―――――アイドルの世界に、興味は無いかい?
「アイドルになったらいろんなキグルミ着てお仕事できるでごぜーますか?」
幼きシンデレラの御伽話は公園で始まりを告げる。
質素なスーツを身に纏った地味な風貌の男性が、着ぐるみに似た服を着る少女に自らの名刺を差し出す。
質素なスーツを身に纏った地味な風貌の男性が、着ぐるみに似た服を着る少女に自らの名刺を差し出す。
「アイドルになれば、もっと楽しくなって………もう寂しくならねーですか………?」
寂しがり屋の少女はアイドルという希望を見出した。
少女の問いかけに対し、男性は優しく微笑みながら頷く。
彼は少女をお城へ導く魔法使いにしては余りにもしがなく、お姫様の手を引く王子にしては余りにも平凡だった。
少女の問いかけに対し、男性は優しく微笑みながら頷く。
彼は少女をお城へ導く魔法使いにしては余りにもしがなく、お姫様の手を引く王子にしては余りにも平凡だった。
「仁奈は、アイドルになりてーです!」
それでも少女は彼の真っ直ぐな招待に応えた。
少女にとって、彼こそが南瓜の馬車を引く魔法使いであり、お城の王子様であった。
ある意味で運命の出会いだった。
彼は自分をアイドルの世界へ導いてくれた、たった一人のプロデューサーだったのだから。
少女にとって、彼こそが南瓜の馬車を引く魔法使いであり、お城の王子様であった。
ある意味で運命の出会いだった。
彼は自分をアイドルの世界へ導いてくれた、たった一人のプロデューサーだったのだから。
◆
◆
「市原仁奈、9歳です!よろしくおねげーしますよ!」
その日から市原仁奈は魔法にかけられた。
プロデューサーの手に引かれ、アイドルとしての階段を駆け上がることになった。
プロデューサーの手に引かれ、アイドルとしての階段を駆け上がることになった。
「コアラのキグルミでごぜーますね!コアラの気持ちになれるですよ~!」
仕事で可愛らしい着ぐるみを沢山着て、色んな動物の気持ちになって。
着ぐるみ集めが大好きな仁奈にとって、それは何よりも楽しくい時間だった。
着ぐるみ集めが大好きな仁奈にとって、それは何よりも楽しくい時間だった。
「お歌のレッスンは大変でごぜーますね……
でも、みんなと一緒ならつらくねーですよ!」
でも、みんなと一緒ならつらくねーですよ!」
時にはダンスやボイスのレッスンを何度も繰り返し。
その過程で多くのアイドルと顔を合わせ、時に友達のような間柄になった。
その過程で多くのアイドルと顔を合わせ、時に友達のような間柄になった。
「プロデューサー!仁奈、CDデビューでごぜーますか!?」
幾つもの仕事をこなし、何ヶ月以上もの時を経て。
仁奈はキグルミアイドルとして人気を獲得し、ついにソロユニットとしてのデビューが決まって。
嬉しさのあまり何度もはしゃいで、プロデューサーと喜びを分かち合った。
仁奈はキグルミアイドルとして人気を獲得し、ついにソロユニットとしてのデビューが決まって。
嬉しさのあまり何度もはしゃいで、プロデューサーと喜びを分かち合った。
「ずっとずっと、このままがいいでごぜーます!だから、仁奈を一人にしやがらないでください」
市原仁奈は幸せだった。
アイドルとして頑張っていけば、寂しくならない。
このままずっとずっと、プロデューサーと一緒にいられると思っていた。
天真爛漫で、寂しがり屋なシンデレラはそれを疑わなかった。
大好きで大切な、お父さんのような人といつまでもお仕事ができると思っていた。
アイドルとして頑張っていけば、寂しくならない。
このままずっとずっと、プロデューサーと一緒にいられると思っていた。
天真爛漫で、寂しがり屋なシンデレラはそれを疑わなかった。
大好きで大切な、お父さんのような人といつまでもお仕事ができると思っていた。
◆
◆
―――――仁奈、大切な話があるんだ。
「……え?」
プロデューサーから告げられた言葉に仁奈はただ呆然とした表情を浮かべることしか出来なかった。
仕事の都合でプロデューサーの異動が決定し、仁奈の元から離れることになったというのだ。
既に仁奈はアイドルとして熟成し、立派な一人前となった。
プロデューサーは新たな新人の育成という次の仕事へ赴かなければならない。
仕事の都合でプロデューサーの異動が決定し、仁奈の元から離れることになったというのだ。
