[動ラ五]頭を丸かじりでくわえられて宙づりにされたり、食われたりして頭を失う事。
また、死んだり、無残な姿になったりする事。「マミった」などの過去形も可。
概要
元ネタは言うまでもなく魔法少女まどか☆マギカの
巴マミの死に方。
今までにも仮面ライダー龍騎に登場した仮面ライダーシザースなどの前例はあったものの、上述の元ネタが放つ強烈な印象によりこれがみんなのトラウマとなった。
単に首が取れた(!?)とき時にも使われるなど、擬音としての汎用性も中々のもの。
「マミマミ」と重ねると、また別の擬音になり、意味も完全に変わる。
BD・DVD購入特典トークCD「魔法少女達のお茶会」に収録されたキャスト座談会によれば「台本見ると”ぐちゃぐちゃ” ”ゴリゴリ”とかの擬音も書き込まれていたんだけど」「(本放送では)控え目になってたよね」とのことで、脚本段階では放映時よりも凄惨な戦死描写が予定されていた様子。さすが虚淵玄。
また、第3話でさやかが
グリーフシードの結界に呑み込まれた際のカットイン(DVD/BD2巻11分49秒地点)にはほんの一瞬であるが、首のない身体のようなものが並んでいるような絵が表示される。
これは後のマミの展開を暗示していたものであると言える(公式ファンブック参照)。
通常、
ソウルジェムが無事ならば肉体を修復して戦えるはずの魔法少女だが、この場合はそもそも「身体の全てをつかさどる脳が損傷している」ため、ジェムが無事だろうが肉体はまったく活動不能になるものと思われる。
実際、噛み付かれたマミは手足を動かすなどの抵抗すらできなかった。この後はそのままジェムまで噛み砕かれて完全に死亡。
映画『ゾンビ』などに見られる「生きた死体を倒すには脳を狙わなければならない」は、まどマギにもかなり通用するのかもしれない。
マミる vs マミられる
「マミる」は基本に自動詞で、『首を噛まれて宙づりにされること』を表す。虚淵玄本人はこちらを使った。
一方、他動詞として『首を噛んて宙づりにすること』と解釈されたこともあり、これから派生した「マミられる」は「自動詞のマミる」と実に同じ意味。
アニメのスタッフの一部はこちらを使った。あくまで非正式な日本語単語なので、どちらに解釈しても間違えると言い難い。
ただ、pixivから見る限り、自動詞のマミるの方が普遍だ。余談だが、「敬語のマミ『られる』」はまず無いだろう。
現代用語の基礎知識
はっちゃける傾向のある現代用語の基礎知識の流行語部門だが、なんと「マミる」が2012年度版に掲載された。
定義は「悲惨な死に方をする」。
二次創作のネタ
pixivやニコニコ動画においては
マミさんを救い隊なるタグをつけた作品が出現し、左手が義手の宇宙海賊COBRAや仮面ライダーサガやコスプレ露出狂教師吉野屋先生が助けに来てくれたり、マミさんが自力で逆転したりするシーンが描かれた。
ただし、これらの作品には原則本タグやマミったタグはつけられなかった。
しかし第6話
「こんなの絶対おかしいよ」においてソウルジェムの仕組みが暴露されると、上記のうち「マミさんが自力で逆転する」ネタから発展して、死亡してはいない、
たかがメインカメラをやられただけだ!な作品が登場した。これならマミってても戦える!
このネタ最大のネックはマミのソウルジェムが頭についていることであるが、小さいから噛み砕けなかった、などの理屈でごまかされる。
なお、劇場版ではマミのソウルジェムが砕け散るカットが追加されたため、この手の言い訳はできなくなった。
最終更新:2012年11月05日 19:19