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魔法少女を集めてバトロワするスレ@ ウィキ

全知全能に挑む

最終更新:2024年11月09日 22:00

mahousyouzyobr

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だれでも歓迎! 編集
 その戦いは、第一試合終盤に展開された近接格闘戦と比較し、あまりに幼稚なものだった。
 テンガイは、魔法少女の膂力に任せ、大剣を振り回す。
 ティターニア、ドレッドノート、西洋剣を扱う他の参加者と比較し、テンガイの剣術はあまりにお粗末なものだった。
 だが、振るわれている剣は貴族妖精アロンダイトが常用する逸品であり、振るうテンガイもまた小柄な体躯に似合わぬ超人的身体能力を(魔法少女の平均から逸脱するものではないが)備えている。
 狭いリングの中では十分な殺傷兵器。殺し間が完成する。
 ましてや、対戦相手、七海真美は素手である。
 真剣白刃取りのような技術も備えておらず、それどころか対魔法少女戦の経験すら殆どない。殺し合いの経験など絶無だ。
 本来なら、ただ斬り刻まれて終わる。
 ——にも関わらず、戦いは拮抗していた。

「てやああああああああああああああああっ!」

 明らかに出し慣れてない咆哮と共に、拳が、蹴りが、繰り出される。
 ——拙い。
 同年代の一般女子と比較すれば様にはなっているが、参加者の中では下から数えた方が早いほど、その動きは未熟だった。
 刃物を持った相手を制圧するレベルにはまるで達していない。
 事実、真美の身体には無数の傷が走り——それらは瞬時に塞がる。
 魔法少女には魔力によって傷を癒す機能が備わっている。といっても、あくま変身している間は、変身していない時より傷の治りが早い、程度のものであり——今の真美のような傷が瞬時に塞がるのは、明らかに異常であった。
 愛の力で強くなる。基礎的な能力の上昇。
 文字にすればシンプルだが、それゆえに強い。
 テンガイがいくら大剣を振るおうと真美にダメージは入らず、

「てりゃあっ!」

「ぎゃっ」

 時折、真美の攻撃がテンガイに突き刺さる。

 その度にテンガイは大げさな悲鳴をあげる。
 真美がテンガイを押している——と思う者は、ホールに集まった観客の中には誰もいなかった。

「くっ……」

 真美は、悔し気に顔を歪めた。
 何度も、何度も何度も何度も、攻撃を当てている。
 それなのに

「どうしたの? もう終わり?」

 テンガイに、ダメージが入らない。
 傷は与えているはずだ。
 しかし、殴り、拳を放した瞬間には、その傷は治っている。

「これが、あなたの魔法なの……?」

「これ『は』じゃなくて、これ『も』だけどね」

 傷を治す魔法(セラペヴォ)、とテンガイは言った。

「君程度の攻撃力じゃ、僕様にとってダメージは無いようなものさ」

「それは、こっちも同じ……!
 あなたの攻撃じゃ、私は負けない……!」

 千日手。互いに受けたダメージを回復しながらの長期戦。
 真美はそれを覚悟し。

「んー、剣闘士ごっこはもう飽きたしなぁ。
 やっぱ僕様ゴリラの気持ちはわからないや」

 テンガイはそう言って、大剣を放り投げた。

「こっからは魔法戦しようぜ。
 僕様たちは魔法少女なんだから」

「ふざけないで!」

 真美は拳を握り、無防備なテンガイに殴りかかる。
 ——その腕は、テンガイに触れる前に停止する。

「……え、これは……」

「空間を操る魔法(ディアスティマ)」

 真美は武術の達人ではない。が、さすがに動いていない相手に攻撃を当てられない程、運動音痴ではない。
 届くはずの攻撃が、届かない。

「あ、ありえない……!?」

 殴る。蹴る。頭突きをする。真美が思いつくあらゆる攻撃が、しかしテンガイに触れることなく空を切る。

「無駄だよ。今、君と僕様の間には、無限の空間が広がっている。
 君の攻撃射程が無限メートルにでもならない限り、君の攻撃は僕様に当たらない」

「そ、そんな……」

◇

「げっげっげ、さすがは全知全能。スケールのデカい魔法だ。
 理論上、テンガイに攻撃を当てることは不可能ってことか。
 さすがの俺っちでも、あの魔法の前にはお手上げだぜ」