既に仁奈はアイドルとして熟成し、立派な一人前となった。
プロデューサーは新たな新人の育成という次の仕事へ赴かなければならない。
「じょ、冗談でごぜーますよね?仁奈とずっと一緒にいてくれやがりますよね…?」
必死に問いかける仁奈に対し、プロデューサーは「ごめん」と呟き申し訳なさそうに顔を俯けさせるのみ。
信じられなかった。嘘だと思いたかった。大切なプロデューサーと離れたくなかった。
一人にしないと約束してくれたのに。
大粒の涙を目元に溜め、今すぐにでも泣き出したくなるような悲しみが胸に押し寄せてくる。
仁奈の心はプロデューサーが傍にいなくなってしまうという恐怖と不安でいっぱいになっていた。
そして沈黙の後、プロデューサーは仁奈の肩に手を置き、口を開いた。
信じられなかった。嘘だと思いたかった。大切なプロデューサーと離れたくなかった。
一人にしないと約束してくれたのに。
大粒の涙を目元に溜め、今すぐにでも泣き出したくなるような悲しみが胸に押し寄せてくる。
仁奈の心はプロデューサーが傍にいなくなってしまうという恐怖と不安でいっぱいになっていた。
そして沈黙の後、プロデューサーは仁奈の肩に手を置き、口を開いた。
―――――ごめんな、仁奈。本当にごめん……でも、俺はいつでもお前を応援してるから。
その日を経て彼は仁奈のプロデューサーでは無くなった。
残された仁奈の胸に去来したのは虚無感と孤独感。
今までずっと自分を見守ってくれて、いつも一緒にいてくれたプロデューサー。
海外赴任で滅多に会えない父親を持つ仁奈にとってプロデューサーは魔法使いであり、王子様であり。
そして、もう一人の父親のような存在だった。
だが幾ら手を伸ばして懇願しようとも彼は戻ってこない。
『大人』の事情に対し、幼い子供は何も口出しは出来ない。
残された仁奈の胸に去来したのは虚無感と孤独感。
今までずっと自分を見守ってくれて、いつも一緒にいてくれたプロデューサー。
海外赴任で滅多に会えない父親を持つ仁奈にとってプロデューサーは魔法使いであり、王子様であり。
そして、もう一人の父親のような存在だった。
だが幾ら手を伸ばして懇願しようとも彼は戻ってこない。
『大人』の事情に対し、幼い子供は何も口出しは出来ない。
ずっと一緒にいてほしいのにもう傍にはいてくれない。
永遠の別れでも何でもない、ただの仕事の都合による異動に過ぎない別離。
ただ仕事で顔を合わせることがなくなる。中にはそれだけのことだと割り切れるアイドルもいるかもしれない。
しかし、9歳に過ぎない幼い少女がそれを納得することは出来なかった。
大好きなプロデューサーと離れたくないという思いは胸に残り続けた。
例えプロデューサーとアイドルの関係でなくなるだけだとしても。
それは仁奈にとって、まるで大事な人がどこか遠くへ行ってしまうような恐怖だった。
あどけない想いを抱えた少女が『奇跡』に縋ろうと思ってしまったのは、必然だったのかもしれない。
永遠の別れでも何でもない、ただの仕事の都合による異動に過ぎない別離。
ただ仕事で顔を合わせることがなくなる。中にはそれだけのことだと割り切れるアイドルもいるかもしれない。
しかし、9歳に過ぎない幼い少女がそれを納得することは出来なかった。
大好きなプロデューサーと離れたくないという思いは胸に残り続けた。
例えプロデューサーとアイドルの関係でなくなるだけだとしても。
それは仁奈にとって、まるで大事な人がどこか遠くへ行ってしまうような恐怖だった。
あどけない想いを抱えた少女が『奇跡』に縋ろうと思ってしまったのは、必然だったのかもしれない。
◆
◆◆◆
「君は、つらい思いをしたんだね」
日が落ちて誰もいなくなった公園のベンチに座り、仁奈は涙を堪えながら顔を俯かせる。
仁奈は自らの《サーヴァント》に全てを語った。
アイドルになった経緯、プロデューサーのこと、孤独を恐れる気持ち、そして自分の夢を。
仁奈の隣に座る白髪の老人は、幼き少女の言葉を受け止め穏やかな声色で呟く。
仁奈は自らの《サーヴァント》に全てを語った。
アイドルになった経緯、プロデューサーのこと、孤独を恐れる気持ち、そして自分の夢を。
仁奈の隣に座る白髪の老人は、幼き少女の言葉を受け止め穏やかな声色で呟く。
「仁奈には、どうすればいいのか…わからねーです」
