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自分用SSまとめ

ボーイ・ミーツ・トンデモ発射場ガール ep.1_Index 12: 黒いマリア

最終更新:2011年09月06日 23:35

meteor089

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ボーイ・ミーツ・トンデモ発射場ガール ep.1_Index 12: 黒いマリア

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[19764] ep.1_Index 12: 黒いマリア
Name: nubewo◆7cd982ae ID:f1514200
Date: 2011/02/27 18:36
「……で、あたしらに情報がないか、教えてもらおうと」
「妥当な判断だね? 人に聞くのを躊躇わなかったのは、正解だよ」

窓際に置物のように立った神裂とステイル、そしてベッドに腰掛けた三人に、黄泉川先生とカエルみたいな顔をした中年の医者が向かい合っていた。

「こう言っちゃ悪いけど、要領を得ない説明だからな。こちらから確認していくじゃんよ」

今は一通り、事情を説明したところだ。
先生も隣の医者も、なんだか微妙な表情をして、こちらを見つめていた。
インデックスを救うことが、可能だとも不可能だとも言わない。
むしろ、なにか頓珍漢な答えを口にした学生を前にしているようだった。

「インデックスは、10万冊を超える書物を一字一句完璧に記憶している。そしてそれは脳の記憶容量を酷く圧迫する。現状でその占有率は85パーセントで、残り15パーセントを生命維持に使える。そして類稀な記憶能力のせいで、その15パーセントはきっかり一年で消費され、放っておけば死に至る。だから一年ごとに脳の容量を確保するために記憶を消している。なお、書物を覚えた部分の記憶削除は出来ない。……こういう現状を、なんとか改善したい、であってるか?」

ちらりと、神裂たちを見る。コクリと頷いた。

「前提が、ずいぶんとおかしいんだね?」
「どういうことですの?」

困ったというように頭をかく医者に、光子が尋ねた。
ふむ、と黄泉川は嘆息して、腕を組んだ。

「婚后、お前常盤台の学生だろうに。まあいい、夏休みだから、今度上条と一緒に小萌先生の補習を受けるじゃんよ」
「はい?」
「記憶野が一杯になるなんてことが有ったとして、それで人が死ぬとお前本気で思うか?」
「……それは。呼吸は出来るでしょうし、食事も摂れるでしょうね」

しばし逡巡して、光子は答えた。
情報を記憶する細胞と、生きるためのプログラムが書き込まれた細胞は別物だ。
生命維持に必要な部分を侵食するような『記憶』行為を、人は記憶するとは呼ばない。
指摘されてみれば、たかが記憶が一杯になった程度で死ぬなんて、おかしなことだった。

「この場合記憶って長期の記憶だろう? 短期、中期的な記憶は保持できるから、ある程度の会話も可能だな。喜怒哀楽を失うこともない。それに今まで覚えたことは忘れないんだろう? ……お前達の言うことを最大限信じたとして、インデックスはそれなりに人間らしい生活を送れるじゃんよ」

ステイルと神裂は、難しい顔をしたまま黙っていた。
科学的にはそれはおかしいことになっている、という議論を、どこまで受け入れるべきなのか。
神裂は、インデックスに一つ、尋ねた。

「……頭痛は、ありますか?」
「さあ? どうかな」
「ちゃんと教えてくれ。……その、どうなんだ」

弱みを神裂たちに見せるのにためらいがあったのだろう。
だが今はその逡巡は不要だった。
インデックスは、嘘がばれたような顔をして、一言こぼした。

「二三日前から、時々ちょっと痛む、かも」
「ちょっとどころではないでしょう。一年前も、そうでしたから」
「……」
「あなた方が言うことと、矛盾しているように思うのですが」

神裂がじっと黄泉川先生と医者を見つめて言った。

「矛盾、って言われてもな。そもそも85パーセントって数字の根拠はなんなんだ? 1冊100メガバイトで計算して……10万冊なら10テラバイトか? 記憶できる情報量で言えば、全シナプス数の1パーセントくらいだけどな、それ」

単純なフェルミ推定だ。
100メガバイトという値に信憑性があるかは分からないが、テキストデータなら本一冊100メガバイトは見積もりすぎだし、画像データとしてもそんなものだろう。
少なくとも、2桁も精度がおかしいことはないはずだ。

