「本屋」(2017/08/07 (月) 22:28:54) の最新版変更点
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*部品構造
-大部品: 本屋 RD:16 評価値:6
--部品: たくさんの本があるなら売らねばならない
--部品: 取り扱う本によって異なる種類
--部品: 本屋同士の連携
--部品: 本の入荷
--部品: 書店ごとのキャンペーン
--部品: 本の予約、取り置き
--部品: 湿気対策のされた店
--部品: 店頭在庫検索機
--部品: サイン会の開催
--部品: 本以外の商品を売る場合
--大部品: 書店員 RD:6 評価値:4
---部品: 書店員のお仕事とは
---部品: ちょっとした図画工作スキル
---部品: 出版側との交渉力
---部品: 客の望む本を推定するスキル
---部品: 本は重たいので体力が必須です
---部品: コーナー設営技能
*部品定義
**部品: たくさんの本があるなら売らねばならない
本が増える。人々の間で本を自宅で多数持つことが流行しだす。すると本を扱う商人も栄えた。
元々本は高価な芸術品だったが、人の手による複製や印刷技術の発展に伴い徐々に本の数が増えて行くに伴って売り物として配布できる商品となった。
すなわち売れるターゲットが広がった。
であれば売らねばなるまい。
かくして本屋は生まれた。
**部品: 取り扱う本によって異なる種類
本にはフィクションもあればノンフィクションもあるし小説もあれば聖書もあり技術書もあれば絵本もある。写真集、画集、週刊誌、エトセトラ。
こういった本をざっくりとあつめて扱う本屋もあれば、小説に特化した、あるいは技術書に特化した本屋などもあるし、古書専門店などもある。
**部品: 本屋同士の連携
総合書店のように大量の本を扱う店は浅く広くたくさんの本を取り扱う。
小さな専門書店であれば、特定分野の本を深く深く掘り下げるように無数に置かれている。
本屋によって巡り会える本は異なるが、買い手が必ずしも目的とする本のある本屋にたどり着けるかはわからない。
ということで本屋同士でどういう本を取り扱っているかの連絡を取り合い、ある時はとりよせ、あるときは紹介し、あるときは今はやりの本に関する情報を集める。
そんな本屋同士の連携がある。
**部品: 本の入荷
著者が持ち込む場合もあれば、取り次ぎが入る場合もある。このあたりは取り扱う本にも寄る。同人誌と商業誌などで異なるように、本屋が取り扱う本の種類に依存する。
たとえば出版社ー取次(卸)ー書店、という流通経路での場合、売掛金回収も含めて取次がかなり大きな機能を持っているので、取次との連携を強化することで、売れ筋の本の確保ができるようになる。
取次の営業さんもいろいろだが、腕利きの方だと自分が担当する店の売上げを上げるために、品薄商品をどこからか確保してきてくれたりすることも。
**部品: 書店ごとのキャンペーン
人気作家の作品が入ったときや、長期休暇やその直前の時期、国ごとのイベントの時期などなど、様々なイベントにあわせて関連書籍を宣伝し売り上げを稼ぐキャンペーンが行われる。
**部品: 本の予約、取り置き
客から事前に本の予約を受けることがある。また珍しい本が入ったときにいつも買っていく顔なじみの客などがいたりすると連絡をとって紹介したり取り置きしたりしていつも来る客を待ったりする。
このあたりは書店員のさじ加減一つ。
**部品: 湿気対策のされた店
本に水気は天敵どころの騒ぎじゃないので、本屋として営業するには湿気や雨対策がきっちにされた部屋が必要になる。
**部品: 店頭在庫検索機
そこそこのテックレベルのあるところでは店頭在庫検索機といって本屋にある本の在庫がわかる機械がある。
テックレベルの足りないところでは分厚い辞典みたいな本にそれを記載している場合もあり、各国の一般技術力に応じて本を探すのを支援する方法が提供されている。
**部品: サイン会の開催
書店員が営業(国によって事情は異なるが要するに異なるが本の出版側)と交渉することで、サイン本を融通してもらえたり、サイン会が開催できる。
サイン会はあまり露出しない作家と珍しく出会える機会なので特にファンの人を呼び込む意味では効果が大きい。またそういうイベントがあると今までその本を知らなかった人も興味を向けることがあり、新たな購買層への訴えにもなったりする。
**部品: 本以外の商品を売る場合
季節商品としての手帳やクリスマスカード、通年売れるものとしてペンやノート、付箋、便せん等の文房具などを打っている場合がある。
これらは文具メーカーなどが場所貸しの形で在庫管理までしてくれるので、利益率の低い書店にとってはけっこうありがたい商品。
