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ボーイ・ミーツ・トンデモ発射場ガール interlude08: 電話をする人しない人

最終更新:2011年09月08日 22:12

meteor089

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ボーイ・ミーツ・トンデモ発射場ガール interlude08: 電話をする人しない人

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[19764] interlude08: 電話をする人しない人
Name: nubewo◆7cd982ae ID:f1514200
Date: 2011/04/01 01:22

「これとこれは、もう要りませんわね。勿体無いですけれど、仕方ありません」

確認するように光子は自室でそう呟く。
もうじき黄泉川家へと引っ越すので、その荷造りの前段階、要らないものを捨てる作業に入っているのだった。
光子に割り当てられたスペースは今いる寮の自室の半分くらいだ。それなりに私物は捨てるなり、実家に送るなりしなければならない。

「せっかく揃えましたのに……。飾るスペースがないのでは仕方ありませんけれど」

大きな棚を埋め尽くすように静かに座った西洋人形たち。
光子の部屋にはもう一つ棚があって、そちらには主に文学小説が並んでいる。
棚の端っこには漫画がある。当麻に借りたものと、話を聞いていて気になったものだった。
当麻と同じ物語を共有したのが嬉しくて、ここ最近で一番読んでいるのはこの漫画だった。
この棚の半分以上は実家に送らないと、黄泉川家には入らない。

一番広い部屋を貰えたとは言え、黄泉川家は庶民向け家族用マンションだ。
そんなところペットのニシキヘビ、エカテリーナのための巣箱とエサ用冷蔵庫、さらには勉強机まで置こうというのだから、すでにそれだけで手狭だ。
ちなみに光子はベッドも入れようとしたのだが、計画段階で黄泉川に駄目出しをされてしまった。
常盤台の寮で使っているベッドは光子の実家から持ち込んだもので、ゆうにダブルベッド級のサイズだから部屋に入りきるはずがない。
ではどうすればいいのかと聞くと、カーペットが敷かれただけの床に直接布団を敷いて寝るべし、とのことだったが、布団は畳に敷くものという常識を持っている光子には仰天モノだった。
そのアドバイスに従うことにしたのは黄泉川の一言のせいだ。
曰く。

『下宿暮らしなら珍しいことでもないじゃんよ。それに、上条はお坊ちゃんじゃないぞ? あいつと暮らすならこれくらい慣れとかないといけないじゃんよ』

だそうだ。
その一言で光子の腹は決まった。
将来、婚后の家が当麻を応援すれば、光子は今と同じ暮らしをずっと出来るかもしれない。
でも、そういうものがなければ、財閥の令嬢の暮らしをきっと当麻は維持できないと思う。
若くて収入がないっていうのは、きっとそういうものなのだ。
惨めな暮らしをしたくないとは思う。
本音としてそれはある。
だけど、いつか迎えたい当麻との未来において、あれこれと文句を言うだけのお嬢様になんて、絶対になりたくない。
できるなら当麻と苦楽を共にする、パートナーでありたい。
部屋が狭いくらいで、床に直接布団を敷くくらいで、文句を言うようじゃきっと駄目なのだ。

……ファミリータイプのマンション暮らしよりも新婚生活は貧しいであろうことまでは予想の埒外だったが、光子はそういう決意を持って、黄泉川家に引っ越すのであった。


捨てるものをまとめて、部屋の隅に置く。
時計を見ると、いつも当麻と電話をする時間だった。
電話は何時間でもしたくなるけれど、大体20分から1時間くらいと決めていた。
会えなかった日は必ず、どちらからか電話をする。
デートをした日も今日の楽しかったことを二人で思い出して、短めにかける。
当麻と同じ屋根の下で暮らした日々のギャップで、一人でいることがいつもに増して寂しかった。
今日はインデックスの通う学校に挨拶しに行ったはずだから、それも聞いておきたい。
光子は鞄に入れてあった携帯を取り出し、慣れた手つきで当麻に電話をかけた。

