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  • 自分用SSまとめ
  • ハルヒ「キョンはここ! ここに座りなさい!」②

自分用SSまとめ

ハルヒ「キョンはここ! ここに座りなさい!」②

最終更新:2011年05月10日 16:38

meteor089

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管理者のみ編集可

ハルヒ「キョンはここ! ここに座りなさい!」 ① ②

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273 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/09(金) 20:25:47.69 ID:05nKr+TH0
古泉「以前説明したように、僕の力はこちら側では使えません」
キョン「? なんだいきなり?」
古泉「閉鎖空間に行かないと、超人的なパワーも使えないんです」
キョン「あぁ、そうだったな」

古泉「ですが最近、どうにかこちら側でも力を発揮できないか模索中なんですよ」
キョン「? そいつはなんでまた、」
ハルヒ「キョーン! 見つけた!」ムギュゥ
キョン「……苦しい」
ハルヒ「あのねキョン? 観たい映画があるの! 今日から上映!」
キョン「はいよ……っと、ごめんな古泉」
古泉「いいえ。お気になさらずに」
キョン「?」

古泉「…」グツグツ
みくる「ふぇぇ……お茶が煮えてますぅ……」
古泉「あはは。やればできるもんですかね、あはははは」




274 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/09(金) 20:31:15.85 ID:DeU5h2QR0
この古泉には今まで感じたことないほど親近感を覚える




275 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/09(金) 20:32:03.36 ID:HVElJJzXO
キョンになりたい・・




278 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/09(金) 20:36:26.45 ID:05nKr+TH0
キョン「オレンジのソファーを見つけたんだよ」
ハルヒ「?」
キョン「部室に似合うかなぁって」
ハルヒ「似合わないんじゃない?」

キョン「そうだよな。気にするな」
ハルヒ「なによ?」
キョン「言いたかっただけだ」
ハルヒ「意味がわからないわよ!」
キョン「そんなこともあるさ」
ハルヒ「? 熱でもあるの? どれどれ」ピト
キョン「…」カプ
ハルヒ「! む……こ、こら!」
キョン「たまには俺が自分勝手にしてみた」
ハルヒ「もー」
キョン「はは、ごめんよハルヒ」

古泉「…」
みくる「…」
古泉「……あぁそうか。ここは閉鎖空間なんだ……あの二人には、僕達は見えてなくて」
みくる「ひいっ」
古泉「あははははははは」
みくる「ふぇぇぇ……」




289 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/09(金) 20:44:57.78 ID:05nKr+TH0
ハルヒ「SOS団で映画を撮るわよ!」
キョン「いっつもいきなりだなハルヒは」

ハルヒ「どんな映画にしようかしら?」
キョン「そうだな……」
みくる「折角キョン君と涼宮さんっていうカップルが居るんですから、ラブストーリーとか?」
ハルヒ「そんなのつまらないわよ! いつもと同じだもの!」
鶴屋「私とゆっきーの華々しい世界とかどうかな!?」
長門「…」
ハルヒ「それもいいけど、多分それ放映できないわ」
キョン「というか、もう普通に一緒なんですね鶴屋さん」
鶴屋「もちろんっさ! ねーゆっきー♪」
長門「…」デコペタン
鶴屋「にょろ……そ、そこはっ」

古泉「ホラーでいいじゃないですか。血が観たい人もいるでしょうし」
キョン「え?」
古泉「いいえ。なんでもないですよ」




290 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/09(金) 20:46:07.37 ID:p6zm4T9T0
小泉wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww




291 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/09(金) 20:47:08.21 ID:t5iy7ikS0
小泉www直球すぎるwww




302 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/09(金) 21:17:08.48 ID:05nKr+TH0
ハルヒ「夕日が綺麗ねキョン!」
キョン「あぁ、そうだな」

ハルヒ「今日はね、夜になる瞬間を見ようと思うの」
キョン「だから見渡しのいい土手に連れてきたのか」
ハルヒ「一人でこんなことするのは寂しいからね。でも一度はやってみたかったのよ!」
キョン「よかったなぁ。俺がそういうの付き合ってくれる男で」
ハルヒ「自分で言うな!」

キョン「それはそうと、隣に座れ」
ハルヒ「嫌よ。土がスカートについちゃうじゃない」
キョン「おかげで俺のズボンが汚れてると思うんだが」
ハルヒ「いいの!」
キョン「……そんなに俺の膝が好きか?」
ハルヒ「そうじゃないわね。キョンがすきなのよ? わかる?」
キョン「あいよ。わかってますとも」

ハルヒ「……あれ?」
キョン「?」
ハルヒ「いつの間にか暗くなってるじゃない!」
キョン「ん? あら、ほんとだ。話してて気がつかなかったな」
ハルヒ「もう! なんのタメに来たのよ!?」
キョン「まあいいじゃないか。帰るか?」
ハルヒ「……もうちょっと居る。もっとちゃんとぎゅーってしなさいよっ」
キョン「はいはい」ムギュー