全てを吐露した仁奈は、泣き言のようにぼやく。
彼女の胸の内は恐怖で一杯だった。
独りぼっちになることを恐れて、奇跡を巡る戦いへと身を投じてしまった。
プロデューサーとずっと一緒にいたいという『願い』を抱いてしまった故に、彼女は冬木に召還された。
だけど、やっぱり心細い。殺し合いという状況が怖くて仕方無い。
少しずつ涙声を混じらせていく仁奈を、老人は優しげな瞳で見つめていた。
まるで孫を見守る祖父のように、少女に慈悲を向けていた。
彼女の胸の内は恐怖で一杯だった。
独りぼっちになることを恐れて、奇跡を巡る戦いへと身を投じてしまった。
プロデューサーとずっと一緒にいたいという『願い』を抱いてしまった故に、彼女は冬木に召還された。
だけど、やっぱり心細い。殺し合いという状況が怖くて仕方無い。
少しずつ涙声を混じらせていく仁奈を、老人は優しげな瞳で見つめていた。
まるで孫を見守る祖父のように、少女に慈悲を向けていた。
「君の望みは、その人とずっと一緒にいること。それは間違いないね?」
「……そうでごぜーます」
「どうすればいと思う?」
「……そうでごぜーます」
「どうすればいと思う?」
突然投げ掛けられた問いかけ。
仁奈はきょとんとした表情へと変わり、老人を見つめた。
一緒にいる為にどうすればいいのだろうか。
どれほど悩んでも、今の仁奈にその答えは導き出せない。
それでも仁奈は、どうにかして正解を見つけたかった。プロデューサーと一緒に居る方法を知りたかった。
精一杯考え、悩み続ける仁奈を見つめて老人は穏やかに口を開く。
仁奈はきょとんとした表情へと変わり、老人を見つめた。
一緒にいる為にどうすればいいのだろうか。
どれほど悩んでも、今の仁奈にその答えは導き出せない。
それでも仁奈は、どうにかして正解を見つけたかった。プロデューサーと一緒に居る方法を知りたかった。
精一杯考え、悩み続ける仁奈を見つめて老人は穏やかに口を開く。
「簡単なことさ。皆で同じ夢を持てばいいんだ」
そういいながら静かに立ち上がった老人を見上げて、仁奈はぽかんとした顔で言葉を零す。
「同じ夢で、ごぜーますか…?」
「君も、君の大切な人達も、皆同じ『夢』を見ればいいんだ。
皆で手を合わせ、共に命を賭けるに足りる、素晴らしい『夢』だ。
そうすれば皆の心が擦れ違うことも無くなる。想いの擦れ違いや、一方的な欲求によって生まれる不幸も無くなる
世界は、幸せになる」
「君も、君の大切な人達も、皆同じ『夢』を見ればいいんだ。
皆で手を合わせ、共に命を賭けるに足りる、素晴らしい『夢』だ。
そうすれば皆の心が擦れ違うことも無くなる。想いの擦れ違いや、一方的な欲求によって生まれる不幸も無くなる
世界は、幸せになる」
同じ夢を見れば、皆は一つになれる。
皆が同じ方向を見ていれば、擦れ違うことも無くなる。
そうすれば世界は幸せになれる。
老人の語る理想のような言葉に、仁奈は自然と目を輝かせていた。
ずっと皆と同じ方を向けて、ずっとずっと一緒にいられる。
それはまさに仁奈が望んだ未来だった。
プロデューサーと離れたくない、一緒に居続けたい仁奈にとってのハッピーエンドだった
皆が同じ方向を見ていれば、擦れ違うことも無くなる。
そうすれば世界は幸せになれる。
老人の語る理想のような言葉に、仁奈は自然と目を輝かせていた。
ずっと皆と同じ方を向けて、ずっとずっと一緒にいられる。
それはまさに仁奈が望んだ未来だった。
プロデューサーと離れたくない、一緒に居続けたい仁奈にとってのハッピーエンドだった
「プロデューサーも、仁奈も、皆で同じ夢を持てば……?」
希望を見出したように、仁奈は静かに呟く。
仁奈と老人は出会ってからまだ数時間にも満たない仲だ。
それなのに、この老人の言葉には不思議な安心感を感じてしまう。
プロデューサーと一緒にいる時のように、ほっとした気持ちになれる。
知らず知らずのうちに、仁奈の心は自然に老人へと寄り添っていたのだ。
仁奈と老人は出会ってからまだ数時間にも満たない仲だ。
それなのに、この老人の言葉には不思議な安心感を感じてしまう。
プロデューサーと一緒にいる時のように、ほっとした気持ちになれる。
知らず知らずのうちに、仁奈の心は自然に老人へと寄り添っていたのだ。
「ああ。そうすれば、皆は一つになれる」
