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アウトレイジ - (2024/12/22 (日) 00:12:22) の1つ前との変更点

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 あにまん市には踏み込んではいけない場所が幾つかある。  例えば、あにまんマンション。  例えば、女鹿ヶ浦。  例えば——糧鮴。  あにまん市北西部の一区画、市内で最も治安が悪く、半ばスラム化している魔境。  其処に、ジャクソンは居た。  ジャクソンは、悪に憧れるチンピラでもなければ、街の地理を良く知らない余所者でもなく、また悪い奴をやっつける正義の味方でもなかった。  大垈ジャクソンは、ハンバーガーショップ『Jackson's Burger』の経営者だ。  少し口調が特徴的なだけの、一市民である。  強いてもう少し特徴を述べるなら、糧鮴を根城にする暴力団と金銭トラブルを抱えているくらいだ。    結果、ジャクソンはヤクザに拉致された。  店を出たところを無理やり車に乗せられ、立ち入り禁止の糧鮴、そこに構える事務所に連れ込まれたのである。 「で、大垈さんさ~、いつ金返してくれるわけ?」 「借りたもん返せやゴラァッ! てめーバーガーにして喰ってやろうか、ああ!?」 「まぁまぁ、暴力はいけない……」  客の前では私のクックするハンバーガーはデリシャスでーす、と陽気な口調で話すジャクソンも、ヤクザの前では素にならざるを得ない。  修羅場でもキャラを崩さない強さを、彼は持ち合わせていない。 (な、何でだ……!?  今まで大丈夫だったじゃないか……!  どうして、急に……) 「す、すぐには返さなくていいって、話、でしたよね……?  来月の新メニュー、蟹バーガーの売り上げ次第という話、だったような……。  私の記憶違いでしょうか……」 「あぁ? 事情が変わったんだよ」  自分を取り囲む強面の中から、ジャクソンは一人の女性を探していた。  蟹魔と名乗る、糧鮴の顔役。彼女はジャクソンの店のバーガーの愛好者であり、今まで多少の融通は効かせてくれていた。 「蟹魔さんは、今日はいらっしゃらないんでしょうか……?」 「姐さんは遠出してるよ。てめーには関係ねーだろうがよ」  関係はある。  むしろ関係は大ありだ。蟹魔が居ないからこそ、自分は拉致されたのだとジャクソンは理解した。   「と、とにかく、金なら払う……!  だから一度、店に戻らせてくれ……」 「てめーみたいなエセ外国人信用できるかよこの野郎」 「ルー大柴みたいな口調で喋りやがってムカつくんだよこの野郎」 「勝手にチーズバーガー値上げしてんじゃねーぞこの野郎」  好き勝手に吠えるヤクザ達に、ジャクソンは縮み上がる。  クレーマーややんちゃ高校生とは格が違う、暴力を生業とする者の迫力がそこにはあった。 「かしら……」  と、ドアを開けてスキンヘッドの男が入って来る。  まだ増えるのかとジャクソンは絶望し 「魔法少女が一人来てます」 (魔法少女……?)  耳を疑った。  何かの隠喩だろうか。   「……知ってる顔か?」 「いえ、見かけない奴です」 「……チッ、姐さんの居ないときに」 (魔法少女って何だ……?)  とてとてと廊下を歩く音がする。  そして、灰色の髪に動物のような耳を生やした、奇妙な少女が姿を表した。 「嬢ちゃん、何の用だい?」  カシラ、と呼ばれた壮年の男は、少女に声をかける。  その声に、緊張の色が滲んでいることに、ジャクソンは気づいた。  どうしてあんな子どもに、ヤクザが怯えているのだろうか。 「何の用かって、聞いてるんだぜ?」  カシラは、ピストルを抜いた。  丸腰の少女相手に、暴力団が拳銃を抜く。  間抜けな光景だ。  にも関わらず、周囲のヤクザにカシラを侮ったり、嘲る空気は無い。  むしろ、彼らも油断なく、現れた少女の一挙手一投足に注視していることが分かった。 (このガールが、マジックガールなのか……?)  異質な空気に、ジャクソンは平時の余裕を半ば取り戻していた。  