308 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/09(金) 21:35:55.80 ID:05nKr+TH0
ハルヒ「そういえばキョン」
キョン「ん?」
ハルヒ「あたし、愛してるって言ったことないわ!」
キョン「……俺もないな」
ハルヒ「おかしいわよね! 恋人同士なのに」
キョン「うーん……でも改まって言うのもなんか嫌だなそれ」

ハルヒ「なによ、愛してないっての?」
キョン「いや愛してるけど……」
ハルヒ「ほら言った!」
キョン「……卑怯者」
ハルヒ「好きで事足りるものね。なんだか、愛してるって言葉は大事にしたいかも」
キョン「なぁハルヒ? 俺のこと愛してるか?」
ハルヒ「もちろん!」
キョン「……ちゃんと言えよ」
ハルヒ「嫌よ! もっといいムードのときに言うの! その分沢山好きって言ってあげるわよ!」
キョン「まったく」
ハルヒ「キョン大好き!」スリスリ




321 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/09(金) 22:24:00.09 ID:05nKr+TH0
ハルヒ「手を貸してキョン!」
キョン「ん」

ハルヒ「見てみなさいよ。同じ制服は沢山居るのに……手を繋いでるのはあたし達だけ!」
キョン「そうだな。視線が少し痛いけどな」
ハルヒ「気にしちゃだめよ! このためにあたしは、頑張ってあんたに告白したんだから!」
キョン「……そうだな。ありがとうハルヒ」
ハルヒ「!! へ、変なコト言わないでよ! ……うん」
キョン「まあなんだ、お前の強引なところさ……それも込みで大好きだよ」
ハルヒ「愛してるって言ってほしいわね」
キョン「ん? 嫌だね。お前が言えよ」
ハルヒ「なによそれ! 仕方ないわね……じゃあ同時に言いましょうよ」
キョン「いいな。いくぞ、せーの」

ハルヒ「愛してるわよ! キョン!」
キョン「…」
ハルヒ「……いい、言いなさいよバカキョン! バカバカ!」ムギュー
キョン「あはは。可愛いなぁハルヒは。ほら、早く行かないと映画始まっちゃうぞ」
ハルヒ「うん!」




322 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/09(金) 22:25:31.13 ID:glS9Hw8H0
ああ・・・




774 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 01:39:22.77 ID:xTIvmJFL0
ハルヒ「キョンは今まで、付き合った子とか居なかったの?」
キョン「え? あ、うん。まあ……居なかったよ」
ハルヒ「……ほんとに?」

キョン「本当だ」
ハルヒ「……嘘っぽいなぁ」
キョン「ごめん。ちょっと嘘だな」
ハルヒ「え……」
キョン「なんていうか……なんて言えばいいんだか、よくわからんな」
ハルヒ「どういう意味よ!」
キョン「……なんだ、その……古い言い方だけど、恋人未満ってやつかな」
ハルヒ「…」
キョン「そういうのなら、居たよ」
ハルヒ「そ、そう! そうよね、当たり前よね!」
キョン「…」




777 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 01:44:58.90 ID:xTIvmJFL0
ハルヒ「大体あたしだってとっかえひっかえだったわけだし、気にしてないわよ!?」
キョン「そうか、それならいいけど」
ハルヒ「…」

キョン「ほら、髪の毛食ってるぞ」
ハルヒ「んん……あの」
キョン「?」
ハルヒ「……その子、どんな子だったのよ?」
キョン「……まあ、可愛い子ではあったかな」
ハルヒ「…」
キョン「でもなハルヒ。そいつとは別に、何もなかった。お前と同じだよ」
ハルヒ「な、なによ同じって!」
キョン「とっかえひっかえだったと言っても、特になにもしなかっただろ? そういうこと」
ハルヒ「……ん」




775 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 01:42:06.66 ID:FoTXXFDOO
ところでこの『ハルヒかわいい』の人ってTTTと関係あるの?本人?




778 :ハルヒかわいい ◆1MI4v.6Sm2:2008/05/11(日) 01:46:35.75 ID:xTIvmJFL0
775
いやごめん、全くの別人で接点もなにもないです…
「ハルヒかわいい」を読んで、ハルヒのSSを書き出したもんだから
崇拝の意味も込めてコテにしてたんですけど、思った以上にTTTさんの知名度がww

今更変えるのもなんですけど、変えないとまずいですよね…




780 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 01:51:14.17 ID:xTIvmJFL0
ハルヒ「…」ピッ
キョン「ん?」
ハルヒ「…」ブンブン
キョン「……はいよ」ギュゥ