右手に獰猛な鉤爪を持つ老人《ライダー》は、仁奈へと優しく生身の左手を差し出す。
幼きシンデレラの手を最初に引いたのは、素敵な魔法を掛けてくれた心優しい王子様《プロデューサー》だった。
王子は去っていき、奇跡の願望器を巡る戦争によってシンデレラの魔法は解ける。
どうしようもなく無力で臆病な少女へと落ちぶれたシンデレラの手を引くのは―――――――
幼きシンデレラの手を最初に引いたのは、素敵な魔法を掛けてくれた心優しい王子様《プロデューサー》だった。
王子は去っていき、奇跡の願望器を巡る戦争によってシンデレラの魔法は解ける。
どうしようもなく無力で臆病な少女へと落ちぶれたシンデレラの手を引くのは―――――――
「ニナさん。私と一緒に、夢を見ませんか?」
◆◆◆
【クラス】
ライダー
ライダー
【真名】
クー・クライング・クルー(カギ爪の男)@ガン×ソード
クー・クライング・クルー(カギ爪の男)@ガン×ソード
【属性】
混沌・善
混沌・善
【ステータス】
筋力D+ 耐久E 敏捷D+ 魔力D 幸運A+ 宝具A
筋力D+ 耐久E 敏捷D+ 魔力D 幸運A+ 宝具A
【クラス別スキル】
騎乗:C
乗り物を乗りこなす能力。宝具で召還するヨロイの操縦に特化。
騎乗:C
乗り物を乗りこなす能力。宝具で召還するヨロイの操縦に特化。
対魔力:E
無効化はせず、ダメージ数値を多少軽減する。
無効化はせず、ダメージ数値を多少軽減する。
【保有スキル】
精神異常:A+
狂気的な善意。
かつての過酷な経験によるショックから負の感情を自覚できない。
仲間が死のうと悲しみや怒りを一切抱かず、己を憎む者に対しても当然の如く温厚に接する。
常軌を逸した思考による精神的なスーパーアーマー。
精神異常:A+
狂気的な善意。
かつての過酷な経験によるショックから負の感情を自覚できない。
仲間が死のうと悲しみや怒りを一切抱かず、己を憎む者に対しても当然の如く温厚に接する。
常軌を逸した思考による精神的なスーパーアーマー。
狂信:A++
己の夢への絶対的な信奉。同ランク以下の精神干渉を無効化する。
更に他者から仕掛けられた交渉判定のファンブル率を上昇させる。
ただし自身と同じ夢を見る同志からの交渉判定のみファンブル率上昇効果は発生しない。
このランクが高ければ高いほど精神に異常を来す。
己の夢への絶対的な信奉。同ランク以下の精神干渉を無効化する。
更に他者から仕掛けられた交渉判定のファンブル率を上昇させる。
ただし自身と同じ夢を見る同志からの交渉判定のみファンブル率上昇効果は発生しない。
このランクが高ければ高いほど精神に異常を来す。
カリスマ:C++
強烈な善意によって他者を魅了し、絶対的な崇拝を勝ち取る才能。
特に心に傷を負った者、世界を恨んでいる者に対しては強力な効果を発揮する。
ただしライダーの異常性を認識出来る者はカリスマの影響を受けない。
強烈な善意によって他者を魅了し、絶対的な崇拝を勝ち取る才能。
特に心に傷を負った者、世界を恨んでいる者に対しては強力な効果を発揮する。
ただしライダーの異常性を認識出来る者はカリスマの影響を受けない。
幸福の同志:A
「皆で同じ夢を見ればいい。そうすればこの世から不幸が消える」
ライダーの思想に感化された者に「狂信」スキルを付加させ、自らの同志として洗脳する。
「狂信」スキルのランクと洗脳の度合いはライダーの思想にどれだけ侵食されているかによって変動する。
「皆で同じ夢を見ればいい。そうすればこの世から不幸が消える」
ライダーの思想に感化された者に「狂信」スキルを付加させ、自らの同志として洗脳する。
「狂信」スキルのランクと洗脳の度合いはライダーの思想にどれだけ侵食されているかによって変動する。
【宝具】
『鉤爪の男(クー・クライング・クルー)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
右腕に装着されたカギ爪の義手。
友人の医師から「夢を掴んで離さないように」という想いを込められて送られたもの。
神秘を帯びていること以外さしたる能力は無いが、彼の象徴として宝具化している。
殺傷能力はあるのでサーヴァントに対する武器として使える。