「もしもし」
「あ、当麻さん。私です」
「おう。元気してるか、光子」
「はい」

受話器の外の喧騒がいつもと違った。
アニメらしい爆発音や女の子の声がする。
この時間のアニメではないから、録画だろうか。

「もしかして黄泉川先生のところにいますの?」
「よくわかったな」
「後ろでカナミンの音がしますもの」
「あー、なるほど。いまインデックスが必死だよ。いけーだのやれーだの」

そんなこといってないもん! という声がうっすら聞こえた。

「でも当麻さん、こんな遅くに先生の家から帰るのは危ないですわよ」
「大通りならまだまだ人はいるけどな。でも今日は泊まることになるかもな」
「え?」
「こないだから地震多いだろ? それも不自然なのが。そのせいで対策会議だの資料作成だのが大変らしくて、まだ先生帰ってきてないんだよ。インデックスを一人にするのも良くないしさ、帰ってくるまではいようと思って」
「そう、ですの」
「光子?」
「当麻さんは、インデックスと二人っきりですのね。まだ私だってそんなことしてませんのに……」
「い、いや仕方ないだろ? それにインデックスといたって何もないって」
「それは、信じていますけれど」
「だって考えてみろよ。光子と俺が二人っきりだったら、俺は理性保てない自信がある」
「えっ? も、もう! 当麻さんの莫迦。エッチなことばっかり仰るんだから」
「へー? 具体的に光子はどういうこと考えたんだ?」
「知りません! もう」

ちょっと声が大きくなったのを自覚して、光子は慌てて布団にもぐりこんだ。
顔までシーツをかぶって声を漏らさないようにする。

「インデックスに替わろうか?」
「あ、はい。でもカナミンに夢中じゃありませんの?」
「今終わったところだよ。ほれ、インデックス」

途中から当麻の声がインデックスに向けたものになる。

「あ、みつこ?」
「元気にしてますの? インデックス」
「うん。っていうか一昨日まで一緒だったんだからそこから急に変わるわけないよ」
「風邪でもひいていたら話は違うでしょう?」
「風邪とかは大丈夫だから。ねえねえみつこ」
「どうしたの?」
「今日、とうまと一緒にこれから私が通うっていう学校に行ってみたの」
「そうでしたわね。どうでした?」
「学校を経営してる教会は胡散臭すぎてちょっとどうかと思うけど……。でも司祭様もシスターの人たちも、あと友達になったエリスも、みんな良い人だったよ」
「もうお友達が出来ましたの?」
「うん。校舎を案内してくれたの。あー、それとね! 聞いてよみつこ! 当麻が水道から出たホースを踏んだせいで私とエリスの服に水がかかったの!」
「あら、それは災難ですわね」
「私もエリスも服が透けてきちゃって、とうまがジロジロ見てくるし」
「あらあら。当麻さんはやっぱり、当麻さんなのね。どこに行っても、何をしても」

お、おいインデックスと当麻の戸惑う声がする。
光子は当麻への恨みを書いた心のノートに、この一件をしっかり記録した。
いずれ、電話ではないところできちんと問い詰める必要がある。
インデックスが話してくれた続きを聞いて、再び電話を当麻に替わってもらった。

「当麻さんのエッチ」
「む、替わってすぐがそれかよ」
「だって。一緒にいられないときに当麻さんはすぐそうやって他の女の人と仲良くするんですもの」
「そんなことないって」
「じゃあ今日は他の女の人とは会いませんでしたの?」
「ないない」
「もう……疑いだしたら切りがありませんから、これくらいにしておきます」

