概要
steam(英題Fight'N Rageという
タイトル)、PS4、switchで発売されたベルトアクション。
ほぼ1人で制作されているがゲームとしてのクオリティが高く、ユーザーからも高評価を得ている。
対象キャラクター
女キャラクターは、プレーヤーキャラクターの一人「ギャル」、鞭を持った女ザコの「トレイシー」、メスケモ格闘家のボス「ダイアン」の3人。
その他、モブキャラの女性が殺害されるシーンが4~5パターンある(人間が牛・豚同様の扱いを受けている世界観のため、食料保管庫でハエが集る腐肉となって山積みにされていたりもする)。
ギャルはコスチュームのバリエーションがとても多く、リボンやニーソックスの有無が変化したり、ケモミミがついたり、マズルがついてメスケモになるパターンもある。
ただ、コスチュームを解禁するには各ゲームモードをやり込む必要がある(コインを溜めるだけでなく、解禁条件が設定されている)。
ビジュアルとボイス
キャラクターは3~4等身ほどのデフォルメされたドット絵だが、ドット絵そのもののクオリティは非常に高く、ギャルとダイアンは巨乳をなめらかに揺らしながら戦う。
食らいモーションはギャルとダイアンが充実しており、トレイシーは1つの食らいモーションを地上・空中で流用している。
ボイスはギャルとダイアンのみ、食らいボイスと悲鳴の2つ。
ダイアンは戦闘不能時に「きゃぁーーーっ!」と大きな悲鳴をあげるので印象に残る。
リョナ要素
通常の殴る蹴るの他、投げ技もいくつかある(パワーボム系が多い)。
掴み技(ベアハッグや首絞めなど)はないが、プレーヤーキャラクターの3人は膝蹴りや頭突きといった掴み打撃が使える。
女ザコが鞭を持っている他、ラスボスはマシンガンを連射する。
筋肉質な巨漢のミノタウロスからチンピラっぽい猫まで、様々な獣人が敵として登場する。
爪やナイフといった武器を持つボスもいるがモーションが少なく出血もしない。
また、本作にはオーバーキルというシステムが存在しており、体力がなくなった敵に更に攻撃を当て続けてから吹っ飛ばすと敵が死亡してスコアが加算される。
この時、ザコキャラであれば白骨化して爆散する。
トレイシーもザコキャラのため、例外無く爆散する。
一応ボスキャラやプレーヤーキャラにもオーバーキル仕様は存在するが、爆発エフェクトが出て体が暗くなるのみで白骨化はしない。
とりわけ個性的なこととして、ベルトスクロールアクションでありながら対戦モードが存在している(ゲーム内ショップでの解禁が必要)。
ゲームをプレイすると手に入るコインで購入することでザコを含む全ての敵キャラクターも使用可能になるため、ラスボスにリョナられるためにわざわざ最終ステージまで行って残り少ない残機と体力で頑張る必要がない。
女ザコのトレイシーはリョナる側、リョナられる側のどちらにも使える。ただし対戦モードでは白骨化オーバーキルが発生しない。
ステージは金網を張った薄暗い地下闘技場のようなもので、雰囲気も良い。観客は居ない(暗くて見えない)。
対戦相手は2P操作・CPU操作に対応。
決着後、同キャラでの再戦をするかの選択が出るので、キャラ選択画面を経由することなく連続で戦える。
CPUどうしの対戦を観戦することもでき、この場合はコンティニュー確認画面が出ないため放置してれば戦い続けてくれる。
デフォルメされたドット絵とは言え、過激な描写に厳しいSwitchでここまで2Dリョナ表現が充実しているというのは貴重。
最終更新:2023年12月16日 09:45