黒い夜闇の中歩む男がいる。
思い起こすのは自らの最期に見た光景。
シビュラシステムの申し子たる執行官と、新たな社会の導き手となるだろう監視官。
思い起こすのは自らの最期に見た光景。
シビュラシステムの申し子たる執行官と、新たな社会の導き手となるだろう監視官。
(全て彼女に……常守朱に託してきた。彼女ならばシビュラの統治ではないあるべき形で社会をやり直せるはずだ)
赤信号をみて、歩みを止める。
隣で同じように信号を待っている男に、携帯していた巨大な銃口を向ける。
隣で同じように信号を待っている男に、携帯していた巨大な銃口を向ける。
『通信エラー、システムとのリンクを構築できません』
響きわたる電子音声。
(やはり、ドミネーターは無用の長物か)
最も使えたところで、これに頼ったかどうかは別だが。
信号が青に変わった。横断歩道を1人、渡る。
信号はすぐに赤くなった。
少し歩いて、すれ違った女性と二、三の言葉を交わす。
信号はすぐに赤くなった。
少し歩いて、すれ違った女性と二、三の言葉を交わす。
(ここにもいるのだろう。シビュラに依存した民のように、聖杯に縋った者が。
だがそのために僕のように不本意に呼び出された者もいるはずだ。願いを叶えようとするものの数合わせに過ぎない者が。
一つの願いのために犠牲を強いる、実に傲慢なシステムだ)
だがそのために僕のように不本意に呼び出された者もいるはずだ。願いを叶えようとするものの数合わせに過ぎない者が。
一つの願いのために犠牲を強いる、実に傲慢なシステムだ)
空が白み始める。
横たわる女性の顔は真っ青に染まっていた。
横たわる女性の顔は真っ青に染まっていた。
「NPCにも色の好みの違いはあるのか……
彼は赤が好きで、その人は青が好きだったんだね」
彼は赤が好きで、その人は青が好きだったんだね」
倒れた女性に近づき、『魂喰い』するサーヴァントを見てぽつりと語る。
「『聖杯』よ、お前の色は何色だ?お前を裁くまで僕は歩みを止めない。
協力してもらうよ……『赤マントの怪人』」
協力してもらうよ……『赤マントの怪人』」
あなたは赤に染まりたい?黒に染まりたい?青に染まりたい?白に染まりたい?
彼らと出会えばあなたの望む色になれるかもしれませんよ。
彼らと出会えばあなたの望む色になれるかもしれませんよ。
【クラス】
ライダー
【真名】
赤マント(怪人A)@地獄先生ぬ~べ~
【パラメーター】
筋力B 耐久E 敏捷B 魔力C 幸運B 宝具C+
【属性】
混沌・悪
【クラススキル】
騎乗:E-
都市伝説と言う存在、彼をはじめとする『噂に乗る』ライダーは騎乗スキルを持ちえないものが多い。
赤マントに騎乗の逸話はないが、飛ぶという逸話と『風聞に乗る』という成り立ちから最低限保持する。
風に乗り、空を駆けることを可能としている。他の乗り物などは一切乗りこなせないが、希少な形の騎乗スキルと言えよう。
空を飛ぶスキルではなく、あくまで空に乗るスキルなので四方八方自在に動くことはできない。空中にある彼にしか踏めない床を走るイメージ。
騎乗:E-
都市伝説と言う存在、彼をはじめとする『噂に乗る』ライダーは騎乗スキルを持ちえないものが多い。
赤マントに騎乗の逸話はないが、飛ぶという逸話と『風聞に乗る』という成り立ちから最低限保持する。
風に乗り、空を駆けることを可能としている。他の乗り物などは一切乗りこなせないが、希少な形の騎乗スキルと言えよう。
空を飛ぶスキルではなく、あくまで空に乗るスキルなので四方八方自在に動くことはできない。空中にある彼にしか踏めない床を走るイメージ。
対魔力:C
赤マントは近現代の都市伝説であり信仰・神秘は少ない。
しかし赤い頭巾や靴など装身具と言う共通点を持つ童話や童謡の逸話も取り込むことにより、霊格を向上させ、それに伴い対魔力も向上している。
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。大魔術・儀礼呪法など大がかりな魔術は防げない。
赤マントは近現代の都市伝説であり信仰・神秘は少ない。
しかし赤い頭巾や靴など装身具と言う共通点を持つ童話や童謡の逸話も取り込むことにより、霊格を向上させ、それに伴い対魔力も向上している。