**部品: 書店員のお仕事とは
書店で待機して客がこれと持ってきた本を売る。
というだけかというと一概にもそうともいえず。基本接客業なので本の在処を質問されることもあるし予約受付をすることもあるし、面倒を起こした客の相手もすることもある。在庫を裏に探しに行ったり、入荷した本を運んで陳列したりといった活動も。
具体的には、
1. レジ等の接客作業(すごく喉が渇く)
2. 棚づくり(発注や陳列、特設コーナーづくり、POP書きなど。商品知識が必要。JavaとJavascriptが混ざってる店もありますね的な)
3. バックヤードでの力仕事(開梱、検品、返品)
4. 店舗運営関連(返品率や売上げの内訳等のデータ管理、シフト組み、バイト・パートさんの教育)
これに加えて、万引き・クレーム対応などがある。
もちろん全部を一人で行う必要は無い。複数人でそれぞれが出来ることにあたって連携すればいいのである。
**部品: ちょっとした図画工作スキル
本の紹介で見たことがないだろうか。イラストや説明のついたPOPを。
あれを作るスキルのある書店員もいる。趣味で絵をちまちま描いていたりするのかもしれない。
**部品: 出版側との交渉力
新しい本を売るときに、出版社の営業担当が新刊片手にあいさつに回ってくることがある。(同人誌などは著者というか出品者などがその依頼を行ったりする)
ここで書店で入荷して売るかどうか判断する材料になったりするので、案外重要な見極めのお仕事である。
また販売実績を定期的に営業担当者に共有することで、次回作の配本が確保されたり、サイン本を融通してもらえたり、サイン会が開催できたりする余地も生まれる。
出版社の営業担当と組んで、地味な商品の仕掛け販売(多面でドーンと展開したり)をして、数百冊とかの実績が出るととても気持ちいい。
**部品: 客の望む本を推定するスキル
客の全てがこの本が欲しいと明確にわかってきているわけではないので、迷っている場合、忘れてしまった場合に話を聞いてどの本かなとあたりをつけていく力も必要になる。それは根本的には本屋におかれた本をどれだけ把握しているかという知識量に依存する。
**部品: 本は重たいので体力が必須です
本は重たい。それを何冊も取り扱うとなればそりゃ重たいものを運ぶのに相応の体力、腕力が必要になる。書店の模様替えで本の配置を換えたりする時や、何十何百冊と本を入荷したときなんかは特に。
**部品: コーナー設営技能
書店のイベントに合わせて専用のコーナーを設営する。POP作成だけではなくイベントに合わせた本を集め、関心を引くように配置し、飾っていくスキル。
*提出書式
大部品: 本屋 RD:16 評価値:6
-部品: たくさんの本があるなら売らねばならない
-部品: 取り扱う本によって異なる種類
-部品: 本屋同士の連携
-部品: 本の入荷
-部品: 書店ごとのキャンペーン
-部品: 本の予約、取り置き
-部品: 湿気対策のされた店
-部品: 店頭在庫検索機
-部品: サイン会の開催
-部品: 本以外の商品を売る場合
-大部品: 書店員 RD:6 評価値:4
--部品: 書店員のお仕事とは
--部品: ちょっとした図画工作スキル
--部品: 出版側との交渉力
--部品: 客の望む本を推定するスキル
--部品: 本は重たいので体力が必須です
--部品: コーナー設営技能
部品: たくさんの本があるなら売らねばならない
本が増える。人々の間で本を自宅で多数持つことが流行しだす。すると本を扱う商人も栄えた。
元々本は高価な芸術品だったが、人の手による複製や印刷技術の発展に伴い徐々に本の数が増えて行くに伴って売り物として配布できる商品となった。
すなわち売れるターゲットが広がった。
であれば売らねばなるまい。
かくして本屋は生まれた。
部品: 取り扱う本によって異なる種類
本にはフィクションもあればノンフィクションもあるし小説もあれば聖書もあり技術書もあれば絵本もある。写真集、画集、週刊誌、エトセトラ。
こういった本をざっくりとあつめて扱う本屋もあれば、小説に特化した、あるいは技術書に特化した本屋などもあるし、古書専門店などもある。
部品: 本屋同士の連携
総合書店のように大量の本を扱う店は浅く広くたくさんの本を取り扱う。
小さな専門書店であれば、特定分野の本を深く深く掘り下げるように無数に置かれている。
本屋によって巡り会える本は異なるが、買い手が必ずしも目的とする本のある本屋にたどり着けるかはわからない。
ということで本屋同士でどういう本を取り扱っているかの連絡を取り合い、ある時はとりよせ、あるときは紹介し、あるときは今はやりの本に関する情報を集める。
そんな本屋同士の連携がある。
部品: 本の入荷
