ヴァルハザク

肉質

部位 切断 怯み値
頭(破壊後) 50(25) 25 5 10 15 0(25) 300
45 15 5 10 10 15 300
50 15 5 10 15 15 150
腹(破壊後) 50(60) 20(25) 5 10 15 0(25) 600
背中(破壊後) 45(55) 20(25) 5 10 15 0(25) 600
前脚(破壊後) 45(55) 20 0(5) 5 10 5(20) 130
後脚 25 5 0 0 0 5 350
24 15 5 10 10 15 150
35 20 5 10 15 0 200
尾先端 60 20 5 10 15 0 200

攻略

今作からの新登場古龍。瘴気の谷の底で引きこもっている古龍である。別名「屍套龍(しとうりゅう)」。
見た目はまんまドラゴンがゾンビになったようなモンスターで、登場ムービーのおどろおどろしさは古龍でも随一。体の表面はかつて補食したモンスターの成れの果てだろうか、どす黒い血の色のようなドロドロの腐肉に外套の如く覆われており、まさに「屍をまとう龍」と言ったところである。

「瘴気」という他のモンスターにはないギミックを使用し、ヴァルハザクの出す瘴気を一定時間浴びていると、状態異常「瘴気侵蝕状態」となる。
この状態異常中は最大HPが強制的に半分になり、あらゆる攻撃が致命傷となりうる他、瘴気を吸収することでこちらのHPをも一緒に吸い取って来るという、搦め手で責めてくる古龍である。この状態異常は、スキル「瘴気耐性」で軽減、無効化が可能。

瘴気と共に攻めてくることもあってか、モンスター単体で見れば肉質もやわらかで動作もゆったりしており、強さは控えめ。翼こそあるもののハンターが乗ったときにしか飛行することはなく、他のドス古龍のように立体的に攻めてくることもない。耐性さえ積んでしまえば途端にサンドバッグと化す。
初期戦闘エリアに落石ポイントが二つあり、閃光で落石ポイントまで誘き寄せ、簡単に落とせるということもあり、装飾品と龍脈石が欲しい数多のハンターから乱獲されることとなった。

その怒り(?)からか、キリンに次ぐ二番目の歴戦王としてデビューした彼はまさかの超強化。

①初期位置の変更(落石ゾーンから、中層の瘴気たちこめるゾーンへ変更)
②瘴気削りダメージの超増加。回復カスタムを1つ積んだくらいでは到底勝てないくらいの削りを常時受ける。瘴気耐性で無効化不可。
③閃光耐性の強化(1回しか効かない)
④弱ると巣まで落石ゾーンを経由せず一直線で戻り、酸の海の中で睡眠

と、今までのヴァルハザク対策を悉くメタられる強化が行われた。その前の歴戦王キリンが大したことなかったのもあり、「歴戦王っていってもどうせハザクでしょ?」となめてかかったハンターを片っ端から瘴気まみれにしてキャンプに叩き込んだ。そのためサンドバッグに出来なくなったハンターからの恨みの声として「クソモンス」との呼び声も高い。
ぶっちゃけ今までが弱すぎるので、瘴気の谷の主と考えれば、肩書きにふさわしい強さになったとも言える

耐性があれば別段恐れる必要はない相手。逆に耐性無しで行くと一挙手一投足が即死と言っても過言ではないため万全の状態で臨もう。
まあ慣れれば歴戦王以外は耐性無しで行けたりするけど。

彼の素材からは、回復速度up、体力回復量up、瘴気耐性など、彼のイメージをふんだんに活かしたウルズ防具が作成可能。シリーズスキルとして「超回復力」が発動し、通常では赤ゲージまでしか自動回復しない体力が、最大まで回復するようになる。
ウルズで3部位固め、体力系のスキルをガン積みし、回復カスタムを付けた武器を活用することで、食らっても食らっても回復し続け起き上がる、まさにヴァルハザクのイメージを体現した「ゾンビ型」ビルドが出来上がる。
強いは強いのだが、ゾンビの宿命というべきなのか、彼の耐性と同じく火耐性がめちゃくちゃ落ちるため、火をメインに使うモンスターが多い無印MHWの環境においては若干使いづらいか。