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。大魔術・儀礼呪法など大がかりな魔術は防げない。
【保有スキル】
殺人鬼(真):A
人の道を外れた行為、殺人を重ねたものは人ならざるもの、鬼と呼ばれる。
怪人Aは下校中の子供ばかりを100人以上も惨殺した殺人鬼であり、また鬼の手に魂が触れたことにより『鬼』の属性を得て、一種の『混血』と化している。
持ち前の殺意と執念に加え、『鬼』としての頑健さも獲得したことで同ランクの戦闘続行も内包する。
殺人鬼(真):A
人の道を外れた行為、殺人を重ねたものは人ならざるもの、鬼と呼ばれる。
怪人Aは下校中の子供ばかりを100人以上も惨殺した殺人鬼であり、また鬼の手に魂が触れたことにより『鬼』の属性を得て、一種の『混血』と化している。
持ち前の殺意と執念に加え、『鬼』としての頑健さも獲得したことで同ランクの戦闘続行も内包する。
怪力:C
一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
使用する事で筋力を1ランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。
本来人間である怪人Aはこのスキルを持つことはできない。
しかし『赤マント』はこのスキルを保持するのに加え、先述のスキルで魔物である『鬼』の属性を獲得しているためCランク相当で保持する。
一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
使用する事で筋力を1ランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。
本来人間である怪人Aはこのスキルを持つことはできない。
しかし『赤マント』はこのスキルを保持するのに加え、先述のスキルで魔物である『鬼』の属性を獲得しているためCランク相当で保持する。
都市伝説:B+
噂で成り立つ都市伝説であるということそのもの。噂で成り立つスキルというのは無辜の怪物に近いが、最大の違いはその噂が全て真実になり得るということ。
赤マントは多くの派生都市伝説を持ち、また赤い装身具の『元型』の童話や童謡も逸話として取り込んでいるため高ランクで保持する。
聖杯戦争が行われる地でその都市伝説、この場合『赤マント』が知られている限り幸運が2ランク上昇する。
噂は一人歩きする者であるため同ランクの単独行動も内包する。
噂で成り立つ都市伝説であるということそのもの。噂で成り立つスキルというのは無辜の怪物に近いが、最大の違いはその噂が全て真実になり得るということ。
赤マントは多くの派生都市伝説を持ち、また赤い装身具の『元型』の童話や童謡も逸話として取り込んでいるため高ランクで保持する。
聖杯戦争が行われる地でその都市伝説、この場合『赤マント』が知られている限り幸運が2ランク上昇する。
噂は一人歩きする者であるため同ランクの単独行動も内包する。
このスキルが高ランクであるほど現象に近づくため、固有の人格は薄くなる。
B+ランクともなればただ伝承にあるような言葉しか紡がず、思考も伴わない。
そのため、本来子供のみを殺害してきた怪人Aは老若男女問わず殺す都市伝説『赤マント』に大きく近づき、無差別の殺戮を行う。
B+ランクともなればただ伝承にあるような言葉しか紡がず、思考も伴わない。
そのため、本来子供のみを殺害してきた怪人Aは老若男女問わず殺す都市伝説『赤マント』に大きく近づき、無差別の殺戮を行う。
【宝具】
『死に方くらいは選ばせてあげよう~青髭は如何にして妻を殺す~(ワットカラー?)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:1人
「赤が好き?青が好き?白が好き?」の問いに対し答えたものを色になぞらえて殺す。
赤が好きなら血まみれにして、真っ赤に染めて殺す。
青が好きなら窒息させてチアノーゼ、真っ青に染めて殺す。
白が好きなら血を全て抜き取り、血の気の失せた真っ白に染めて殺す。
誰かに問わねば在り方が曖昧な赤マントという都市伝説において最も象徴的な逸話。
