858 :ブレシェリ陵辱系?:2009/01/03(土) 03:03:21 ID:OjcugUGN
前スレ ブレシェリ陵辱系?を半端に投下したものです。
エロに挫折してしばらく放置してましたがここの素晴らしいSSに触発されて
また書いてみたので投下します。
前スレ ブレシェリ陵辱系?を半端に投下したものです。
エロに挫折してしばらく放置してましたがここの素晴らしいSSに触発されて
また書いてみたので投下します。
- ブレシェリ
- キャラ崩壊注意
- 陵辱系?
- 後半エロ挫折の跡が垣間見えるかもw
- 関係ないけど投下主は17歳好きすぎ
というスルーポイントがあるので、こりゃあかんなと思ったひとは
「ブレシェリ陵辱系?」でNGお願いします。
「ブレシェリ陵辱系?」でNGお願いします。
下着の脇から指を忍ばせ蜜壷の入り口を撫でる。
ただそれだけでも内側からどんどん蜜があふれてきた。
「やっ! いや!」
ブレラが下着に手をかけるとシェリルは逃げようと脚をばたつかせる。
面倒になったのでブレラは最後の下着もまたナイフで取り去った。
「やあぁっ! 馬鹿っ、サイっテーよ!」
シェリルの脚が力なく草の上をすべった。
ブレラは喉の奥で笑う。
「そうだ、おまえの言うとおりだ。だから好きなだけ罵ればいい」
「ヘンタイ! あんたなんか大嫌い……わかりあえると思っ……あっ、あぁんっ!」
シェリルの涙混じりの言葉を嘲笑うようにブレラは蜜をすくって敏感な芽に塗りつけた。
ぷっくりと勃ちあがった芽をやさしく撫で、ゆるゆると円を描くように絶妙の力加減で転がす。
シェリルは息も絶え絶えに喘ぎ、幼子のようにいやいやと首を振る。
上気した頬から涙と汗がすべり落ちる。首筋から胸元までも仄かに赤く染め、肌に滲む汗が
パールのようにシェリルの身体を飾っていた。
ブレラはどこよりも敏感な芽を指でいたぶりながらふたたび胸の蕾を責め始める。
シェリルはもはやブレラを罵る言葉を発することもできず喘ぎ声すら掠れさせて
呼吸するのも苦しげに乱れていた。
「……っ……もっ……ふっ……はぁっ……だっ……めっ!!」
蕾を強く吸い上げ芽を摘むとシェリルは全身を強張らせて痙攣した。
「あっああぁぁぁああっん!!」
ぴくぴくと身体を震わせシェリルは放心したように目を閉じて荒い呼吸を繰り返す。
飲み下しきれなかった唾液が口の端から零れているのを見止め、ブレラはそれを舐め取り軽く
唇をついばんだ。
「もう、イったのか?」
笑い含みのブレラの声にびくりとシェリルが震える。
「ちが……」
力ない否定の声を皆まで言わせずブレラは蜜壷に指を突っ込んだ。
「っあぁあん!」
「ふっ……おまえのここはこんなに濡れて俺の指を貪欲に飲み込もうと絡みついてくるぞ?