著者が持ち込む場合もあれば、取り次ぎが入る場合もある。このあたりは取り扱う本にも寄る。同人誌と商業誌などで異なるように、本屋が取り扱う本の種類に依存する。
たとえば出版社ー取次(卸)ー書店、という流通経路での場合、売掛金回収も含めて取次がかなり大きな機能を持っているので、取次との連携を強化することで、売れ筋の本の確保ができるようになる。
取次の営業さんもいろいろだが、腕利きの方だと自分が担当する店の売上げを上げるために、品薄商品をどこからか確保してきてくれたりすることも。
部品: 書店ごとのキャンペーン
人気作家の作品が入ったときや、長期休暇やその直前の時期、国ごとのイベントの時期などなど、様々なイベントにあわせて関連書籍を宣伝し売り上げを稼ぐキャンペーンが行われる。
部品: 本の予約、取り置き
客から事前に本の予約を受けることがある。また珍しい本が入ったときにいつも買っていく顔なじみの客などがいたりすると連絡をとって紹介したり取り置きしたりしていつも来る客を待ったりする。
このあたりは書店員のさじ加減一つ。
部品: 湿気対策のされた店
本に水気は天敵どころの騒ぎじゃないので、本屋として営業するには湿気や雨対策がきっちにされた部屋が必要になる。
部品: 店頭在庫検索機
そこそこのテックレベルのあるところでは店頭在庫検索機といって本屋にある本の在庫がわかる機械がある。
テックレベルの足りないところでは分厚い辞典みたいな本にそれを記載している場合もあり、各国の一般技術力に応じて本を探すのを支援する方法が提供されている。
部品: サイン会の開催
書店員が営業(国によって事情は異なるが要するに異なるが本の出版側)と交渉することで、サイン本を融通してもらえたり、サイン会が開催できる。
サイン会はあまり露出しない作家と珍しく出会える機会なので特にファンの人を呼び込む意味では効果が大きい。またそういうイベントがあると今までその本を知らなかった人も興味を向けることがあり、新たな購買層への訴えにもなったりする。
部品: 本以外の商品を売る場合
季節商品としての手帳やクリスマスカード、通年売れるものとしてペンやノート、付箋、便せん等の文房具などを打っている場合がある。
これらは文具メーカーなどが場所貸しの形で在庫管理までしてくれるので、利益率の低い書店にとってはけっこうありがたい商品。
部品: 書店員のお仕事とは
書店で待機して客がこれと持ってきた本を売る。
というだけかというと一概にもそうともいえず。基本接客業なので本の在処を質問されることもあるし予約受付をすることもあるし、面倒を起こした客の相手もすることもある。在庫を裏に探しに行ったり、入荷した本を運んで陳列したりといった活動も。
具体的には、
1. レジ等の接客作業(すごく喉が渇く)
2. 棚づくり(発注や陳列、特設コーナーづくり、POP書きなど。商品知識が必要。JavaとJavascriptが混ざってる店もありますね的な)
3. バックヤードでの力仕事(開梱、検品、返品)
4. 店舗運営関連(返品率や売上げの内訳等のデータ管理、シフト組み、バイト・パートさんの教育)
これに加えて、万引き・クレーム対応などがある。
もちろん全部を一人で行う必要は無い。複数人でそれぞれが出来ることにあたって連携すればいいのである。
部品: ちょっとした図画工作スキル
本の紹介で見たことがないだろうか。イラストや説明のついたPOPを。
あれを作るスキルのある書店員もいる。趣味で絵をちまちま描いていたりするのかもしれない。
部品: 出版側との交渉力
新しい本を売るときに、出版社の営業担当が新刊片手にあいさつに回ってくることがある。(同人誌などは著者というか出品者などがその依頼を行ったりする)
ここで書店で入荷して売るかどうか判断する材料になったりするので、案外重要な見極めのお仕事である。
また販売実績を定期的に営業担当者に共有することで、次回作の配本が確保されたり、サイン本を融通してもらえたり、サイン会が開催できたりする余地も生まれる。
出版社の営業担当と組んで、地味な商品の仕掛け販売(多面でドーンと展開したり)をして、数百冊とかの実績が出るととても気持ちいい。
部品: 客の望む本を推定するスキル
客の全てがこの本が欲しいと明確にわかってきているわけではないので、迷っている場合、忘れてしまった場合に話を聞いてどの本かなとあたりをつけていく力も必要になる。それは根本的には本屋におかれた本をどれだけ把握しているかという知識量に依存する。
部品: 本は重たいので体力が必須です
本は重たい。それを何冊も取り扱うとなればそりゃ重たいものを運ぶのに相応の体力、腕力が必要になる。書店の模様替えで本の配置を換えたりする時や、何十何百冊と本を入荷したときなんかは特に。
部品: コーナー設営技能