この流れで、当麻は布束先輩と美琴に会った話をする勇気はなかった。
実際、別にナンパだとかそういうわけではなかったのだし。

「光子は、今日は何してたんだ? たしか昼過ぎにはあの佐天って子の面倒を見てるってメール見たけど」
「ええ。今日は朝から佐天さんにお会いしていましたの。あの子、今日また一つ、レベルが上がりましたのよ」
「へぇ。たしか一ヶ月前にはレベル0だった子だろ? すごいな、そんなに上がるものなのか」
「才能がおありなんですわ。私と違って」
「そう言う光子はレベル4だろ?」
「……たぶん、レベル3もすぐですわ、あの子。私と肩を並べることも充分ありえると、最近思いますの」

今日佐天は、簡易検査でレベル2認定を受けた。
それは、幅広い知識を身につけ自分の能力を最適化することや、反復練習によって能力をより深く体に刻み込むことなしに、とりあえずで取れる点数がレベル2クラスだったということを意味している。
能力を使えるようになって一ヶ月どころか、まだ三週間にも満たない。
『慣れ』という最も強い武器を未だ手にしていない佐天が、あと一ヶ月でどこまで伸びるか。
レベル4に届かないでいて欲しいと、そう嫉妬する自分がいるくらい、佐天は先が知れなかった。

「あの子みたいな方を、たぶん、天才というのですわ」

いい師だと自画自賛するのは気が引けるが、おそらく、彼女は指導者にも恵まれたのだろう。
ほんの少しの間に学べたことが、あれもこれも、能力を伸ばすのに活きている。
同時に心配の種でもある。
これからは、むしろ花開くまでに時間の掛かる知識を詰め込む作業になる。
今までの伸びが急激なだけに、伸び悩みに屈しない気持ちの強さを持てるかどうか、それが問題だった。

「天才……か。そう言うって事は、光子もライバルって意識し始めてるのか」
「そうかもしれません。最近、私自身は伸び悩んでますの。だから余計に」
「そっか。ま、能力は人それぞれ。誰かと競争するものじゃないしさ、あんまり気にするなって」
「ええ。そうですわね」

それで良いと思う。
光子も最近気づいたのだが、よく考えれば光子は誰とも競ってなどいないのだ。
自分の能力、可能性を広げたい、その思いでこの街にいるのだから、他人は関係ない。
学園都市は競争原理を持ち込んで能力者の開発をしていて、小さい頃から先生に誰彼より上手い下手だなどと言われなれているせいでつい引きずられてしまうが、仮にレベルが0のままだったとして、別に、誰かより劣るなどと考える必要はないのだ。
本当にこれっぽっちの劣等感も感じさせず、レベルで人を測らない当麻を、光子はとても尊敬していた。
自分には中々それが出来ないがゆえに。

「俺もレベルが上がれば生活は楽になるから、それだけは羨ましいんだけどなあ」
「ふふ。でも当麻さんみたいな『原石』の方には、レベルという概念自体が無意味なのかも知れませんわね」
「原石?」
「そういう名前が付いていると、常盤台指定のヘアサロンで耳にしましたの。学園都市に来るより前から、何らかの能力を身につけていた人のこと、らしいですわ」
「へー。たしかに俺、その定義のとおりだな」
「私達が養殖で育った能力者で、当麻さんが幻の天然超能力者、ということなのかしら」
「なんかそれ全然嬉しくないぞ。ブリか鯛みたいだ」
「ごめんなさい。でも、原石なんて意味深ですわよね」
「え?」
「だって、磨けば光る、ということではありませんの? 当麻さんの能力も、もしかしたら」
「んー……、別に、昔っから何も変わらないけどなあ」

あまり興味なさそうな当麻だった。
電話している時間はかれこれ20分くらいだろう。
布団の中に篭もっている光子のほうが、実はいつも先に眠くなるのだった。
当麻の声を聞いた後、そのまま眠るのが習慣になっていた。

「ねえ、当麻さん」
「どうした? 光子」
「明日、お暇はありますの?」
「特に予定はないけど、宿題やらないとな」
「もし、よろしかったらですけど、常盤台の寮祭にいらっしゃいませんこと?」
「寮祭?」