単体の防具でみれば、腰γなどスロット面で優秀なものもある。シミュレータを回すとよく出てくる防具であるため、挑む相手を見ながら、採用するかを考えたいところ。

余談であるが、ストーリー上では、クシャルダオラテオ・テスカトルとあわせて痕跡を集めることとなるが、前二匹はそれぞれ天変地異級の災害(嵐、火山活動の活発化)を引き起こすのに対し、
ヴァルハザクについては彼が登場したことで瘴気の谷の瘴気の濃度は増すものの、基本的には瘴気の谷に引きこもっている存在であり、「古龍を食らう古龍」であるネルギガンテも、わざわざヴァルハザクの所には向かっていかない。
その為「特になにもせず引きこもっているだけなのに乱獲されるヴァルハザクさんかわいそう」と言われがち。


攻撃パターンと対処法

咆哮

咆哮そのものにダメージは無いが、咆哮した後の胴体に攻撃判定がある。
痛いわけでは無いが、咆哮と吹っ飛ばしによりテンポを崩されやすいので注意。
歴戦王は風圧が追加され、さらに拘束力が上がっている。あえて吹っ飛ばされた方が良いか。

頭部なぎ払い

頭を一旦引いてから地面を擦るようになぎ払ってくる。
一応回避性能無しでもF回避出来なくはないが、かなりシビア。

噛みつき

身を少し引いてから、最大3回左右ジグザグに噛みついてくる。
結構大きく踏み込んでくるため想定外の被弾に注意。

突進

全身を大きく引いた後、かなりの速さで突っ込んでくる。
左右への判定は薄いためステップで回避可能。回避距離がついていればさらに安定するだろう。

突進

身をかがめたあとこちらへ突進してくる。モーションが上記の突進と違いクシャやテオなどが使ってくるものと同じだが対処法は変わらず。
歴戦王だと威力が激増しているうえに連続で放ってくることがあるため要警戒。

噛みつき→尻尾攻撃

凪ぐように噛みついたあとその流れで半回転しつつ尻尾でなぎ払う。
噛みつきに当たると尻尾は当たらず、かつタイミングによっては両方F回避可能。
ただ尻尾の判定が少し長くなぎ払い終盤で速度が落ちるため自身が無いなら素直にガード。

二連尻尾→引っ掻き

尻尾を左、右と振り回した後反転して引っ掻いてくる。
こちらがヴァルハザクの後方にいると行ってくることがある。
尻尾の根元まで判定が存在するため密着していると非常に回避が難しいガンランスはインファイトが基本なため尚更。
また不動の装衣を着ていた場合全弾食らって即死という流れが非常に起きやすくなるため普段以上に注意すべし。

ボディプレス

身を大きく持ち上げ、数歩歩いたあと倒れこむ。振動つき。
食らうと痛いがそのモーションの遅さからまず食らわない。
倒れこんだ後は動かなくなるため攻撃チャンス。

瘴気吸収

周りの小型モンスターやハンターから瘴気を吸収し、自身の瘴気の段階を上げる。
瘴気侵食状態になったハンターは激甚な削りダメージを受けるが瘴気耐性をつけていればボーナスタイム。
余談だが、この「瘴気侵食状態となったハンターから体力を吸収する」という技の効果は、彼の登場ムービーにて侵食されたギルオスから瘴気を吸い取り、死に至らしめたシーンから類推可能である。

瘴気ブレス

息を大きく吸った後ゆっくり前進しながら瘴気ブレスを左右に振り回す。
見た目に違わず超高威力だが予備動作が長すぎるため余裕で納刀回避が間に合う。
一応ガード強化でガード可能。
攻撃モーション中は胴体方面が隙だらけのためガンガン攻撃すべし。
ただ脚に尻もち判定がある。

下方瘴気ブレス

通称ゲロ。
上体を持ち上げた後真下に向かってブレスを吐く。
吐かれたブレスはかなり広範囲に広がり攻撃判定を持つ。
威力は上記の瘴気ブレスに及ばないが、全方向に攻撃判定が及ぶため面倒な技。
ガード強化があれば防げるため防いでしまえば攻撃を続行できる。
歴戦王は3ヒットするようになっているため注意。
最終更新:2019年08月21日 11:20