第0楽章『妖星乱舞』

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傷ってのはわかりやすいつながりだぜ。俺はテメェのハートに俺を刻んでやる。
 だから、テメェも俺にテメェを刻みなァ! 全部全部、真っ向から受け止めてやるからよォ!
第77節

〝我執〟 我が望み 達せず 潰えるなど 認めぬ。
何度でも、そう――何度でも繰り返す。
たとえ何度滅ぼされようとも、必ず全てを貪ろう。
我が名は頂天魔アイン・ソフ・オウル! その名、その存在、決して忘れるな!
第105節

舞台は、独立千年祭《ミレニアム》に沸き立つ特区ローファンタジア。
その最大の目玉イベントは、『頂上決戦!星の巫女VS神魔大帝!』だ。
世界を牛耳る二大勢力が大乱闘するというイベントであるが
実態は誰でも自由に好きな方を選んで参戦できるという滅茶苦茶なものであった。
売れないミュージシャンとして無為な日々を送っていた精霊楽師フォルテ
有力者の目に留まる期待を抱いて星の巫女側でエントリーする。
そんな彼の前に、謎の導師アサキムが現れる。星の巫女に直々に参戦を依頼されたと言うが、その真意は不明。
更に、多世界を守るために異界から来たエスペラントも参加者として潜入。
神魔大帝は、英霊を呼び出す装置を準備し、宿敵星の巫女との戦いに備えていた。
様々な思惑が絡み合う中、乱闘は始まった。
開始直後、竜人ゲッツが神魔大帝側で乱入。アサキムの攻撃を受けながらも、その進撃は止まることは無い。
乱戦によってリミッターであるヘッドギアが外れたフォルテが攻撃を仕掛けると、二人は惹かれ合うように一騎打ちを始めた。
二人は壮絶な戦いの末に相打ちになって絶命。その過程で不思議な友情が芽生えるのだった。
一方その頃、神魔大帝の装置が起動。しかし出て来たものは英霊ではなく《大いなる厄災》だった。
《大いなる厄災》と神魔大帝は一体となり、頂天魔アイン・ソフ・オウルとなり、世界を支配するべく猛威を振るいはじめた。
それを止めるべく、星の巫女、エスペラント、アサキムが立ち向かう。
星の巫女の捨て身の攻撃により、辛くも撃破されるアイン・ソフ・オウル。
しかし、今際の際に彼は自らの無数の種を全世界に飛ばしたのだった。一つでも完全体となれば、世界は滅びてしまう。
見知らぬ村にて蘇生されて目覚めたフォルテとゲッツの前にアサキムが現れ告げる。お前達の力が必要だと。
こうして、世界を救う冒険が始まった!

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最終更新:2013年02月22日 23:31