「学園都市ですら、脳細胞の何パーセントがどの機能を持つ細胞か、なんてのを完全には把握できてないじゃんよ。それを、お前らの誰が知ってて、誰が数字をはじき出したんだ?」

答えは、なかった。

「おい、答えろよ。魔術師」
「……根拠、と言われましても。我々もこの事実は突きつけられたに過ぎません」
「知らない、ということですの? どうしてそんなあやふやなことでこの子を追いまわして……」
「理屈なんてどうでもいいだろう。……実際一年に一度記憶を失っていて、頭痛で意識さえ保てなくなってくるこの子を見ているのに、憶測でああだこうだと言われてもね」

成る程、現場がまず成すべき仕事は問題解決であって、解決法の改善だとか、そういうのは現場に遠いことだから出来る、というのは事実だろう。
黄泉川も医者も、所詮は他人事だから、まるで現実に即していない憶測をあれこれ捏ね繰り回せる。
現場の直感と理論屋の理屈が合わないのは、よくある話だ。
ただ、現場の人間、つまりステイルと神裂が、黄泉川の常識で言ってあまりに経験則に頼りすぎだった。

「別に難しいことじゃないじゃんよ。確かな事実の積み重ねにちょっとした推論を足しただけだろ」
「その確かな、というのがどこまで確かなのかは疑わしいね。科学に基づくと、なんていうと聞こえは良いけど、本当のところはこの子の頭に穴でも開けてみないとわからない癖に」

それは確かにそうだった。
ある一個人の特性全てを、あらかじめ知ることは出来ない。
科学が把握しているのは、人間という生き物の平均的な姿と、平均からのずれ方だ。
禁書目録と名づけられたある一人の少女のことを、あらかじめ知っているわけではない。
だが黄泉川は科学者の直感として、インデックスがこれまでの脳生理学の常識を覆す、人類初のケースだとは思えなかった。
もっと、これまでの科学が集めてきた経験的事実で、説明付けられるはずだ。
その態度は、科学を信仰する、つまり大概の事実はすでに人類が持っている科学法則で説明が出来ると、そう信じることを意味している。
だから異教徒である魔術師には、その言葉は届かなかった。



「僕からも言わせてもらうとね?」

口を挟んだのは、魔術師でも科学者でもない、医者だった。
科学寄りではあるが、科学が持つ哲学、信仰としての側面には頼らない。
あくまで人を死なせないことに最も重きを置く、そういう職業の人だった。

「考えてみるべきなのは、君たちらしい理屈で言って、この子を一年に一回、記憶喪失にさせるメリットはあるのか、だね」
「……答えにどんな意味があるかは分かりませんが。メリットはあるでしょうね」
「それはどんな?」
「この子を10万3000冊の書庫とするなら、その管理人が必要です。誰か一人がその任を独占してしまうより、一年の任期を与えたほうが健全と言えるでしょう」
「なるほどね。それじゃあ、科学寄りの僕の意見を言わせてもらおうか。記憶能力のせいで余命一年だという説明より、君が言ったような理由で、一年に一回何らかの処理を受けないと死んでしまう体にされてしまった、と捉えるほうがよほど自然だね」

ギクリ、と。
神裂とステイルの顔が、はっきりと強張った。

「そ、そんなはずは――――」
「……あの女狐の好きそうなことだね。真実かどうかは分からないけど」
「しかし、我々に嘘をついて何の得が?」
「実に都合のいい存在じゃないか。あの子と仲良くなるのを避けているくせに、どこへ逃げるときにも文句一つ言わずずっと付き従って、僕らはあの子の監視だけをしている」
「それは……そうですが、しかし」
「別にこの医師の言葉を完全に受け入れたわけじゃない。ただ、一理ある、と言っただけだよ」

医者は、納得したように頷いて、もう一言添えた。

「そういう考えを裏付けられそうな方法は、あるかい?」
「裏づけ、ですか?」
「ああ。一年に一度処理をしないとこの子を死なせてしまう魔術がこの子に掛けられている、そういう仮説を確かめられる何かさ」