書店のイベントに合わせて専用のコーナーを設営する。POP作成だけではなくイベントに合わせた本を集め、関心を引くように配置し、飾っていくスキル。
*インポート用定義データ
[
{
"title": "本屋",
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"children": [
{
"title": "たくさんの本があるなら売らねばならない",
"description": "本が増える。人々の間で本を自宅で多数持つことが流行しだす。すると本を扱う商人も栄えた。\n元々本は高価な芸術品だったが、人の手による複製や印刷技術の発展に伴い徐々に本の数が増えて行くに伴って売り物として配布できる商品となった。\nすなわち売れるターゲットが広がった。\nであれば売らねばなるまい。\nかくして本屋は生まれた。",
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},
{
"title": "取り扱う本によって異なる種類",
"description": "本にはフィクションもあればノンフィクションもあるし小説もあれば聖書もあり技術書もあれば絵本もある。写真集、画集、週刊誌、エトセトラ。\nこういった本をざっくりとあつめて扱う本屋もあれば、小説に特化した、あるいは技術書に特化した本屋などもあるし、古書専門店などもある。",
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},
{
"title": "本屋同士の連携",
"description": "総合書店のように大量の本を扱う店は浅く広くたくさんの本を取り扱う。\n小さな専門書店であれば、特定分野の本を深く深く掘り下げるように無数に置かれている。\n本屋によって巡り会える本は異なるが、買い手が必ずしも目的とする本のある本屋にたどり着けるかはわからない。\nということで本屋同士でどういう本を取り扱っているかの連絡を取り合い、ある時はとりよせ、あるときは紹介し、あるときは今はやりの本に関する情報を集める。\nそんな本屋同士の連携がある。",
"type": "parts"
},
{
"title": "本の入荷",
"description": "著者が持ち込む場合もあれば、取り次ぎが入る場合もある。このあたりは取り扱う本にも寄る。同人誌と商業誌などで異なるように、本屋が取り扱う本の種類に依存する。\nたとえば出版社ー取次(卸)ー書店、という流通経路での場合、売掛金回収も含めて取次がかなり大きな機能を持っているので、取次との連携を強化することで、売れ筋の本の確保ができるようになる。\n取次の営業さんもいろいろだが、腕利きの方だと自分が担当する店の売上げを上げるために、品薄商品をどこからか確保してきてくれたりすることも。",
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},
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"title": "書店ごとのキャンペーン",
"description": "人気作家の作品が入ったときや、長期休暇やその直前の時期、国ごとのイベントの時期などなど、様々なイベントにあわせて関連書籍を宣伝し売り上げを稼ぐキャンペーンが行われる。",
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},
{
"title": "本の予約、取り置き",
"description": "客から事前に本の予約を受けることがある。また珍しい本が入ったときにいつも買っていく顔なじみの客などがいたりすると連絡をとって紹介したり取り置きしたりしていつも来る客を待ったりする。\nこのあたりは書店員のさじ加減一つ。",
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"title": "湿気対策のされた店",
"description": "本に水気は天敵どころの騒ぎじゃないので、本屋として営業するには湿気や雨対策がきっちにされた部屋が必要になる。",
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"title": "店頭在庫検索機",
"description": "そこそこのテックレベルのあるところでは店頭在庫検索機といって本屋にある本の在庫がわかる機械がある。\nテックレベルの足りないところでは分厚い辞典みたいな本にそれを記載している場合もあり、各国の一般技術力に応じて本を探すのを支援する方法が提供されている。",
