ケル・ヴェ・ロ-ザ

(投稿者:ねこだまし)

概要

「さあ、貴女もスバラシキ暗黒の森のネットワークに繋がり至福の絶頂へと至るのデス。今加入すると一ヶ月パケ放題、更には抽選で……」

 プロトファスマの一体。本来の名前は"シャント"。
 かつてはルフトバッフェに配属される予定だった新鋭空戦MAIDだったもの、しかし今は暗黒の森の猟犬。
 普通のプロトファスマとは違って、捕食側のGに共生していた高等な植物性Gの群体とも融合し、アムリア大陸の深奥に広がる"暗黒の森"のネットワークと強く結びついている。
 元々はEARTH生まれの空戦MAIDで、ルフトバッフェの活躍により空戦MAIDと飛行MAIDの供給を求める声が方々から挙がったため、ベーエルデー連邦から研究目的で提供・保管されていたコアから創生された。
 雷光の小型二枚翼と尾羽を顕在化させ、同じ境遇をもつ空戦MAID達と小隊を組んで行動。
 しかし実戦を兼ねた試験運用中に強大なGと遭遇し拉致され、そのまま行方不明となっていた。
 大部分は普遍的なMAIDやプロトファスマと同様の人間型だが、背には蟲翅と木質が融合した怪奇な翼が生えており、紫電のコアエネルギーと紫黒の瘴気を放射している。
 頭には月桂樹のようなもので構成された犬の耳を思わせる感覚器官が生え、失踪当時に身につけていた制服は蟲系外皮と植物体によって変質再現された"体の一部"と化している。
 外見上の特徴では長い蔓と鋭利な三つの鉤爪で構成された尻尾のようなアンカークローが最も目を惹く。クローの掌底部には肉球が存在しているが、隠し武器として刺突用のニードルと毒腺が格納されている他、捕縛した相手に放電を見舞わせる。ちなみにこのアンカー、感度が敏感らしく、握って引っ張るとヘナヘナになる。肉球はふにふに。

 基本的に無表情で無感情(アンカーを引っ張られた時以外)。
 MAIDだった頃の記憶を持っているが、動物性Gと植物性Gの両者の想念も取り込んだ結果、理解に苦しむアレ気な精神構造をもつ。
 暗黒の森の統括体から送られてくる命令に黙々と従い、脅威の排除と勢力拡大のために日夜働いている。
 ちなみに、肝心の戦闘力は純戦闘系プロトファスマだけあってかなり高い。

 ※元ネタはR-TYPE⊿&R-TYPE FINALより"R-13A [CERBERUS]"、およびR-TYPE FINALより"B-1A [DIGITALIUS]"&"B-1B [MAD FOREST]"。
 ※尻尾はアンカーフォースというよりも、むしろハンマ・ハンマやローゼンズールの有線クローの気が……。

俗称:「暗黒の森の猟犬」「背徳のシャント」「ケルちゃん」
出身:アムリア大陸深奥域 / "宇宙の中心"暗黒の森
所属:アムリア大陸深奥域 / "至高の楽園"暗黒の森
分類:B1型プロトファスマと植物性Gによる混成個体
身長:173cm
外見年齢:18歳

パワー ★★★★
機動力 ★★★★★
セールストーク ★★
猟犬 ★★★★

[詳細 ※以下、個人創作用の設定。無視してもOK。利用もOK]

B1型プロトファスマ

 人間形態とG形態を統合した姿をもち、被食側の人格と記憶を元に精神が構築されているタイプ。
 EARTH公認ではなく、一部研究者たちによる独自の見解であるためあまり一般的ではない。EARTH内では「推論で構築された根拠のない分類法」と言われている。
 B型各種は人間形態とG形態の相互を自在に切り換えれるA型プロトファスマとは異なり、擬態は完全ではないが、それでも高度な擬態能力をもつ。
 ケル・ヴェ・ローザのようにB1型プロトファスマでありながらGの特徴が色濃く出ているものは珍しい。
 数字は精神構造に関係し――

 "1"は被食側の人格(≒MAID)を中心とした精神構造をもつもの。外観はほとんど人間。
 "2"は捕食側の人格(≒G)を中心とした精神構造をもつもの。外観は若干Gに近くなる。
 "3"はプロトファスマ化の際に人格や記憶がリセットあるいは大規模欠落し、精神のほとんどが新調されたもの。
 "4"は被食者と捕食者の人格が共存した二重人格式。A型では人間形態・虫形態を二種類ずつもち、B型の場合は人格交代で各種能力が変化する。

 ――となる。もっとも、"4"のナンバーをもつプロトファスマは理論上の存在と言われている。"5"以降は空きナンバー。

関連項目

最終更新:2009年05月15日 20:52
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。