「不安定な物質」というのは、そのままの状態を保つことが難しく、何かのきっかけで簡単に別の物質に変化しやすいものを指します。
例えば、酸化銀(Ag₂O)は不安定です。つまり、酸化銀はそのままの状態では長く存在することができず、特に加熱すると簡単に銀(Ag)と酸素(O₂)に分かれてしまうのです。これが「不安定」ということです。
逆に、「安定な物質」というのは、たとえば水(H₂O)のように、普通の状態では特に何も起こらず、そのままの状態を保ちやすい物質のことを言います。
不安定な物質は、熱や光、圧力などのエネルギーを受けると、別の物質に変わる性質を持っています。
参考
中2化学 酸化と還元
中2化学 酸化と還元