キョン「こうやったのも、ハルヒが最初だ」
ハルヒ「……本当だか」
キョン「嘘じゃないよ。まあ、それはハルヒに信じてもらうしかないけどな」
ハルヒ「…」
キョン「信じてくれるか?」
ハルヒ「……信じてみる」
キョン「そっか。うん、ありがとう」
ハルヒ「その子とあたし、どっちが好き?」
キョン「そりゃあ、もちろんハルヒだよ」
ハルヒ「……ありがと」
キョン「おぅ」




783 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 02:02:13.52 ID:xTIvmJFL0
キョン「ハルヒもそういうの気にしてたんだな」
ハルヒ「べっ、別に気にしてなんかないわよ!」
キョン「そうか、そっかー。うん、そうだよな」ナデナデ
ハルヒ「うぅ、なんか丸め込まれてるみたいね……もぅ」

ハルヒ「…」
キョン「…」
ハルヒ「……あたしがキョンに告白しなければさ」
キョン「…」
ハルヒ「その子と、付き合ってたりする?」
キョン「やっぱり気にしてるじゃないか」
ハルヒ「!! きっ、気にしてなんかないわよ!」
キョン「あぁ、じゃあ言わない」
ハルヒ「……いいわよ。じゃあいい」
キョン「…」ナデナデ
ハルヒ「なっ、なによ! ごまかさないでよ!」
キョン「可愛いなぁ。ほんとに可愛いよ、ハルヒ」ナデナデ
ハルヒ「……バカキョン」




784 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 02:07:25.25 ID:xTIvmJFL0
キョン「どうだろうな、わからないさ」
ハルヒ「……逢ったりとか、してないの?」
キョン「そうだな。全く逢ってない」

キョン「でも逢おうと思えば逢えるだろうし、忘れてもいない」
ハルヒ「…」
キョン「忘れようとしてもそんな昔でもないしな」
ハルヒ「う、うん」
キョン「……どうなってたかは、わからないさ。それはハルヒだってそうだろ?」
ハルヒ「どういう意味よ」
キョン「俺がこの学校に居なければ、俺とこうなってる現在もないわけだ」
ハルヒ「……そうね」
キョン「だからな、これはハルヒが勝ち取った未来なんだ。わかるか?」
ハルヒ「?」
キョン「俺はハルヒが持ってきてくれたこの未来、とてもありがたいと思ってる」
ハルヒ「……意味わかんない」
キョン「もう俺にはハルヒしか見えないってことだ。……恥ずかしい言い方だけどな」
ハルヒ「……わかんない。知らないもん」ムギュー




788 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 02:11:49.58 ID:xTIvmJFL0
キョン「そんな感じで、なんだか普通な日々に感じる今も……ハルヒが望んでた奇跡的な現在ってわけだな」
ハルヒ「そうかしら? ……そ、そうかもね」
キョン「なんか変なコトばっかり言ってるな俺。すまん」
ハルヒ「ううん」

ハルヒ「キョン、好き」
キョン「? なんだよ改まって」
ハルヒ「……言いたかっただけ」
キョン「そうか。俺も好きだよ、ハルヒ」
ハルヒ「ほんとに気にしてなんかいないからね!」
キョン「わかってるって」
ハルヒ「…」
キョン「そろそろ帰るか?」
ハルヒ「嫌。もうちょっとこうしてて」
キョン「……はいよ」




789 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 02:12:24.13 ID:gr9aEfja0
ニヤニヤがとまらねーーwwwwwwwww




795 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 02:49:13.69 ID:xTIvmJFL0
みくる「はい、お茶どうぞ」
ハルヒ「ありがと!」

みくる「キョン君は一緒じゃないんですね」
ハルヒ「キョンは掃除当番よ! 一緒に居るって言っても先に行ってろって言われたわ」
みくる「そうですかぁ」
ハルヒ「それまでみくるちゃんで遊ぶわよ! 丁度いい衣装が手に入ったのよね~♪」
みくる「ひえぇぇっ」


ガチャ
キョン「おまたせハル……?」
みくる「うぅ……」
キョン「…」
ハルヒ「どうキョン!? みくるちゃん体操服&スカートバージョ、」
キョン「こらハルヒ」
ハルヒ「え?」
キョン「朝比奈さんにそんなことしちゃダメだって言っただろ……ごめんなさい朝比奈さん」
みくる「ふぇぇっ?」
キョン「団員の嫌がることはしないって、約束しただろ。だめだぞハルヒ」
ハルヒ「え……うん、ごめん……キョン、怒ってる?」
キョン「怒ってないよ。ただ、こんな寒い日にそんなことして風邪ひいたら大変だろ?」
ハルヒ「そ、それもそうね! ごめんねみくるちゃん!」
みくる「…」(キョン君……涼宮さんのお父さんみたい……いいなぁ//)




796 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 02:50:28.47 ID:AKpA3xDDO
やっと追い付いた
ハルヒは原作とSSを2:8くらいで読むのが調度良い