『鉤爪の男(クー・クライング・クルー)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
右腕に装着されたカギ爪の義手。
友人の医師から「夢を掴んで離さないように」という想いを込められて送られたもの。
神秘を帯びていること以外さしたる能力は無いが、彼の象徴として宝具化している。
殺傷能力はあるのでサーヴァントに対する武器として使える。
『夢は彼の者を殺さず、夢人は死せず(デッドエンド・デニアー)』
ランク:C+ 種別:対人(自身)宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1人
自動発動型宝具。
自身に向けられた攻撃を『偶然』によって回避する。
ライダーが致命傷を負う攻撃を仕掛けられた場合に発動する。
偶然通りかかった鳥の群れが身代わりの盾となる、放たれた弾丸が偶々義手に弾かれたことで負傷を免れる等、奇跡のような強運に彼は守られる。
生前より信じ込んでいた『夢が自分を殺させない』という身勝手な自負の具現。
ライダーがより強く己の夢を信じていれば効力はアップし、また魔力消費も軽減する。
自動発動のため魔力消費の融通が効かないことが欠点だが、ライダーは夢への狂信によって消費を限りなく抑えられている。
なお『幸福の時よ来たれ、世界に安寧の夢を』解放中には一切機能しない。
ランク:C+ 種別:対人(自身)宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1人
自動発動型宝具。
自身に向けられた攻撃を『偶然』によって回避する。
ライダーが致命傷を負う攻撃を仕掛けられた場合に発動する。
偶然通りかかった鳥の群れが身代わりの盾となる、放たれた弾丸が偶々義手に弾かれたことで負傷を免れる等、奇跡のような強運に彼は守られる。
生前より信じ込んでいた『夢が自分を殺させない』という身勝手な自負の具現。
ライダーがより強く己の夢を信じていれば効力はアップし、また魔力消費も軽減する。
自動発動のため魔力消費の融通が効かないことが欠点だが、ライダーは夢への狂信によって消費を限りなく抑えられている。
なお『幸福の時よ来たれ、世界に安寧の夢を』解放中には一切機能しない。
『幸福の時よ来たれ、世界に安寧の夢を(ビギンズ・バースデイ)』
ランク:A 種別:固有結界 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
浮遊した大陸『テラフォーミングベース』を心象風景として具現化する固有結界。
結界自体に特殊な効果はないが、結界内でのみライダーが搭乗出来るヨロイ『バースデイ』が召還可能。
バースデイは武装を持たないが、巨体を生かした物理攻撃、G-ER流体の操作・制御といった能力を持つ。
結界はライダーの持つ『夢』、そして生前のライダーの同志達の『夢』によって維持される。
同じ夢を見る彼らの強烈な意志の力によって形成されている為、固有結界でありながら必要とされる魔力消費は多くない。
本来ならば『ライダーの夢を実行する舞台』なのだが、サーヴァントとしての枠組みに嵌められたことで劣化。
実行の為の条件は整っておらず、単純にバースデイによる戦闘を行う為の宝具となっている。
ランク:A 種別:固有結界 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
浮遊した大陸『テラフォーミングベース』を心象風景として具現化する固有結界。
結界自体に特殊な効果はないが、結界内でのみライダーが搭乗出来るヨロイ『バースデイ』が召還可能。
バースデイは武装を持たないが、巨体を生かした物理攻撃、G-ER流体の操作・制御といった能力を持つ。
結界はライダーの持つ『夢』、そして生前のライダーの同志達の『夢』によって維持される。
同じ夢を見る彼らの強烈な意志の力によって形成されている為、固有結界でありながら必要とされる魔力消費は多くない。
本来ならば『ライダーの夢を実行する舞台』なのだが、サーヴァントとしての枠組みに嵌められたことで劣化。
実行の為の条件は整っておらず、単純にバースデイによる戦闘を行う為の宝具となっている。
【Weapon】
宝具『鉤爪の男』