それなのにイってないと?」
「はぁんっやっ……あっ、ダメっ……あんっ!」
シェリルのそこはブレラの言葉どおり指をきゅうきゅうと締め付け奥へ奥へと誘うように蠢いている。
ひどく狭くきついのに、ブレラの指をしっかりと飲み込んでいく。
(まさか初めてではないだろうが……)
これだけ乱れているのだ、快感を知っている身体だろうとは思ったが、シェリルのそこはあまりにも狭かった。
もう少し慣れさせないと苦しいかもしれないと考え、ブレラはシェリルの中を丁寧に刺激する。
指を蠢かせるほどに蜜はあふれ出し、かすかに甘酸っぱい匂いが漂ってきた。
その淫靡な香りに誘われてブレラは指とともに舌を蜜壷に侵入させた。
「ひゃぁんっ!」
舌であふれ出てくる蜜を掬い取って芽に絡みつかせる。執拗な舌遣いで芽を、容赦のない指遣いで蜜壷を
責めているうちにシェリルがふたたび絶頂を迎えた。
「……っっはっぁあああああああぁぁんっ!!」
ただそれだけでも内側からどんどん蜜があふれてきた。
「やっ! いや!」
ブレラが下着に手をかけるとシェリルは逃げようと脚をばたつかせる。
面倒になったのでブレラは最後の下着もまたナイフで取り去った。
「やあぁっ! 馬鹿っ、サイっテーよ!」
シェリルの脚が力なく草の上をすべった。
ブレラは喉の奥で笑う。
「そうだ、おまえの言うとおりだ。だから好きなだけ罵ればいい」
「ヘンタイ! あんたなんか大嫌い……わかりあえると思っ……あっ、あぁんっ!」
シェリルの涙混じりの言葉を嘲笑うようにブレラは蜜をすくって敏感な芽に塗りつけた。
ぷっくりと勃ちあがった芽をやさしく撫で、ゆるゆると円を描くように絶妙の力加減で転がす。
シェリルは息も絶え絶えに喘ぎ、幼子のようにいやいやと首を振る。
上気した頬から涙と汗がすべり落ちる。首筋から胸元までも仄かに赤く染め、肌に滲む汗が
パールのようにシェリルの身体を飾っていた。
ブレラはどこよりも敏感な芽を指でいたぶりながらふたたび胸の蕾を責め始める。
シェリルはもはやブレラを罵る言葉を発することもできず喘ぎ声すら掠れさせて
呼吸するのも苦しげに乱れていた。
「……っ……もっ……ふっ……はぁっ……だっ……めっ!!」
蕾を強く吸い上げ芽を摘むとシェリルは全身を強張らせて痙攣した。
「あっああぁぁぁああっん!!」
ぴくぴくと身体を震わせシェリルは放心したように目を閉じて荒い呼吸を繰り返す。
飲み下しきれなかった唾液が口の端から零れているのを見止め、ブレラはそれを舐め取り軽く
唇をついばんだ。
「もう、イったのか?」
笑い含みのブレラの声にびくりとシェリルが震える。
「ちが……」
力ない否定の声を皆まで言わせずブレラは蜜壷に指を突っ込んだ。
「っあぁあん!」
「ふっ……おまえのここはこんなに濡れて俺の指を貪欲に飲み込もうと絡みついてくるぞ?
それなのにイってないと?」
「はぁんっやっ……あっ、ダメっ……あんっ!」
シェリルのそこはブレラの言葉どおり指をきゅうきゅうと締め付け奥へ奥へと誘うように蠢いている。
ひどく狭くきついのに、ブレラの指をしっかりと飲み込んでいく。
(まさか初めてではないだろうが……)
これだけ乱れているのだ、快感を知っている身体だろうとは思ったが、シェリルのそこはあまりにも狭かった。
もう少し慣れさせないと苦しいかもしれないと考え、ブレラはシェリルの中を丁寧に刺激する。
指を蠢かせるほどに蜜はあふれ出し、かすかに甘酸っぱい匂いが漂ってきた。
その淫靡な香りに誘われてブレラは指とともに舌を蜜壷に侵入させた。
「ひゃぁんっ!」
舌であふれ出てくる蜜を掬い取って芽に絡みつかせる。執拗な舌遣いで芽を、容赦のない指遣いで蜜壷を
責めているうちにシェリルがふたたび絶頂を迎えた。
「……っっはっぁあああああああぁぁんっ!!」
ブレラは服を脱いだ。
痛いほどに勃ちあがった自身をシェリルの蜜壷へとあてがう。
未だ放心しているシェリルは一瞬ちいさく震えたが状況を把握していないらしく
ぼんやりと虚空へ視線を向けていた。
その乱れように喜びを覚えつつも、シェリルの眼差しが自分を向いていないことに苛立ちを感じる。