797 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 02:52:22.95 ID:hThqkb200
ほのぼの展開で目から水が……
お父さんみたい… いいなぁ




798 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 02:52:31.36 ID:xTIvmJFL0
ハルヒ「キョン、自転車二人乗りするわよ!」
キョン「あぁこら、鞄を勝手にカゴに入れるな」

ハルヒ「早く! 早く漕いでよキョン!」
キョン「はいはい」
ハルヒ「行き先は任せるわ!」
キョン「……なんだよそれ」
ハルヒ「暇なの」ギュゥ
キョン「まあいいけど、しっかり捕まってろよ」
ハルヒ「もちろん!」ハム
キョン「!! みっ、耳を噛むな耳をっ」

ガチャ
古泉「あ、朝比奈さん」
みくる「はぁい!?」ビクッ
古泉「釘ないですか? 撒き菱でもいいです。なにか……パンクさせられるものを」
みくる「…」ガタガタ




801 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 03:02:57.14 ID:xTIvmJFL0
ハルヒ「…」
ガラッ
キョン「ハルヒ、大丈夫か?」

ハルヒ「……大丈夫じゃないわよ」
キョン「そうか……早退するか? 送るけど」
ハルヒ「大丈夫よ。頭痛薬飲んで少し寝れば楽になるわ」
キョン「大丈夫なんじゃないか」
ハルヒ「……女の子には色々あるのよ」
キョン「う……そっか、ごめん」
ハルヒ「…」

キョン「なにかしてほしいこととかあるか?」
ハルヒ「んー」
キョン「……辛いなら出て行こうか?寝てたほうが、」
ハルヒ「やだ。ココに居て」
キョン「……あいよ」
ハルヒ「あ、じゃあねキョン……お腹、撫でて?」
キョン「腹? いいよ。布団の上からでいいか?」
ハルヒ「……やだ。中から」
キョン「……人が居ない間だけな。ほら」
ハルヒ「ん……ふふっ、キョンの手冷たい」
キョン「ハルヒはあったかいな。ほら、俺は傍に居るから……な」
ハルヒ「うん……ありがと」




802 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 03:06:18.19 ID:Rf7S+I6RO
キョンは腹を撫でて性欲に勝てるのか…




805 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 03:17:49.98 ID:xTIvmJFL0
ハルヒ「キョンもこっち入りなさいよ」
キョン「誰か来たらどうすんだよ」
ハルヒ「誰も来ないわよ。少なくとも先生以外」
キョン「それが一番マズイだろ」

ハルヒ「…」
キョン「その、なんだ……すまないな」
ハルヒ「?」
キョン「男の俺には、ハルヒのその辛さが……わかんないからさ」
ハルヒ「ほんとにね。毎回こんなのに襲われる苦しみをわかってほしいもんだわ」
キョン「…」
ハルヒ「だから……その分、こういうときはいつも以上に優しくしてほしいかも」
キョン「おう、それなら任せとけ」
ハルヒ「気合入れて優しくされるのもなんかおかしいわね」
キョン「んー」
ハルヒ「……キョン」
キョン「ん?」
ハルヒ「なんか今、女の子に生まれて……よかったって思っちゃった」
キョン「そっか」
ハルヒ「今だけはあたし、か弱い普通の女の子になってもいいかな?」
キョン「……いいよ。ずっと俺が撫でててやるから。うん」




807 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 03:26:15.08 ID:xTIvmJFL0
ハルヒ「キョン! 雪!」
長門「?」
ハルヒ「あ、ごめん。有希じゃなくて……雪よ!」

キョン「おぉ、初雪だな」
ハルヒ「積もるかしら?」
キョン「どうだろうな。雨が降ったあとだから無理かもなぁ」
古泉「いいですねぇ。このまま吹雪いて全て埋もれてしまえばいいのに」
みくる「綺麗ですねー」
ハルヒ「寒くなってきた証拠ね! キョン、カーディガンとって」
キョン「ほら、腕広げろ」
ハルヒ「ほい」
キョン「……帰り道、滑って転ばないように気をつけないとな」
ハルヒ「ちゃんと手を握ってなさいよ!」
長門「…」コク
キョン「なんで長門が頷くんだ」




808 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 03:34:00.40 ID:1E55vPR2O
古泉が普通に毒吐いててワラタw




852 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 12:15:54.79 ID:xTIvmJFL0
ハルヒ「おはようキョン!」
キョン「あぁ、おはようハルヒ」
ハルヒ「ほら、寝癖付いてるわよ。だらしないわね!」
キョン「ん?んん」