光子は、今日佐天に言われて思い出したことを、当麻に伝えた。
盛夏祭は学び舎の園の外にあるほうの寮でやるイベントなので、あまり興味がなかったのだ。
だが、当麻に会える唯一の手段となれば話は別。

「私も忘れていたんですけれど、明日は寮を外部の方に公開する日なのですわ。インデックスも暇でしょうし、それに」
「そこなら、俺と会える?」
「……はい。当麻さんの顔が、見たくって。来てくださいませんか?」
「勿論。俺も、光子に会いたいからさ」
「当麻さん」

光子はベッドの中で目を瞑る。
布団の暖かみを当麻の抱擁に重ねて、抱きしめられているときを思い出す。

「好きだよ、光子」
「私も。大好きですわ、当麻さんのこと」
「じゃあ明日はデートするか。常盤台の寮で」
「はい、恥ずかしいですけれど……。そこでしか、会えませんものね」
「佐天って子も来るのか?」
「ええ。時間があったら紹介いたしますわね。あと、湾内さんと泡浮さんも」
「おー、話にしか聞いてなかった光子の友達と会えるんだな。楽しみだ」
「私じゃなくて、私のお友達の女性と会えるのが楽しみですのね」
「光子が一番なんて、言うまでもないことだろ? 受付なんだったら、出会い頭にそこでキスでもしようか?」
「だ、駄目ですわ! そんなの恥ずかしすぎて死んでしまいます! 大体当麻さんだって、恥ずかしくて出来ないくせに」
「さすがに人前ではなぁ。だから光子、人のいない場所、探しといてくれよ」
「え?」

さらっと言った当麻の一言が、光子の胸を高鳴らせた。

「会ってキスの一つもできないんじゃ、寂しいだろ?」
「……はい。わかりました」
「ちなみに人前で手を繋ぐのは?」
「あの、ごめんなさい。先生に目をつけられると、困りますから」
「そうか、それじゃあ、人前ではあんまりそういうのできないんだな」
「ごめんなさい」
「いいって。光子、声がだいぶ眠たそうだけど、もう寝るのか?」
「あ、はい。もういい時間ですし、このままがいいです」
「そっか」

当麻が歩く音がした。
ガラガラとベランダの窓を開く音がして、家の中の音が遠ざかった。
理由はなんとなく分かった。
きっと、インデックスに聞かれるのが恥ずかしいのだろう。

「光子」
「はい」
「愛してる」
「ぎゅって、してください」
「ぎゅーっ。……はは、光子可愛いな」
「当麻さんのためだったら、いくらでも可愛くなりたい」

目を瞑って、当麻に抱きしめられているつもりになって、話をする。
話の中身だとかには僅かに差異があるが、この中身のないピロウトークはほぼ毎日の、寝る前の儀式なのだった。

「こないだ町で俺の同級生に会っただろ? アイツ、あれから羨ましいしか言わねえんだよな」
「そうですの」
「正直、光子と付き合ってなくて、光子みたいな可愛い子の彼氏やってる友達見たら、羨ましいしか言うことないと思う」
「嬉しい。もっと褒めて、当麻さん」
「光子は最近可愛くなった。なんか、甘え方が上手になった気がする」
「ふふ。ずるくなったとは言わないで下さいましね?」
「ずるくても可愛いからいいよ」
「じゃあ、もっとずるくなりますわ。……ねえ当麻さん、外は暑いでしょう? そろそろ私は寝ますから、当麻さんも部屋にお戻りになって」
「ああ、じゃあそうするな。光子、お休み」
「キスして、下さい」
「ん」