『死に方くらいは選ばせてあげよう~青髭は如何にして妻を殺す~(ワットカラー?)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:1人
「赤が好き?青が好き?白が好き?」の問いに対し答えたものを色になぞらえて殺す。
赤が好きなら血まみれにして、真っ赤に染めて殺す。
青が好きなら窒息させてチアノーゼ、真っ青に染めて殺す。
白が好きなら血を全て抜き取り、血の気の失せた真っ白に染めて殺す。
誰かに問わねば在り方が曖昧な赤マントという都市伝説において最も象徴的な逸話。
三つの問いは三途の川。答えた時点で死んでいる。
宝具が発動した時点で鎌に切り裂かれる、ロープで首を絞められるかロープで重りをつけられた状態で水中に放り込まれる、巨大な注射針を刺されての出血多量、そのいずれかの未来が確定する。
その正体は赤マントによる虐殺という結果の後に問いを放つという原因を導く、因果の逆転である。
この宝具を回避するにはAGI(敏捷)の高さではなく、発動前に運命を逆転させる能力・LCK(幸運)の高さが重要となる。
なお必中攻撃ではあるが必殺ではないので、致命傷を負っても何らかの手段で治療をすることや並外れた耐久力により死の運命を回避することが可能。
場合によっては唯の小学生すら殺し損ねるが、死をもたらす宝具であるため本来なら在り得ないサーヴァントの失血死や窒息死と言う事象も起こし得る。
その正体は赤マントによる虐殺という結果の後に問いを放つという原因を導く、因果の逆転である。
この宝具を回避するにはAGI(敏捷)の高さではなく、発動前に運命を逆転させる能力・LCK(幸運)の高さが重要となる。
なお必中攻撃ではあるが必殺ではないので、致命傷を負っても何らかの手段で治療をすることや並外れた耐久力により死の運命を回避することが可能。
場合によっては唯の小学生すら殺し損ねるが、死をもたらす宝具であるため本来なら在り得ないサーヴァントの失血死や窒息死と言う事象も起こし得る。
ある意味で当然だが、この宝具の発動を目にしたものは高確率で『赤マント』という真名を看破する。
『あなたにはガラスの靴より焼けた靴~白雪姫の母の末期~(クリムゾン・シューズ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:1人
赤い靴はいてた女の子、異人さんに連れられて行っちゃった。
好きな色の問いに対して黄色などと答えると異界へと連れていかれるという噂に加え、赤マントの派生した都市伝説には、赤い毛布にくるまって寝ている人物が子供を毛布にくるんで異界へさらっていくというものがある。
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:1人
赤い靴はいてた女の子、異人さんに連れられて行っちゃった。
好きな色の問いに対して黄色などと答えると異界へと連れていかれるという噂に加え、赤マントの派生した都市伝説には、赤い毛布にくるまって寝ている人物が子供を毛布にくるんで異界へさらっていくというものがある。
三つの問いは三途の川。答えた時点で死んでいる。
異界とはすなわち冥界。答えなくても死んでいる。
異界とはすなわち冥界。答えなくても死んでいる。
ワットカラー?の問いに見当違いの答えを返したもの、答えずに攻撃や逃走などの選択をするなど質問を無視した者を地上333m、または地下333mに転移する。
善人ならば天国へ。天に昇って、落ちて死ぬ。
悪人ならば地獄へ。地に埋もれ、潰れて死ぬ。
上空で足掻くのも地下でもがくのも、まるで無様な死の舞踏。
善人ならば天国へ。天に昇って、落ちて死ぬ。
悪人ならば地獄へ。地に埋もれ、潰れて死ぬ。
上空で足掻くのも地下でもがくのも、まるで無様な死の舞踏。
その正体は赤マントによる誘拐・転移という結果の後に問いを放つという原因を導く、因果の逆転である。
この宝具を回避するにはAGI(敏捷)の高さではなく、発動前に運命を逆転させる能力・LCK(幸運)の高さが重要となる。
死をもたらす宝具であるため本来なら在り得ないサーヴァントの墜落死や圧死と言う事象も起こし得る。
幸運判定に失敗した場合宝具は不発となり、敵をどこに転移することも出来ない。
