331 :シェリルとランカ百合:2008/12/20(土) 02:30:01 ID:JlUe118F
※シェリルとランカの百合です。
※シェリルとランカの百合です。
涙で濡れた目を開けば、ぼやけた視界に映し出されるその非現実的な光景。
自分の小ぶりな胸を優しく覆い、快感を引き出すようにゆっくりと動かされる、彼女の白く美しい手。
自分の小ぶりな胸を優しく覆い、快感を引き出すようにゆっくりと動かされる、彼女の白く美しい手。
「あなたの胸…白くて…やわらかくて、触っていると気持ちがいいわ…」
「…んあっ…ああ……んっ…シェリル……さん…」
「ふふ…可愛い…ランカちゃん」
「…んあっ…ああ……んっ…シェリル……さん…」
「ふふ…可愛い…ランカちゃん」
交わしたキスに赤く濡れ、艶を帯びた彼女の唇から、
熱い吐息と共に吐き出された自分の名前に、ランカの心臓は大きく跳ね上がった。
熱い吐息と共に吐き出された自分の名前に、ランカの心臓は大きく跳ね上がった。
・・・・・もう一度、シェリルさんとキスがしたい…
「シェリルさん…」
「本当に可愛いわ…ランカちゃん…このまま食べてしまいたい…んぅっ」
「…ん…」
「本当に可愛いわ…ランカちゃん…このまま食べてしまいたい…んぅっ」
「…ん…」
衝動に突き動かされるようにランカはシェリルの背中へ腕をまわし、その体を引き寄せた。
密着した互いの口内で熱い舌を絡めあい、濃厚なキスを交わす。
どちらのものともわからない唾液が2人の顎を伝い落ち、乱れたシーツに小さく染みを作った。
密着した互いの口内で熱い舌を絡めあい、濃厚なキスを交わす。
どちらのものともわからない唾液が2人の顎を伝い落ち、乱れたシーツに小さく染みを作った。
どうして、こんなことになってしまっているんだっけ…
いまにも蕩けてしまいそうな頭の中で、ランカは今日の出来事を思い出した。
いまにも蕩けてしまいそうな頭の中で、ランカは今日の出来事を思い出した。
そう、今日はシェリルが自宅で一緒に食事をしようと誘ってくれたのだった。
そこでランカは、シェリルへの手土産をひとつ持参した。
それはランカのファンからの贈りものの中に紛れていた、一本のワイン。
そこでランカは、シェリルへの手土産をひとつ持参した。
それはランカのファンからの贈りものの中に紛れていた、一本のワイン。
それをシェリルに手渡すと、シェリルは口元に僅かに笑みを浮かべ、こう言ったのだ。
「…ふうん、ランカちゃん、これを私と一緒に飲みたいのね…?」
その含みのある質問と笑みに疑問を感じつつも、ランカは頷いてシェリルの言葉を肯定する。
(だって、大好きなシェリルさんと2人で飲むために持ってきたんだもん!)
「…ふうん、ランカちゃん、これを私と一緒に飲みたいのね…?」
その含みのある質問と笑みに疑問を感じつつも、ランカは頷いてシェリルの言葉を肯定する。
(だって、大好きなシェリルさんと2人で飲むために持ってきたんだもん!)
「本当に、いいのね?…後で泣いて縋っても止めてあげないわよ?」
「もちろんですよシェリルさん!今日は2人でじゃんじゃん飲んじゃいましょう!」
「ふふ…そう…じゃあ、はい、乾杯!」
「もちろんですよシェリルさん!今日は2人でじゃんじゃん飲んじゃいましょう!」
「ふふ…そう…じゃあ、はい、乾杯!」
ランカは元々お酒はあまり口に入れる機会がなく、
お酒のことなどまったくと言っていいほどわからないのだが、
シェリルが以前言っていた"私、ワインが好きなの"という言葉を思い出して、
ファンから贈られたワインを、ラベルなど一切確認せずに持ってきてしまっていた。
しかし、そのワインのラベルにはこう表記あったのだ…
お酒のことなどまったくと言っていいほどわからないのだが、
シェリルが以前言っていた"私、ワインが好きなの"という言葉を思い出して、
ファンから贈られたワインを、ラベルなど一切確認せずに持ってきてしまっていた。
しかし、そのワインのラベルにはこう表記あったのだ…
"媚薬入りです。あなたの意中の人と一緒に飲んでください。"
その晩、瓶を空にするまで"媚薬入りワイン"を堪能したシェリルとランカは、
互いへの秘めた気持ちを伝える前に、勢いに任せて甘くて熱い一夜を過ごしてしまったのだった。
互いへの秘めた気持ちを伝える前に、勢いに任せて甘くて熱い一夜を過ごしてしまったのだった。
END