかに今後が占われる不安定さを今は拭い去れないが
だからこそ、綱紀粛正により内部の言動の引き締めを図るにせよ、武力によりその言動を肯定するにせよ
その行く末から目を離すことができない面白さが、今のSPECの偽らざる魅力であるとも言えるのではないだろうか。