また対象となった者は『赤い靴』を脱ぐ=両足を失うことでこの宝具を無効化できる。
物理的に失わずとも機能していない(歩けない)者にこの宝具は無効である。
なおただ転移するだけであり飛行能力などを封じることはできないため生き残る術が皆無な訳ではない。
この宝具を回避するにはAGI(敏捷)の高さではなく、発動前に運命を逆転させる能力・LCK(幸運)の高さが重要となる。
死をもたらす宝具であるため本来なら在り得ないサーヴァントの墜落死や圧死と言う事象も起こし得る。
幸運判定に失敗した場合宝具は不発となり、敵をどこに転移することも出来ない。
また対象となった者は『赤い靴』を脱ぐ=両足を失うことでこの宝具を無効化できる。
物理的に失わずとも機能していない(歩けない)者にこの宝具は無効である。
なおただ転移するだけであり飛行能力などを封じることはできないため生き残る術が皆無な訳ではない。
『人喰いの狼から生まれる者~赤ずきんは再誕する~(ネバーエンディング・テリブルストーリー)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:0~99 最大捕捉:1人
赤ずきんは狼に食われた後、そのお腹を切り裂くと出てきた。
そしてそのお腹に大量の石を詰めて、狼を殺した。
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:0~99 最大捕捉:1人
赤ずきんは狼に食われた後、そのお腹を切り裂くと出てきた。
そしてそのお腹に大量の石を詰めて、狼を殺した。
狼は死の象徴であり、また日の出の象徴でもある。
石とはキリストがパンにしたものであり、パンはキリストの肉、ひいては人の象徴である。
大量の石は「三途の川」の積み石のように、死と罪の転嫁を意味する。
石とはキリストがパンにしたものであり、パンはキリストの肉、ひいては人の象徴である。
大量の石は「三途の川」の積み石のように、死と罪の転嫁を意味する。
再誕を象徴する「赤ずきん」の物語と鬼の手のよる幽体剥離を受けてなお復活した逸話が合わさり、昇華した宝具。
『赤マント』を殺害した者が「石を取り込む=人を殺めた」後に命を落とした場合、『赤マント』はそこから再び生まれる。
ステータスや宝具など全て同一の『赤マント』そのものである。
『赤マント』を殺害した者が「石を取り込む=人を殺めた」後に命を落とした場合、『赤マント』はそこから再び生まれる。
ステータスや宝具など全て同一の『赤マント』そのものである。
【weapon】
『無銘・大鎌』
何の変哲もない巨大な鎌。サーヴァントにダメージを与える程度には神秘を秘める。
『無銘・大鎌』
何の変哲もない巨大な鎌。サーヴァントにダメージを与える程度には神秘を秘める。
『縄』
同上。
同上。
『巨大な注射針』
同上。
同上。
いずれも魔力消費により生成・修復可能。
【人物背景】
怪人Aは仮面を被り、逆さの十字架を身につけ、赤いタキシードとマントを纏う連続殺人鬼。
下校中の子供ばかり100人以上を惨殺し、最初の犯行から30年以上たっても未だ捕まっていない。
元は床屋の店主だが、子供の悪戯で店が全焼し、自身も全身に大火傷を負ったことで子供を憎むようになったと噂される。
殺害の際に「赤が好き?青が好き?白が好き?」と問いかけ、答えに応じた殺し方をする、都市伝説『赤マント』を彷彿とさせる所業を行っていた。
ぬ~べ~の担当する生徒も殺害しようとしたが、悉く阻まれる。
鬼の手による幽体摘出、身に付けたマントが燃える、高所からの落下と致命的な事象を経験するも立ち上がり闇に消えていった。
今もどこかで怪人Aは子供に問いを投げかけ、殺しているのかもしれない。
怪人Aは仮面を被り、逆さの十字架を身につけ、赤いタキシードとマントを纏う連続殺人鬼。
下校中の子供ばかり100人以上を惨殺し、最初の犯行から30年以上たっても未だ捕まっていない。
元は床屋の店主だが、子供の悪戯で店が全焼し、自身も全身に大火傷を負ったことで子供を憎むようになったと噂される。
殺害の際に「赤が好き?青が好き?白が好き?」と問いかけ、答えに応じた殺し方をする、都市伝説『赤マント』を彷彿とさせる所業を行っていた。