ちゅ、という音が耳に聞こえる。キスを聞かせるのが、互いに随分と上手くなった。

「光子も」
「はい」

耳に当てていた携帯を目の前において、音の受信部に口付けをする。
自分の気持ちが全部、当麻に伝わるようにと願いながら。

「光子、愛してる」
「私も。当麻さん、愛してます」
「それじゃあ、おやすみな」
「はい、おやすみなさいませ」

電話を切るのは、いつも当麻のほう。
寂しくて切れない光子のかわりにやってくれる。
もちろんそれは寂しいことでもあるが、光子はいつまでも余韻に浸っていられる。
寝る準備は、もう済ませてある。
光子はベッドの中から出ることなく、リモコンで明かりを消して、眠りに付いた。
当麻が傍にいてくれる光景を、心の中に浮かべながら。







あと、1プッシュ。
それで届く。

美琴の携帯電話のディスプレイに映るのは、

『今日はありがとね。あなたのおかげで、すぐに布束さんが見つかったし、問題も解決しました。お礼って程じゃないけど、もし明日暇なら、常盤台の寮祭に来ませんか? もしよかったらだけど、来てくれたら案内くらいはします』

というメッセージ。
ホントに、ガラでもない。
アイツに敬語なんて使ったこと、一度も、いや、布束に言われたとき以外にはないのに、なんでこんな丁寧な表現のメールにしたんだか。
理由は、今日の夕方のやり取りだった。
アイツには、常盤台の知り合いが他にいるらしい。
その子はきちんとした言葉遣いで話すらしい。
まあ常盤台ならそのほうが普通だ。
年上の男の人なんだし、生意気にアンタなんて呼ばれてうれしい事は無いと思う。
だから、お礼のメールくらいはちゃんとしたほうがいいのかな、とか、でもいつもとギャップがありすぎたら絶対笑われるし、本音の部分では軽く見ているのだと思われるのは嫌だなんてあれこれ考えてしまう。
黒子にばれないようにコソコソ何回にも分けて推敲を重ねたのに、送らないのも勿体無いわよね。

……まあ、あのバカに寮祭なんてそれこそ勿体無いかもしれないけど。
お嬢様の多い場所で鼻の下なんか伸ばしたら承知しないんだから。
ルームメイトの白井は、今ちょうど入浴中だ。
何をするにも、今ならばれない。
扉の向こうの音は、ちょうど髪か体を洗い流しているらしいシャワーの音を立てていた。

「やっぱり、電話にしようかな」

誰にともなく、そう呟く。
電話なら言葉遣いで戸惑うことなんてない。
いつもどおり喋ればいい。
頭の中で会話をシミュレートする。

『もしもし』
『御坂美琴です』
『おうビリビリか』
『今日はありがとね。ねえ、明日うちの寮に来ない?』
『え? 何しに?』
『寮祭があってさ、その、案内くらいはするから』

「ああもう……。お礼に寮祭って絶対変じゃない。別に来てもらったって大してお礼は出来ないし。ってかアイツにお礼するほどのことしてもらってない!」

それならそもそも当麻を誘うという発想自体が要らないのだが、その考えに美琴はたどり着かない。
そして悩んでいるうちに、だんだんメールの内容まで陳腐に見えだして、送信ボタンを押す勇気がまた萎えてしまうのだった。

「『ウチの寮祭に興味ある?』って書くのは……なんか『はい』って言われても下心が見えてイヤ。かといって明日寮に来なさいって命令するのは全然話が通ってないし……」

ごろごろとベッドの上を転がる。

『明日よかったら、ウチの寮祭に来ない? 案内するから』

ではどうだろう?