神裂が鋭い表情で、医者を見た。

「……ずいぶんと魔術に親しみがあるような言い方ですね」
「まさか。僕は医者だよ。人間にはさまざまな信仰を持つ人がいる。命を助けた上で幸せにするのに、必要な方便を沢山知っているだけさ。科学はいつでも人を納得させてくれるわけじゃない」

肩をすくめて、医者はそう言った。
超能力者を開発する科学者、学園都市の高校教師である黄泉川にはその柔軟性はなかった。
人の生死に近いところには、理性でカタのつけられない世界があるのだろう。
黄泉川は医者が魔術という言葉をそういう意味で使っているのだろうと理解した。

「神裂。この子の体に、なにか魔術を施されたような痕跡は?」
「……別にまじまじと見たわけでは有りませんが。そんな目立つものは、見えるところには……」

神裂は何度となく二人でシャワーや風呂を共にしたことがある。
そのときに、特徴となるような刺青や聖痕は見なかった。
わざわざ見ないような場所だとか、内臓に直接彫られているだとか、そういうことなら分からない。
光子が医者を振り返って尋ねた。

「レントゲンとMRIは撮れますの?」
「ああ。でもMRIは駄目だね」
「どうしてですの?」
「金属が体に埋め込まれてたら発熱が大変だよ。刺青のインクに金属微粒子が入ってた場合も危険だね」
「何をしようとしているのですか?」
「切らずに体の中を見ようとしているのですわ。それで何か分かるかもしれませんでしょう? 仮にこの子の体に魔術が施されているとして、その場合どんな痕跡があるとお思いなの?」
「……そんなのあるかどうか分からないけど、人に施す術にはやっぱり刺青が多いんだよ」

まさに自分のことなのだ。
気味の悪そうな顔をしながら、インデックスは答えた。
その答えに光子は考え込む。
MRIは原子の磁化変化を調べることで生体内の様子をイメージングする技術だ。
磁化の変化を促す磁場のせいで金属の発熱が促されると、40℃以上の熱に弱い生体に悪影響がある。
刺青には発色のため金属粉が混ぜられることがあるから、安易には使えなかった。
レントゲン、X線CTは原理が違うからこの心配はない。
超音波イメージングも可能かもしれない。

……問題は、そういった技術でインデックスの体を隅から隅まで調べられるか、という問題だった。
むしろ、まずは触診を行うべきなのだろう。

「まあ、必要なら言ってくれれば用意はするよ。……ところで、この子の上顎、軟口蓋の所に彫ってある魔方陣は、関係あるのかな?」
「えっ?」

インデックスがまず、一番驚いた。
それはそうだ。
知らないところで、自分の体にそんなものが彫られていたのだから。
神裂とステイルは硬直していた。
別に、医者の言い分が正しかったのかは分からない。
ただ自分達が信じてきた前提がだんだんと不確かになって、全く別の可能性が存在感を増している。
当麻と光子は、インデックスを上向かせて口を開いた。
医者がペンライトを渡してくれる。
意味など、二人に理解のしようもない。
だが、確かに、そう大きくもない紋章が一つ、インデックスの喉の辺りに、彫られていた。

「なあ魔術師」
「なんだい?」
「お前らならこの紋章の意味、分かるのか?」
「……君と違って、紋章の魔術的な意味を損ねることなく書き写すことは出来ると思うよ。意味を理解することが出来るかは、見ないとわからないね」
「そうか」
「だけどここには、10万3000冊の魔道図書館がある。僕が知らなくても、この子ならわかるかもしれない」

ステイルは、どうせ何も二日では出来ない、と思ったことを自嘲した。
この子を救うのに、あと二日もある。それは、とても希望に溢れた事実に思えた。


ステイルが一歩、インデックスへと踏み出す。
当麻はステイルと神裂に、インデックスに触れさせることを一瞬、躊躇した。
そして当麻以上に、インデックス自身にためらいがあった。
その隙を突くように、部屋にピリリリ、と携帯端末の音が響く。

「はい黄泉川。……また、か。分かったじゃんよ。こっちは人を減らしても大丈夫そうだから、すぐ行く」

黄泉川が事務的な口調で二三言を交わして電話を切った。
そしてステイルと神裂を見つめる。
……事情の説明のなかで、結局この二人と共闘することになった経緯が、きちんと伝えられなかった。

