近距離機体(近)マニュアル
■基本解説
ゲームを始めて最初に支給されるMSはこの機体群。
射撃・格闘・機動性能などのバランスが良く安定しており、オールラウンドに活躍できる。
前線の押し上げや、味方機のフォローなど、腕次第では何パターンもの戦術が組め、幅広い状況に対応できる機体群である。
近距離機体を乗りこなせるようになれば、このゲームの基本については理解したと言えるだろう。
その後、別タイプの機体に乗り換えるもよし、万能機の特徴を生かしてさらに腕を磨くもよし。
近距離機体で立ち回りをしっかり鍛えれば他のカテゴリの機体に乗ってもその経験は必ず生きてくる。
しっかりと扱えるようになろう。
ただ、いかにオールラウンドな近距離機体といえど、
など、得意間合いを忘れた行為(特に近接格闘機体に突っ込んでいくなど)に及べば、敵の間合いに引き込まれ、一方的に攻撃を受け、戦況の悪化を招くことになる。
あくまでも万能機であり、決して「最強」ではないので勘違いしないように。
主に戦線を押し上げ、他のカテゴリ機体に足りないものを補う役割を担う近距離機体。
これらを肌で感じ身につけ、“真の万能型”となるには、結局のところ全てのカテゴリの特徴をつかみ、長所と短所を知ることが必要だ。
「この間合いではこの敵はこうするしかないorついついこうしたくなる」
「この状況なら、あの敵はこの位置に出てくる」
という冷静な状況予測・判断が出来るようになれば、そのとき初めて
ガンダム(ページ未編集)や
ゲルググ(ページ未編集)のような高性能機体のポテンシャルを引き出せるようになるだろう。
■射撃性能
BSGなどのビーム系兵器を始め、100mmマシンガンなどのMG系、ザクバズーカなどのバズーカ系といった様々な射撃武装がある。
どれも特徴は様々だが、
格闘機体(ページ未編集)や
中距離機体(ページ未編集)に比べて扱いやすい物が揃っており、射撃一本でも十分戦える。
しっかりと当て所を把握し、うまく立ち回れるようになろう。
適正距離は200m前後になっているため、全体的に敵機体との距離が離れているほうが射撃攻撃のダメージは高くなる。(以前はマシンガン系は距離が近くなれば近くなるほど威力が上がるとの事だったが、VICTORY MANUALで距離が遠ければ遠いほど威力が上がるということが判明された。)
また、しっかりと連続Hitによる補正は入っているようで、
「BSGを3発当てたから90ダメージ」ということにはなっていないので注意しよう。
■格闘性能
格闘機体並みの踏み込み距離とスピードを誇り、
連撃は3回まで可能。扱いやすく性能も良い。
基本的例としては、クセのないブーストダッシュで一気に詰め寄り、格闘を決めるという感じである。その場合、相手の
タックルには気をつけよう。
近距離機体のタックルは約40と、格闘2連撃分に近い威力を持っている。
“どうしてもこの敵はここで仕留めて置きたい!”と思ったときには、連撃を出せる自信がなくても、タックルで十分なダメージを与えられることは覚えておきたい。
格闘3連撃は大きなダメージ源となるのだが、このカテゴリーは射撃武装の性能も良いため、格闘ばかり多用する必要はない。攻めるのも良いが、もっと回りに目を向けられるようになれば初心者脱出の第一歩だ。
■ブースト・ジャンプ性能
ダッシュ、ジャンプ共に癖も少なく高性能であるが、使用頻度が高い為、オーバーヒートにはくれぐれも気をつけたい。
格闘機体(ページ未編集)のようなクセも無く、初心者にも扱いやすいだろう。
■セッティングについて
機動・装甲のどちらも一長一短なため、自分に合ったものを選ぶのが一番良いだろう。
もちろん、チームの戦術に合わせてセッティングを換えるのも大事だ。
セッティングを変えても歩行速度は変わらない。
《機動重視》
ブースト速度と移動距離が増え、ジャンプ性能、旋回性能が上がり、装甲(ARMOR値)が若干減る。(この変化はすべてのカテゴリの機体に共通します。)
機動重視にすれば、今までは一回で登れなかった比較的高い山なども一度で上がれるようになり、戦線離脱や復帰が容易になる。
また、セッティングを強化するほど機動性は上がるが、逆に装甲面で貧弱になり、無理な機動重視はかえって撃墜される可能性をが高めてしまう。
《装甲重視》
装甲(ARMOR値)が上昇するがブースト速度と移動距離が減り、ジャンプ、旋回性能が落ちていく。(この変化はすべてのカテゴリの機体に共通します。)
高いHPで戦線を維持することができ、囮役や壁役として活躍できるだろう。
しかし、包囲された場合の離脱が非常に困難になってしまう為、仲間との位置には充分注意し、一人だけ孤立しないように心がけよう。
■どんな機体がいるの?