少女に怯えるヤクザという構図はコメディめいていて、ジャクソンから恐怖を拭っていた。  少女は、ぼうっと、カシラを眺めている。  目が赤く光っているように見えるのは、カラコンを入れているからだろうか。 「おじさんたちにちょっと聞きたいことがあるんだけど」  少女は、道でも聞くような軽い調子だった。  外見から推し量るに、ヤクザの存在を知らないような年齢ではないだろう。  この自然体な様子は何なのか、ジャクソンは興味に駆られた。 「此処が、糧鮴で一番『武器』が隠されてるって、本当?」 「……嬢ちゃん、まさか警察所属とかだったりするのかい?  それともヒーローごっこをしている間抜けか?  魔法少女になれたから、ヤクザなんか雑魚キャラだーいって調子に乗ってる新人さんかい?」  舐めるなよ、とカシラは吐き捨てた。 「こちとら魔法少女の存在はとっくに認知しているし、ぶっ殺せるだけの兵力は持ってるんだよ。  魔法少女の街でヤクザやってることを、もう少し真剣に考えるんだったな……」 (私はドリームをウォッチしているのか……?  まるで、魔法少女なるものが現実に存在しているかのように、この男は語るじゃないか……) 「『ぶっ殺せるだけの兵力は持ってるんだよ』……なんだ、やっぱり武器があるってことじゃん」  きゃは、と声が聞こえた。  ——次の瞬間、カシラの首は宙を舞っていた。  少女の手に握られていたのは、包丁。  たった一撃で、百戦錬磨だっただろう、ヤクザの首が飛んだ。 「て、テメェ、よくもカシラを……!」 「戦争だ! おい、糧鮴中に連絡しろ! 魔法少女ぶっ殺し戦争だ!」 「きゃははははははははははははは!」  避難訓練というものを、ジョンソンは軽視したことはない。  一店舗を経営する責任ある立場だから、というよりは、昔からそういった『訓練』を真剣にやるたちだった。  大人に好かれたかったから、というわけでもなく、緊張感を持って生きていたから、というわけでもない。  父の反対を押し切ってバーガー屋を開く程度には、反骨心がある。  ギャンブルで負けてしまい闇金に借金する程度には、人生を舐めている。  それでも、避難訓練を真面目にやるのは——きっと、得意だったからだ。  咄嗟のときに、素早く安全を図る動作。  この動作を行うときに、ジョンソンは羞恥心無く、そして言われたことをスムーズにこなすことが出来た。  自分はきっと、土壇場に強いのだろうと、避難訓練の度にジョンソンは思う。  その慢心が、彼をギャンブルでの大敗に追い込んだのだが、自認として、ジョンソンは、『極限状態で生き残るタイプ』であると、思い込んでいた。    その思い込みは——間違っていなかった。  『魔法少女』とヤクザの戦闘が始まり、ジョンソンがやったことは、見物でもなければ、魔法少女の応援でもなく、逃走でもなかった。  ジョンソンは、カシラの首が舞った段階で——机の下に潜り込んだ。    拳銃やドスで武装した屈強な男たちが、たった一人の包丁を構えた少女に虐殺されるという、非現実的な光景を一切視界に入れようとせず、ただ、目を瞑り、じっと体を丸め、嵐が過ぎるのを待った。  発砲音、怒号、人の倒れる音……様々な音が、机の上から伝わってくる。  そして、少女の楽しそうな笑い声も、それに混じって聞こえる。  あの少女は何者なのか。  魔法少女とは一体何なのか。  そんなことは——どうでもいい。  今分かることは、此処は非常時であり、人の命が容易く奪われる空間だということだ。  怒号の数が、減っていく。  少女の笑い声だけが残り続ける。  きっと少女はヤクザを殺している。何故、笑うのだろうか。  ジョンソンにはまるで、分からない。  ふと、ジョンソンの脳裏にイメージが去来した。  笑いながら狩りをする生物。  可愛らしい名前とは裏腹に、獰猛な生物。  ——オオカワウソ。  あの少女はオオカワウソだ、とジョンソンは思った。  そんなはずはない。オオカワウソが少女の姿をしているはずがない。もしそうなら、それはもう——妖怪だ。 「きゃはははははははははははははははははははは——」 「ヤクザを、舐めるなぁッ!」  ごん、と重たい物が落ちる音が響いた。  