テオ・テスカトル

肉質

部位 切断 怯み値
55 0 30 10 25 10 200
33 0 30 5 15 5 200
20 0 15 0 10 0 400
背中 20 0 15 0 10 0 400
前脚 38 0 20 5 15 5 280
後脚 30 0 15 5 10 5 340
40 0 25 10 20 10 280
38 0 20 5 15 5 330

攻略

速さ、威力、判定三拍子そろった攻撃を持ち、炎を操る古龍。別名「炎王龍(えんおうりゅう)」。立派な赤いたてがみと鋭い牙を持つ、百獣の王たるライオンのような風貌の竜である。

この古龍の使う技は炎と爆破。特に粉塵を撒き散らしこちらを爆破やられにさせ、炎の攻撃で起爆させ大ダメージを与える、というコンセプトのボス。爆破やられの際に炎ダメージを受けるとダブルでかなりの痛手となる。
火やられと同じくガンランスはステップを何回か踏めば解除できるが、慣れない内はスキル「爆破やられ耐性」を積んでいると安心。
また攻撃の気絶値がやたら高く設定されているのか、2、3発連続で技を食らうと高確率で気絶する。攻撃力の高いテオの前で気絶するのはすなわち死を意味するため、気絶耐性を積むと磐石か。

攻撃全般が爆発やられ+炎でダブルダメージを受けるため、かなりダメージを貰う。特に突進が痛い上に鬼のような判定を持つが、昔のようにノーモーションで繰り出してこないだけまだ有情か。
今作に出てくる同じ骨格の古龍のうち一番強いという声もよく聞くが、知ってしまえば対処は難しくないため慣れるまで頑張ろう。

「火炎纏いモード」と「粉塵纏いモード」の二パターンを備えており、火炎纏いでは近付くとスリップダメージを食らい、口から火炎を吐くようになる。
粉塵纏いでは直接のダメージはないが、こちらを即座に爆破やられ状態にさせてくるためこれはこれで危険。どちらの纏いでも、最大限までチャージさせてしまうとスーパーノヴァに派生し、纏いがリセットされる。

実は密着すると、突進にさえ気を付ければ比較的安全。歴戦王個体ではそれを対策されてか、粉塵を自身の体に即座に纏い爆破させる新モーションが追加された。
しかしそれ以外は変更はなく、キリンと同様テオ対策をきちんと出来ているハンターにとっては「体力と攻撃力の高いテオ」程度のものである。
とは言え元々の力が高い古龍なので、順当に全てが強くなっている。耐性なしではあっという間に気絶させられ、キャンプ送りとなる。テオ対策を更に固めて、挑む必要があるだろう。

歴戦王テオのクエストでは、歴戦王クシャルダオラも登場し、二匹を引き合わせられれば確定で縄張り争いをしてくれる。地味に貴重なダメージソースなため、なるべく引き合わせたいところ。普通に戦っていれば、初期エリアの次にエリア9で戦うことになるため、ほぼ確実に縄張り争いを起こさせることができる。

余談ではあるが、歴戦王テオ実装時には歴戦王クシャは実装されていなかったため、実装前に王クシャと戦うことができる貴重な機会でもあった。
縄張り争いをしたら確定で帰っていく上に、普通に戦おうとしてもあの手この手で逃げようとするため、討伐しようと思うとかなり難しい(できないことはない)。
この時の研究により、「歴戦王クシャルダオラは閃光弾で撃墜できない」という情報が、いち早く広まることになった。

彼の素材からは、「力の開放」や「弱点特効」「見切り」などのスキルが付与されたカイザー防具が作成可能。シリーズスキルは、本作の近接武器(ただしガンランスは除く)においてほぼ必須とも言える「達人芸」。会心を上げる防具スキル構成とシリーズスキルがよくマッチし、現環境においてもよく使用される。
ベヒーモスから作れるドラケン防具が出るまでは、達人芸を発動させるための唯一の手段であった。もっとも、あちらと異なりシリーズスキルの発動要件が3部位装備で良い分、スキル構築に若干幅を持たせられる。差別化は図れているといえよう。

ゲーム内では「気性が荒い」と説明されているが、実は他の大部分の古龍と同様、こちらから殴らない限りは敵対反応を示さない。悠然と歩くテオの横で一緒に散歩することもできる。流石は「炎王龍」と言ったところだろうか。

奥さんあんなに怖いのにな!



