ファイルのダウンロード
以下のアドレスより、CUDA4.2のToolkit, Driver(Ubuntu 11.04, 64bit用)をダウンロードします。
http://developer.nvidia.com/cuda-downloads
ファイル名が長いので、toolkit.run, driver.runなどとファイル名を変更します。これらのファイルをホームディレクトリに移動します。
次に、実行権限を与えます。これら3つのファイルを選択して右クリックし、プロパティを開きます。「アクセス権」タブに「プログラムとして実行可能」という欄がありますので、これにチェックを入れて閉じます。
Toolkitのインストール
端末を開いて以下のコマンドを実行します。
"Enter install path: "と聞かれますが、そのままEnterを押してください。
しばらくするとインストールが完了します。
PATHの設定
".bashrc"ファイルを変更します。
端末を開いて、以下のコマンドを入力します。
一番下の行に以下の記述を追加し、保存します。
export PATH=$PATH:/usr/local/cuda/bin
LD_LIBRARY_PATHの設定
以下のコマンドを実行
sudo gedit /etc/ld.so.conf.d/cuda.conf
テキストエディタで以下の内容を記述して保存します。
/usr/local/cuda/lib64
/usr/local/cuda/lib
内容を有効にするために、以下のコマンドを実行します。
Driverのインストール
この作業には危険が伴います。ディスプレイの設定が変わったり、GUIが起動できなくなったりする可能性があります。以下の操作は自己責任でお願いします。
①"Control + ALT + F1"で仮想コンソールを起動します(CUI画面となりますので注意)。
②ユーザ名、パスワード入力してログインをします。
③Xサーバを停止するために以下のコマンドを実行
sudo /etc/init.d/lightdm stop
④ドライバをインストール
nouveauが何とか、というエラーが表示されるが、すべてYesを押す
⑤1回目はインストールに失敗するが、再起動してもう1回行う。
再起動を行うコマンドは
再起動すると、ディスプレイの解像度が悪くなっている。
⑥上の①~④をもう一度行う。
すべてYesを押すとインストールに成功するはずです。
⑦再起動をする
再起動すると、解像度が通常の状態に戻っているはずです。
これでドライバのインストールは完了です。
最終更新:2012年09月25日 15:36