少女の笑い声が、途絶えた。 「…………はよ出て来い、バーガー屋」  ドスの訊いた男の声に、ジョンソンは弾かれたように机の下から飛び出す。 「ジーザス……」    ジョンソンを取り囲んでいた男たちが、一様に死んでいた。  首が無い者、辛うじて皮一枚で繋がっている者、心臓を抉られている者……。  獣が喰い散らかしたかのように、人の死体が散乱している。  立ち上る強烈な血と臓物の臭いに、ジョンソンは眩暈を覚えた。 「しゃっきりせんかい、バーガー屋」  黒コートを羽織り、抜き身の日本刀を持った、強面の男が、苛立たしい様子でジョンソンの背中を叩いた。 「あ、あの、あなたは……サバイブしたんですか……?」 「儂はのう、あの陣内道場ので一番の使い手だったんじゃ。素行が悪くて破門されたがのう」  少女の姿は、無い。  あの人の皮を被った猛獣は……。 「カチコミしくさった魔法少女は、そこで死んどるわ」  日本刀の男は、そう言って部屋の一角を指差す。 「ほ、本当だ……死んでる……」  首を半ばまで斬られた『魔法少女』が、突っ伏していた。  日本刀の男が、やったのか。  尋常の使い手ではない。 「所詮……中身はガキじゃ。  殺し合いなら、儂らの方が上じゃきぃ」 「あ、あの、彼女は一体何者なんですか……?  魔法少女とは、一体……?」 「そんなもん、お前に話す義理はないじゃろ。  それよりほれ、お前も武装せんかい」  そう言って日本刀の男は、死体からドスを回収すると、ジョンソンに手渡した。 「新手が来るかもしれん。  姐さんには今まで義理立てしとったが、カチコミかけられてやり返さんかったら、ヤクザの名折れじゃけぇ。  他の事務所の若い衆集めて、魔法少女と全面戦争じゃ」 「わ、私には関係ないでしょ!?」 「借金返す代わりに働けや言うとんのじゃ。  鉄砲玉も期待しとらん。精々肉壁なれ。断るなら、ここで膾にしたるぞ」 「そ、そんな……」  ジョンソンは、助けを求めるように、死んだ少女へ目を向ける。 「な、光って、消えていきますよ……アメージング!」 「魔法少女は死ぬとそうなるんじゃ」 (よく分からない……。  よく分からないけれど、魔法少女なる超人と、ヤクザが敵対しているのは理解できた……!  だったら、私としては、魔法少女側に着くべきだ……)  ヤクザはジョンソンに現在進行形で危害を加えているが、魔法少女はジョンソンを歯牙にもかけていない。  助けを求めるべきは、魔法少女側だ。 「他の事務所にも連絡して包囲網作る。  電話するから入口見張れや」 「は、はい……」  構え方すら分からない。  とりあえず、包丁のようにドスを持つ。  ——足音が聞こえた。  他の構成員が戻って来たのか。 「変じゃ……電話に出やんぞ」  とてとて。  とてとてとて。  一人ではない。  複数だ。子どものような足音を立てて、集団が此方に近づいてくる。  きゃはははははははははははははははは……。  きゃはははははははははははははははは……。 「……くそったれ」  日本刀の男は悪態をつき、入口へ向けて刃先を向けた。  魔法少女が、来た。  ジョンソンに危害を加えない、正義のヒーローがやってきた。 「あれ、攻略できてないよ?」  さっきの少女とまったく同じ顔の少女が、不思議そうに顔を覗かせた。  ジョンソンの行動は、素早かった。  避難訓練は、得意だった。  極限状況では、最適な動きが出来るという自負があった。  無理やり渡されたドスを、放り捨てる。  両手を高く掲げ、ジョンソンは少女に歩み寄った。 「ヘルプミー、無理やり誘拐されて——」  ぱららららららららららららららららら。  タイプライターめいた音が、部屋に響いた。  同じ顔の少女の背後から現れた、更に同じ顔の少女。  しかし、その手に握られた武器は包丁ではなく——イングラムM10。短機関銃である。  ジョンソンと、日本刀の男は、一瞬で蜂の巣になる。  断末魔の悲鳴も、遺言も、最後の足掻きも、何も無い。  二人は死体の山の中に倒れ込んだ。  ジョンソンがヤクザではないことも、日本刀の男の偉業も、有象無象の死体と混じり、区別はつかなくなった。 