ブレラは張り詰めた自身を、シェリルの蜜を纏わせて芽に擦りつけた。
「あっ!? あああぁんっ!!」
大きく喘いだシェリルの目の焦点が合う。恐怖を湛えた青い瞳がブレラをとらえた。
「……いや……あぁ……ふぁ、おねが、い……それは、あっ、やめて」
敏感な芽に与えられる快感に悶えながらも、シェリルは必死に懇願する。
「やめてほしいか?」
ブレラはゆっくりといたぶるように芽の上で腰を動かしながら笑い含みに問う。
シェリルはこくこくと何度も頷いた。
ブレラはふわりと微笑んだ。
「それは……とっくに無理だ」
言葉と同時に一気に貫いた。
「っきゃあぁああぁあああああああああぁああっ!!!」
ぶつっという抵抗があった。やわらかな襞にきつく包まれ気をやりそうに
なったブレラだったが、その予想外の感触に驚いて動きを止める。
「ああぁあ…………ひど……い…………うっ……ふっ……」
深い哀しみをたたえた青い瞳から大粒の涙が零れ落ちる。
ブレラは泣きじゃくるシェリルの顔を呆然と見つめた。
「まさか……本当に初めてなのか……?」
シェリルの答えはない。ブレラから顔を背けてひたすらに涙を零し続ける。
(あいつ、まだ手を出していなかったのか……)
じわじわと昏い喜びが胸に広がっていく。
では、こんなにも悦びに従順に反応するこの淫らな身体を知っているのは自分だけなのか。
シェリルのこんなにもいやらしくうつくしく歪む表情を知っているのは自分だけなのか。
痛いほどに勃ちあがった自身をシェリルの蜜壷へとあてがう。
未だ放心しているシェリルは一瞬ちいさく震えたが状況を把握していないらしく
ぼんやりと虚空へ視線を向けていた。
その乱れように喜びを覚えつつも、シェリルの眼差しが自分を向いていないことに苛立ちを感じる。
ブレラは張り詰めた自身を、シェリルの蜜を纏わせて芽に擦りつけた。
「あっ!? あああぁんっ!!」
大きく喘いだシェリルの目の焦点が合う。恐怖を湛えた青い瞳がブレラをとらえた。
「……いや……あぁ……ふぁ、おねが、い……それは、あっ、やめて」
敏感な芽に与えられる快感に悶えながらも、シェリルは必死に懇願する。
「やめてほしいか?」
ブレラはゆっくりといたぶるように芽の上で腰を動かしながら笑い含みに問う。
シェリルはこくこくと何度も頷いた。
ブレラはふわりと微笑んだ。
「それは……とっくに無理だ」
言葉と同時に一気に貫いた。
「っきゃあぁああぁあああああああああぁああっ!!!」
ぶつっという抵抗があった。やわらかな襞にきつく包まれ気をやりそうに
なったブレラだったが、その予想外の感触に驚いて動きを止める。
「ああぁあ…………ひど……い…………うっ……ふっ……」
深い哀しみをたたえた青い瞳から大粒の涙が零れ落ちる。
ブレラは泣きじゃくるシェリルの顔を呆然と見つめた。
「まさか……本当に初めてなのか……?」
シェリルの答えはない。ブレラから顔を背けてひたすらに涙を零し続ける。
(あいつ、まだ手を出していなかったのか……)
じわじわと昏い喜びが胸に広がっていく。
では、こんなにも悦びに従順に反応するこの淫らな身体を知っているのは自分だけなのか。
シェリルのこんなにもいやらしくうつくしく歪む表情を知っているのは自分だけなのか。
シェリルとひとつに繋がったのは 自分だけ
「そうなのか……」
ブレラは量感あふれる胸を両手でつかんでその喜びのままに腰を振った。
「いやあぁぁっ!」
シェリルの中は苦しいほどに狭くしかもブレラのそれを噛み千切らんばかりにきつく締め付ける。
それでいてぬるぬるとあふれる蜜とやわらかな襞がやさしくブレラを包み込む。
腰が痺れるほどの快感にブレラは容易く溺れた。
「あっ! やぁっ! ぬ、いて……抜いてよぉぉっ! あっああっ! ……はぁあんっ!」
苦痛と悦楽のために強く眉を寄せてシェリルは高い声で啼く。
シェリルの中を掻き回しながらブレラは胸の頂を吸い上げる。
「あああぁっ!」
徐々に甘さを増していく喘ぎがブレラの情動を掻き乱す。さらに固くなった自身を深く突き入れた。
苦しげにわずかに覗く舌に誘われてブレラはシェリルの赤い唇にキスをする。
唾液がとろけるように甘く感じられる。口の端から零れる唾液を辿って首筋、鎖骨と舌を這わせ
