C ミリア
最終更新日時 |
2018年10月16日 (火) 12時51分55秒 |
基本情報
名前 |
ミリア |
種族 |
魔種 |
ジョブ |
アタッカー |
召喚コスト |
10 |
セフィラ |
なし |
タイプ |
サキュバス |
HP |
300 |
ATK |
10 |
DEF |
10 |
PSY |
30 |
武装 |
不可 |
血晶武装 |
不可 |
アーツ |
無 |
CV |
中島 沙樹 |
対象称号① |
インモラルラバーズ 背徳の愛を好む使い魔たちを使って50回勝利する。 |
対象称号② |
[サマーSCのみ]ミスサマー・オブ・イケWOMEN! サマーシーズンコレクションの「ミスサマー・オブ・イケWOMEN!」に入選した 使い魔を使って50回勝利する。 |
アビリティ
召喚 |
マナバースサモン |
自身が戦場に出ている間、自身と同じ種族かつ、召喚コストが一定以上の自使い魔を召喚したとき、マナを生み出す。 |
パラメーター
状態 |
HP |
ATK |
DEF |
PSY |
備考 |
召喚 |
300 |
10 |
10 |
30 |
|
DATA・フレーバーテキスト
+
|
Ver4.0 |
Ver4.0
Ver4.0 |
No |
魔種:016 |
職業 |
研究員みたい |
年齢 |
23歳ってとこかな? |
生息地 |
通勤時間約40分だって… |
今好きなもの |
売店で売ってる『ふわ餅バターしるこ』♡ |
この世界での名前 |
エミリア・キスハート |
現在の所属 |
『AVAL科学財団』 |
イラストレーター |
真嶋 杏次 |
フレーバーテキスト(カード裏面) |
ミリアでぇっス♡ 今日はイエス? ノー? |
フレーバーテキスト(LoV4.net) |
とうとう、来ちゃった。
「ここが『マルクト』――この世界のどこかに“その子”が……。」
私は、夜空を飛びながら眼下に広がる煌びやかな街を見下ろした。
私が元いた世界では考えられないくらい巨大な建物に沢山の明かり、それらが魔術を使うこともなしに煌々と輝き続けている。夜だというのに魔種や不死種が徘徊するの気配は無く多くの人間が行きかう様は、どちらかというとレムギアに近いのかもしれない。だが、そこよりはずっと平和だ。
私たちが来なければ、ここはずっと平和な世界であり続けるのかもしれない。
「それでも――」
この平和を壊すことになっても――私は、そう決めてここに来た。
私は“あの人”を助けなければならない。レムギアでの戦いを終え、最後の戦いへと出発した私たちにあんなことが起きるなんて想像だにしていなかった。今もまだ目をつむるだけで、あの嫌な光景が頭に浮かび震えてしまう。
「――絶対に助けてみせるんだから」
そのために、私は『女王様』を頼りに『守護者』としてこの世界へと送り出してもらった。
“あの人”のことは妹に任せてきた――けどあの子、私がいない間に何かしたりしないでしょうね……いや、ここは同じ人を好きになった、たった一人の妹を信用しよう。淫魔にだって分別はある。ごくたまに、必要に応じて、偉大な姉へ敬意を払って抜け駆けしないくらいの礼節はあるはずだ――と信じたい。
雑念を振り払うように頭をふり、気を取り直して再び街を見下ろす。
「とにかく今はやることやって、あとでい~っぱい褒めてもらうことだけ考えよっと♡ さ~て“憑代”ちゃんはどこにいるのかな~」
『女王様』の言う通りなら、このあたりに私の“憑代”がいるはずだった。
この世界での私たちは、ほぼ存在していないも同義らしい。だから、この世界で活動するためには自分と“共鳴”する人間に憑依しなければならないということだった。まるで混沌のやり口みたいで気が引けるが、そうも言っていられない。
この世界にも『ロード』の力を持つものはいるそうだが、その力はまったくもって未知数らしい。そしてその人たちを守ることが私たち『守護者』の使命なのだが、肉体が無ければ始まらない。
「……それにしても、あたしの“憑代”ってどんな子なんだろう? その姿で日常生活をこなしていかなきゃならないんだから、あんまりボロが出そうなのはダメよね。私に向いてそうなのは……なんていったっけ、キラキラした“モデル”ちゃんとか? あ、お店の売り子ちゃんなんかも向いてるかも――ん?」
繁華街から少し外れたところに建つ白く大きな建物、そこに一つだけ浮かび上がった窓明かりに目が吸い寄せられた。その中に、そこそこの深夜にも拘わらず、ひとりもくもくと何かの作業をしている女の子の姿が見える。
その時、体の内側から、熱を持って何かが強く震えるような衝撃がほとばしった。
「……いた。きっとあの娘だ……」
私はもっとよく女の子の様子を見ようと、窓に近づいてみる。
ふわりと柔らかそうで、この国の人間にしては変わった色の髪。きめ細やかな白い肌と長いまつ毛――もしかしたら違う国の血が混ざっている子なのかもしれない。もしこの子が私の“憑代”だと言うのなら、その男好きさせる顔立ちといい、淫魔としても申し分ない。しかし――。