【大垈 ジャクソン 死亡】  その日、糧鮴のヤクザは壊滅した。  各事務所に同一の魔法少女が襲撃をかけ、滞在していた者は、極道、カタギの区別なく、皆殺しにされた。  下手人は、金庫には手をつけず、武器庫から目ぼしい武器だけを奪っていった。  第一放送終了からおよそ1時間後、九人のオオカワウソは集合していた。  いずれの顔を返り血に塗れている。負傷した者も混じっている。 「みんなー、武器はゲットしたねー」 「したよー」 「見て見て、鎖鎌~」 「銃じゃないと駄目だよー?」 「色々あったほうがいいよ」 「短機関銃は便利だよ~」 「後で増やそう! 増やそう!」 「駄目! 魔力大事に!」 「雑魚のわりに手強い奴いたねー」 「よーし、武器は充実したね」  対戦車砲を装備したオオカワウソ——このチームのリーダー役は、8人の自分に指示を出す。 「私たち、Dチームは対運営チーム。魔法王の打倒を目指して他の魔法少女と協力!」  8人のオオカワウソは頷く。  他の魔法少女と協力するためには、アイテムを充実させる必要があった。  運営を倒すためには、強い武器を渡したり、あるいは交換したりと、どうしたってアイテムを充実させることは必要だ。  故に、手っ取り早く銃火器を入手するために、糧鮴を襲撃した。  糧鮴に銃火器が蓄えられていることは、捕獲した一般人から情報を入手できていた。 「頑張って運営倒すぞ~」 「他の魔法少女と協力するぞ~」  武装を充実させたオオカワウソは、協力できる仲間を探すべく、糧鮴を後にした。    今より10年程前まで、糧鮴には「抗争中」か「抗争の合間の自然休戦」しかなかった。  何度魔法少女が介入しても、一時的に鎮静するだけ、終いには悪事を働く魔法少女まで潜るようになり、いよいよ無法地帯と化していた。  だが、一人の魔法少女が顔役として機能しはじめた頃、糧鮴の治安は徐々に安定を見せ始める。  大規模な抗争は発生しなくなり、顔役以外の魔法少女は、糧鮴から姿を消した。  以前、立ち入り禁止区域であったが、10年前と比較し、少しずつだが、危険度は減少していた。  そして今、糧鮴に完全な平和が訪れた。  無人の街に、ゆっくりと日が昇ろうとしていた。
 あにまん市には踏み込んではいけない場所が幾つかある。  例えば、[[あにまんマンション]]。  例えば、女鹿ヶ浦。  例えば——糧鮴。  あにまん市北西部の一区画、市内で最も治安が悪く、半ばスラム化している魔境。  其処に、ジャクソンは居た。  ジャクソンは、悪に憧れるチンピラでもなければ、街の地理を良く知らない余所者でもなく、また悪い奴をやっつける正義の味方でもなかった。  大垈ジャクソンは、ハンバーガーショップ『Jackson's Burger』の経営者だ。  少し口調が特徴的なだけの、一市民である。  強いてもう少し特徴を述べるなら、糧鮴を根城にする暴力団と金銭トラブルを抱えているくらいだ。    結果、ジャクソンはヤクザに拉致された。  店を出たところを無理やり車に乗せられ、立ち入り禁止の糧鮴、そこに構える事務所に連れ込まれたのである。 「で、大垈さんさ~、いつ金返してくれるわけ?」 「借りたもん返せやゴラァッ! てめーバーガーにして喰ってやろうか、ああ!?」 「まぁまぁ、暴力はいけない……」  客の前では私のクックするハンバーガーはデリシャスでーす、と陽気な口調で話すジャクソンも、ヤクザの前では素にならざるを得ない。  修羅場でもキャラを崩さない強さを、彼は持ち合わせていない。 (な、何でだ……!?  今まで大丈夫だったじゃないか……!  どうして、急に……) 「す、すぐには返さなくていいって、話、でしたよね……?  来月の新メニュー、蟹バーガーの売り上げ次第という話、だったような……。  私の記憶違いでしょうか……」 「あぁ? 事情が変わったんだよ」  自分を取り囲む強面の中から、ジャクソンは一人の女性を探していた。  蟹魔と名乗る、糧鮴の顔役。彼女はジャクソンの店のバーガーの愛好者であり、今まで多少の融通は効かせてくれていた。 「蟹魔さんは、今日はいらっしゃらないんでしょうか……?」 「姐さんは遠出してるよ。