「駄目駄目。こんなんじゃ私がアイツに来て欲しいみたいじゃない。――――そんなわけ、ないんだから。っていうか、私の誘いなんか、むしろ断るほうが普通よね。追い回してばっかりで、仲良くなんてしてこなかったんだし」


断られたときをシミュレートしようとして、1ケース目で挫折した。

『よかったら明日、寮祭があるから来て』
『悪い、忙しいんだ』
『そっか、ごめんね?』
『おう、じゃ』

この反応ならいいほうだ。
せっかく誘ったのに、断られたら怒ってしまうかもしれない。

『来て』
『忙しい』
『せっかく誘ってやってるのに何よその態度!』
『はあ?』

……こうなるとお終いだ。
次に会ったときにもうこれまでどおりには話せなくなる。

電話をするからには、疎遠になんてなってはいけないのだ。

「やっぱりメールにしようかな……。でも、男の人にどれくらい顔文字とか付いたメール送っていいかわかんないし。それに黒子とでも内容の取り違えで喧嘩するんだから、アイツとならなおさら……。よし、腹をくくれ御坂美琴。ただ電話をちょろっとかけるだけじゃない。ハッキングと違って、緊張なんか要らないのよ」

メールを保存して、アドレス帳を開く。
上条当麻という名前の検索は10回以上はしたので、慣れたものだ。
あとは、これまた1プッシュで当麻に電話が繋がる。

押せ押せ押せ押せ。
あとそれを押したら、もう後はなるようになるに決まってる!
たかが寮祭にちょっと誘うだけじゃない!
つまんないことでウジウジするのは私らしくない!
ほら、さっさと指、動いてよ!
動けっつってんのよ!


力の入らない親指を、コールボタンの上に乗せた。
あとはぎゅっと押し込むだけ。
左手を上から添えて、出力不足を補う。
これを押して、アイツを誘って、寮の中を案内したりお昼ご飯を二人で食べたり、その後のヴァイオリン独奏を聞いてもらったりするだけじゃない!
別に変な意味なんてないし、さっさと電話すればいいのよ!

「もう一度息を吸ったら、ボタンを押す!」

それは自分への宣言だった。
残った息を肺から追い出す。
急に仕事をしだした心臓に苛立ちを覚える。
なんで緊張してるみたいにドクドク言うのだ、今このタイミングで。

スゥゥゥゥゥ、と美琴は息を吸い込んだ。
もうどうにでもなれ、と思いながら親指にグッと力を込めて――――



「ああ、いいお湯でしたわ。お姉さまも早くお入りになったら……って、床に転げ落ちるなんて何をしていおられましたの?」
「なななななななんでもない! 別に何もしてない! ちょっと携帯弄ってたらベッドから落ちただけ!」
「だけ、って。それは充分おかしなことだと思いますけれど。それでお姉さま。まだ入られないんでしたらお風呂のライトを消しますわ」
「入る入る! すぐ入るからそのままにしといて!」
「はあ。……まあ、言われた通りにはしますけれど」

テンションが高いというか、やたらめったらに慌てている美琴にいぶかしみながら、黒子は体を流れる水の雫をぬぐった。
美琴は開きっぱなしの携帯をベッドに上にぽんと放り出して、パジャマと下着の準備を始めた。



「もしもし? なあ、返事してくれビリビリ」

返事がない。
ただのいたずら電話のようだ。
……とはいえかけてきたのが御坂美琴なのは電話番号で分かっているので、いたずらなのかもよく分からない。
何かの緊急事態かとも一瞬身構えたのだが、後ろで、

『お姉さま、ご一緒させていただきますわ』
『黒子アンタいま入ったところでしょうが!』

なんて平和な声が聞こえるので、どうもそういうわけでもなさそうなのだ。

「ねーとうま。またみつこから電話?」
「いや違う。光子は寝たからな」
「それじゃ、あいほ?」
「いや、先生もいい加減電話くれても良いと思うけど……今のは違う」
「じゃあ誰」
「まあ、知り合い、かな」
「女の人だよね」
「え?」
「とぼけても駄目だよ」

インデックスに、なぜか睨まれている。
それなりに遅い時刻に女の子から電話を貰ったというのは光子になら謝らなければならないような気もするが、インデックスには、こう言ってはなんだが関係ない。