ハルヒ「キョンは朝、何時に起きてるの?」
キョン「んー……七時半前後だな」
ハルヒ「よくそれで間に合うわね」
キョン「実際、ギリギリだ」
ハルヒ「もっと早く起きなさいよ! あたしなんて、お弁当作ってるから六時には起きてるわ」
キョン「よくやるなぁ」
ハルヒ「誰のを作ってると思ってるのよ」
キョン「うっ……」
ハルヒ「決めた。明日から、朝はキョンの家まで迎えに行くわ!」
キョン「なっ、悪いよ。いいって」
ハルヒ「あたしがそうしたいからするの! はい決まり! 決定だからね!」
キョン「……まぁいいけど」




856 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 12:21:34.90 ID:xTIvmJFL0
キョン「zz」
キョン妹「キョン君起きろー」ユサユサ
キョン「……ん……zzz」
キョン妹「むー」

ガチャ
キョン妹「キョン君ハルにゃんー」
ハルヒ「キョン!」ボフッ
キョン「ぬおっ!」
ハルヒ「ほんとにこんな時間まで寝てるの!? 起きなさいよ!」ベシベシ
キョン「うぉぉ……な、なんでハルヒが」
ハルヒ「もう忘れてるの!? 昨日言ったじゃない!」
キョン「……あぁ、そうか。なんか来るって、」
ハルヒ「いいから起きなさい!」
キョン妹「わー、ハルにゃんすごーい」




860 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 12:26:18.81 ID:xTIvmJFL0
キョン妹「いってきまーす」
ハルヒ「はい、いってらしゃい!」
キョン「…」
ハルヒ「もぅ、しゃきっとしなさいよ!」
キョン「わ、わかってるよ」

ハルヒ「ほらネクタイ」
キョン「ん」
ハルヒ「あーもー、もうこんな時間……もっと早く来るべきだったわ!」
キョン「なぁハルヒ?」
ハルヒ「なによ」
キョン「なんか、夫婦みたいだなこれ」
ハルヒ「……おはよ、キョン」
キョン「あぁ、おはようハルヒ」
ハルヒ「……よし! 準備できたわね! 出発よ!」




865 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 12:39:10.80 ID:xTIvmJFL0
キョン「二人乗りで行くか?」
ハルヒ「歩いていっても間に合わないでしょ」

キョン「よっと」
ハルヒ「あ、ちょっと待って」
キョン「?」
ハルヒ「寒いでしょ? マフラー巻いてあげる」
キョン「あぁ、そうだな。よろしく」
ハルヒ「よっと……はい!」
キョン「…」
ハルヒ「これであんたは、あたしが降りるまで降りられないからね」
キョン「何言ってるんだ。逆だろ? 俺が漕ぐんだから……ルートは俺のモノってやつだ」
ハルヒ「なっ、ちゃんと学校を目指しなさいよ!」
キョン「わかってるって。掴まってろよ」
ハルヒ「うん!」ムギュウ




866 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 12:42:19.23 ID:Tqf2oq1jO
くそ
俺の青春は・・・




867 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 12:46:11.78 ID:xTIvmJFL0
ハルヒ「明日はもっと早く来るからね」
キョン「いいよ別に。遠回りになるだろ?」
ハルヒ「構わないわよ。そう思うんなら早く起きなさい!」

キョン「…」
ハルヒ「ねぇキョン」
キョン「なんだ」
ハルヒ「……明日、すっごい早い時間に行ってもいい?」
キョン「? 何時ぐらい?」
ハルヒ「五時とか」
キョン「なっ、そんな時間に来てなにする気だ」
ハルヒ「別に目的なんてないわよ! ただ……なんとなく」
キョン「…」
ハルヒ「いや、やっぱりいいわ。意味ないわよね」
キョン「そうだな」
ハルヒ「…」
キョン「大体そんな明け方にハルヒを歩かせるわけにもいけないし」
ハルヒ「……うん」
キョン「だから、俺が早起きして……迎えに行くよ」
ハルヒ「……? ! ほんとに?」
キョン「たまには頑張ってみるさ。まあ……起きるかどうか、わからないけどなぁ」
ハルヒ「絶対よ! 約束したからね!」ムギュー
キョン「! わっ、バカ! 危ないって!」




870 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 13:07:06.31 ID:xTIvmJFL0
ハルヒ「……ふぁっ」
キョン「眠そうだなハルヒ」
ハルヒ「午後の体育は拷問よね……」
キョン「ほら、あと一時間頑張れって」
ハルヒ「……なによ偉そうに。朝あれだけグデグデだったのは誰よ?」
キョン「俺の行動時間は午後からだ。そういうこと」
谷口「朝からって……なにをしていたんだキョン!」
キョン「うるせぇ」
国木田「あははっ」

キョン「帰るか?」
ハルヒ「ちょっとだけ部室寄るわ」
キョン「あいよ」




873 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 13:11:05.86 ID:xTIvmJFL0
長門「…」
キョン「…」パチ
古泉「…」パチン
ハルヒ「ほら、動かないでよ」
みくる「ふぇぇっ」