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"title": "サイン会の開催",
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"title": "出版側との交渉力",
"description": "新しい本を売るときに、出版社の営業担当が新刊片手にあいさつに回ってくることがある。(同人誌などは著者というか出品者などがその依頼を行ったりする)\nここで書店で入荷して売るかどうか判断する材料になったりするので、案外重要な見極めのお仕事である。\nまた販売実績を定期的に営業担当者に共有することで、次回作の配本が確保されたり、サイン本を融通してもらえたり、サイン会が開催できたりする余地も生まれる。\n出版社の営業担当と組んで、地味な商品の仕掛け販売(多面でドーンと展開したり)をして、数百冊とかの実績が出るととても気持ちいい。",
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"title": "客の望む本を推定するスキル",
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"title": "本は重たいので体力が必須です",
"description": "本は重たい。それを何冊も取り扱うとなればそりゃ重たいものを運ぶのに相応の体力、腕力が必要になる。書店の模様替えで本の配置を換えたりする時や、何十何百冊と本を入荷したときなんかは特に。",
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"description": "書店のイベントに合わせて専用のコーナーを設営する。POP作成だけではなくイベントに合わせた本を集め、関心を引くように配置し、飾っていくスキル。",
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]
*部品構造
-大部品: 本屋 RD:19 評価値:7
--部品: たくさんの本があるなら売らねばならない
--部品: 取り扱う本によって異なる種類
--部品: 本屋同士の連携
--部品: 本の入荷
--部品: 書店ごとのキャンペーン
--部品: 本の予約、取り置き
--部品: 湿気対策のされた店
--部品: 店頭在庫検索機
--部品: サイン会の開催
--部品: 本以外の商品を売る場合
--大部品: 書店員 RD:9 評価値:5
---部品: 書店員のお仕事とは
---部品: 本に関する商品知識
---部品: 書店における接客スキル
---部品: ちょっとした図画工作スキル
---部品: 出版側との交渉力
---部品: 客の望む本を推定するスキル
---部品: コーナー設営技能
---部品: 書店内のイベント運営能力
---部品: 本は重たいので体力が必須です
*部品定義
**部品: たくさんの本があるなら売らねばならない
本が増える。人々の間で本を自宅で多数持つことが流行しだす。すると本を扱う商人も栄えた。
元々本は高価な芸術品だったが、人の手による複製や印刷技術の発展に伴い徐々に本の数が増えて行くに伴って売り物として配布できる商品となった。
すなわち売れるターゲットが広がった。
であれば売らねばなるまい。
かくして本屋は生まれた。
**部品: 取り扱う本によって異なる種類
本にはフィクションもあればノンフィクションもあるし小説もあれば聖書もあり技術書もあれば絵本もある。写真集、画集、週刊誌、エトセトラ。
こういった本をざっくりとあつめて扱う本屋もあれば、小説に特化した、あるいは技術書に特化した本屋などもあるし、古書専門店などもある。
**部品: 本屋同士の連携
総合書店のように大量の本を扱う店は浅く広くたくさんの本を取り扱う。
小さな専門書店であれば、特定分野の本を深く深く掘り下げるように無数に置かれている。
本屋によって巡り会える本は異なるが、買い手が必ずしも目的とする本のある本屋にたどり着けるかはわからない。
ということで本屋同士でどういう本を取り扱っているかの連絡を取り合い、ある時はとりよせ、あるときは紹介し、あるときは今はやりの本に関する情報を集める。
そんな本屋同士の連携がある。
**部品: 本の入荷
著者が持ち込む場合もあれば、取り次ぎが入る場合もある。このあたりは取り扱う本にも寄る。同人誌と商業誌などで異なるように、本屋が取り扱う本の種類に依存する。
たとえば出版社ー取次(卸)ー書店、という流通経路での場合、売掛金回収も含めて取次がかなり大きな機能を持っているので、取次との連携を強化することで、売れ筋の本の確保ができるようになる。
