概要
ベーエルデー連邦が、
クロッセル連合王国と
国際対G統合連合司令部に強引に認めさせた、独立空軍組織。
事実上クロッセル連合唯一の、メードを主戦力とする空軍部隊でもある。
発足は1939年9月、正式な権限が認められたのは1941年。
所属をクロッセル連合に置きながら、指揮・運営を(統合連合司令部を除けば)ベーエルデー連邦が主導しており、
半ばベーエルデーの私兵組織となっているのではという懸念の声も少なくはない。
ただルフトバッフェ自体の活動範囲は極めて広く、統合司令部や各戦線、諸国家からの要請によって
空戦メード隊を派遣する。
その様は発足要項であった
「あらゆる戦場に柔軟且つ迅速に対応する独立遊撃空軍」としての体裁を遺憾なく発揮しており、
その国家の枠組みを文字通り飛び越えて馳せ参じる戦力はどの戦線でも貴重視されており、ベーエルデー連邦自体も過大な要求に出てこないため、
ルフトバッフェへの非難は下火のまま今日に至っている。
構成されているメードは、その殆どがベーエルデーメードであり、一部の例外を除いて、
空戦メードである。
ルフトバッフェの本拠地は無論ベーエルデー連邦に置かれており、空戦メード達は人員輸送機によって要請のあった戦線ないしは国家へ移動し、
現地に一定期間駐屯する。またはベーエルデー連邦の本拠地から直接輸送機で移送され、ある程度の場所で輸送機から空中下乗し、戦闘領域へと直接移動、
作戦を遂行して、上空待機していた輸送機により回収、帰投する。
空戦メードの消耗を抑えるため、なるべく人員輸送機による移送を旨としている。この折り、彼女たちは直接飛翔できるため、ルフトバッフェは輸送機の
着陸場所を確保する必要はない。
また部隊単位でローテーションを組んでおり、希少な戦力である彼女たちを消耗死させないため、十分な休息を取れるよう配慮されているなど、
ルフトバッフェ内のメードに対する待遇は良好そのものである。これは司令官である
カラヤ・U・ペーシュや代行司令の
鳳凰院鶯妃、ベーエルデー連邦議会
議長プロッケン・チターマンたちベーエルデー並びにルフトバッフェの幹部たちによる意向の影響であり、それを実現してみせる
ララスン・H・カーンの
事務処理能力によるもの。
本部はベーエルデー連邦首都ベオングラドの一隅に築かれている
軍隊と呼ぶには非常にユーモアな組織であり、隊員もかなり個性的。
また、ベーエルデー連邦議会主導による、専門雑誌の発行など、広報分野にもかなり力を入れているらしい。
上層部や隊員問わず時々暴走しているのが、ルフトバッフェの玉に瑕で魅力なところとか。
関連
隊長は
シーア。赤い翼を持つ空戦メードで構成された、ルフトバッフェ最強戦闘小隊の一角。
隊長は
チューリップ。黒い翼を持つ空戦メードで構成された、ルフトバッフェ最強戦闘小隊の一角。
隊長は
ホルン。白い翼を持つ空戦メードで構成された、ルフトバッフェ最強戦闘小隊の一角。
隊長は
ミテア。他の支援活動を主とした空戦メード部隊。
青の部隊とされているが、他の隊と違って翼の色は統一されておらず、制服の色が青で統合されているのみである。
(外部リンク※wikiでは非設定とします)
関連作品
最終更新:2009年05月12日 11:55