胸の蕾をしゃぶった。
「っああ!」
白い太ももを肩に担ぎ上げ角度を変えて責め続けるとさらに強く締め付けてくるポイントがあった。
高く悲鳴をあげるシェリルに哂ってブレラは執拗にその場所を責めた。
「やぁっ!……あっあああっ……んっあああんっ……はああああぁああああんっ!!」
大きく仰け反ってシェリルが一瞬硬直する。目の前が白くなりそうなほどの素晴らしい締め付けに
絶えられずブレラはシェリルの中に熱い精を放った。
「……くっ……はあっ!」
たまらず声を漏れる。途方もない幸福感に包まれる。
ブレラは量感あふれる胸を両手でつかんでその喜びのままに腰を振った。
「いやあぁぁっ!」
シェリルの中は苦しいほどに狭くしかもブレラのそれを噛み千切らんばかりにきつく締め付ける。
それでいてぬるぬるとあふれる蜜とやわらかな襞がやさしくブレラを包み込む。
腰が痺れるほどの快感にブレラは容易く溺れた。
「あっ! やぁっ! ぬ、いて……抜いてよぉぉっ! あっああっ! ……はぁあんっ!」
苦痛と悦楽のために強く眉を寄せてシェリルは高い声で啼く。
シェリルの中を掻き回しながらブレラは胸の頂を吸い上げる。
「あああぁっ!」
徐々に甘さを増していく喘ぎがブレラの情動を掻き乱す。さらに固くなった自身を深く突き入れた。
苦しげにわずかに覗く舌に誘われてブレラはシェリルの赤い唇にキスをする。
唾液がとろけるように甘く感じられる。口の端から零れる唾液を辿って首筋、鎖骨と舌を這わせ
胸の蕾をしゃぶった。
「っああ!」
白い太ももを肩に担ぎ上げ角度を変えて責め続けるとさらに強く締め付けてくるポイントがあった。
高く悲鳴をあげるシェリルに哂ってブレラは執拗にその場所を責めた。
「やぁっ!……あっあああっ……んっあああんっ……はああああぁああああんっ!!」
大きく仰け反ってシェリルが一瞬硬直する。目の前が白くなりそうなほどの素晴らしい締め付けに
絶えられずブレラはシェリルの中に熱い精を放った。
「……くっ……はあっ!」
たまらず声を漏れる。途方もない幸福感に包まれる。
ブレラはシェリルと繋がったままぴくぴくと小さく痙攣している彼女の胸に顔を埋めた。
シェリルの中はまだ固さを失っていないブレラ自身を煽るようにやわやわとゆるく締め付けてくるが、
シェリルは絶頂に達した瞬間気を失ったようで指先ひとつ動かさずに横たわっていた。
ブレラはシェリルの豊かな胸を揉みながら呼吸を整えていた。
息が落ち着くと至高の解放感と征服感から徐々に醒めてくる。同時にじわりじわりと虚無感が
広がっていく。
「……くそっ!」
ブレラは再び律動を始めた。すぐに固さを取り戻した自身をシェリルの中に叩きつける。
その感覚でシェリルが目覚めた。
「や、いや! お願い……もうやめてよぉっ! っあああぁ!」
シェリルの悦いポイントを最初から徹底的に責める。シェリルはすぐに抗議の言葉すら
上げられなくなり、ひたすら甘美でいやらしい歌声を響かせ続け、何度も達して何度も失神した。
ブレラは広がる虚無感を払うために何度も何度も精を放った。
シェリルの中でシェリルを啼かせている間はその声と自身を包む柔らかさに酔いしれて
余計なことを考えずにいられた。
だがブレラの体力にも限界があり、それ以前にシェリルを快感にすら反応できないほど
消耗させてしまった。
シェリルの中はまだ固さを失っていないブレラ自身を煽るようにやわやわとゆるく締め付けてくるが、
シェリルは絶頂に達した瞬間気を失ったようで指先ひとつ動かさずに横たわっていた。
ブレラはシェリルの豊かな胸を揉みながら呼吸を整えていた。
息が落ち着くと至高の解放感と征服感から徐々に醒めてくる。同時にじわりじわりと虚無感が
広がっていく。
「……くそっ!」
ブレラは再び律動を始めた。すぐに固さを取り戻した自身をシェリルの中に叩きつける。
その感覚でシェリルが目覚めた。
「や、いや! お願い……もうやめてよぉっ! っあああぁ!」
シェリルの悦いポイントを最初から徹底的に責める。シェリルはすぐに抗議の言葉すら
上げられなくなり、ひたすら甘美でいやらしい歌声を響かせ続け、何度も達して何度も失神した。