「……うえ、あれって、なんかの科学者……みたいなやつだよね……」
科学者、研究員なんてのは絶対にダメだ。論外中の論外。
アケローンにいた時にも『協会』とかいう科学者の集団を見たことがあったが、皆ロクなことを考えていない連中だった。それに、四六時中小難しい事ばかりを考えて、じっと机にかじりつき研究をし続けるなどという地味な作業が私にできるわけ――あ。
「――あの娘……白衣……」
……白衣……白衣かぁ……。
………………………………。
「……白衣プレイは…………“アリ”、かな♡」
ふふ、これならば、“あの人”の元へ戻ったとき、妹に与えたアドバンテージを取り返せそうだ。
私は、意を決して光の中へと飛び込んだ。 |
|
+
|
ECR |
ECR
ECR |
No |
ECR:006 |
身長 |
どこ計ってるのぉ? |
体重 |
実験したらわかるよ♡ |
最高速度 |
実験してみる? |
計算 |
あなたが……して♡ |
実験 |
色々試してみたいな♡ |
得意 |
臨床実験♡ |
イラストレーター |
真嶋 杏次 |
フレーバーテキスト(カード裏面) |
- |
フレーバーテキスト(LoV4.net) |
はぁ~……失敗したなぁ。
やっぱり研究員ってのはちょーっと無理があったかなぁ……。
果てしない計算式の山に、来る日も来る日もおんなじような実験実験また実験…………。
もぉ~~~! 自由奔放で欲望のままに生きるのが淫魔なのにぃ~!
淫乱なこと以外知らないはずなのに~!
地道にコツコツなんて性に合わないよぉ~~!
“この娘”じゃない人に憑依したかったあ~~~~!!!
……って、叫んでみてもしょうがないか。ビックリだけど結局何とかやれちゃってるし、今は頑張って結果出して、もっと『財団』の中枢に近づいて“あの子”を見定めなきゃ。
それにしても、あの子……何だろう、何かちょっと“違う”のよね……。雰囲気や佇まいは“似てる”けど、本当に私が“あの子”の『守護者』で合ってるのかしら? 『女王様』、何か企んでるんじゃないでしょうね……久しぶりに会ったら妙に怪しさ満点だったし……。
でも……それでも何もしないよりはまし。あの時『戦船』で……“あの人”のあんな姿、もう二度と見たくはないもの――って、ああ!! もうこんな時間!!??
うわわわ、今日は何するんだっけ……えーと、まずはあのメガネの彼を誘惑して実験の結果をもらって……あ、それからあの髭のおじさまを魅了して計算資料つくらせなきゃ。ついでに彼のレポートの名前を私の名前に書き換えて~っと……それでは、純情一途で淫務に真面目なミリアちゃんは、今日もお仕事頑張りま~っす♡ |
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+
|
シーズンコレクション |
シーズンコレクション
シーズンコレクション |
No |
SC:025 |
身長 |
1.57[meter](人間時) |
体重 |
46[kg](人間時) |
獲物に出会ってから魂を抜くまで |
最短10分 |
この世界での名前 |
エミリア・キスハート |
愛した者 |
ニド・アヴァール |
いつかしたいこと |
海辺のデート |
イラストレーター |
大熊まい |
フレーバーテキスト(カード裏面) |
ねぇ 一緒に海 行こ |
フレーバーテキスト(LoV4.net) |
「ねぇ、一緒に海……行こ」
手を後ろに組み、少し頭を下げて上目づかいに相手の顔を覗き込む。
声は張らず、甘えた風でなく、それでいて思い切った風に言うのがコツだ。
そうして相手がドギマギして目をそらすまで、じっと視線は外さない――。
すると、ほら、そっぽを向いたまま“いい返事”が返ってくる。
こんな簡単なことで、私に堕ちた“魂”を貰えるのだからこれ程楽なことは無い。
この世界では、今までみたいに妖艶にグイグイ攻めるよりも、こういったやり方が“刺さる”らしい。
淫魔としてはじれったいけど、戦争が無くて、力自慢の兵士や欲に任せて横暴をふるう貴族がいない平和な世界ではこんなものなのかもしれない。
「これで何人目だっけ――」
こうやって、既にかなりの人数、この世界の人間たちから魂を分けてもらった。けれど、それは淫魔としての存在を維持するのに必要な分だけ――私はもう、長い事淫魔らしい本気の“狩り”はしていない。
それは、“彼”に出会ってからずっとだ。
私は“彼”の紅蓮の瞳に誘われてから、ずっと戦いに明け暮れてきた――もし、この世界のような平和の中で出会ったのなら、彼ともゆっくり流れる時間の中で、こんな風に浜辺を歩くこともあったのだろうか――。
そんなことを考えながら、横を歩く人間の顔を見上げた。
――あなたたちには悪いけど、私は淫魔で、決してあなたたちのものにはならない。ただ一時の夢をあげて、その代わりに魂を欠片程もらうだけの関係……けど、こういう時間の過ごし方を教えてくれたのには感謝かな。