攻撃パターンと対処法

猫パンチ

前をちょこっとつく、だけなのだが炎纏いの段階によっては粉塵が撒かれ、爆破やられの危険が伴う。
小技だけに出が速く、躱せたとしても粉塵を食らい攻撃を重ねられ乙というパターンがよくあるので注意。

突進

テオの代名詞その1。
後脚付近でも食らう上にかなり痛く、接近していても繰り出してくることがよくある。突進の前には一瞬身を屈めるような動作が入るため見逃さないようにしたい。
近くで突進し遠くに行ってしまった際はほぼ確実にこちらへ向かってもう一度突進してくる。粉塵と合わせて起き攻めに遭いやすい。
対策としては正面に立たない事。横から頭を突くような立ち回りなら屈むのを見てからバックステップで基本避けられる。

粉塵爆破

テオの代名詞その2。
翼を広げながら粉塵をバラ撒き、しばらく扇いだ後牙を鳴らして起爆する。距離や設置パターンがいくつかあるため遠いから安心というわけでもない。
また牙を鳴らし起爆するパターン以外にも飛び掛かりで起爆する場合がある。
爆発する個所には粉塵溜りが出来るため、それを見れば避けるのは難しくないだろう。予備動作中に攻撃をしたいのなら密着していれば粉塵が近いパターンで無ければ攻撃できる。

噛みつき

テオの噛みつきには3パターンある。
1.目の前に即座に噛みついてくる。かなり出が早いため、見てから回避はなかなか難しいかもしれない。この際粉塵が舞っていれば、もちろん爆発する。
2.ゆっくり振り返りながら背中側に噛みつく。モーションは分かりやすいので、ガード・回避は容易。
3.回り込むようにしながらこちらに噛みついてくる。判定がかなり長いため、ステップの向きを間違えると噛みつき終わり際でもダメージを貰う。大人しくガードしよう。

火炎吐き

前を少し凪ぐように小さな炎を口から吐く。
結構判定が広そうに見えて真正面に密着すると当たらない。攻撃のチャンス。

火炎放射・粉塵放射

纏いのモードにより、モーションは同じだが技が異なる。
火炎纏いモードでは、リーチの長い火炎を勢いよく口から吐き、一往復させる。見た目は派手だが顔の真横だと当たらないのでこれも攻撃のチャンス。
また、何故か正面で一回でもガードしてしまえば、その後の火炎には当たってもダメージを食らわないという仕様のため、すぐガードすれば堂々と正面から攻撃することができる。
粉塵纏いモードでは、吐くのが火炎ではなく粉塵になり、直接のダメージこそ無いものの正面に大量の粉塵が滞留する。このモーション時には殴り放題だが、その後の攻撃で一斉に起爆することが予想されるため、むしろその後に気を付けること。

いずれにせよ、大事を取るなら顔の斜め後ろから突けば基本安全。

尻尾振り

尻尾を左右に振って攻撃する。炎纏いの段階によって粉塵がまかれる。
相変わらず密着すると当たらない。

粉塵纏い→爆破

歴戦王個体で実装された新技。体を震わせて粉塵を纏い、即座に爆破させる。安全であることの多い密着状態を露骨にメタった技だが、モーションは分かりやすいため恐れるほどではない。また全身に纏うわけではなく、後半身、正面の少し離れたところは安全。きっちりガードしよう。

ピンポイントノヴァ

正面に粉塵を集め、中規模の爆発を起こす。
出が速くかなり痛いので、ガンランスで避けようとするとキツい。ガードは可能なのでもし食らいそうならば素直にガード。
わかっていればステップで範囲外に避けられはする。

対地火炎放射

飛び上がった際に行われることがある。
ゆっくり前方に進みながら、地上に向けて右へ左へと火炎を吐き出す。閃光弾で撃ち落としてもよいが、この後は高い確率で滑空着地に派生する。攻撃範囲もそこまで広くないため、体勢を立て直すチャンスとも言える。

滑空着地

飛び上がった際に行われる。
クシャルダオラのモーションと同様、特定の一人を目掛けて滑空するように急降下し、確定で威嚇モーションを取る。
クシャルダオラと決定的に異なるのは、飛び上がった直後にこの技ですぐ降りてくる可能性が非常に高いこと。
そのため、飛び上がったからといって脳死で閃光弾を使うのは、少し性急といえる。
下記のスーパーノヴァへの対策のために、閃光弾は取っておいた方が無難だろう。

スーパーノヴァ

和訳すると超新星。
火炎纏い・粉塵纏いの段階が最大になると発動する。
ふわりとその場に飛び上がり、身を屈めながらエネルギーを溜めたあと、翼を広げ超広域に爆発を起こす。この技を繰り出した後は、纏いがリセットされる。
被弾すると体力200+防御最高レベル+火耐性25~30付近でなんとか耐えられるレベル。
見た目に違わずガード不可なので何としても食らわないようにしたい。
なお判定は一瞬なので回避性能無しでもステップでフレーム回避可能。回避が間に合わないと感じたら狙ってみるのも手。

纏いの段階が最大限になったら常にこの技を警戒しよう。幸いモーションが独特なため、わかってさえいれば、納刀→緊急回避が間に合う。マルチの際は、閃光で撃ち落とすのが一番安全か。
しかし、発動前に撃ち落とすということは火炎・粉塵纏いが最大のままキープされるということであり、撃ち落としてもいずれまたスーパーノヴァを撃たれる。歴戦個体以上は閃光弾が四発しか効かないため、長期戦になる場合は途中で閃光弾が効かなくなり、阻止できなくなることには留意すること。
尤も、クシャルダオラと異なり始終飛んでいるようなモンスターではないため、あちらほど閃光管理に気を使うことはない。
最終更新:2019年08月16日 12:50