てめーには関係ねーだろうがよ」  関係はある。  むしろ関係は大ありだ。蟹魔が居ないからこそ、自分は拉致されたのだとジャクソンは理解した。   「と、とにかく、金なら払う……!  だから一度、店に戻らせてくれ……」 「てめーみたいなエセ外国人信用できるかよこの野郎」 「ルー大柴みたいな口調で喋りやがってムカつくんだよこの野郎」 「勝手にチーズバーガー値上げしてんじゃねーぞこの野郎」  好き勝手に吠えるヤクザ達に、ジャクソンは縮み上がる。  クレーマーややんちゃ高校生とは格が違う、暴力を生業とする者の迫力がそこにはあった。 「かしら……」  と、ドアを開けてスキンヘッドの男が入って来る。  まだ増えるのかとジャクソンは絶望し 「魔法少女が一人来てます」 (魔法少女……?)  耳を疑った。  何かの隠喩だろうか。   「……知ってる顔か?」 「いえ、見かけない奴です」 「……チッ、姐さんの居ないときに」 (魔法少女って何だ……?)  とてとてと廊下を歩く音がする。  そして、灰色の髪に動物のような耳を生やした、奇妙な少女が姿を表した。 「嬢ちゃん、何の用だい?」  カシラ、と呼ばれた壮年の男は、少女に声をかける。  その声に、緊張の色が滲んでいることに、ジャクソンは気づいた。  どうしてあんな子どもに、ヤクザが怯えているのだろうか。 「何の用かって、聞いてるんだぜ?」  カシラは、ピストルを抜いた。  丸腰の少女相手に、暴力団が拳銃を抜く。  間抜けな光景だ。  にも関わらず、周囲のヤクザにカシラを侮ったり、嘲る空気は無い。  むしろ、彼らも油断なく、現れた少女の一挙手一投足に注視していることが分かった。 (このガールが、マジックガールなのか……?)  異質な空気に、ジャクソンは平時の余裕を半ば取り戻していた。  少女に怯えるヤクザという構図はコメディめいていて、ジャクソンから恐怖を拭っていた。  少女は、ぼうっと、カシラを眺めている。  目が赤く光っているように見えるのは、カラコンを入れているからだろうか。 「おじさんたちにちょっと聞きたいことがあるんだけど」  少女は、道でも聞くような軽い調子だった。  外見から推し量るに、ヤクザの存在を知らないような年齢ではないだろう。  この自然体な様子は何なのか、ジャクソンは興味に駆られた。 「此処が、糧鮴で一番『武器』が隠されてるって、本当?」 「……嬢ちゃん、まさか警察所属とかだったりするのかい?  それともヒーローごっこをしている間抜けか?  魔法少女になれたから、ヤクザなんか雑魚キャラだーいって調子に乗ってる新人さんかい?」  舐めるなよ、とカシラは吐き捨てた。 「こちとら魔法少女の存在はとっくに認知しているし、ぶっ殺せるだけの兵力は持ってるんだよ。  魔法少女の街でヤクザやってることを、もう少し真剣に考えるんだったな……」 (私はドリームをウォッチしているのか……?  まるで、魔法少女なるものが現実に存在しているかのように、この男は語るじゃないか……) 「『ぶっ殺せるだけの兵力は持ってるんだよ』……なんだ、やっぱり武器があるってことじゃん」  きゃは、と声が聞こえた。  ——次の瞬間、カシラの首は宙を舞っていた。  少女の手に握られていたのは、包丁。  たった一撃で、百戦錬磨だっただろう、ヤクザの首が飛んだ。 「て、テメェ、よくもカシラを……!」 「戦争だ! おい、糧鮴中に連絡しろ! 魔法少女ぶっ殺し戦争だ!」 「きゃははははははははははははは!」  避難訓練というものを、ジョンソンは軽視したことはない。  一店舗を経営する責任ある立場だから、というよりは、昔からそういった『訓練』を真剣にやるたちだった。  大人に好かれたかったから、というわけでもなく、緊張感を持って生きていたから、というわけでもない。  父の反対を押し切ってバーガー屋を開く程度には、反骨心がある。  ギャンブルで負けてしまい闇金に借金する程度には、人生を舐めている。  それでも、避難訓練を真面目にやるのは——きっと、得意だったからだ。  咄嗟のときに、素早く安全を図る動作。  この動作を行うときに、ジョンソンは羞恥心無く、そして言われたことをスムーズにこなすことが出来た。  