マオ「……どういうつもりだ?」
しかし、マオがその言葉を投げかけた先はアイシャではなくレベッカだった。
マオ「なんでメイファとメイリンの事を聞いた一瞬、
リリアーナを殺そうとした?」
その言葉を無視してリリアーナを追おうとするレベッカの前に立ちふさがり溜息をつく。
マオ「リリアーナはお前と本気で仲良くしたいと思っていた。
そういう莫迦だからな…あいつはそういう莫迦だ。
それなのにどうしてだ?お前は信じられる奴を、
自分で葬ろうとしているのかもしれないんだぞ?」
レヘ「うっせーな。こっちにも色々と事情があんだよ。」
リリアーナを殺そうとした理由を、レベッカは説明できないようだ。
その頃、使い魔カプセルの中では・・・・・。
ヴ「むー むー」
布団に包まって爆睡してやがる吸血鬼
ヴァンエレン。
布団一式を一体どこから持ってきたんだ?と不思議でしょうがない。
実に幸せそうな表情を浮かべております。
ヴ「はっ…御大将の危機!?」
おはようございます。
一方隠れているクロウは・・・・。
アイシャの機転で助かったものの、この状況はマズイ。
かといって素手で槍に勝てるとも思えないな。
ヴァンエレンも出てきたことだし、少し待ってもらうか。
クロ「・・・と、陣はこんなもんでいいか。」
ここから男子寮までちょっと距離があるからな。
部屋にある剣を取るにも一苦労だ。
クロ「sotff Ubertragung」
こいつで槍対策は大丈夫だ。
レヘ「スペルカード発動、シエウー・ホンレン!」
レベッカは3枚の呪符を取り出した。
呪符を取り出すレベッカを見てこちらも構える
マオ「そうか、残念だ。お前のことは嫌いじゃなかったけどな」
レヘ「お前もだ。マオ。」
レベッカが放った呪符は方向こそ異なれど、マオを追尾して飛んでいく。
呪符・血霧紅刃は、血の通うものを切断する効果を持つ呪符だ。
避けるのが難しければ、呪符自体を破壊して身を守る必要があるだろう。
ヴ「マオ!一体なにがぁぁああああああああああ」
使い魔カプセルから飛び出してきたヴァンエレンを待ち受けていたのは非情な現実でした。
なんということでしょう。
レベッカから放たれた血霧紅刃はヴァンエレンの右手首を切断してしまいました。
それでもまだ勢いは衰えず、顔目前まで迫ったところで一匹の蝙蝠が瞬時に飛び出して呪符を破壊した。
マオ「ば、ばか!!呼んでもないのに勝手に……!」
思ったとおり、ヴァンエレンは呪符に右手首を切断されてしまう。
切断面を見ると酷いことになっている。しかし、
ヴァンエレンのおかげで呪符のうち一枚を破壊することに成功する。
マオ「くっ……だからさっき無茶するなっていったじゃないか!!」
ヴァンエレンを叱りつけながら雷の矢を連打して残りの二枚を破壊することに成功する。
ヴ「な、なんだこれは。
…敵か!?」
槍を構えて一瞬即発のレベッカを目にして、状況が飲み込めないヴァンエレンは
三枚の呪符はレベッカの攻撃だとやっと判った。
マオ「見ての通り、事情は分からんがレベッカは僕やリリアーナが邪魔らしい」
ヴ「ぶ、武器を捨てておとなしく投降しなさい。
さもなくば…その、あれだ。
困る」
レヘ「アホかおめーは?」
レベッカを説得しにかかるヴァンエレンだが、
説得が効果があるのならばこんな状況になってない。
マオ「とにかく…ヴァンは使い魔カプセルに戻ってろ。
それにまた怪我して…飛んだのが頭とかだったら死んでるんだぞ?」
レヘ「そうだ、外野はひっこんでろ。」
マオとレベッカの意見が一致するのは、せいぜい今ぐらいである。
レヘ「今度は逃がさねーぜ。スペルカード発動、ウーシエ・バーチー。」
レベッカは次のスペルカード、呪符・無血八極を用意した。
クロ「そうだな、カプセルに入っていた方がいい。
それとマオも少しさがった方がいい。」
と、味方であるマオとクロウ、果ては敵のレベッカまでもすっこんでろと注意されてしまった。
あわわときょろきょろとレベッカとマオとクロウに視線をまわしていく。
ヴ「にょろ~ん」
立場が低いヴァンエレンは縮こまっておとなしく使い魔カプセルに戻っていった。
マオ「気をつけろ。話しが通じる感じじゃない。」
さっきの会話ですでに言葉が通じないことは分かった僕は、
クロウがレベッカに対して説得を試みるであろう前に忠告することにした。
ヴァンエレンがいなくなると同時に切断されて飛んで行った腕は沢山の蝙蝠に姿を変えて四方へ飛んで行った。
クロ「レベッカ、政治的な意味合いがあるといったな。
じゃあ政治のために家族を犠牲にしろと言われたらどうするんだ?」
構えを解かないまま問いかけてみる。
レヘ「盗み聞きまでするとは上等じゃねーか。だいたい、なんで今そんな質問すんだよ?