ハルヒ「できた。ほら見て、三つ編みおさげ」
キョン「……おぉ」
古泉「いいですね。お似合いですよ朝比奈さん」
みくる「な、なんか恥ずかしいです」
ハルヒ「いいじゃない。似合ってるわよ!」
長門「…」
ハルヒ「……えいっ」
長門「…」
ハルヒ「たまには有希にも……じっとしてなさいよ?」
キョン「長門は言わなくてもじっとしてるだろうよ」
長門「…」
みくる「お茶淹れますねー」




874 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 13:20:21.71 ID:xTIvmJFL0
ガチャ
鶴屋「めがっさ!」
キョン「あ」

鶴屋「ゆっきーは居るかい? ……うおっ!」
長門「…」
鶴屋「ど、どうしたんだいそれ?」
ハルヒ「デコ有希よ! 鶴屋さんとお揃いね!」
鶴屋「にょろ……めがっさ可愛いにょろー//」
長門「額が冷える。あまりオススメできない」
鶴屋「でも可愛いっさ!」
長門「…」
鶴屋「それじゃ、ゆっきー借りてくよ! バイバーイ!」
キョン「さようなら……って、ほんとに仲良くなったなあの二人」
みくる「さてと、私もそろそろ失礼しますね。今日は用事が……」
古泉「僕もバイトが。今日はなにを叩き潰すんでしたかね……」
ハルヒ「じゃあね! また明日!」




875 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 13:22:38.79 ID:eHNJNOon0
鶴屋さん・・・




876 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 13:26:29.01 ID:xTIvmJFL0
キョン「……一気に静かになったな」
ハルヒ「よいしょっ」ポフ
キョン「…」

ハルヒ「なんだか今日は、いつも以上にキョンの傍に居る気がするわね」
キョン「朝からずっと一緒だもんな」
ハルヒ「明日もちゃんと来なさいよ? 約束したんだからね」
キョン「……そうだったな」
ハルヒ「あ、もしかして忘れてたんじゃないでしょうね!?」
キョン「そ、そんなことないぞ? 覚えてたとも」
ハルヒ「…」
キョン「ほんとだって。ほら……ふくれっ面すんな」ナデナデ
ハルヒ「……えへへっ」ムギュウ




877 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 13:27:52.35 ID:dHxalM1QO
鶴屋さんかわいいよ鶴屋さん




878 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 13:39:52.59 ID:xTIvmJFL0
ハルヒ「鬱陶しくない?」
キョン「なにが?」
ハルヒ「ずーっと傍に居たら」
キョン「別に。そう思ったことはないな」
ハルヒ「ほんとに?」
キョン「じゃあなんだ、ちょっと距離置いてみるか」
ハルヒ「……嫌」
キョン「はは、だと思ったよ」

キョン「思っても見れば、付き合う前からもそうだったじゃないか」
ハルヒ「?」
キョン「ハルヒはいっつも俺を呼び出して、連れ出して……」
ハルヒ「あ、あれは違うわよ! SOS団としてに決まってるじゃない!」
キョン「じゃあ別に俺以外でもよかったんじゃないか?」
ハルヒ「……だって」
キョン「わかってるさ。俺だってそれはそれで楽しかったし……いや、今も楽しいけどな」
ハルヒ「…」
キョン「……ん?」
ハルヒ「ぐすっ……へ、変なコト言わないでよね。バカキョン!」
キョン「どうしたハルヒ……うん」ポンポン




880 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 13:57:33.93 ID:xTIvmJFL0
ハルヒ「別に悲しくて泣いてるんじゃないんだからねっ」
キョン「うん」
ハルヒ「……キョンが変なコト言うから、なんか泣けてきただけなんだから」
キョン「そうだな」
ハルヒ「……わけわかんないっ」
キョン「おぅ」
ハルヒ「……大好き」
キョン「……うん」

キョン「もう大丈夫か?」
ハルヒ「ううん。まだぎゅーってしてなさいよ」
キョン「はいよ。満足いくまでそうしててやるよ」
ハルヒ「……キョンと付き合ってどのぐらいかな?」
キョン「んー……半年ぐらいかなぁ」
ハルヒ「たった半年なのに、なんか……すっごい幸せ」
キョン「そうだな。そういうもんなんだろうけど……恋人っていいな」
ハルヒ「これからもずっと、あたしを退屈させないでよね!」
キョン「わかってるとも」
ハルヒ「…」スリスリ




882 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 13:59:11.09 ID:Tqf2oq1jO
非常に胸が痛いですね




883 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 14:03:52.81 ID:xTIvmJFL0
ハルヒ「手、貸して?」
キョン「ほら」

ハルヒ「……ぴったりね」
キョン「そうか?」
ハルヒ「そりゃキョンの手の方が大きいけど、ぴったりなの」
キョン「ハルヒがそうって言うなら、そうかもしれないな」
ハルヒ「今日は別れるまで、この手を離しちゃだめよ」
キョン「……なんとも難しいなそれ」
ハルヒ「ダメだからね」
キョン「まあ、頑張ってみるさ」
ハルヒ「さ、それじゃ帰りましょ。明日も早いんだから」
キョン「……なんとか頑張ってみるよ」