自分はきっと、土壇場に強いのだろうと、避難訓練の度にジョンソンは思う。  その慢心が、彼をギャンブルでの大敗に追い込んだのだが、自認として、ジョンソンは、『極限状態で生き残るタイプ』であると、思い込んでいた。    その思い込みは——間違っていなかった。  『魔法少女』とヤクザの戦闘が始まり、ジョンソンがやったことは、見物でもなければ、魔法少女の応援でもなく、逃走でもなかった。  ジョンソンは、カシラの首が舞った段階で——机の下に潜り込んだ。    拳銃やドスで武装した屈強な男たちが、たった一人の包丁を構えた少女に虐殺されるという、非現実的な光景を一切視界に入れようとせず、ただ、目を瞑り、じっと体を丸め、嵐が過ぎるのを待った。  発砲音、怒号、人の倒れる音……様々な音が、机の上から伝わってくる。  そして、少女の楽しそうな笑い声も、それに混じって聞こえる。  あの少女は何者なのか。  魔法少女とは一体何なのか。  そんなことは——どうでもいい。  今分かることは、此処は非常時であり、人の命が容易く奪われる空間だということだ。  怒号の数が、減っていく。  少女の笑い声だけが残り続ける。  きっと少女はヤクザを殺している。何故、笑うのだろうか。  ジョンソンにはまるで、分からない。  ふと、ジョンソンの脳裏にイメージが去来した。  笑いながら狩りをする生物。  可愛らしい名前とは裏腹に、獰猛な生物。  ——オオカワウソ。  あの少女はオオカワウソだ、とジョンソンは思った。  そんなはずはない。オオカワウソが少女の姿をしているはずがない。もしそうなら、それはもう——妖怪だ。 「きゃはははははははははははははははははははは——」 「ヤクザを、舐めるなぁッ!」  ごん、と重たい物が落ちる音が響いた。  少女の笑い声が、途絶えた。 「…………はよ出て来い、バーガー屋」  ドスの訊いた男の声に、ジョンソンは弾かれたように机の下から飛び出す。 「ジーザス……」    ジョンソンを取り囲んでいた男たちが、一様に死んでいた。  首が無い者、辛うじて皮一枚で繋がっている者、心臓を抉られている者……。  獣が喰い散らかしたかのように、人の死体が散乱している。  立ち上る強烈な血と臓物の臭いに、ジョンソンは眩暈を覚えた。 「しゃっきりせんかい、バーガー屋」  黒コートを羽織り、抜き身の日本刀を持った、強面の男が、苛立たしい様子でジョンソンの背中を叩いた。 「あ、あの、あなたは……サバイブしたんですか……?」 「儂はのう、あの陣内道場ので一番の使い手だったんじゃ。素行が悪くて破門されたがのう」  少女の姿は、無い。  あの人の皮を被った猛獣は……。 「カチコミしくさった魔法少女は、そこで死んどるわ」  日本刀の男は、そう言って部屋の一角を指差す。 「ほ、本当だ……死んでる……」  首を半ばまで斬られた『魔法少女』が、突っ伏していた。  日本刀の男が、やったのか。  尋常の使い手ではない。 「所詮……中身はガキじゃ。  殺し合いなら、儂らの方が上じゃきぃ」 「あ、あの、彼女は一体何者なんですか……?  魔法少女とは、一体……?」 「そんなもん、お前に話す義理はないじゃろ。  それよりほれ、お前も武装せんかい」  そう言って日本刀の男は、死体からドスを回収すると、ジョンソンに手渡した。 「新手が来るかもしれん。  姐さんには今まで義理立てしとったが、カチコミかけられてやり返さんかったら、ヤクザの名折れじゃけぇ。  他の事務所の若い衆集めて、魔法少女と全面戦争じゃ」 「わ、私には関係ないでしょ!?」 「借金返す代わりに働けや言うとんのじゃ。  鉄砲玉も期待しとらん。精々肉壁なれ。断るなら、ここで膾にしたるぞ」 「そ、そんな……」  ジョンソンは、助けを求めるように、死んだ少女へ目を向ける。 「な、光って、消えていきますよ……アメージング!」 「魔法少女は死ぬとそうなるんじゃ」 (よく分からない……。  よく分からないけれど、魔法少女なる超人と、ヤクザが敵対しているのは理解できた……!  