鋼 VS レイセイ VS カサンドラ

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鋼 VS レイセイ VS カサンドラ - (2011/04/26 (火) 08:57:22) の編集履歴(バックアップ)


鋼 VS レイセイ VS カサンドラ
コラム

解説

LHの世界、ゴウエンの最強ユニットを争うユニットと言えば、この3体だろう。

SP4でHP120の高HPと相手依存AT、勝利時発動。白髭の大剣士『鋼』

援護依存ながら、高AT高AGI先攻で超火力。星乃瞬『レイセイ』

抜群の安定感、4色スタンダードの切り札。狩人『カサンドラ』

今回はこの3体を徹底比較してみよう、という企画である。

彼を知り己を知れば100戦危うからず。

まずはこの3体の特長と、弱点を考えてみよう。
○レベル4ながらHP100の高耐久力。
○HP+20の発動条件は「手札に戦士・剣士がある」と非常に楽。
○勝利エリア発動の「戦士・剣士ならAT+30」は強力。
オールカラーで使える。
△相手依存のATを持つ。
×AGI1後攻である。
×使われるデッキは【戦士剣士】オンリーである。

大型ユニットにありがちな高HP低AGIユニットなのだが、鋼自身はレベル4と意外にも軽い。
本人のAT30は意味がないように思えるが、夜歩く者『ルザ』で止まらないという利点があるので、さりげなく重要。
本人同士の対決は運ゲーである。また、非優勢なら引き分ける可能性も。

相手依存のATは、オールカラーで使えるというメリットではあるものの、
AT0に引き分けたりするため、デメリットになることもありうる。
鋼のページにも書いてあるが、風の精霊黒猫『フェルアン』は天敵。
前者は相手5枚ドロー、後者はオープンも含めて6枚のハンデスである。

AGI1後攻でカウンター発動はないものの、先攻を付加するのはややアンチシナジー気味。
このユニットに先攻をつけられるのは突撃神速疾走する妖精族だが、
突撃と疾走はATが上がった後に相手ATを参照してしまって意味がなく、
神速も含めてHP+がないため、相手が先攻だと返り討ちにあいがちなため。
突撃EXもATが上がってしまうためややアンチシナジーで、普通にHP+を付けることが多い。
ユニット即死はあきらめよう。

この中では唯一専用デッキを組まないといけないのも難点。
といっても、彼のデッキにあと2枚が入ることもあるのだが・・・(特にレイセイは必須級。カサンドラは少ないかな)

援護依存度は援護必須のレイセイよりは低いが、自分よりもHPが低いカサンドラの方が素出しされることは多い。
また、この3人の直接対決は、優勢非優勢に関係なくHP+60でHP180になる鋼に分がある。
レイセイは優勢でもAT+30してやっと運ゲー(AT+20が出れば勝ち)、カサンドラは優勢火力100点で全く足りない。
優勢で勝つには、カサンドラでAT+40、レイセイでAT+50する必要がある。
竜乗り『ヴァッサー』なら行けるかもしれないが、非現実的だろう。
鋼の後なら行けるかもしれないが・・・(レイセイはAT+60されるので確定勝ち、カサンドラはAT+10で勝ち)

○高火力かつ高AGIで、先攻付加能力も持つ。
○レベル3なので、この3人の中では最低レベルである。
非優勢での信頼度は鋼より下だが、カサンドラよりは上。
△汎用性はカサンドラよりは下だが、鋼よりは上。
×ユニットによる援護が必須である。
×低HP低AT。
×この中で唯一入手経路の確定手段を持っていない。

03-20-20-04と、他の2体と比べるとかなり低い能力である。
しかし、ひとたび効果を発揮すれば、魔歌援護ですら非優勢70点or90点、優勢で110点or140点をAGI5先攻でたたき出す。
そして、このユニットの真価は、人魚族の戦闘兵海賊の部下達を付けたときに発揮される。
SP6ながら、非優勢で90点or110点、優勢で130点or160点を先攻AGI4でたたき出し、勝利時発動でアドも取れ、
天敵のオープン火力も効かないと至れり尽くせりである。

一方、ユニットによる援護必須(グリモア援護の効果もあるのだが、全くと言っていいほど使われない)なので、
海神の怒り侵魚/正義を司るモノには一方的に負けてしまう。
また、低HP低AT高AGIがたたり、夜歩く者『ルザ』にも手が出ない。

そして、一番の問題点は、入手経路がほぼポイントカード40枚(このカードはあるならまず間違いなく3積みする)オンリーであること。
そのためか、人気ランキングは3人の中で一番低く、妖精騎士『トルテ』小さくして多なる翼竜に負けることも。
とはいえ、この2枚や秘宝を見つけた発掘者は、援護やデコイとしての評価部分が大きいのだが。