885 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 14:21:02.89 ID:xTIvmJFL0
ハルヒ「明日は絶対、ちゃんと起きなさいよ!」
キョン「あぁ、任せとけって」

ハルヒ「何時に来る気なのよ」
キョン「ん? 五時に行けばいいんだろ?」
ハルヒ「……ほんとにそんな時間に起きれるの?」
キョン「起きるとも。その代わり、メールも電話も今日はしないでくれよ」
ハルヒ「なんでよ」
キョン「起きられなくなっちゃ困るだろ」
ハルヒ「じゃあ代わりになにかしなさいよ」
キョン「なにかって……これしかないよな」チュイ
ハルヒ「……また明日ね、キョン?」
キョン「あぁ、また明日。おやすみハルヒ」




886 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 14:33:24.21 ID:xTIvmJFL0
ピリリリr
キョン「zzz」
ピリリリr…

キョン「……はっ!?」
キョン「…」
キョン「……やっべ、早く……うおっ!」
バタバタ


キョン「……ハルヒー……」
ハルヒ「遅い!!」
キョン「うっ、ご、ごめん」
ハルヒ「もう六時半じゃない! ……だから言ったでしょ」
キョン「……もしかして、五時に起きてた?」
ハルヒ「当たり前じゃない!」
キョン「あぁ、ごめん。ほんとにごめんな」
ハルヒ「…」




887 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 14:39:16.82 ID:xTIvmJFL0
ハルヒ「ほら行くわよ!」
キョン「っと、どこ行くんだよ」
ハルヒ「…」
キョン「ハルヒ」
ハルヒ「うるさいっ!」
キョン「…」

キョン「……公園? へぇ、こんなとこに」
ハルヒ「反省してる?」
キョン「へっ?」
ハルヒ「だから、遅刻したの反省してるのかって聞いてるの!」
キョン「あ、あぁ。反省してるとも。ごめん」
ハルヒ「……許してあげる」
キョン「…」
ハルヒ「ねぇキョン。ブランコ」
キョン「ん? おぅ。いいな、たまにはそういうのも」




891 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 14:44:59.59 ID:Rf7S+I6RO
応援してるぞ
そろそろハルヒとキョンのエロ出してもry




892 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 14:47:04.68 ID:bUiWgRvz0
バーロィ!エロが無いからほのぼのするんじゃねえかッ!




893 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 14:48:45.04 ID:xTIvmJFL0
ハルヒ「うわー、冷たいわね」
キョン「しりが冷えるな……こっち座るか?」
ハルヒ「いい」
キョン「……まだ怒ってる?」

ハルヒ「ふふん、怒ってないわよ!」ポフ!
キョン「おっと」
ハルヒ「もっと早くキョンが来てれば、まったりできたんだけどね~」
キョン「いいじゃないか。まだまだ時間はあるさ」
ハルヒ「プラス思考ね……よっと」
キョン「?」
ハルヒ「コーヒー。寒いでしょ? 暖かいの作って持ってきてたの」
キョン「……サンキュ」
ハルヒ「熱いから気をつけないさいよ?」コポポ…




896 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 14:52:28.56 ID:xTIvmJFL0
キョン「ん……あったかい」
ハルヒ「フー……んぐ」

キョン「? コーヒー、飲めるようになったんだな」
ハルヒ「え? あぁ、嫌いだったけど飲めないほどじゃなかったしね」
キョン「にしても甘いコーヒーだけどな」
ハルヒ「うるさいわね! こっちのほうが好きなの!」
キョン「はは、じゃあ仕方ないか」

ハルヒ「……この鎖、錆びてる」
キョン「そういうもんだよ」
ハルヒ「そのうち撤去されるのかしら?」
キョン「そうだろうな……なんかちょっと寂しいよな、そういうの」
ハルヒ「…」
キョン「ここはあれか? ハルヒが昔遊んでいたとか」
ハルヒ「そうね」
キョン「お前にもそんな時期はあったんだな……なんか可愛いな、それ」
ハルヒ「なに言ってるのよ! 当たり前じゃない!」




899 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 15:02:00.60 ID:xTIvmJFL0
キョン「それは活発な子供だったんだろうな」
ハルヒ「む……否定はしないわ」

キョン「男の子とか女の子とか、そんなの関係なしに騒いでたんだろ?」
ハルヒ「うるさいわね!」
キョン「わかりやすいなぁハルヒは」ナデナデ
ハルヒ「…」
キョン「にしてもハルヒ、ブランコに大人が二人座るのはちょっと窮屈じゃないか?」
ハルヒ「なに言ってるのよ、まだまだ子供よ」
キョン「そうじゃなくてだな……まあ、いいけど」
ハルヒ「寒いわね。もっとぎゅーって」
キョン「あいよ」