だったら、私としては、魔法少女側に着くべきだ……)  ヤクザはジョンソンに現在進行形で危害を加えているが、魔法少女はジョンソンを歯牙にもかけていない。  助けを求めるべきは、魔法少女側だ。 「他の事務所にも連絡して包囲網作る。  電話するから入口見張れや」 「は、はい……」  構え方すら分からない。  とりあえず、包丁のようにドスを持つ。  ——足音が聞こえた。  他の構成員が戻って来たのか。 「変じゃ……電話に出やんぞ」  とてとて。  とてとてとて。  一人ではない。  複数だ。子どものような足音を立てて、集団が此方に近づいてくる。  きゃはははははははははははははははは……。  きゃはははははははははははははははは……。 「……くそったれ」  日本刀の男は悪態をつき、入口へ向けて刃先を向けた。  魔法少女が、来た。  ジョンソンに危害を加えない、正義のヒーローがやってきた。 「あれ、攻略できてないよ?」  さっきの少女とまったく同じ顔の少女が、不思議そうに顔を覗かせた。  ジョンソンの行動は、素早かった。  避難訓練は、得意だった。  極限状況では、最適な動きが出来るという自負があった。  無理やり渡されたドスを、放り捨てる。  両手を高く掲げ、ジョンソンは少女に歩み寄った。 「ヘルプミー、無理やり誘拐されて——」  ぱららららららららららららららららら。  タイプライターめいた音が、部屋に響いた。  同じ顔の少女の背後から現れた、更に同じ顔の少女。  しかし、その手に握られた武器は包丁ではなく——イングラムM10。短機関銃である。  ジョンソンと、日本刀の男は、一瞬で蜂の巣になる。  断末魔の悲鳴も、遺言も、最後の足掻きも、何も無い。  二人は死体の山の中に倒れ込んだ。  ジョンソンがヤクザではないことも、日本刀の男の偉業も、有象無象の死体と混じり、区別はつかなくなった。 【大垈 ジャクソン 死亡】  その日、糧鮴のヤクザは壊滅した。  各事務所に同一の魔法少女が襲撃をかけ、滞在していた者は、極道、カタギの区別なく、皆殺しにされた。  下手人は、金庫には手をつけず、武器庫から目ぼしい武器だけを奪っていった。  第一放送終了からおよそ1時間後、九人のオオカワウソは集合していた。  いずれの顔を返り血に塗れている。負傷した者も混じっている。 「みんなー、武器はゲットしたねー」 「したよー」 「見て見て、鎖鎌~」 「銃じゃないと駄目だよー?」 「色々あったほうがいいよ」 「短機関銃は便利だよ~」 「後で増やそう! 増やそう!」 「駄目! 魔力大事に!」 「雑魚のわりに手強い奴いたねー」 「よーし、武器は充実したね」  対戦車砲を装備したオオカワウソ——このチームのリーダー役は、8人の自分に指示を出す。 「私たち、Dチームは対運営チーム。魔法王の打倒を目指して他の魔法少女と協力!」  8人のオオカワウソは頷く。  他の魔法少女と協力するためには、アイテムを充実させる必要があった。  運営を倒すためには、強い武器を渡したり、あるいは交換したりと、どうしたってアイテムを充実させることは必要だ。  故に、手っ取り早く銃火器を入手するために、糧鮴を襲撃した。  糧鮴に銃火器が蓄えられていることは、捕獲した一般人から情報を入手できていた。 「頑張って運営倒すぞ~」 「他の魔法少女と協力するぞ~」  武装を充実させたオオカワウソは、協力できる仲間を探すべく、糧鮴を後にした。    今より10年程前まで、糧鮴には「抗争中」か「抗争の合間の自然休戦」しかなかった。  何度魔法少女が介入しても、一時的に鎮静するだけ、終いには悪事を働く魔法少女まで潜るようになり、いよいよ無法地帯と化していた。  だが、一人の魔法少女が顔役として機能しはじめた頃、糧鮴の治安は徐々に安定を見せ始める。  大規模な抗争は発生しなくなり、顔役以外の魔法少女は、糧鮴から姿を消した。  以前、立ち入り禁止区域であったが、10年前と比較し、少しずつだが、危険度は減少していた。  そして今、糧鮴に完全な平和が訪れた。  無人の街に、ゆっくりと日が昇ろうとしていた。

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