背景ストーリー
光文明の
竜の一族達は、感情を持っていない。何かを守る時、感情は時に枷となるからだ。その為、感情は光の四賢者達の手によって、封印されていた。
ヴォルトロンについているのは、感情の仮面「
ペルソナ」。それにより怒りの感情を手に入れたヴォルトロン「
イラ・ヴォルトロン」はトリニティ・ザヴァイアを歯牙にもかけず、自分がそうされたように海に叩き落とした。しかしそれでもイラ・ヴォルトロンの怒りは収まらない。その上他の光文明の竜の一族達もペルソナの力により感情を手に入れてしまっていた。
アイシクル・ブレインから抜け出し、暴走を始めたイラ・ヴォルトロンを止める方法を聞き出すため、光の本拠地「ミステリー・クロックタワー」に乗り込んだ。そこで出会った
イニシエート「フィリップ」ですらも、ペルソナの力を抑える方法は知らないのだという。だが、怒りを何らかの方法で抑えることができれば...。イラ・ヴォルトロンを止めるという目的のため、結託したフィリップとギョクト。ギョクトは火文明への攻撃を続けるギョクトを止めるため、イラ・ヴォルトロンへ斬りかかる。
しかし、効果はなかった。そこにザヴァイの氷が解けたことによりギガフレアが加勢した。これを受けてギョクトは最終手段だとして、ギガフレアに「禁忌」の力を使うことを提案した。最初は躊躇していたギガフレアだったが破壊されていく故郷を前に、決心したギガフレアは「禁忌」へと突っ込んだ。そして「禁忌」の力と仲間を、故郷を思う気持ちがギガフレアを「
テラフレア」へと変化させた。
イラ・ヴォルトロンとテラフレアの実力はまさに互角だった。このままではどちらも力尽きてしまう...。互いに最後の一撃を繰り出さんとしたその時、清らかな音が世界を包んだ。
「
フィリップ」がクロックタワーの頂上にある鐘を鳴らしたのだ。怒りで我を忘れているとはいえ、我等と正義をともにする仲間。鐘の音は世界を包み、様々な感情を癒やした。これにより怒りから開放されたヴォルトロンは感謝の言葉を告げ、鐘の鳴る故郷へと帰っていったのだった。
しかしこれで終わりではない。密かに動いていた闇文明、それを監視していた自然文明により、また新たな争いが起きるとは、この時はまだ...誰も知らない。
収録カード
レジェンド・ドラゴン・カード(3種)
スーパーレア(11種)
ベリーレア(14種)
レア(20種)
アンコモン(32種)
コモン(39種)
最終更新:2022年08月26日 23:23