「いや……あれ、間にあるのは精々10m程度の空間だよ……」

「何、そうなのか?」

「うん……無限の空間なんて作ろうと思ったら……魔力が無限に必要だからね……。
 だから……唐突に七海真美がビームとか撃ったら……普通に命中すると思うよ……」

「げっげっげ、戦争でもハッタリってのは大事だからな、気に入ったぜ」

「大したことない奴だよ、テンガイは……全知全能なんて嘯いてるけど、使える魔法なんて……」

「精々、300くらいだし……」

◇

「重力を操る魔法(ヴァリティタ)」

「くっ、うう……」

 リングの床に真美は突っ伏している。
 戦いは一方的になっていた。
 テンガイの宣言通り、真美はテンガイに触れることさえ出来なくなった。
 それでも真美は叫びながら拳を振るい続け
 挙句の果てには床に重力で縫い留められてている。
 倒れてから10カウントはとっくに過ぎている。
 全身の骨が軋むのを魔力で瞬時に回復させながら、真美は懸命に立ち上がろうとした。
 痛い。重い。疲れた。
 けど、まだ負けたくない。
 悪い奴を野放しには出来ない。
 魔法少女の一人として、ブラックブレイドとフライフィアーの友人として、ここでテンガイを倒さねば。

「ぐっ、はああああああああああああああああああああああああああああっ!」

 もっと、もっとだ。
 もっと魔力を、もっと力を。
 この重みを振り切って、テンガイを倒すために……!
 体に活力が漲る。

 私は強くなる。どこまでだって強くなってやる。テンガイに負けないくらい、どこまでも強く……!

「君さ、何がしたいの?」

 テンガイの声には、嘲りは含まれていなかった。
 心底理解できないといった感情を滲ませた、呆れの言葉だった。

「僕様殺して、それでどうするの?」

 どうするの、だって?
 そんなこと、分かり切っている。テンガイを倒さねば、多くの人が悲劇に襲われる。
 これ以上、悲しむ人は見たくない。
 これ以上、友達が殺されるのは——。

「僕様殺しても、死んだ奴には会えないだろ」

 ——。
 真美の思考は、空白に染まった。
 違う、とすかさず否定する。

死んだ友達には会えない。そんなことは知っている。テンガイに勝っても失った命は戻らない。そんなことも知っている。

「その顔、図星だったか。うんうん、親しい人を無くすと辛いよね」

 したり顔でテンガイは頷いた。

「わかるよ、僕様よくわかる」

「あなたが、それを言うの……?」

 人を殺したことを自慢げに語る少女が。
 皆殺しを楽し気に語る少女が。

「それが分かるのに、どうして悪いことが出来るの……?」

「——それは、僕様が魔法少女だからさ」

 意味が分からない。真美の知る魔法少女という概念と、テンガイの語る魔法少女が一致しない。同じ読み方をするまったく別の単語を聞いた気分だった。

「いや、君が優勝目指してるなら分かるんだよ。僕様殺せば、大切な人の蘇生に近づくもんな。やる気出るよな。
 けど、なんか口ぶり的に違うんだろ、君。
 優勝じゃなくて、脱出とか、運営打倒とか、そういうスタンスだろ。
 じゃあ、僕様殺さなくてよくね?
 というか、脱出しても、運営倒しても、失った人には会えねーだろ」

「……そうだよ、命は尊いもの、なんだよ……なのに、あなたは……!」

「死んだ奴に会いたいならさっさと死ぬのが手っ取り早いだろ」

 分かり切ったことを語るような口ぶりで、テンガイはそう言った。

「な、何を言って……」

「あー、そっか、君らの世代は唯物論、科学主義だもんね。
 死後の世界とかあんまり信じてないのか。
 面倒な進化したよなー」

 テンガイは膝を降ろす。
 そして、真美の耳元に囁いた。

「死後の世界は、あるよ」

「は……?」

「行ったことあるから、知ってる。みんな楽しそうにのんびりやってるよ。
 君も大切な人に会いたいなら、ここで僕様に甚振られれても時間の無駄だし、とっと死んだ方がいいんじゃない?」

「ふ、ふざけないで……」

「大切な人には会いたくないの?
 そうでもなかった?
 あくまで可哀そうな自分のためのアクセサリーだったわけ?」

「わ、私は……」

 無茶苦茶な理屈だった。
 後を追えないのなら、大切だと思っていない。想いが足りない。
 そんな理屈は無い。幼い真美にだって、その程度の道理は分かる。
 そのはず、なのに。
 真美の身体から力が抜ける。
 愛の力で強くなれる——愛を疑ってしまえば、魔法は解ける。
 違う、と真美は否定しようとし。
 全身の骨が軋む痛みに呻いた。

 自らの愛が揺らいだ代償が、肉体に来た。常時回復の程度が下がり、瞬間回復によって無視できていた苦痛が真美を捉える。
 苦悶の声を漏らす真美を、テンガイは興味深そうに見下ろしていた。
 そして。

「あ、もういいや」

 唐突に飽きが来たのか、視線を外した。

「色んな奴と戦ってきたけど——君がいちばんつまんなかったよ」

『火炙りにする魔法(フォティア)』

 真美の身体に一瞬で火がついた。

「ああ、あああああああああああああああああああああああ……!」

 全身を焼かれながら、真美は身動きを取ることさえ出来なかった。
 未だ、重力に縛られているからか。それとも、心が折れたからか。
 テンガイは真美に背を向けると、リングの外へと歩みを進めたのだった。

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