「言っとくけど、俺からかけたんじゃないぞ。それに御坂のやつ、かけてきた癖に出やがんねーんだよ。わけがわかんねえ」
「ふーん。……浮気じゃ、ないんだよね」
「当然だ。ってかあっちも俺のことなんて別に気にしてないだろうさ」
「ならいいけど」
「俺と光子が喧嘩したら、心配か?」

インデックスの髪を撫でてやる。
お風呂上りだからか、乾かしたものの僅かに湿りを帯びて、柔らかい。

「当たり前なんだよ。みつこは、とうまに嫌われたら絶対に落ち込むもん」
「いや、俺も光子に嫌われたら本気で落ち込むけど」
「とうま、やめよう。そういうの考えるの嫌だよ」
「だな」

くぁ、とあくびしたインデックスが、ソファに座った当麻の隣に腰掛け、そのままぽてんと倒れた。

「眠いなら布団に行けよ」
「まだ起きてる。あいほが帰ってこないし」
「そう言いながら俺の膝を枕にするな」
「しらないもーん。とうまだからいいの」

腰に手が回されて、ぎゅっとインデックスがしがみついた。
テレビの音量を落として、髪を梳いてやる。
ものの数分でインデックスは落ちたようだった。
まるで子供をあやしながら夫の帰りを待つ主婦みたいだな、と自分の境遇を自嘲しながら、当麻は黄泉川を待った。






「佐天さーんお邪魔しますよー、って、寒っ!! なんですかこれ?!」
「あ、ういはるー。いらっしゃい」

今日は、七月の終わり。
冷房のない外はうだるような暑さで、当然のことながら初春は半袖のシャツとスカートという夏向きの軽装である。
ところが初春を招いた佐天はと言うと、モコモコの半纏を着て、季節外れのコタツに入っているのだった。

「なんでコタツが出てるんですか……」
「え、なんでって。鍋にはやっぱコタツでしょ?」
「そもそもこの季節に鍋っていうのが分からなかったんですけど」

初春はさっき電話で、鍋するからうちにおいで、と佐天に誘われてきたのだった。
突拍子もないことを考える友人なのは知っていたから、夏に鍋ということはさては相当辛いヤツで汗だくになるイベントか、と覚悟していたのだが、どうやらおかしいのは鍋じゃなくて室内温度のほうだった。
電気代が、すさまじいことになっていると思う。

「エアコン何℃にしてあるんですか?」
「ふっふーん、エアコンは切ってあるよ」
「え? じゃあ」
「うん。窓から熱だけ追い出してる」

窓を見ると半開きになっていて、それをハンパにふさぐようにダンボールが目張りされている。
窓の上下二箇所が開いた状態になっていて、どうやらそこから換気扇みたいに空気をやり取りしているらしい。
もちろんファンなんてどこにも見えないが。

「片方の口から部屋の中の空気を追い出して、もう片方から外の空気を入れてるの。んで、外の空気は取り込むときに熱だけ私の渦の中に溜めておいて、熱が一杯になったら外に捨てるって訳」
「こないだも人間エアコンやってましたけど、なんか随分性能上がりましたねー……」

この前は、室内で渦を作って、佐天が窓際に歩いていって渦を捨てる、という動作を必要としていた。
それで普通の冷房並みの温度に保っていた。
今日はどうやら、窓のところに定常的な渦を作って、それを制御しているらしい。
ぶるりと初春は体を震わせた。
エアコンの設定温度なんてどれだけ頑張っても20℃くらいのものだが、この部屋の温度は、どう考えてもそんなレベルじゃなかった。

「ほら見て初春。なんかキラキラして綺麗でしょ?」
「え、ちょっ……佐天さん! それダイヤモンドダストです! 冷やしすぎですよ!」
「え? ダイヤモンド?」

知らずに作っている同級生に初春は頭痛を覚えた。
道理で寒いはずだ。
まさか、氷点下とは。
高い湿度、緩い風。
確かにダイヤモンドダストができる好条件は整っている。