バースデイ(ライダーが搭乗するヨロイ。端的に言えば巨大ロボである)
宝具『鉤爪の男』
バースデイ(ライダーが搭乗するヨロイ。端的に言えば巨大ロボである)
【人物背景】
『幸せの時』の遂行を目的とする組織の長。
右腕にカギ爪の義手を付けた老人であり、既に老衰による死期が迫っている。
元々はマザー(地球)の官僚だったが、細菌兵器の暴走によってマザーが崩壊。
囚人惑星エンドレス・イリュージョンの月へと逃れるも、争いに巻き込まれ右腕を失う。
この時の過酷な体験と争いを繰り返す人間の醜さによって絶望し、負の感情を自覚出来なくなってしまう。
それ以来「争いの無い世界を作る」という夢を持つようになり、自らの組織を結成。
世界平和の為の手段として、世界をやり直し全人類に自らの意思を強制的に植え付ける計画『幸せの時』を画策した。
性格は徹底して温厚で、常に穏やかな物腰で他者と接する。
負の感情を自覚出来ないため怒りや悲しみの感情を見せることも無い。
叛逆した部下を説得しようとしてうっかり殺してしまう、更に自分が他者を殺しても「その人は心の中で生き続けているのだからそれでいい」と本気で考える等、その内面には常軌を逸した異常性を秘めている。
世界を平和にするという善意で動いているが、実態は己の罪を正当化し他者の夢を矮小と捉える傲慢で狂気的なエゴイスト。
因みにカギ爪の義手は“友達”の医者から『夢を掴んで離さないように』という想いを込めて送られたもの。
『幸せの時』の遂行を目的とする組織の長。
右腕にカギ爪の義手を付けた老人であり、既に老衰による死期が迫っている。
元々はマザー(地球)の官僚だったが、細菌兵器の暴走によってマザーが崩壊。
囚人惑星エンドレス・イリュージョンの月へと逃れるも、争いに巻き込まれ右腕を失う。
この時の過酷な体験と争いを繰り返す人間の醜さによって絶望し、負の感情を自覚出来なくなってしまう。
それ以来「争いの無い世界を作る」という夢を持つようになり、自らの組織を結成。
世界平和の為の手段として、世界をやり直し全人類に自らの意思を強制的に植え付ける計画『幸せの時』を画策した。
性格は徹底して温厚で、常に穏やかな物腰で他者と接する。
負の感情を自覚出来ないため怒りや悲しみの感情を見せることも無い。
叛逆した部下を説得しようとしてうっかり殺してしまう、更に自分が他者を殺しても「その人は心の中で生き続けているのだからそれでいい」と本気で考える等、その内面には常軌を逸した異常性を秘めている。
世界を平和にするという善意で動いているが、実態は己の罪を正当化し他者の夢を矮小と捉える傲慢で狂気的なエゴイスト。
因みにカギ爪の義手は“友達”の医者から『夢を掴んで離さないように』という想いを込めて送られたもの。
【サーヴァントとしての願い】
『幸せの時』を完遂し、世界から争いを無くす。
『幸せの時』を完遂し、世界から争いを無くす。
【方針】
夢を実現するべく聖杯を手に入れる。
その過程で他の参加者を殺すことにもなるが、目的を果たせば皆生き返るので問題は無い。
夢を実現するべく聖杯を手に入れる。
その過程で他の参加者を殺すことにもなるが、目的を果たせば皆生き返るので問題は無い。
【マスター】
市原仁奈@アイドルマスター シンデレラガールズ
市原仁奈@アイドルマスター シンデレラガールズ
【マスターとしての願い】
プロデューサーに一緒にいてほしい。
プロデューサーに一緒にいてほしい。
【weapon】
なし
なし
【能力・技能】
アイドルとしての技能。
アイドルとしての技能。
【人物背景】
9歳の幼きアイドル。タイプはパッション属性。
趣味は着ぐるみ集めで、普段着も着ぐるみをイメージした格好をしている。
天真爛漫な性格だが寂しがり屋。父親は海外で仕事をしているとのこと。
「~やがります」「~ごぜーます」と言った喋り方が特徴的。
因みに左利き。
9歳の幼きアイドル。タイプはパッション属性。
趣味は着ぐるみ集めで、普段着も着ぐるみをイメージした格好をしている。
天真爛漫な性格だが寂しがり屋。父親は海外で仕事をしているとのこと。
「~やがります」「~ごぜーます」と言った喋り方が特徴的。
因みに左利き。
【方針】
ライダーを信じる。
独りぼっちにはなりたくない。
ライダーを信じる。
独りぼっちにはなりたくない。