西暦 5422年 1月 15日
フォート・バビロン陥落―――
その時、全世界に衝撃が走った。
世界各地のレジスタンスは喚起に沸き、
フォート・バビロンの陥落を祝った。
我々の成功に勇気付けられた同志達は奮起し、
独立紛争は激化の一途を辿った。
地球外居住施設(コロニー)の独立が相次ぐ中、
国連軍はその戦力を地上に傾けざるを得なくなった。
衰退する権威。
平和への希望。
真に望む物がいつの日か手に入ることを夢見て、
私達は、それからも戦い続けた。
あれから十五年。
『敵影を確認!強襲型150機が接近中!』
私は、今も戦場にいる。
『燃料が足りない!援助してくれ!』
怒号が飛び交う中で暮らすのも、
『一箇所に固まるな!広がれ!包囲しろ!』
命のやり取りを繰り返すのも、
『やられた!撤退する!』
すっかり日常となってしまった。
私達を苦しめた国際連合も、
私達が命を賭して守った国も、
もうすでにない。
何が善で、何が悪なのか。
内心、わからない。
世界平和よりも、早く退役して静かな余生を過ごしたい。
果たして、この戦いに終わりはあるのだろうか。
己の正義を貫き、
種の自壊を選ぶ。
私達は、神の掌の上で遊ばれているだけかもしれない。
Scripts by K. T. as Giocatore
Music by Nerve
Pictures by Yun and K. T. as Giocatore
Direction by K. T. as Giocatore
Nadir Lab. presents
The Last Chronicle
Fin
History repeats itself.
最終更新:2007年12月14日 06:27