すでに準備が終わっているらしくコタツの上にはガスコンロと切った野菜、そしてお肉が並んでいて、電灯付近でキラキラ瞬く細氷のせいで文字通り肉が霜降りになりかけていた。
ここで夏服の自分が過ごすのは、どう考えても無理というか無茶苦茶というか。

「ほら初春。そんなカッコじゃ風邪引くよっ」
「あ、ありがとうございます。じゃなくて佐天さん! 何もこんなに冷やさなくても」
「え、でも今からお鍋だよ? 寒いほうが美味しいじゃん」
「やりすぎです! 佐天さんのご実家だって、まさか氷点下の室内でお鍋なんてしないですよね?」
「当たり前でしょ。それに空気は冷たいんだけど、床とかが全然あったかいんだよね。だから大丈夫」
「あ、ホントだ……」

佐天は空気なら冷やせるが、他のものは間接的にしか冷やすことが出来ない。
真冬の建物は真冬並みの温度になっていてすこぶる冷たいものだが、ここはそれとは違い、地面なんかは真夏の温度から冷えていっているところなのだ。
地べたに座り込んでも、腰が冷えるような感覚は覚えなかった。

……意外と、いいかもしれない

「じゃ初春、さっさとご飯にしよっ。私のこの能力も、長くは持たないし」
「あの佐天さん、食べながらコントロールするって大変なんじゃ」
「んー、でも毎日やってるからね。もう慣れたかな?」

佐天は今月の電気代を見るのが楽しみだった。
エアコンを自分が肩代わりすると全くといっていいほど電気が要らないので、恐らくは春先よりも電気代は下がるだろう。
自己最安値を更新するだろうと見込んでいた。
エアコン修行は、何気に一番お気に入りの修行だ。
帰宅から就寝までの5時間くらい、常に冷やさないとあっという間に室温は上がるし、お風呂上りを涼しくしたいなら入浴中も能力を保たないといけない。
そして渦の形や熱吸収の効率など、工夫するポイントはいくらでもある。

……それが本当はレベル1の能力者にとってどれほど過酷なはずの修行なのか、あっさりと今日、レベルアップを果たした佐天にはまるで分かっていなかった。

「実用性のある能力が使えたらレベル3って言いますけど、佐天さんってもうその域にあるんじゃ」
「うーん、でもエアコンのほうが疲れないわけだし、実用性って言われると微妙じゃない? あ、でも、ほら」

佐天は財布からIDカードを取り出した。
光子は交付は明日だと言っていたが、面倒見のいい担任が、今日のうちに認可して、カードを作ってくれたのだった。
レベル2と刻印された、佐天のカードを。

「えっ? レベル……2?」
「うん。今日、上がったんだ」
「すごい! すごいじゃないですか佐天さん! こんなにあっという間にレベルがまた上がるなんて。これちょっとした話題になるレベルですよ!」
「あは。ありがとね、初春」
「ゆくゆくは御坂さんを超える逸材に……」
「ちょっと、それは無理だって。御坂さんレベル5だよ?レベル2になっても大人と子供くらいの差はあるんだから」
「じゃあ白井さん超えで」
「いやレベル4もあんまかわんないでしょ。そういうことは、もっと伸びてから言わないとね」

謙遜する佐天を初春は見つめる。
レベル4の白井に並ぶことを、無理とは言わなかった。
さすがに学園都市で7人なんていう超エリートは見据えていなくても、佐天は今、とても高い場所を見つめている。
憧れではなくて、手の届く場所として。
そんな風に親友が前を向いてくれてるのが嬉しかった。

「佐天さん。お腹すきました。晩御飯食べましょう」
「だね。じゃあ、ささっと用意するから」

足が冷えてきたのでコタツにもぐりこむ。
真夏に半纏とコタツで鍋をする、というのも、意外と悪くないものだと初春は思った。












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