意味がわかんねーよ。」
クロ「確かに俺達は世界の事を何も分かっていないのかもしれない。
だけどな、この学園には帰る場所を失くした奴もいるんだよ。
そいつらにとっての家族は、学園の仲間以外誰がいるって言うんだ?」
レヘ「まあ、身内が大事だって気持ちはわかるぜ。俺だってそうだからな。
だけど、おめー自身はどうなんだ?」
クロ「槍を納めてくれ、レベッカ。
もし、攻撃を続けたらもう留学生とは扱わない。
敵として対処させてもらうぞ。」
クロ「なあ、盗み聞きしてた割には肝心なところを聞いてなかったみたいだぜ?
俺は言ったはずだ。“色々と事情がある”ってな。」
クロ「・・・そうか。残念だ。」
さっきの呪符のように切れ味がいいとこの剣も負けるかもしれんな。
とすれば術者を攻撃するのみだ。
マオは接近戦にならん限り自分でなんとかできるだろ。
マオ「使い魔カプセルで肌を重ね合った二人ならとも思ったがダメか……」
レベッカの感情の問題ではなく政治的な問題と言っているということから、
レベッカの感情に訴えかけるような懐柔の仕方では刃を納めることはできないということか。
レベッカは呪符・無血八極を2枚、クロウの両脇から迫るように放った。
無血八極の効果は、血の通わないものを爆発させることだ。
血の通わないものと言うのは、マオの雷も含まれる。
それを見越してマオを攻撃するためにこの呪符を用意したのだが、
クロウはどう対応するのだろうか?
仮に2枚の呪符を回避しても、呪符同士がぶつかってやはり爆発するだろう。
「善悪も、妖魔も、道徳も、政治も、今の俺にはかんけーねーんだよ。」
ところでこの呪符、実は手で掴む事であっけなく無力化できたりする。
一方。
マオと合流するべく進んでいたミルクの足が止まったのは、下から聞こえてきた不穏な声のせい。
…あれ。今の声はクロウか。
マオを一人で置いてきたって言ってたけど、クロウも一緒じゃん。
…いやいやいや、問題はそこじゃなくて会話の内容だよ!
レベッカと敵対ってなんでそんな事になってるんだよ!
マオが怒ってたってのはレベッカが槍で攻撃してきたからか!?
レヘ「なあ、盗み聞きしてた割には肝心なところを聞いてなかったみたいだぜ?
俺は言ったはずだ。“色々と事情がある”ってな。」
足を止めちゃったので姿は見えないけど、レベッカが槍を収めるつもりが無いのは返事でわかる。
ただその返事は、“色々と事情がある”の部分に随分力が入ってるように聞こえた。
何に?そりゃここで戦う事に決まってる。
レヘ「善悪も、妖魔も、道徳も、政治も、今の俺にはかんけーねーんだよ。」
…それ以外に関係する色々な事情ってなんだ?