そして、頬を赤らめながら一生懸命私に何かを語りかけている獲物の横顔に、“彼”の姿を重ねてみる。
今思えば、彼みたいにシャイな性格の人には、こういう“攻め方”の方が合うのかもしれない。淫魔のプライドをかけて全力で攻め続けたけど、正直はっきりと手ごたえを感じたことはなかったもん。
――会いたいな……。
思いがけず、獲物の腕に身を寄せていた。
そして同時に“あの時”のことを思い出す。
私を見つめる彼の紅い瞳――握った彼の手が、どんどん薄くなり質量を失くしていく――そのまま、私の手の中で泡のように消えてしまった、あの時の恐怖――。
獲物の腕に自分の腕が触れる直前、ハッとして私は身を離し、気付かれないように小さく拳を握った。
気を抜いてなどいられない。
私はなんとしても生き抜いて、絶対に“彼”を取り戻してみせる。
そしていつか、彼ともこうして、ゆっくり海辺を歩いて過ごすのだ。 |
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セリフ一覧
+
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通常版Ver4.0、ECR |
通常版Ver4.0、ECR
召喚 |
ミリアでぇっス♡ 今日はイエス? ノー? |
通常攻撃 |
んもー エッチだなぁー♡ |
タワー制圧 |
ごめんねぇ♡ 強引なのはイヤなのよ♡ |
ストーン破壊 |
ラブなジュースでぇ かんぱーい♡ |
死滅 |
はぁ~ん♡ もう…真っ白ですぅ♡ |
サポート(Ver4.0) |
それじゃ、激しくしてね♡ |
サポート(ECR) |
いっぱい出しちゃうぞ♡ |
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+
|
シーズンコレクション |
シーズンコレクション
召喚 |
ねぇ 一緒に海 行こ |
通常攻撃 |
ほらぁ!こっちこっち~! |
タワー制圧 |
少しね 憧れてたんだ こういう普通のデート |
ストーン破壊 |
たまにはさ ふふっ こういう私もいいでしょ |
死滅 |
今日はありがとう 楽しかったよ チュッ♡ |
サポート |
好きだよ |
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考察
今回も魔種必須の根元としての続投。URじゃなくて今回も良かったね
マナバースサモンは魔種の20コスト以上を召喚すると5マナが返却される。
今回はモノではないので複数種族でも20コスト以上の魔種を使用するなら海種のキマと同じ様に扱える。
自身もPSYが30持っているのでマナ回収は若干速く序盤のマフィオング、エリゴス、カーバンクル。中堅のマールトやエラトマを採用しているのであれば戦力に大きく関わるので是非投入したい。
マナ回収の対象はあくまで魔種の使い魔である事だけは頭に置いておこう。
キャラクター説明
シリーズ皆勤賞の淫魔サキュバス。ミリアという名前はかつての主人である
ニドが与えたもの。
妹に同じくサキュバスである
リリス、従姉妹にやはりサキュバスである
ルティアがいる。
ただの獲物でしか無かったニドに恋心を抱いてしまい、さらにそのニドが
世界を脅かす魔王と化した姿を見て絶望、スランプに陥ってしまう。
が、どことなく妹に似た半人半魔の少女テレーゼとのふれあいを経て自信を取り戻し、最後は妹と共に次なる世界へ向かうニドについて行った。
その際「女の子も悪くない」と思うようになったとか。
3の時は上記の通りテレーゼのパートナー使い魔であった。
4ではCPUチユ、小梅デッキには入っているもののパートナー使い魔ではなくなっている。
最も3の際も組んでいたのはほぼ利害の一致であり、双方共愛する人は既に決まっていた故、その別れは必然だったのだが。
しかしその愛する人が案の定ピンチとなり、そのピンチを救うために2030年に登場。
割りとトラウマになったが命を落としたり悪落ちまではいかなかったらしく、その人の世話を妹に任せてやってきた。
その際の依代は、科学者の女性であるチユ。前世はテレーゼなのでテレーゼの気配を感じ取った。
最初は渋ったが曰く「白衣プレイもいいかも」「プレイが増えれば世話している妹のアドバンテージを取り戻せる」ということで…エリミア・キスハートという偽名でAVAL科学財団に在籍する事となった。
こうしてECRの科学者姿のミリア(23)が誕生したのであった。ちなみに売店の「ふわ餅バターしるこ」が好物。
ECRのフレーバーから一応研究者として筋は通している。ただし淫魔である事を大いに活用しているが、あくまでやっている事は犯罪である。
ちなみに彼女、Re:3のスタートアップガイド(店舗で配布されている小冊子)の解説漫画でも白衣を着ていた。
いきなり現代物になる世界観といいまさかフラグだったのか
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最終更新:2018年10月16日 12:51