ぬ~べ~の担当する生徒も殺害しようとしたが、悉く阻まれる。
鬼の手による幽体摘出、身に付けたマントが燃える、高所からの落下と致命的な事象を経験するも立ち上がり闇に消えていった。
今もどこかで怪人Aは子供に問いを投げかけ、殺しているのかもしれない。
ここにいるのはいつかの時間軸で死亡したであろう怪人A。
実在しない『佐々木小次郎』の殻をかぶってある農民が召喚されたように、都市伝説の妖怪『赤マント』の殻をかぶってサーヴァントとして現界した。
実在しない『佐々木小次郎』の殻をかぶってある農民が召喚されたように、都市伝説の妖怪『赤マント』の殻をかぶってサーヴァントとして現界した。
『赤マント』は1930年頃に日本で広まった都市伝説。
元はトイレで「赤い紙が欲しいか?青い紙が欲しいか?」との問いに赤と答えると血まみれにされ、青と答えると血を抜かれて死ぬという都市伝説。
同時期に流行った赤いマントをつけた怪人物が子供を誘拐し、殺すという都市伝説や青い紙ではなく白い紙だという噂などが合わさり生まれたと考えられる。
他にも実在した吸血鬼だ、連続殺人鬼だ。テストの回答を間違えるのを恐れた子供の深層心理の表れだなど様々な説が語られる。
悲劇と遭遇する赤い装身具からグリム童話の『赤ずきん』、アンデルセンの『赤い靴』などを元型とも捉えられる。
そして『マント』だけでなく『ちゃんちゃんこ』や『袢纏』、『マフラー』など多くの派生や起源をもつ。赤い服装のモノが問いを投げかけ答えによらず殺害するというのはあの『口裂け女』の起源とも考えられる。
多くの都市伝説が束ねられた恐怖の結晶であり、多くの都市伝説を生み出した恐怖の根源。
赤いマントを来た怪人が「赤が好き?青が好き?白が好き?」と問い、答えによらず殺すという怪人譚。
「あかーい半纏着せましょか♪」と歌が聞こえてきたら、あなたもご用心。
元はトイレで「赤い紙が欲しいか?青い紙が欲しいか?」との問いに赤と答えると血まみれにされ、青と答えると血を抜かれて死ぬという都市伝説。
同時期に流行った赤いマントをつけた怪人物が子供を誘拐し、殺すという都市伝説や青い紙ではなく白い紙だという噂などが合わさり生まれたと考えられる。
他にも実在した吸血鬼だ、連続殺人鬼だ。テストの回答を間違えるのを恐れた子供の深層心理の表れだなど様々な説が語られる。
悲劇と遭遇する赤い装身具からグリム童話の『赤ずきん』、アンデルセンの『赤い靴』などを元型とも捉えられる。
そして『マント』だけでなく『ちゃんちゃんこ』や『袢纏』、『マフラー』など多くの派生や起源をもつ。赤い服装のモノが問いを投げかけ答えによらず殺害するというのはあの『口裂け女』の起源とも考えられる。
多くの都市伝説が束ねられた恐怖の結晶であり、多くの都市伝説を生み出した恐怖の根源。
赤いマントを来た怪人が「赤が好き?青が好き?白が好き?」と問い、答えによらず殺すという怪人譚。
「あかーい半纏着せましょか♪」と歌が聞こえてきたら、あなたもご用心。
【サーヴァントの願い】
殺戮。
【マスター】
鹿矛囲桐斗@PSYCHO-PASS2
【マスターとしての願い】
望まぬ参加者を集める聖杯に裁きを。
【weapon】
『ドミネーター』
対象の犯罪係数を計測し、潜在犯と認定された者を執行する機器。
大柄な拳銃のような形状をしている。
セキュリティに関しては、摘出した酒々井水絵の網膜パターンをコピーしたコンタクトレンズを使用することで突破可能。
尤もシビュラシステムの存在しない冬木では機能せず、無用の長物も同然である。
『ドミネーター』
対象の犯罪係数を計測し、潜在犯と認定された者を執行する機器。
大柄な拳銃のような形状をしている。
セキュリティに関しては、摘出した酒々井水絵の網膜パターンをコピーしたコンタクトレンズを使用することで突破可能。
尤もシビュラシステムの存在しない冬木では機能せず、無用の長物も同然である。
【能力・技能】
薬学・心理学に長ける。
薬物と心理誘導によって不健全化した他人のサイコパスをクリアにすることが出来る。
薬物と心理誘導によって不健全化した他人のサイコパスをクリアにすることが出来る。
『繋ぎ合わされた死体』