取次の営業さんもいろいろだが、腕利きの方だと自分が担当する店の売上げを上げるために、品薄商品をどこからか確保してきてくれたりすることも。
**部品: 書店ごとのキャンペーン
人気作家の作品が入ったときや、長期休暇やその直前の時期、国ごとのイベントの時期などなど、様々なイベントにあわせて関連書籍を宣伝し売り上げを稼ぐキャンペーンが行われる。
**部品: 本の予約、取り置き
客から事前に本の予約を受けることがある。また珍しい本が入ったときにいつも買っていく顔なじみの客などがいたりすると連絡をとって紹介したり取り置きしたりしていつも来る客を待ったりする。
このあたりは書店員のさじ加減一つ。
**部品: 湿気対策のされた店
本に水気は天敵どころの騒ぎじゃないので、本屋として営業するには湿気や雨対策がきっちにされた部屋が必要になる。
**部品: 店頭在庫検索機
そこそこのテックレベルのあるところでは店頭在庫検索機といって本屋にある本の在庫がわかる機械がある。
テックレベルの足りないところでは分厚い辞典みたいな本にそれを記載している場合もあり、各国の一般技術力に応じて本を探すのを支援する方法が提供されている。
**部品: サイン会の開催
書店員が営業(国によって事情は異なるが要するに異なるが本の出版側)と交渉することで、サイン本を融通してもらえたり、サイン会が開催できる。
サイン会はあまり露出しない作家と珍しく出会える機会なので特にファンの人を呼び込む意味では効果が大きい。またそういうイベントがあると今までその本を知らなかった人も興味を向けることがあり、新たな購買層への訴えにもなったりする。
**部品: 本以外の商品を売る場合
季節商品としての手帳やクリスマスカード、通年売れるものとしてペンやノート、付箋、便せん等の文房具などを打っている場合がある。
これらは文具メーカーなどが場所貸しの形で在庫管理までしてくれるので、利益率の低い書店にとってはけっこうありがたい商品。
**部品: 書店員のお仕事とは
書店で待機して客がこれと持ってきた本を売る。
というだけかというと一概にもそうともいえず。基本接客業なので本の在処を質問されることもあるし予約受付をすることもあるし、面倒を起こした客の相手もすることもある。在庫を裏に探しに行ったり、入荷した本を運んで陳列したりといった活動も。
具体的には、
1. レジ等の接客作業(すごく喉が渇く)
2. 棚づくり(発注や陳列、特設コーナーづくり、POP書きなど。商品知識が必要)
3. バックヤードでの力仕事(開梱、検品、返品)
4. 店舗運営関連(返品率や売上げの内訳等のデータ管理、シフト組み、バイト・パートさんの教育)
これに加えて、万引き・クレーム対応などがある。
もちろん全部を一人で行う必要は無い。複数人でそれぞれが出来ることにあたって連携すればいいのである。
**部品: 本に関する商品知識
JavaとJavaScriptみたいな似た名前の本はあれば、ミステリィとSFとファンタジィとといった分類もあるし、ゲームの攻略本とTRPGのルールブックなどもあり、これらがごちゃ混ぜになっていると客もどこに本があるのか見つけられないし、店も混沌としてしまう。
本は多様であり、それ故にうまく分けて棚に並べたり、紹介したり、売るためには、本の中身に関する知識も大事なのだった。
**部品: 書店における接客スキル
いろいろなお客様への説明、案内、立ち続けのレジもあれば、座っていられるけれどなかなか交代できない個人業もあり、果てはクレーム対応まで。接客業の道のりは険しい。時につらい。けれど楽しいこともある。
結局のところ、自分がいいなと思った本が売れるときなどは特に。
**部品: ちょっとした図画工作スキル
本の紹介で見たことがないだろうか。イラストや説明のついたPOPを。
あれを作るスキルのある書店員もいる。趣味で絵をちまちま描いていたりするのかもしれない。いずれにしてもPOPを描いたりするあたり結構な愛情がある由縁だろう。
**部品: 出版側との交渉力
新しい本を売るときに、出版社の営業担当が新刊片手にあいさつに回ってくることがある。(同人誌などは著者というか出品者などがその依頼を行ったりする)
ここで書店で入荷して売るかどうか判断する材料になったりするので、案外重要な見極めのお仕事である。
また販売実績を定期的に営業担当者に共有することで、次回作の配本が確保されたり、サイン本を融通してもらえたり、サイン会が開催できたりする余地も生まれる。
出版社の営業担当と組んで、地味な商品の仕掛け販売(多面でドーンと展開したり)をして、数百冊とかの実績が出るととても気持ちいい。