「上条。こいつらと、一緒で平気なのか」
「俺たちは一つの目的に沿って動いてます。こいつらは俺を信じてるわけじゃない。けど、インデックスを助けたいってことについてだけは、俺もこいつらも信じあえる」

ふん、と馬鹿にするようにステイルが鼻で笑った。
青臭く信じる、なんて言葉を使われたことに対する照れ隠しだった。

「……わかった。それじゃあたしはちょっと地震対策のほうに顔を出す。悪いけど、病院からは出ちゃだめじゃんよ」
「黄泉川先生。また地震ですか?」

一番敏感に反応したのは医者だった。
二日前まで黄泉川家で眺めていたテレビでも、盛んにその件を報道していた。
学園都市の、それも一部だけを襲う地震。
震度は大したことがないから大きな問題にはなっていないが、普通の地震ではないことは確かだった。

「ええ。原因は特定されつつあるらしいですけどね」
「困ったな。僕も設備の点検をしておかなくてはならないね」

ここでは体で感じるほどの地震はなかった。
だが精密機器の多い病院は、地震に神経質だ。
医者は当麻たちのほうを向いて、諭すように口を開いた。

「君達。何をするにしても、万が一の準備だけはしておくよ? ここは僕の病院だ。死なせないためのあらゆる技術を、ここなら提供できる。かならず相談してくれ」

神裂と、当麻と光子は、部屋を出て行く医者と黄泉川に向かって丁寧に頭を下げた。



「さて。それじゃあ、調べようか」
「……」

嫌味な笑みだとか、そういうのを全部消して、ステイルが酷く真面目にそう宣言した。
手には当麻の手からひったくったペンライト。
インデックスが、きゅ、と上条の袖をつかんだ。
記憶を失ってしまった過去に、目の前の神父が仲間だったと言われても、インデックスの警戒感は解けてはくれなかった。

「インデックス」
「わかってる。とうま」
「……こうしましょうか」

光子が、ベッドに座るインデックスを後ろから抱きしめた。
そして当麻が、インデックスの顎に手を添えて、口を開いて上向きにさせた。
ステイルはペンライトを当てて覗き込むだけだ。

「随分と厳戒態勢だね」
「悪く思うなよ」
「別に構わないさ」

胸元からメモ帳のようなものをペンを取り出してから、ステイルはインデックスの喉にライトを当てた。


一瞬の硬直。

周囲の誰しもがその意味を窺う中、すぐさま我に返って、紋章の写しを取り始めた。
ステイルは恐ろしく上手かった。
中心に一文字あって、それを囲うように円が書かれている。
その円はよどみのない真円を描いているように見えるし、円を縁取る細かな文様までも、正確だった。

「……描けたよ」
さして時間も掛からず、ステイルは写した紋章をインデックスの手のひらの上に置いた。神裂が身を乗り出してそれを覗き込む。
「……これで意味が分かるモンなのか?」
「君は黙っていろ。何も期待なんてしていないからね」

当麻は言い返してやりたかったが、全くそのとおりなので黙ることにした。
光子はインデックスを抱いた手を離さず、後ろから眺めた。

「私の知らないルーンが有るね」
「……ははっ」

乾いた笑いが、ステイルからこぼれた。
軽薄な響きの癖に、怒りが篭もっているのが分かった。

「どうしました、ステイル」
「いやなに、このルーンは、僕が新しく付け加えた字なんだよ。力ある字を加えるってのは、かなり高度な技なんだけどね。……僕以外にこれを作ったルーン使いがいるとしたら、そいつは僕の読んだ書物なんかを全て知ることの出来る立場にいるんだろうね」

『必要悪の教会』に自分の知らされていないルーン使いがいるのかと笑ったステイルだったが、事態はもっと外道だった。
自分の編み出した術式を、丸ごと盗んで使った術者がいる。
そしてそれを可能にする権限を持った人間も関わっている、そういうことだった。

「あの女狐ならやりかねないな」
「こういう手が好きそうだというのは否定はしませんね。……それでステイル。あなたはこれを読めるのでしょう?」
「ああ。当然だね。
 『姉妹よ、救済者が他のすべての女性たちよりもあなたを深く愛しておられたことをわたしたちは知っています。あなたが覚えている救済者の多くの言葉、あなたが知っていて、私達の聞かなかった言葉を私たちに話してください』
 ――――だってさ」
「……どういう意味ですか?」
「福音書の一節だよ」