航空機墜落事故の唯一の生き残りであり、他の乗客184名の遺体を使った結合手術(脳や臓器や肌などを継ぎ接ぎに移植されたこと)で命を繋ぎ止めた。
そのため機械の認識上は『繋ぎ合わされた死体』にすぎず、サイコパスが認識出来ない存在だった。
魔術的には合成獣(キメラ)やリビングデッドに近似した存在であり、その在り方そのものが神秘と化している。微小ながら魔力供給が可能。
シビュラ以外の機械や魔術にどのように認識されるかは不明。
航空機墜落事故の唯一の生き残りであり、他の乗客184名の遺体を使った結合手術(脳や臓器や肌などを継ぎ接ぎに移植されたこと)で命を繋ぎ止めた。
そのため機械の認識上は『繋ぎ合わされた死体』にすぎず、サイコパスが認識出来ない存在だった。
魔術的には合成獣(キメラ)やリビングデッドに近似した存在であり、その在り方そのものが神秘と化している。微小ながら魔力供給が可能。
シビュラ以外の機械や魔術にどのように認識されるかは不明。
【人物背景】
シビュラシステムに敵意を抱き、社会と人々を「クリアにしたい」と語る青年。
実態は墜落事故で唯一の生存者であった「鹿矛囲 桐人」という子供をベースに、東金財団が保有する医療特許技術の実験台として同事故被害者184名の遺体部位を使用した多体移植手術の結果、集合体として存在するに至った人間である。
複数の人間の身体組織が単体の人間として定着・融合していくにつれ、システム上では繋ぎ合わされた死体としか認識されないためスキャナーに探知されなくなっていき、最終的にサイコパスが測定できなくなったことで一般人からも疎外されるようになってしまっていた。
自身を社会から切り離したシビュラシステムを裁くために、仲間とともに数々の犯罪行為を行う。
数々の実験を兼ねた事件を経て、シビュラシステムの位置を確めようと画策していたが、犯行中に常守朱からの呼びかけに応じ、その導きによりシビュラの元に赴くことになる。
途中、立ちふさがった義体使用のシビュラの一体をドミネーターのエリミネーター・モードにて執行し、朱と共にシビュラシステムに集団的サイコパス計測を認めさせ、複合体としての鹿矛囲だけでなく、シビュラシステム自身の裁きにも成功する。
その直後、いずれ朱の正義が社会を導くと諭して社会の未来を託し、現れた東金朔夜とドミネーターによる相撃ちになり、死亡する。
システムの囚われないよう、社会そのものの『やりなおし』を願った、その瞬間の参戦。
シビュラシステムに敵意を抱き、社会と人々を「クリアにしたい」と語る青年。
実態は墜落事故で唯一の生存者であった「鹿矛囲 桐人」という子供をベースに、東金財団が保有する医療特許技術の実験台として同事故被害者184名の遺体部位を使用した多体移植手術の結果、集合体として存在するに至った人間である。
複数の人間の身体組織が単体の人間として定着・融合していくにつれ、システム上では繋ぎ合わされた死体としか認識されないためスキャナーに探知されなくなっていき、最終的にサイコパスが測定できなくなったことで一般人からも疎外されるようになってしまっていた。
自身を社会から切り離したシビュラシステムを裁くために、仲間とともに数々の犯罪行為を行う。
数々の実験を兼ねた事件を経て、シビュラシステムの位置を確めようと画策していたが、犯行中に常守朱からの呼びかけに応じ、その導きによりシビュラの元に赴くことになる。
途中、立ちふさがった義体使用のシビュラの一体をドミネーターのエリミネーター・モードにて執行し、朱と共にシビュラシステムに集団的サイコパス計測を認めさせ、複合体としての鹿矛囲だけでなく、シビュラシステム自身の裁きにも成功する。
その直後、いずれ朱の正義が社会を導くと諭して社会の未来を託し、現れた東金朔夜とドミネーターによる相撃ちになり、死亡する。
システムの囚われないよう、社会そのものの『やりなおし』を願った、その瞬間の参戦。
【方針】
聖杯と向き合い、濁った色をクリアにする。
そのために参加者を、赤か、青か、白に染め上げる。
……聖杯の元へ赴けるなら他の手段をとるのもやぶさかではないが。
そのために参加者を、赤か、青か、白に染め上げる。
……聖杯の元へ赴けるなら他の手段をとるのもやぶさかではないが。