汎用性については「ユニット援護必須」が気にかかる。
援護ユニットがあまりいないようなデッキでは、活躍の場は必然的に削られる。
できれば人魚族の戦闘兵海賊の部下達とセットで入れるとよい。
それが入っていないデッキでも、【神殿騎士】など、自身が援護能力を持つユニットが多ければ採用の余地はある。

援護依存度が強く、手札損失という点では一番下。
直接対決は鋼には負けるが、カサンドラにはHP+が付いていない限り確定で勝てる。

4色スタンダードはもちろん、4色のバランスがいいデッキなら何でも入りうる汎用性。
○05-90-50-03と、安定した能力を持つ。
×爆発力は3人の中で1番欠ける。
×非優勢では流石に厳しい。
×レベル5と3人の中では重い。
×先攻持ちユニットやAGI4以上ユニットに弱い。
×手札をとっておく必要があるため、ハンデスに弱い。
×情報アド損のため、アドは3人の中で1番少ない。

非常に安定性の高いユニット。
汎用性も高く、4色がバランスよく入っているデッキならどこにでも入りうる。
そのためか、LH赤ユニットでは常に人気1位である。

しかし、上の二人と比べてしまうと、流石に「器用貧乏」感が否めない。
火力は優勢でも100。赤優勢でAT+20してやっとフィニッシャー候補であり、それでもAT140。
非優勢ではAT50しか出ない。
赤優勢の直接対決でも鋼+HP+60にはAT+40必要で、レイセイだとHP+40では足りず、HP+60しても運ゲー
非優勢ならレイセイにはHP+30で勝てるのだが、やはり鋼には勝てない。

汎用性が高いとは言っても、彼女も専用デッキとまではいかないものの、それなりに相性の良いカードを積むことにはなる。
リフェス回復の粉(自身をドロー)、治癒呪文(取っておける)
ゴウエン:彼女の能力はゴウエン以外が手札にあるときに発動するので、なるべく少なくした方がいい。
例外として、妖精の踊り小さくして多なる翼竜圧縮となり、逆圧縮を行う彼女と相性がいい。
ファルカウ人魚族の戦闘兵(勝利時発動で自身をドロー)、海神の怒り(取っておける)、
真相(ドロー加速に加えて自身は手札にとどまる)
ローティア:相性のいいカードがないので、手札喪失の少ない、いつでも出せるカードをグッドスタッフで組むとよい。
夜歩く者『ルザ』夜空を飛ぶ飛竜辺りが妥当か。

情報アド損はあまり注目されないが、要注意。
「発動すること」よりも、「発動しないこと」の方が
4色スタンダードにもかかわらず優勢神族に合わせるカードがないということになるため、アド損は大きい。

このように、三者三様であり、それぞれに合った使い方をすべきである。
【戦士剣士】では3人がかち合うこともあるかもしれないが、ゴウエンが多いデッキなため、カサンドラがやや腐る。

高GETSPにおける、優勢神族に合わせた考え方

LHでは、高GETSP(5~6)で出てくる優勢神族にあったユニットが大体決まっている。
それらに対し、この3人がどのぐらい戦えるのか、ということをみていこう。
前提として、鋼にはHP+60援護が、レイセイには人魚族の戦闘兵が付いているものとする。

リフェス

先攻AGI5で120点。でも鋼なら余裕で耐えます。
レイセイはGETSP6でなければチャンスありだが、HP援護されていたら確定でアウトなので厳しい。
カサンドラはHP+40で勝てるようになる。

AGI4で最高でも140点ぐらい。やはり鋼なら耐えられるレベルだが援護によっては・・・?
先攻がついていないので、レイセイで返り討ちにできる。
カサンドラはかなり厳しい。HP+60すれば多分勝てるだろう。

レベル3以下に引っかかるレイセイは焼き切れないので目も当てられない。
HP>ATだが、AT60しか出ないので鋼は勝てるだろう。
カサンドラは2R運ゲー
伝説の勇者『カティラ』も同じ結果になる。

レイセイでしか勝てないので要注意。鋼もカサンドラも普通オープン火力は積まない。

意外な強敵。
鋼は祝福込みでAT160なので割とギリギリ、勝利・敗北エリアによってはひっくり返る。
レイセイはそのままでも運ゲーで、祝福守備力強化辺りがかかると勝てない。
優勢赤でもHP140なら運ゲーなので、要注意。
カサンドラは相手が違うだろう。優勢黄どころか優勢赤でも耐えられるとぴったり死ねます。

髭ラステ。ヘルキュレイスと同じステータスなので、鋼の敵ではない。
レイセイは長靴を履いた猫が付くと運ゲーだが、鋼の後なら勝てるだろう。
カサンドラは2R運ゲー

禿ラステ。HP(70)<AT(80)なので鋼の敵ではない。
レイセイについては髭ラステと変わらないが、
カサンドラは相手ATが80に上がるので少し厳しくなる。

AT40しか出ないので鋼の敵ではないが、R数はかさむ。とはいえ、HP+60でも4Rで決着はつく(ダメージ0だが)。
レイセイは鋼の後でもちょっと厳しい。
カサンドラは素なら勝てるが、HPを増やしだすと怪しい。