インデックスが、素っ気無く答えた。
ああ、とステイルが相槌を打つ。

「十字架に架けられ墓に埋葬された主が復活するくだりか。……こんなシーンだったか?」
「十二使徒に女性の使徒はいませんが」

原語のまま読めるステイルと違い、神裂はステイルの日本語訳を聞いただけだ。
別段聖書に慣れ親しんでいるわけでもない神裂には、ピンとこなかった。
いぶかしむ二人に、当麻は答えを急いた。

「これ、聖書の引用なのか?」
「……考えているところだ。せかさないでくれ」
「聖書の一節、ではないんだよ。聖書っていうのは、マタイ、マルコ、ヨハネ、ルカ、この四人の使徒が書いた福音書から出来てるの。これはこの四つとは違うね」
「これは外典からの引用なのですか?」
「むしろ偽典と言っていいかも。マグダラのマリアの福音書だね」
「マグダラの……あの罪深き女の守護聖人、ですか」

なるほど、と神裂は思った。
あらゆる魔導書を取り込んだインデックスは、キリスト教的価値観から言って、まさに罪深き女だ。

「マグダラのマリアの加護を、利用した魔術なのですね」

7つの悪霊をイエスに追い出してもらい、ほかの婦人達と共に自分の物を出し合って、主イエスにガラリヤから付き従った女。
かつては娼婦であり、知性の足りぬ女という生き物が、それでも改悛をしたという象徴的な存在。
カトリックという教えの中で、売春婦達の心の拠り所であり続けた。
神裂は不愉快を、そっと心の中に押し留める。
誰かが穢れを引き受けなければならないから、それを引き受けただけなのに。
インデックスを罪深き人のように象徴することは受け入れがたかった。

「あなたもカトリックの人なんだね。とんだ勘違いなんだよ。マグダラのマリアが罪深い人だなんていうのは」
「え?」
「まあ、歴代のローマ教皇がそう認定してきたから、カトリックにとっては『そう』なのかもしれないけど」
「どういうことですか?」

いぶかしむ神裂を尻目に、インデックスは光子に問いかけた。

「キリスト教は、その成立時点でかなりばらばらに分かれちゃったんだよ。どうしてだと思う?」
「それは……やっぱり主義主張の違いではありませんの?」
「例えばどんな?」
「例えば……ああ、聞いたことがありますわ。キリスト教はユダヤ教の派生として生まれたわけですけれど、たしかユダヤ教はかなり女性を低く見る宗教だったようですわね」

地政学の授業で聞いた話が、どことなくリンクしている気がした。

「そうだね。礼拝所に女性は入ってはいけない、なんて戒律があったみたいだね。そういう考えが自然な社会に、もし女性の高弟がいればどうなると思う? 今まで皆を導いてきた救済者イエスが人としての肉体を失ってしまった後に」
「……仲たがいを、起こしましたのね?」
「確かなことはもう分からないけど。今のキリスト教を広めた12人の使徒の中に、女性はいないんだよ。聖書に載った『正しい』福音書にはね、マグダラのマリアは、主の使徒に奉仕した女性、つまり使徒の使徒であり、主が復活したときには驚き慌てて、取り乱しながら男性使徒に報告しに行ったって風に書いてあるの」
「マグダラのマリアが書いた福音書ではどうなっていますの?」

光子はそう尋ねた。
聖書に書かれたことは、確かに真実なのかもしれない。
だが、女性とは蒙昧な生き物であるという社会常識が前提となっていたなら? 女性はそのように書かれるべきという考えが普通だったなら?
インデックスは自らが収録した邪教の教えを、次々と明らかにしていく。

「主が亡くなって、教えを広めようとしたときに男性使徒はみんな怖気づいたの。異端の宗教である主の教えを広めれば、弾圧されるから。マグダラのマリアはそんな皆を慰めて、ほかの使徒たちに語られていなかった主の教えを伝えたの。そうしたら、ある男性使徒がこんな風に言ったって書いてある。
 『あの方がわたしたちには隠れて内密に女と話したのか。わたしたちのほうが向きを変えて、彼女に聞くことになるのか。あの方は、わたしたちをとびこえて彼女を選んだのか』
 って」
「時代や風土によって価値観は決まるものですから、悪いとは言えないのかもしれませんけれど。……女は馬鹿だと、そういう前提があるのでしょうね」
「ちなみに、こんなことを言った人のお墓、『使徒十字<クローチェ・ド・ピエトロ>』の上に、ローマ正教の大聖堂は建てられているんだよ」