**部品: 客の望む本を推定するスキル
客の全てがこの本が欲しいと明確にわかってきているわけではないので、迷っている場合、忘れてしまった場合に話を聞いてどの本かなとあたりをつけていく力も必要になる。それは根本的には本屋におかれた本をどれだけ把握しているかという知識量に依存する。
**部品: コーナー設営技能
書店のイベントに合わせて専用のコーナーを設営する。POP作成だけではなくイベントに合わせた本を集め、関心を引くように配置し、飾っていくスキル。
**部品: 書店内のイベント運営能力
たまにサイン会があることもあれば、特定の本をプッシュして売る場合もある。そのための下準備、時期の見極め、在庫の確保には相応の手間がかかるわけで、イベントをうまく回すスキルを求められる場合がある。
**部品: 本は重たいので体力が必須です
とはいえそもそも。
本は重たい。
それを何冊も取り扱うとなればそりゃ重たいものを運ぶのに相応の体力、腕力が必要になる。書店の模様替えで本の配置を換えたりする時や、何十何百冊と本を入荷したときなんかは特に。
筋肉、体力は大事である。
*提出書式
大部品: 本屋 RD:19 評価値:7
-部品: たくさんの本があるなら売らねばならない
-部品: 取り扱う本によって異なる種類
-部品: 本屋同士の連携
-部品: 本の入荷
-部品: 書店ごとのキャンペーン
-部品: 本の予約、取り置き
-部品: 湿気対策のされた店
-部品: 店頭在庫検索機
-部品: サイン会の開催
-部品: 本以外の商品を売る場合
-大部品: 書店員 RD:9 評価値:5
--部品: 書店員のお仕事とは
--部品: 本に関する商品知識
--部品: 書店における接客スキル
--部品: ちょっとした図画工作スキル
--部品: 出版側との交渉力
--部品: 客の望む本を推定するスキル
--部品: コーナー設営技能
--部品: 書店内のイベント運営能力
--部品: 本は重たいので体力が必須です
部品: たくさんの本があるなら売らねばならない
本が増える。人々の間で本を自宅で多数持つことが流行しだす。すると本を扱う商人も栄えた。
元々本は高価な芸術品だったが、人の手による複製や印刷技術の発展に伴い徐々に本の数が増えて行くに伴って売り物として配布できる商品となった。
すなわち売れるターゲットが広がった。
であれば売らねばなるまい。
かくして本屋は生まれた。
部品: 取り扱う本によって異なる種類
本にはフィクションもあればノンフィクションもあるし小説もあれば聖書もあり技術書もあれば絵本もある。写真集、画集、週刊誌、エトセトラ。
こういった本をざっくりとあつめて扱う本屋もあれば、小説に特化した、あるいは技術書に特化した本屋などもあるし、古書専門店などもある。
部品: 本屋同士の連携
総合書店のように大量の本を扱う店は浅く広くたくさんの本を取り扱う。
小さな専門書店であれば、特定分野の本を深く深く掘り下げるように無数に置かれている。
本屋によって巡り会える本は異なるが、買い手が必ずしも目的とする本のある本屋にたどり着けるかはわからない。
ということで本屋同士でどういう本を取り扱っているかの連絡を取り合い、ある時はとりよせ、あるときは紹介し、あるときは今はやりの本に関する情報を集める。
そんな本屋同士の連携がある。
部品: 本の入荷
著者が持ち込む場合もあれば、取り次ぎが入る場合もある。このあたりは取り扱う本にも寄る。同人誌と商業誌などで異なるように、本屋が取り扱う本の種類に依存する。
たとえば出版社ー取次(卸)ー書店、という流通経路での場合、売掛金回収も含めて取次がかなり大きな機能を持っているので、取次との連携を強化することで、売れ筋の本の確保ができるようになる。
取次の営業さんもいろいろだが、腕利きの方だと自分が担当する店の売上げを上げるために、品薄商品をどこからか確保してきてくれたりすることも。
部品: 書店ごとのキャンペーン
人気作家の作品が入ったときや、長期休暇やその直前の時期、国ごとのイベントの時期などなど、様々なイベントにあわせて関連書籍を宣伝し売り上げを稼ぐキャンペーンが行われる。
部品: 本の予約、取り置き
客から事前に本の予約を受けることがある。また珍しい本が入ったときにいつも買っていく顔なじみの客などがいたりすると連絡をとって紹介したり取り置きしたりしていつも来る客を待ったりする。
このあたりは書店員のさじ加減一つ。
部品: 湿気対策のされた店
本に水気は天敵どころの騒ぎじゃないので、本屋として営業するには湿気や雨対策がきっちにされた部屋が必要になる。
部品: 店頭在庫検索機
そこそこのテックレベルのあるところでは店頭在庫検索機といって本屋にある本の在庫がわかる機械がある。
テックレベルの足りないところでは分厚い辞典みたいな本にそれを記載している場合もあり、各国の一般技術力に応じて本を探すのを支援する方法が提供されている。
