<ストーリー>
暴君シャルル16世が支配するタキカルディ王国の、天高くそびえた宮殿の最上階にある秘密の部屋には、美しい羊飼いの娘と煙突掃除の青年、そして王の肖像画が飾られていた。
ある夜、恋する娘と青年が、娘を狙う肖像画の王から逃げ出すため絵の中から抜け出してしまう。それを許さない肖像画の王も絵から飛び出し、本物の王に代わって二人を捕えるために大捜索を命じる。
一方、娘と青年は一羽の鳥の先導で、迷路のような階段を駆け降りていく…。[amazonより抜粋]
『労働とはすなわち自由だよ』
捕らわれた鳥と少年を助けるために、少女が王に身を差し出しますが、王は二人に強制労働をさせるように命じます。
「自由にすると言ったじゃない!」という少女に対し、王が答えたセリフ。
フランス制作でこのセリフは『労働は人を自由にする』というアウシュヴィッツ強制収容所のスローガンを連想させますね。
最終更新:2014年11月02日 11:25