(投稿者:レナス)
アムリア大陸中南部樹海に生息する「G」勢力の一つ。
フライ系統の亜種と見られる。
常に「女王」を中心として樹海内を流離い、動植物を狩っている。「G」とて例外では無い。
障害となる対象を全力で排除する獰猛さに加えて鹵獲した「G」の卵を育てては組織に組み込む狡猾さを併せ持つ。
頭部が異常に肥大化し、強力な顎で対象を噛み砕く。流離う樹海の中で出会う生き物は即座に逃げない限り集団で襲われる。
基本は雌のみの種族であり、視力を持たないのが殆どである。その代わりに自身が発する『匂い』によって識別し、高い組織力を発揮する。
個体の身体の大きさによって役割分担が成され、身体が大きくなる程に戦闘に携わる役割が大半を占める事と成る。
他者のテリトリーを侵す事は日常茶飯事であり、総個体数は常に激しく増減している。原型を留めている個体は極めて稀。
そうして生き残るのは兵のみとなり、寿命寸前まで生き延びた個体は雄の生殖器官を発現させて「女王」と交尾する。
優秀な優性遺伝を次代へと受け継がせる事を最後の使命とし、交尾の末にその命を全うする。
常に移動をする存在ではあるが新月の日だけは移動は行わない。
これは「女王」が一日を掛けて特別な出産を行う為であり、組織全体は著しく獰猛化する。
"女王" フェスナム
「外では何やら騒がしいが・・・・・・詮無い事だ、我々には」
アムリア・ルフェスそのものと言っても過言では無い存在。組織はこの「女王」を守護する為に存在している。
出産の為だけに特化した身体は腹部が異常なまでに肥大化。月に四桁は容易く及ぶ数の子供を出産し、早熟のみなら倍以上に。
性格は温厚。自身(組織)の不利にならない事ならば人間の愚かな願い事であろうとも許容する(人間が女王と話せるまで物理的に接近する事が大前提)。
その理由は外部の存在に対する興味が皆無であり、己が勢力の生存・繁栄のみを考えている為である。
視力は辛うじて色を識別する程度で基本は匂いで嗅ぎ分ける。出産だけに体力を使うので身体は人間の様に柔らかく、外傷に対して酷く脆い。
ただの人間が撃つ銃撃だけで容易く絶命可能。それを守護する為の組織であり、ファヴニールである。
また、生存の為に優性出産能力の獲得の過程で高い知能も手にする。一時的に『捕獲』した人間から言語を会得。
出産能力 |
★★★★★ |
自己満足 |
★★★★ |
戦闘体質 |
☆☆☆☆☆ |
自衛手段 |
★★★★★ |
ファヴニール
月に一度、新月の日に女王は出産を一度限りに留める。そうして生み出されるのが女王斯衛兵。
総じて肢体が肥大化しているのが特徴であり、視力や知能を明確に有している。彼らの存在意義はただ一つ。女王の手足となる事。
堅固な皮膚に俊敏な肢体はメードと同等かそれ以上。それぞれが固有の肢体・能力を有している為に組織内で自らの役割に従事している。
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- メガセリオン |
- 二足歩行可能なファヴニールの基本個体。女王の警護や移動の補助が主。 |
- ベイバロン |
- 四本以上が足となり、超高速で樹海を走破可能な個体。狩りや外敵の排除等の戦闘が主。 |
- グノーシス |
- 瘴気を操る・常時飛行・超音波で攻撃する等の他と一線を画する能力を有する個体。トークンの護衛や偵察等、能力応。 |
- アルバタール - |
- エターナルコアを内包する個体。戦闘能力は飛び抜け、姿も変容する。組織のジョーカー的存在。 |
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トークン
女王が半月に二・三度の割合で生じる出来損ないの子供。フェスナムとファヴニールの主食。
皮膚が透けて中身が外部に露呈しており、女王と並ぶ脆弱な体。瘴気に対する耐性すら皆無でファヴニールの護衛無しでは生きられない。
餌となる為に栄養が豊富な動植物を飽食し、破裂寸前まで肥大化した腹部を女王が食す。頭部と胸部はファヴニールの餌に。
その身に蓄えられ、消化と貯蓄の為に変化したトークンの肉は非常に美味であり、絶大かつ無類の栄養価を有する。
人間が食せば身体が溶けて死んでしまう位に美味しく感じるとか何とか。
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余分な補足として、トークンを食した後の女王の胸は爆乳と化す。
これは栄養の一部が胸部に溜まる為の現象で、次第に貧乳になる。女王の栄養状態の目安。無乳は栄養失調状態。
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関連項目
最終更新:2009年05月10日 11:48