【白羊宮 普遍の超越者 コモーン(common) 男性的】
サインズの一柱であり、その離反を指導した者。
共に[[アンノンス]]を離反した三体のうち二体が女性型な事から、
かつての彼は女垂らしだったと推測出来るが、真実は全て闇の中。
“万物に備わる普遍の力”を持つ彼を危険視したディスアスターから洗脳を受け、
サインズとして活動していたが、それを知った天秤宮“ディシー”の救済を受けて洗脳から逃れた。
だが、元々の性格が情熱・激情的で直情的なものだった為に
あまり深く考えず、数体のサインズと共にアンノンスから離反した。
離反後、一度はアンノンスを壊滅寸前に追い込むが
洗脳解除の影響で個人主義者だった一面が表に出た彼は突如裏切りを起こす。
結果、離反組は壊滅。彼自身もディスアスターの手によって異界に落ち、眠った。
……それから悠久の時を経た後、ある国家によって招喚される事など知らずに。

【金牛宮 堕ちた魔除 アイギス(Aegis) 女性的】
〈Aegis-C〉という名の神器級武具に酷似した異能を持つサインズの一柱。
絵画となる様な美しき姿をしていたとされるが、その容姿に反する腹黒さを持ち、欲深かった。
そんな彼女は離反に協力する事こそ無かったが、
コモーンの離反後、他のサインズによって始末されてしまった。

【天蝎宮 災厄の化身、怪異の王 ディスアスター(Disaster) 男性的】
アンノンスの長たる怪異の王。その名は災いを意味し、彼は文字通り世界の災厄となった。
元々は肉体を持たぬ精神と力だけの存在だったが、
ある人間により召喚され、魂ごと肉体を奪い、光臨した。
己の知的欲求を満たすべく〈アンノンス〉と〈サインズ〉を作り、他生物を蹂躙して一宇宙を支配するも、
ある時、サインズの数体が離反し、災厄は彼らとのいざこざの果てに異界へ沈んだ。

【獅子宮 特異喰らい イータ(eater) 男性的】
〈特異喰らい〉という異能を持ったサインズの一柱。
その性格は騎士道によく似た理念を重んじる高貴で誇り高いものだったが
横柄/傲慢な態度だった為に処女宮のインヴィとは敵対していた。
そんな彼も何故だかコモーンの離反には協力し、そして真っ先に倒された。
アイギスやアクレアトゥと同じく、異界には落ちていない模様。

【磨羯宮 蝕む混沌 デルミネ(Undermine) 男性的……?】
ディスアスターと同じく、生まれ乍らにして異常な思考・異常な存在であったサインズの一柱。
特定の、己の本当の姿を持たない彼はあらゆる生物へと変化する事が出来るが、
異常な思考の持ち主だからか、それについて苦悩することはまったく無い。
万物を蝕み、その性質を変容させてしまうらしい彼でさえも、最終的には異界に落ちた。
……多分。

【双魚宮 理想に溺るる創造主 アクレアトゥ(A Creator) 女性的】
〈創造〉の力を持ったサインズの一柱。
あまりよく出来た頭の持ち主ではなく、力を上手く扱えない。
強大すぎる力を持った故か。涙や血液など、体液の色が漆黒である。
理想主義者で、彼女が唯一創ることの出来なかった
“世界”を創る術を得るべくディスアスターの配下となった。
しかし人の理想に簡単に感化される単純な性格だった為、
コモーンの理想に触れたことで“理想の世界”を想像。そしてアンノンスを離反した。
その後、彼女は二番目の退場者となってしまい、命が尽きる最後の最後、
己の肉体をも消耗して“世界”を創造し、コモーンらをそこに逃がした。

【処女宮 不敗の処女 インヴィ(Invincible) 女性的】
どういうわけか、ディスアスターに絶対の忠誠を誓うサインズの一柱。
“敗北も勝利もしない”という、よく分からないけどなんか地味な異能を内に秘める。
現在は無口だったり、記憶力が乏しかったりするが元々、それとは真逆な性格だった。
何故かコモーンに弱い。

【天秤宮 審判の天秤 ディシー(Decider) 男性的】
アンノンスの中でも一段と強大な力を持つサインズの一柱、男性的な性格だが女性型。
その正体こそ嘗てディスアスターが支配した宇宙における世界樹〈ユグドラシル〉の精霊だったが、
彼女が持っていた優柔不断さが祟って決断を下せず、結果、ディスアスターの配下にまで堕ちた。
ディスアスターは彼女とコモーンを極力近づけない様にしていたが、
ひょんな事から彼と干渉した彼女は、彼の持つ力に触れた事で自我を取り戻した。
そんなこんなでコモーンに押されるままアンノンスを離反したが、
抱いていた好意が実ること無く、コモーン本人に殺害されてしまう。

【蛇使】
〈未知存在考察書〉に記されていた十三番目のサインズだが、忌み数だからか“空席”
ディスアスター、デルミネと同一線上に立てるくらいアンノン。

【双児/人馬宮 双仔鎖龍/竜 ヴァイン(bind) 男性的】
双児〈ふたご〉の“龍”と“竜”が一つの鎖によって人馬〈ケンタウロス〉の様に繋がれ、
そして融合する形となったサインズの一柱。
見た目は恐ろしいがその命は儚く、二体を繋ぐ鎖が解かれる事が“死”を意味する。
かつて鎖を解かれ、異界に沈み封じられた際、鎖が鎖でない何かに変化したとか。
他のサインズは人の姿で正体を隠しているが、完全に繋がれた状態にある彼らは、
人型になっても奇形な姿になってしまうため、屈辱的な姿の正体を晒している。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2009年02月07日 21:16