ブレラは広がる虚無感を払うために何度も何度も精を放った。
シェリルの中でシェリルを啼かせている間はその声と自身を包む柔らかさに酔いしれて
余計なことを考えずにいられた。
だがブレラの体力にも限界があり、それ以前にシェリルを快感にすら反応できないほど
消耗させてしまった。
もう歌声は聞こえない。
ブレラはついに腰の動きを止めた。繋がったままぐったりとしているシェリルを見下ろす。
涙と汗で頬にはりついたピンクゴールドの髪をそっとはらってやった。シェリルはブレラの
指先にも反応せずただ悩ましい表情で眉を寄せ荒い呼吸を繰り返している。
夜陰に浮かぶ白くうつくしい裸体にはブレラがつけたいくつもの口付けや指先の跡が赤く
滲んでいる。
シェリルの中は相変わらずブレラをいやらしく包み込んでいる。
それなのに。
彼女は自分のものではない。
自分と彼女は同じものではない。
こうしてひとつに繋がっているのに。
こんなに痕跡をつけたのに。
どうしようもなくシェリルが遠かった。
どれだけ抱けばひとつになれるのだろう。
シェリルの涙も汗も唾液も滴る蜜もすべて取り込んでブレラのすべてを注ぎきるまで
重なり続ければひとつになれるのだろうか。
「グレイス……案外おまえが正しかったのかもしれないな……」
ブレラは小さく哂った。
少しだけグレイスの求めていたことがわかったような気がした。
グレイスも何かに絶望し何かに飢えていたのだと初めて気づいた。
同じところに堕ちて。
グレイスは最後まで振り返ることなく突き進んだ。
自分は……引き返せないわけではない。
ブレラは指を伸ばしてシェリルの頬を撫でた。
やさしく顔の輪郭をなぞると覚醒しかけていたらしいシェリルが小さく瞼を震わせた。
「ん……アルト……?」
ブレラは指の動きを止めた。
昏い炎が胸の内に点る。
「……くっ……ふふふ」
思わず漏れた笑い声にシェリルがはっとしたように目を開く。
青い瞳に映る歪んだ笑みを浮かべた自分の姿を捉えて、ブレラの笑い声は次第に大きくなっていた。
同時に律動を再開する。
ブレラは選んだ。
グレイスと同じく最後まで突き進むことを。
希望を抱いていた彼女とは違って絶望を抱えて。
涙と汗で頬にはりついたピンクゴールドの髪をそっとはらってやった。シェリルはブレラの
指先にも反応せずただ悩ましい表情で眉を寄せ荒い呼吸を繰り返している。
夜陰に浮かぶ白くうつくしい裸体にはブレラがつけたいくつもの口付けや指先の跡が赤く
滲んでいる。
シェリルの中は相変わらずブレラをいやらしく包み込んでいる。
それなのに。
彼女は自分のものではない。
自分と彼女は同じものではない。
こうしてひとつに繋がっているのに。
こんなに痕跡をつけたのに。
どうしようもなくシェリルが遠かった。
どれだけ抱けばひとつになれるのだろう。
シェリルの涙も汗も唾液も滴る蜜もすべて取り込んでブレラのすべてを注ぎきるまで
重なり続ければひとつになれるのだろうか。
「グレイス……案外おまえが正しかったのかもしれないな……」
ブレラは小さく哂った。
少しだけグレイスの求めていたことがわかったような気がした。
グレイスも何かに絶望し何かに飢えていたのだと初めて気づいた。
同じところに堕ちて。
グレイスは最後まで振り返ることなく突き進んだ。
自分は……引き返せないわけではない。
ブレラは指を伸ばしてシェリルの頬を撫でた。
やさしく顔の輪郭をなぞると覚醒しかけていたらしいシェリルが小さく瞼を震わせた。
「ん……アルト……?」
ブレラは指の動きを止めた。
昏い炎が胸の内に点る。
「……くっ……ふふふ」
思わず漏れた笑い声にシェリルがはっとしたように目を開く。
青い瞳に映る歪んだ笑みを浮かべた自分の姿を捉えて、ブレラの笑い声は次第に大きくなっていた。
同時に律動を再開する。
ブレラは選んだ。
グレイスと同じく最後まで突き進むことを。
希望を抱いていた彼女とは違って絶望を抱えて。
END
オチに迷って迷って半端に暗くシリアスになっちゃって申し訳ない。
いつか明るいえろが書きたいです。
いつか明るいえろが書きたいです。
以上お目汚し失礼しましたー