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Lib UTAU とは?
「Lib UTAU」は、「UTAU プラグイン開発支援用 C++ クラスライブラリ」です。
UTAU 本体とプラグインとのデータの授受を手軽に行えるようにすることで、プラグイン開発の手間を軽減し、開発者の負担を減らします。
Lib UTAU でできること
Lib UTAU には以下のような機能があります。
- UTAU 本体から渡される一時ファイルのパース(解析)
- セクション(音符)の追加・削除・置換
- エントリ(音符のプロパティ)の取得・設定
- エンベロープやピッチを親しみやすい形式でアクセス可能にする
- 食い込み補正を考慮した音符の長さ、先行発声、オーバーラップの算出
- 変更結果の UTAU 本体への返却(一時ファイルへの書き戻し)
- UTAU 本体のバージョンによって変わる、一時ファイルの仕様の違いを吸収
- 原音設定のパース(解析)
- 先行発声やオーバーラップを扱う際は、原音設定の値も考慮
プラグイン開発で必ず使う基礎的な機能を一通り盛り込んであります。データを生の形式で扱える他、使いやすい形にアレンジしてアクセスできるようにもしてありますので、プラグインを一から開発するよりもだいぶ開発に要する時間を短縮できるのではないかと思います。
必要環境
ライブラリ作者は C++ Builder XE を使用していますが、Lib UTAU 自体は
- 標準 C++
- Windows API
で構築していますので、これらをサポートする環境であれば利用できるのではないかと思います。
Windows API は、
- FindFirstFile()
- FindNextFile()
- PathFileExists()
というファイル検索系のものを用いています。
ライセンス
ライセンスについてはダウンロード先を参照して下さい。
ライブラリ作者
作者 | SHINTA |
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ホームページ | http://www2u.biglobe.ne.jp/~shinta/ |