金か?命か?脅迫か?それにしても誰から脅迫されてるのかわかんねーよ。
ミルクは一度戻って、周囲を破壊せずにレベッカを止められるフリージアのような魔法使いを呼びに行くことにした。
クロ「俺にとってはレベッカの事情なんて関係ないな。」
そう言葉を返しつつレベッカに向かって突進するが・・・
クロ「どわっ!」
後ろの方で爆発が起こり、少しバランスを崩してしまう。
だが、このくらいで俺は止まらねぇ!!
クロ「それよりも、てめぇも学園の家族の一員だと気付きやがれバカヤローー!!」
クロウはそう言いつつレベッカの槍を払い飛ばすべく剣を思いっきり横に振るった。
その頃のマオ。
クロウの行動を見て、すかさずマオはクロウの後を走りながら呪符を撃ち落とすため雷を放つ。
もしも先ほどのように誘導性があったらこちらもクロウにも危険が及ぶ。
しかし、僕の雷の矢が呪符に当たった瞬間。爆発音とともに目の前が眩む。
マオ「なにっ!?……うぐっ!!」
気が付いた時にはもう遅く僕は爆発に巻き込まれそのまま床に倒れこむ。
酷い眩暈に体中が痛い……しくじった。よく考えれば何度も同じ技を馬鹿の一つ覚えみたいに
出し続けるはずもない。きっとレベッカはこれを狙っていたのだ……
マオ「はぁ……はぁ…ぅぅっ!!……」
身体を起こそうとするが力が入らない。顔を横にすると自分の血が流れていっているのが見える。
どのくらいの傷を負ったのか……だが、流れている血を見る限り結構な深手なのだろうか?
マオ「……フフフ……エリートの僕としたことが……失敗したよヴァンエレン………」
そしてどんどん視界が狭く暗くなっていき僕は意識を失った。
そして再びクロウ。
クロ「それよりも、てめぇも学園の家族の一員だと気付きやがれバカヤローー!!」
クロウはそう言いつつレベッカの槍を払い飛ばすべく剣を思いっきり横に振るった。
しかし、剣の当たった槍身が大きくしなって衝撃を殺したため、払い飛ばす事ができなかった。
この独特の“しなり”は、中つ国の槍特有のものである。
レヘ「会って数時間で何が家族だバーロー。」
レベッカはクロウの剣を持つ手に向かって槍を上から叩きつけた。
クロ「っ!!」
壁槍(ピーチャン)と言う技である。しかし、クロウの剣を手から叩き落す事ができなかった。
アイシャの放った魔弾が、レベッカの軸足を痛めていたからだ。
レヘ「くそっ、あの女次に会ったら容赦しねー。」
レベッカはついに立てなくなり、その場に膝をついた。
クロウからすれば、絶好のチャンスである。しかし、彼の後ろで倒れたマオを見てレベッカは言った。
レヘ「おいクロウ、マオが後ろで倒れてるぞ?ほっといていいのかよ?」
レベッカは再び爆発する呪符、無血八極を一枚手にした。
クロ(さっきの爆発でやられたか・・・)
クロ( マオには悪いが、ゆっくりと後ろに下がりながら近付こう。 )
ミルクが下につく直前、大きな爆発音が響いた。
到着してまず目に入ったのは、、膝を突いたレベッカと対峙するクリスと、血を流して床に倒れたマオ。
さっきの爆発はレベッカの攻撃か!
ミル「ちょっとマオ!大丈夫!?
いつもエリートエリート言ってる癖に、なに変態にやられてるのよ!」
抱え起こしてみると、幸いにして気絶してるだけのようだ。
といっても、出血もあるし回復しないと…そうだ、この使い魔カプセルで。
都合よくマオが使い魔カプセルを持ってるのを見つけたので、あたしは気絶したマオを中に入れた。
なんか使用中みたいな感じだったけど、出血多量で死ぬよりはましだろう。
後で命の恩人として治療費を請求できるかもしれない。
ミル「…そろそろ暴れるのは止めて大人しく投降したらどう?レベッカ。
もうすぐ大妖怪のメイレンさんも降りてくるし、あんたに勝ち目は無い。
メイレンさんも、テンちゃんにケガがないかそれはそれは心配してたわよ?」
レヘ「おめーにテンちゃんと言われる筋合いはねーよ(笑)」
クロ「えぇ!!レベッカってメイレンさんと知り合いなのか!?」
クロ( けど何でテンちゃんなんて呼ばれてんだ?)
