概要
ワモン系とは異なる姿をした飛行能力を有するタイプ。全長3~4m。現行の戦闘機ではまったく追随できないほどの機動力(運動性)を有し、開戦以来、数多くのパイロットが文字通り餌食にされてきた。防御力は低いが回避能力が異常に高く、
空戦メードの希少さもあって専横を許してしまっている。超高速で振動する翅音は戦闘機のプロペラ音に非常によく似ている。
亜種・進化系
コイノバイオント
(投稿者:ニーベル)
"G"の中でも非常に特殊なG。
戦闘力的にはフライ程速くもなく、機銃にも容易く貫かれる装甲であり、集団で襲いかかってくることぐらいしか危険な部分はないが、ある能力によって「G」の中でも特に危険視されている。その能力とは、他の生物に「卵を産み付ける」ことであり、確実に植え付けるために複数の生殖器官を持ち、挿入された後別の器官により蓋をする。充分に栄養があればいいのかは不明だが、
ワモンやフライなどの弱った個体などに植え付け、寄生主が死んだ後に幼体が飛び出して来ることもあるため、殺した後にも油断が出来ない要因になっているが、大抵一部が肥大化してたりするので、寄生されているか否かは見分けがつきやすい。
だが、それは"G"だけというわけでもなく、人類も植え付けられる対象にある。産み付けられたといっても死に至るわけではなく、排出された卵から生まれたGも幼体なのでそこまでの脅威でもないが、集団による行為と人外による植え付けなので精神的に破壊される恐れがあるのは否定できない。砂漠の地下などに巣を作ることにより生息する個体も確認され、環境に対する適応力は高い。その場合、壁などを補強するために粘液を出すようになる個体も確認されている。モデルはヒメバチ。
ラルヴァ
(投稿者:トーリス・ガリ)
大型の物が多い「G」の中でも非常に小さなタイプ。10~20cm。外見の特徴にフライ種と似通った点が非常に多い事から、羽が退化した同種の派生種と思われる。足が速く、高速で群れを成して他の動物に張り付き、垢や表面に付いた微生物を舐め取る。ちょっとエロい。稀に
ヨロイモグラ級の殻の間に大量に張り付いていることがあり、散らばって逃げたり戦闘中のメードに纏わり付くこともある。人間に被害は無く寧ろ益虫であるが、その外見と群れで纏わり付く習性のために尽く駆除される不快害虫でもある。他の「G」にもよく捕食され、楼蘭の南部でもGであることを知らず食用にされていたが、現在は口にするものはいない。食感と味は海老に似ているらしい。モデルはハエとボウフラ。
ドラゴン・フライ
(投稿者:ふみ)
フライよりも更に巨大な体躯を誇る飛行型G。俗称「デビルニードル」。俊敏さにおいてはフライに及ばないものの、それを補って余りあるほどの頑強さとパワーを有する。強靭な顎は戦闘機を容易く噛み砕き、外皮は機銃では傷すら付かない。また、長大な尾は振り回すだけで衝撃波を発生させる。絶対数はフライよりも少ないもののその戦闘力は数倍になるため、空戦メイドにとってもかなりの脅威。モデルはトンボ。
最終更新:2008年09月17日 18:44