ファルカウ

先攻AGI3AT120援護不可能。鋼はまず負けない。
レイセイは一応勝利・敗北エリア美声の魔歌術士という運ゲー要素がある。
カサンドラはHP+40で勝てるようになる。

鋼はHP+60が人魚族の盾兵だと運ゲーだが、それ以外なら勝てる。
レイセイは完全に止まるので注意。援護が切り裂く太陽王国の騎士なら勝てるのに・・・
カサンドラは2R運ゲー

元々AGI1の鋼には関係ない。
先攻は消えないのでレイセイも関係ない。
カサンドラはきれいに引っかかる。

鋼は侵魚正義とは逆に、HP+60がグリモアだと確定で負け、盾兵だと勝ち。
レイセイはグリモアをつけないので返り討ちにできる。
カサンドラは2R運ゲー

ローティア

火力不足でHP(70)<AT(80)なので、鋼なら余裕。鋼の後に出して140点なのでやっと見える程度。
レイセイは完全に止まるので注意。
カサンドラは2R運ゲーだが、AT80と高いのでAT強化されると分が悪い。

AT120AGI2。鋼とレイセイなら余裕のレベルだろう。
カサンドラはHP90を殴り切るかAT120を耐えないといけないので厳しい。
探究者『デイカー・バズ』も似たようなものである。

強敵。AT200越えもざらなので鋼すらAGI1後攻同士の運ゲーである。
レイセイはAT+10だと負け、AT+20なら勝ち。確実に勝つなら援護AT+30必要。鋼の後なら一応チャンスあり。
カサンドラはまず勝ち目がないだろう。鋼の後にAT+20してやっとAT100である。

AT+90なのでAT180、きっちり鋼が死ぬ。
レイセイは先制つきなので意に返さない。
カサンドラは相手の低HPに助けられる形で勝つチャンスありだが、魔歌援護されると返り討ちなので油断は禁物。
こいつに限らず、鋼は獣化病相手はちょっと厳しいので注意。(例:獣化病/エキドウナ

AT200AGI5先攻がオープン火力無効で飛んくる。全員無理。夜歩く者『ルザ』に止めてもらおう。

レレイウヴァッサー
まず間違いなくHP120なのでレイセイとカサンドラには荷が重いが、レイセイは鋼の後なら行ける。
鋼はAT+40までなら耐えられる。大竜帝『リティル』は忘れよう。

ゴウエン

想定としてはATは140ぐらいだろう。鋼でも怪しいかもしれない。
レイセイはHP+100で運ゲー。鋼の後なら勝てるだろう。
カサンドラはATを上げないと厳しいし、耐える方もちょっと厳しい。

AT200出るのでしっかり鋼が死ぬ。意外すぎる。
レイセイの敵ではないだろう。
カサンドラはきれいにAGI3同士の運ゲー
魔滅者『ヴォル・アグニ』でも同じ結果になる(こちらはAT180)。

カサンドラだけきれいに引っかかる。AGI5で先攻もつくので見えない刃でも太刀打ち不可能。

AT0同士の悲しい争いは、見ていて気がそがれるであろう。
オープン火力に先攻まであるレイセイの敵ではない。
カサンドラはそのままでは勝てない。HP+しておくのが無難か。

  • 火竜 鋼◎ レイセイ◎ カサンドラ○
火竜程度に負ける3人ではない。カサンドラはATピッタリなので少し怪しいが。

オールカラー

非優勢AT150。魔歌援護で鋼カサンドラ確定1発は脅威的。
レイセイは見えない刃がついても無理なので余裕。

無慈悲ディカール。レイセイ以外は見事に引っかかる。
AGI上げの選択肢があるカサンドラはまだしも、先攻付加の可能性がほぼない鋼は泣くしかない。

海神レレイウ。ほぼ無理ゲー。素出しする可能性のある鋼やカサンドラはまだチャンスがあるかもしれない。

分解レレイウ。レベルの低いレイセイの本領発揮である。

返却レレイウ。要は非優勢で出てきづらい順である。
オールカラーで出せる鋼のメリットがデメリットになる例。

なかなかの強敵。
AGI1後攻同士なので鋼は運ゲー。
レイセイはそのままなら勝てるが、HP+60で運ゲーな事には注意。鋼の後なら勝てるだろう。
カサンドラはAT+20でAT70となるが、それで素出しに勝てるだけなので厳し目。

聖竜や対水竜などを想定。
鋼は素なら勝てるが、魔歌援護で運ゲー化する。
レイセイは鋼の後ならチャンスあり。
カサンドラは素で運ゲーではあるものの、厳しい相手。

で、結局どれを出せばいいの?

流れで、としか。
とはいえ、鋼・レイセイとカサンドラでは、使い道が少し違うだろう。


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執筆 zyxethernet