ミル「メイレンさんとレベッカの反応を見るにそうみたいね。
おかげで説明する手間が省けて助かったよ」
しかし大妖怪のメイレンさんが愛称で呼ぶって事は、レベッカも有名か有力者かの可能性が高いなこれ。
ここはクロウみたいにもうちょっと驚くところだったか。
いまさらやり直しもできないし、次から気をつけよう。
レベッカは槍を杖代わりにして立ち上がろうとした。
先程の剣劇によって槍が折れそうになっている事に、レベッカは気づいているのだろうか?
レヘ「おめーに俺を教えてやる。俺は中つ国大陸部生まれの南島部育ち、
れっきとした人間の魔法使い、レベッカ・ウォンだ。」
レベッカは、「そういう肩書きのまま死ぬのも悪くないかもな」とも思った。
クロ(・・・確かリリアーナやマオはレベッカが妖怪みたいな感じで話していたな。
もしかしてこれが原因か? )
ミル「……知ってるよ。それより攻撃してきた理由の方を聞きたかったけどね」
いちいちれっきとした人間とか入れたら、『実は違います』と言ってるようなもんだけど。
人間じゃないけど人間でありたい、とでも思ってる?
…わざわざ言うところをみるともしかして名前も偽名?
で、本命はテンがつく名前とか?
そういや最近そんな名前を聞いたような…
クロ「レベッカ、気に食わないことがあったからって槍で顔を攻撃しようとするのはどうかと思うぞ。
攻撃じゃなくて言葉で示さないか?」
レヘ「無理だ。」
クロ「それと今のうちこの学園のルールを一つ教えておく。
学園内において基本的に誰かを殺すような魔法、及び攻撃を禁ずる、だ。
そしてそれを違反するものは、全力で止めさせてもらう。」
レヘ「やってみろ、このレベッカに対してなぁ。」
ミル(誰かを殺すような魔法ってあたしのメギドの事ですか。
…そういや忘れかけてたけど、クロウってば生徒会の一員だったっけ。 )
フリ「私、降臨!満を持して!!」
空気を読めない事に定評のあるフリージアさん
正確にはそれを模したフリージングドールが自分はここにいるぞとアピールする
フリージアが現れたが、レベッカは戦慄した。頬を冷たい汗がつたっていく。
レヘ(お…俺に一体どうしろと?)
ミル「来たねフリージア!これで勝った!」
もしかして出るタイミングを待ってたんじゃなかろうか。
思わずそう考えちゃいそうなくらい良い所で、フリージアが降りてきた。
見えてるのはドールだけだが声がする以上本人も降臨していることだろう。多分。
フリ「何でこうなったかは知らないけどこの学園で誰か死んだりしたら・・・・・」
ただでさえ青白い顔をさらに青くして言葉を紡ぐフリージア
フリ「死霊科の生徒に魂を実験材料にされたりしてしまいますのよ!!」
すでに死んでる人間を人形に閉じ込めたり
魂なき肉人形ホムンクルスに入れてみたりと
言葉にも出来ない実験を繰り返す死霊科
主に犠牲になるのは吸血鬼ヴァンエレンとか
今は学園にいない猫耳幽霊であったが
それにしても恐ろしい話である
死んでるけど普通に動いてたり喋ってたりする人がいるほうが本当は恐ろしい事なのだろうが
別に腐ってるわけでもないので慣れてしまえばどうって事はない
この業界では死人に口ありである
ミル「いや、それは確かにイヤだけど、なぜ今そんな事を」
フリ「だから私は戦いを止めることをお勧めしますわ!!」
ミル「なんで死ぬことが前提で話をしてるんだよ!!」
戦ったらどっちかが死ぬの確定なのかよ!怖いよ!