仕方ない側面はあるのだろう。
水が少ないあの土地では、月に一度、血で汚れる女はさぞかし穢れて見えるのだろう。
日本ですらそうだったのだ。女という生き物がそんな役目を引き受けた『合理的な』理由を考えれば、自ずと女は男より罪深く、劣った存在だという答えが出てくるのだ。
マグダラのマリアと相容れなかったペトロは、その時代のユダヤ教徒の、ごく普通の価値観の持ち主だっただけなのだろう。
そして主に最も愛された女使徒は、いつしか元売春婦というレッテルが貼られ、教皇達によってそれが承認されてきた。
正しい過去は塗りつぶされ、罪深い女になった。

「……つまり、マグダラのマリアの福音書をわざわざ引用したのは」
「私の過去を否定する、そういう意味合いがあるのかも」
「ふうん、気が効いてるね。たとえこの子の紋章を見つけても、今までの僕らなら、この子を保護するお守りに見えたわけだ。本当は首輪なのにね」

面白そうな口調で、ステイルはそんなことを言う。
目が全く笑っていなかった。

「それじゃあインデックス。この真ん中の文字は分かるかい?」
「ルーン文字だけど……アルファベットのMの借用文字だよね」
「マグダラのマリアのM、ということですか」
「どうかな。Mに象徴されるのは普通、聖母マリアのほうだろう。……ああ、そういうことか」
「何か分かったの?」
「マリアをルーン文字で、それも黒に金粉を混ぜた墨で書いた意味はなんだろうね。ヒントは、銀髪で分かるように君がケルトの血を引いてるって事かな」

つまらなそうにステイルがヒントを出す。
科学側の二人にも神裂にも分からなかったが、それだけで、インデックスは分かったらしかった。

「黒いマリア」
「ご名答」
「説明してください、ステイル」
「あなたは日本人みたいだから知らないかな。ヨーロッパの各地に、黒塗りのマリア像があるんだよ。キリスト教では黒は死の象徴だから、マリア像に黒を塗るなんておかしいよね」

北西ヨーロッパに黒人などいるはずもない古代。
そんな時代から深い森に生えた古木の洞(うろ)や洞窟の中に残されてきた、黒いマリア像。
黒塗りの下には金が塗られているものもある。
インデックスに彫られた紋章は、それを象徴していた。

「何故そんなことを?」
「君こそその心境をもっともよく理解する人だと思うけどね、神裂。キリスト教を押し付けられたケルトの民が、マリア像のなかに自分達の女神を隠したんだよ。いや、どこまでその認識が正しいかは君に聞いたほうが早いな。観音様の中にマリア様を隠した君たちは、それでもマリア様だけにすがったのかい? それとも観音様とマリア様、どちらにもすがったのかな」
「……」
「なんにせよ、マリアという存在に塗りつぶされて、ケルトの女神は名前すらも忘れられてしまったんだ。こう言えばもう、言いたいことはわかってくれたかい?」
「ケルト人のインデックスを、この名前すら忘れられた女神になぞらえている、と。そう仰りたいの?」
「よくわかっているじゃないか。全く、よく出来た仕掛けだね。この子を二重にマリアになぞらえる。過去を否定されて、いつしか娼婦になったマグダラのマリアと、過去を塗りつぶされて、いつしか聖母マリアに同化させられてしまった『黒いマリア』とにね。一人の人間からただ過去を奪うだけなのに、随分と凝った術式だ」

そして、術式を発動させるのは神裂火織なのだ。
正しい教えから離れさまざまな宗教を習合させてしまった、天草式十字凄教の元女教皇。
これほどうってつけの人材も少ないだろう。
神裂が使ってきたのは、主の教えから遠い天草式が、それでも忘れないで保ってきたマリアの加護、それを利用する術式だった。
正当なカトリックであればあるほど、マリアの加護に頼ることはしない。
もともとそれは正しい教えではないからだ。
そもそもマリア信仰は、歴代の教皇達に何度も否定されてきた。
信仰の対象は主イエスであるべきで、その生みの母は無価値な人ではないにせよ、注目すべき人でもないとされてきた。
だが、民衆は常にその意に常に反した。