900 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 15:05:43.08 ID:xTIvmJFL0
ハルヒ「成長したなぁ……」
キョン「そうだな。フニフニでほこほこだ」
ハルヒ「そ、そこじゃないわよ! バカキョン!」

キョン「思ってみれば、不思議なもんだ」
ハルヒ「?」
キョン「ハルヒと出遭った時、正直なんだこの女はって思ってたんだよ」
ハルヒ「…」
キョン「仕方ないだろ? 宇宙人がどうこうとか、出会ったことがない性格の子だった」
ハルヒ「わ、悪かったわね」
キョン「それが今じゃ、こんな風に……朝っぱらから小さなブランコで膝に乗せてるんだもんな」
ハルヒ「いいじゃない」
キョン「もちろん。想像してなかったけど、幸せっちゃあ幸せだ」
ハルヒ「……あたしも」




902 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 15:10:45.24 ID:xTIvmJFL0
ハルヒ「キョンの傍に居るとね」
キョン「おぅ」

ハルヒ「……どきどきして、でも安心して……よくわからなかったの」
キョン「?」
ハルヒ「それが好きだってことに繋がったときは、気が気じゃなかったわよ」
キョン「なんでだよ」
ハルヒ「あたしがそんな普通に、誰かに恋するだなんて……思ってなかったもん」
キョン「…」
ハルヒ「だから、このままじゃダメかなって……告白したのだって、本当に一生懸命だったんだからね!」
キョン「わかってるとも。俺が一番びっくりしたんだから」
ハルヒ「……断られたらあたし、どうなってたのかな」
キョン「さぁな。普段と変わらないかもしれないし……変わってたかもしれない」
ハルヒ「……ありがと」
キョン「なにが?」
ハルヒ「あたしのこと、好きになってくれて」
キョン「……こちらこそ」




903 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 15:14:04.40 ID:xTIvmJFL0
ハルヒ「来年も、その来年も……ずっとキョンの傍に居れるかな?」
キョン「どうだろうな。先のコトはわからないさ」
ハルヒ「……冗談でもそうだねって言いなさいよ!」

キョン「んー……それは本当にわからないんだ。仕方ないさ」
ハルヒ「…」
キョン「まあ今の感じなら、死ぬまで俺の膝、肩、腕。……その他もろもろはハルヒのモノだろうけど」
ハルヒ「うん」
キョン「なにがあるかわからないんだ。しっかり二人で頑張ろうな」
ハルヒ「なにを、どう頑張るのよ?」
キョン「そうだな……適度に甘えて、適度に甘えられてみるとか」
ハルヒ「いつも通りってことね!」
キョン「恐らくな」
ハルヒ「うん! 二人で頑張るわよ! キョン」
キョン「おぅ」




904 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 15:18:56.38 ID:xTIvmJFL0
キョン「そろそろ行くか」
ハルヒ「まだ」
キョン「遅刻するぞ」
ハルヒ「……まだしてないもん」

キョン「? なにをだよ」
ハルヒ「…」
キョン「おーい。うつむいてちゃわかんないぞー」
ハルヒ「言わないとわからないの!?」
キョン「はは、ごめん。わかってるよ……こっち向いてくれ」
ハルヒ「……ん」

キョン「……好きだ、ハルヒ」
ハルヒ「うん……大好き」
キョン「さ、そろそろ行くぞ。学生も増えてきた」
ハルヒ「そうね! 二人乗りで行くわよ!」
キョン「……俺が漕ぐんだよな」
ハルヒ「当たり前じゃない!」

ハルヒ「ほら、キョンはここ! ここに座りなさい!」
キョン「……ったく。ちゃんと掴まってろよ? 行くぞハルヒ」
ハルヒ「それ出発! ……大好き、キョン」ムギュゥ




905 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/05/11(日) 15:19:09.48 ID:gk7uD6I80
やばい・・・そろそろ古泉成分がないと精神が持たないかもしれない・・・




907 :ハルヒはキョンの嫁 ◆1MI4v.6Sm2 :2008/05/11(日) 15:22:37.53 ID:xTIvmJFL0
キョンが告白するとは思えない。アレはそんな度胸ないだろうしw
だから二人がそうなるには、ハルヒが頑張らないといけないのかもね。これはそうした未来って感じかな?

なんとも早いスポードでこのスレも進んだなぁ。こりゃ仕事中に1000いっちまうかww
まあいいや。ハルヒかわいい!ハルヒは誰の嫁でもなく、キョンの嫁。絶対。

鶴屋さんと長門は任せた……
おまいらなら、なんか素敵にしてくれるだろうよw
それじゃ、またなにか考えたら……プリンかスレ立てるか、どっかでまたww

ノシ



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