部品: サイン会の開催
書店員が営業(国によって事情は異なるが要するに異なるが本の出版側)と交渉することで、サイン本を融通してもらえたり、サイン会が開催できる。
サイン会はあまり露出しない作家と珍しく出会える機会なので特にファンの人を呼び込む意味では効果が大きい。またそういうイベントがあると今までその本を知らなかった人も興味を向けることがあり、新たな購買層への訴えにもなったりする。
部品: 本以外の商品を売る場合
季節商品としての手帳やクリスマスカード、通年売れるものとしてペンやノート、付箋、便せん等の文房具などを打っている場合がある。
これらは文具メーカーなどが場所貸しの形で在庫管理までしてくれるので、利益率の低い書店にとってはけっこうありがたい商品。
部品: 書店員のお仕事とは
書店で待機して客がこれと持ってきた本を売る。
というだけかというと一概にもそうともいえず。基本接客業なので本の在処を質問されることもあるし予約受付をすることもあるし、面倒を起こした客の相手もすることもある。在庫を裏に探しに行ったり、入荷した本を運んで陳列したりといった活動も。
具体的には、
1. レジ等の接客作業(すごく喉が渇く)
2. 棚づくり(発注や陳列、特設コーナーづくり、POP書きなど。商品知識が必要)
3. バックヤードでの力仕事(開梱、検品、返品)
4. 店舗運営関連(返品率や売上げの内訳等のデータ管理、シフト組み、バイト・パートさんの教育)
これに加えて、万引き・クレーム対応などがある。
もちろん全部を一人で行う必要は無い。複数人でそれぞれが出来ることにあたって連携すればいいのである。
部品: 本に関する商品知識
JavaとJavaScriptみたいな似た名前の本はあれば、ミステリィとSFとファンタジィとといった分類もあるし、ゲームの攻略本とTRPGのルールブックなどもあり、これらがごちゃ混ぜになっていると客もどこに本があるのか見つけられないし、店も混沌としてしまう。
本は多様であり、それ故にうまく分けて棚に並べたり、紹介したり、売るためには、本の中身に関する知識も大事なのだった。
部品: 書店における接客スキル
いろいろなお客様への説明、案内、立ち続けのレジもあれば、座っていられるけれどなかなか交代できない個人業もあり、果てはクレーム対応まで。接客業の道のりは険しい。時につらい。けれど楽しいこともある。
結局のところ、自分がいいなと思った本が売れるときなどは特に。
部品: ちょっとした図画工作スキル
本の紹介で見たことがないだろうか。イラストや説明のついたPOPを。
あれを作るスキルのある書店員もいる。趣味で絵をちまちま描いていたりするのかもしれない。いずれにしてもPOPを描いたりするあたり結構な愛情がある由縁だろう。
部品: 出版側との交渉力
新しい本を売るときに、出版社の営業担当が新刊片手にあいさつに回ってくることがある。(同人誌などは著者というか出品者などがその依頼を行ったりする)
ここで書店で入荷して売るかどうか判断する材料になったりするので、案外重要な見極めのお仕事である。
また販売実績を定期的に営業担当者に共有することで、次回作の配本が確保されたり、サイン本を融通してもらえたり、サイン会が開催できたりする余地も生まれる。
出版社の営業担当と組んで、地味な商品の仕掛け販売(多面でドーンと展開したり)をして、数百冊とかの実績が出るととても気持ちいい。
部品: 客の望む本を推定するスキル
客の全てがこの本が欲しいと明確にわかってきているわけではないので、迷っている場合、忘れてしまった場合に話を聞いてどの本かなとあたりをつけていく力も必要になる。それは根本的には本屋におかれた本をどれだけ把握しているかという知識量に依存する。
部品: コーナー設営技能
書店のイベントに合わせて専用のコーナーを設営する。POP作成だけではなくイベントに合わせた本を集め、関心を引くように配置し、飾っていくスキル。
部品: 書店内のイベント運営能力
たまにサイン会があることもあれば、特定の本をプッシュして売る場合もある。そのための下準備、時期の見極め、在庫の確保には相応の手間がかかるわけで、イベントをうまく回すスキルを求められる場合がある。
部品: 本は重たいので体力が必須です
とはいえそもそも。
本は重たい。
それを何冊も取り扱うとなればそりゃ重たいものを運ぶのに相応の体力、腕力が必要になる。書店の模様替えで本の配置を換えたりする時や、何十何百冊と本を入荷したときなんかは特に。
筋肉、体力は大事である。
*インポート用定義データ
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