なぜなら、マリアは母の象徴だから。
子どもを産むという、その行為の象徴だから。

数字を見れば笑ってしまうほど子どもの死亡率が高い近代以前において、最も人が救われない思いをするのはわが子を失ったときだ。
だから、異端とは言わずも正統ではない、と何度教皇がそう認定してもマリア信仰は失われることはなかった。
そしてその信仰の根深さは、異端を取り込むときにも存分に発揮される。
古代ケルトにおいても、そして日本の九州においても、主イエスよりも強い影響力を、マリアという存在は担ってきた。
主がその御名どころか存在すら忘れ去られる一方で、カクレキリシタンはマリアを忘れることだけはなかった。
そして今、その信仰の有り様を逆手に取られていた。神裂ならマリアの力に頼ると分かっていたから、マリアの紋章に呪われたインデックスの、記憶消去を託されたのだ。
一人では、神裂はその紋章の深遠な意味に気づくことはなかっただろう。
そしてこの事実は、とても大きな意味を持っていた。
神裂は、ステイルに問いかける。

「確認をとります。私はこの子の記憶を消しましたが、新しい記憶は何度もそこに上書きされていると思っていました」
「違うらしいね。この術式、『黒いマリア術式』とでも名づけておこうか。これはこの子の記憶を消し飛ばすものじゃない。徹底的に否定して、隠匿する術式だよ」
「つまり、それは」

インデックスが言葉を継いだ。

「この式を正しく解いたなら、私は今までのことを、全て思い出せるんだね」

神裂は、胸を押さえた。とめどなく沸いてくる希望が、胸につかえて苦しい。
ステイルが笑った。いつもどおりの嫌味な笑いを作るつもりだったのに、失敗していた。


言葉に詰まった魔術師二人の代わりに、光子がインデックスに声をかけた。

「上手くいけば、インデックス、晴れてあなたも人並みの生活が送れますわね」

心の中には、チクリと刺すものがあった。
全てを思い出せば、たった一週間を過ごしただけの自分達は、ちっぽけな存在になるだろう。
励ました言葉にキレがなかったことは認めるが、それ以上に、インデックスに喜んだ雰囲気がなかった。

「インデックス?」
「この人たちが私を助けるために頑張った人たちなら、それを忘れた私はどれだけ薄情なんだろうね。そうやって到底返せないような借りを、私は何人の人に対して作っちゃったのかな」

それは迷いでもあった。
過去は時に重荷でもある。
人は誰しもその荷を下ろすことが出来ない。
しかし換言すれば慣れているという意味でもある。
逆に今から背負わねばならないインデックスにとっては、過去を背負うことは漠然と恐ろしかった。

「……あなたに忘れられた私達ですが、それでも貴女を恨んだことなど、ただの一度たりともありはしません。きっと、歴代の、あなたの傍にいた人たちも全てそうでしょう」

神裂はそれに自信があった。
それだけ、愛らしい少女なのだ。
その心に一年間触れた人間が、インデックスを恨むことなどありえない。
それは確信できることだった。

「……で、結局なんとかなる、ってことでいいのか?」
「ステイル」

当麻の質問を、神裂はステイルに振った。

「原理は簡単なんだ。『黒いマリア術式』を解呪するには、『黒いマリア』の力を借りればいい。ただ、この便宜的な名前じゃなくて、ケルトの名もなき女神からマリアの要素をちゃんと差し引いた、本来の女神の力を借りられればいいんだ。それも大規模な魔力は必要ない。その女神をその女神として看做す、それだけでいいんだけど」

ステイルがそこで言葉を切った。
ルーンやカバラのように、莫大な知識を必要とする術式ではない。
そういう意味で簡単な術式だった。
……ただし、マリアと習合してしまう前の、古い女神の本当の姿さえ分かるならば。
神裂がインデックスを見る。
インデックスが女神の真名を知っていれば、それで解決する問題だった。
インデックスは静かに首を横に振った。