レヘ「無理だ。」
クロ(・・・ダメっぽいな。
というか、俺の一番言いたかった事を誰も理解していねぇ・・・ )
アイ「ちょっと変なこと言わないでよ!!かき氷女!」
フリージングドールの背後から姿を現したアイシャがフリージングドールに向かって文句をいう
フリ「カキ氷って!せめてフラッペとお言いなさい」
ミル(そういやアイシャも死霊科だったっけ。
そりゃまともな死霊科在籍の人間からしたら悪口に聞こえるよな、よし、もっと言ってやれ! )
アイ「マジでさぁ~あんな研究熱心なのと一緒にされちゃたまんないっての
ま、私ならそんま真似はしないけど…そのかわりに」
薄気味悪い笑みを浮かべ、親指を立て下に向ける
アイ「地獄に叩き落としてあげるわ『偽物』さん」
レヘ「ああ?」
ミル「…偽物?」
クロ「偽物、ねぇ。」
こいつがレベッカじゃないとしたらいったい誰なんだよ。
アイシャはそうレベッカを挑発した訳だが、最後の方に偽物と付けたのにはちゃんとした訳がある
アイ「さっきメイレンから聞いたの中つ国に居る悪い妖怪が、来週こっちに来る転校生に化けて逃げたらしくて
それで追っ手を出したが、まさかこうなるなんて思わなかったって」
アイシャはこの騒動の発端をでっち上げようとしているのだ。
レヘ「待てよ、一体何を話してんだ?わけがわかんねーよ。」
アイ「だからねクロロン。止めなくていいの…学園に侵入し、悪いことをしようとか考えてる化け物はきっちりとやっつけなきゃ」
レヘ「クロロン(笑)」
クロ「誰がクロロンだ!!」
本当に今日は厄日だ。
せっかくの祭りなのにほとんど楽しめてねぇ。
アイシャが狂気じみたことを語っている最中、レベッカ以外のその場にいる全員にウェザーが囁く
ウェ【いいか、よく聞けよ。貴様等のような道徳じみた説教はアイツには無駄だ
それでもまだハッピーエンドを望むならば、この嘘を全力で肯定しろ…そうすれば全ては丸く収まる。確実にな】
そう告げたあと、次にウェザーはメイレンに下の現状と考えを伝え、ある考えを告げる
ウェ【ですので、あとはあなたがほんの少しでいいのにご助力すればこの学園で起こった騒動については丸く収まります】
フリ「なるほどそういうことですのね」
納得がいったかのようにつぶやくフリージア
クロ(じゃあ殺す気でやっていいんだな?)
一応テレパシーで聞き返したが、その方がよりリアルにできそうだし殺っちまうか。
再び視線をレベッカに向けたアイシャ
アイ「キャンキャン五月蠅いんだけど、やるならさっさときなよ負け狗レヴィ!」
クロ「おい、下手に挑発するな!!」
ミル「死んだら問題あるなら、死なない程度に痛めつければ問題無いよな!
武器は槍しか持ってないみたいだけど、そんな細い槍でこっちの攻撃を受け止められるとか思うなよ!」
レヘ「上等だ。てめーから血祭りにしてやんよ。(てゆーか、名前も知らねーぞコイツ)」
レベッカは、手に持っていた呪符・無血八極を放った。マオにダメージを与えた、あの爆発する呪符である。
レヘ「これで借りを返したと思うなよ?」
レベッカは、さらに無数の呪符・血霧紅刃を用意した。ヴァンエレンの腕を切った呪符だ。
レヘ「シエウー・ホンレン。」
先に放った無血八極を追うように、無数の血霧紅刃が飛んでいく。アイシャが気をつけないといけないのは、
無血八極を射撃すると爆発してしまい、血霧紅刃は銃弾で破壊可能である点だ。
クロ「い い 加 減 に、しやがれ!!」
そう言いつつ、上級剣技、『剣閃』を飛んでくる呪符に当てる。
これで先に飛んできた呪符を迎撃、そして予想しない爆発もあったが多少距離があった為被害はなく、上手く後ろの呪符も巻き込んでくれた。
(166で〆)
最終更新:2009年03月15日 07:43