連邦軍
ジオン軍
■テクニック集
- 撃ち捨て
このゲームではリロードボタンがない。撃ちきれず中途半端に残った弾はどんどん撃ち捨ててしまおう。
弾が残り1、2発になって、敵をロック撃ちして途中でリロードするよりも、先に撃ち捨てて全弾装填した状態で戦った方が明らかに有利である。
また、拠点に戻ってHPを回復する場合も、待機時間の間に撃ち捨てておくと良いだろう。
- オービット機動
敵機のよろけ(倒れるほどではないダメージを食らった時の硬直)を利用して、ロックオンしながらのダッシュで敵機の側面や背後に回る技。1対1でMSと戦う際に。
- スタンアタック
前述のよろけを調整し、よろけ状態を継続させて一方的にダメージを与え続ける技。
使う武器は単発系射撃武器で、1トリガー1発や連射性能に劣るもの。
格ゲーならハメだが、このゲームは味方がいます。撃墜される前に応援を求めましょう。
- かぶせカウンター
ジオン系MSのクラッカーを使い、ジャンプで飛びこんで来る敵機を迎撃する技。
特に格闘機体を相手にした場合は、ブースト制限もあってジャンプが多用される傾向にあるので、使いこなせれば大きな武器になるはず。
立ち回りの心得
- 初めはロックできない距離でも打ってみる
- フワジャンにはジャンプを吹かせるタイミングに射撃を合わせろ
- サブ射を忘れるな
- 近づきすぎず離れすぎず、常に敵をロックできる距離にいるようにする
- 2対2のときは相手の拘束時間の長い格闘を忘れるな
- タンク護衛は近距離の仕事
- 格闘している味方に射撃は入れるな
- ライフルはせめて格闘硬直、味方のマシンガンにあわせられるようになれ
■まとめ
- 初心者から上級者までカバー出来る、まさに汎用機種である。
- 射撃も格闘も扱いやすく、戦場で一番活躍しやすい。
- 近接格闘機体には射程の有利を使い射撃重視、中~狙撃機体には威力のある格闘など、トドメを刺すも、援護するもプレイヤー次第。バリエーション豊かな攻撃が出来る。
- ビーム兵器やバズーカを装備すれば、射程が長い分リスクの少ない攻撃が可能。
- 近距離機体のみでの拠点落しは難しい。対拠点装備の中距離機体(ページ未編集)や遠距離機体(ページ未編集)がいる場合のみ拠点付近まで援護し、通常はMS戦を基本としよう。
- 前線に立つことが多く、立ち回りが重要であり自分の体力と拠点との距離は常に把握するべし。広大な戦場を駆け抜けろ。
■敵にいたら
タイマン最強というだけあって他のカテゴリが単独で対抗する術は無いに等しい。基本的には他の味方と連携して自分の土俵に引き込むしかない。
近接格闘
逃げられたらまず追いつけず、引き撃ちで殺されるだけなので退路を断ったり、他の味方と向かい合ってるところを横から斬るなどした奇襲・闇討ちが基本。失敗したら追うと傷口を広げることになるため素直に逃げた方が良い。首尾よく斬り付けたら退路を断ち確実に仕留めるかさっさと逃げるかを考えよう。
中距離
当たり前のようだが自分での対処は考えないことが正解。近距離は近接格闘のように瞬殺される可能性がほとんどないため落ち着いて味方を目指そう。もちろん張り付かれる前に距離を取ることが上策。
遠距離
中距離と同じく落ち着いて味方を目指そう。装甲と歩行速度のおかげで大抵は落ちる前に味方と合流できるはずだ。
狙撃
装甲が薄いためMGなどで十分な脅威となる。そのため上記2種のような考えは捨てて、間合いの内に入らないことが非常に重要になる。一度張り付かれたらまず振り切れないのですぐに味方を呼ぼう。なお火力が低いので拠点上で味方を待つのも有効である。
最終更新:2008年12月18日 18:34