「知らない、か。……真名に頼れないと長くなるけど、祈祷文を作ってみよう」

祈りを捧げるというプロセスで女神の力を引き出す。
英国人には珍しくもない、ステイルもケルトの民の末裔だった。
正しい祈りさえ捧げられれば、力は問題なく発動する。
だがその正しい祈りというのが難しかった。
ケルトの民は、大和王権が統一する前の日本のように、似たような原語と文化を持っていながらそれぞれ違う集族として纏まっているような、そういう有り方をしていた。
比較的詳細に史料の残った『トゥアハー・デ・ダナーン<ダーナ神族>』の物語のような、特定の集族のものに頼りすぎれば本質を見逃すかもしれないが、そういう具体的記述に頼らなければ女神の本質に迫ることさえ出来ない。
確実な呪文を構築するのが難しい術式だった。


「なあ、俺の右手で触っちゃまずいのか?」

当麻は、ついそう聞きたい気持ちを抑えられなかった。

「……最後の手段として、決して否定はしませんが。貴方の右手は何もかもを壊します。例えば時速60キロで走る車から、突然エンジンとブレーキを取り外せばどうなります?」
「そりゃ、事故るだろうな」
「貴方の右手がすることは、そういうことです。それでは戻る記憶も戻らなくなるでしょう。下手をすればこの子の命を脅かすことになるかもしれません」
「だから早まった真似だけはしないでくれよ」
「言われるまでもねーよ」

トントン、と地面をつま先で叩いて、無力感を紛らわせる。
いま必要なのは不貞腐れることではない。

「いつやる?」
「今日やろう。時間はもう少し遅いほうがいいだろうね」
「インデックス。絶対に……救ってみせますから」
「……うん」

神裂の、万感篭もったその瞳に、インデックスはたじろいだ。
それが今の二人の距離感だった。
いや、インデックス側の距離感だった。
神裂はしまったと後悔した顔を一瞬見せて、あとは事務的な表情を装った。

「その、こういうのを聞くのはよくないかも知れませんけれど、失敗したらどうなりますの?」
「どうもならないか、正しい記憶封印の術式以外に晒されることでペナルティが発動して、この子の死を招くか、そんなところだろうね。まあこの子に魔力はないから、周りを巻き込むような派手な死に方はしないだろうけど」
「では失敗したら、この街の医療に頼ることになりますのね?」
「……そうだね、魔術で、咄嗟にペナルティを解呪するのは難しいだろうね」
「そう。じゃあ、あとで医師の方に伝えておきますわ」
「頼みます」
「で、場所はどうするんだ?」
「……聞いてどうするんだい?」
「どうするも何も、そこに行くに決まってんだろ?」
「正直、魔術を使う場所に君は必要ないんだけどね。その右手がどんな悪さをするか分からないし」
「……」

そっと、当麻の袖をインデックスが引いた。

「とうまと、みつこに隣にいてほしい」
「魔術には、必要ないだろう? 君だって分かっているはずだ」
「二人がいてくれたほうが、私はずっと頑張れるから」

インデックスに真っ直ぐ見つめられて、ステイルは苦々しげに目を逸らした。

「好きにしなよ。だが上条当麻。君はこの子からちょっと離れていることだね」
「……いいさ。理由は理不尽じゃない。従うよ」

話は、決まりだった。
インデックスという少女が、死を迎えるまでにあと2日。
それだけの時間を残して、今日、全ての決着がつく。
みんなが幸せになれる未来が手繰り寄せられるように、当麻はそれだけを決意に。

インデックスの頬をつねってやった。
「むー! いひゃいってば、とうま!!」

***********************************************************************************************************
あとがき
『黒いマリア術式』を考案するにあたり以下の文献を参考にしました。
『マグダラのマリアによる福音書 イエスと最高の女性使徒』 Karen L. King著 山形孝夫・新免貢訳 河出書房新社(2006)
『聖母マリア崇拝の謎 「見えない宗教」の人類学』 山形孝夫著 河出ブックス(2010)
『カクレキリシタン オラショ-魂の通奏低音』 宮崎健太郎著 長崎新聞新書(2001)













ボーイ・ミーツ・トンデモ発射場ガール ep.1_Index 12: 黒いマリア

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