『ヴィリーム・ファイト・メルヒェンV(ヴィラネス)』

これは裏の御伽武闘…表には語られること無き、悪役(ヴィラネス)たちの物語。



(ストーリー)

前回の御伽異変のしばらく後のお話。
幻想町に散らばったメルヒェンたちは再び物語世界へと戻り、異変は解決された…
…と、思いきや。

「まだ満足してはいないのだろう、お前たち?」
『暴れ足りないんだろう?だから、私"たち"の呼びかけに応じてこうして集まってきたんだろ?』
『わかった、わかった。だがな、望みを叶えられるのはどうやら一人だけらしくてな…』
「闘え!最後の一人となるまで!我らの主は偉大な御方、物語世界への干渉も不可能ではないぞ!」
『さあ、ふさわしい器を選んで来な!みごと下克上を果たして見せろ、悪役ども!』

メルヒェンたちの一部は回収を免れ、黒幕たちに匿われて幻想町にそのまま隠れ潜んでいた…
それらのメルヒェンたちだが、なぜか元の物語では『悪役(ヴィラン)』としての役を演じる者たちばかり
彼らの目的は一つ『主役たちに下克上を。我々にもハッピーエンドを』
幻想町に散らばったメルヒェンたちは自らに最も相応しい"器"に取り憑くと、そのまま人知れず戦いを開始した…

御伽武闘(メルヒェンバトル)スピンオフストーリーここに開演!!




(登場人物)


『腹が…減った…』(「あれ?私…なにを…?」)

今泉影狼=リムヴォルフ(『赤ずきん』から"オオカミ")

→うとうとと昼寝の最中に、不思議な夢を見ていた影狼。
だが夢にしては明晰過ぎる。これはおかしい、なにか起きている…?
格闘スタイルは横、斜め上、上への三方向(空中からだと真下、斜め下も追加の5方向)の突進技を持つ中距離白兵戦型。突進中に方向を変えることも可能
特殊能力【餓狼の大顎】
体力半分以下で自動発動する能力。体力が徐々に減る代わり、与えたダメージの約半分を吸収する。
メルヒェンワード…『刹・貪狼八方牙』

「『元はと言えば悪いのはあの雀じゃないか!妬ましい、ああ妬ましい…』」

パルスィ・イズハシュ=リムヴァンダル(『舌切り雀』から"おばあさん")

→スナック『グリーンアイ』からの帰り、路地裏で大きなつづらを抱えた老婆を見つけたパルスィ。
手伝おうとしたパルスィだったが、老婆がつづらの蓋を開けた途端意識が遠のき…
戦闘スタイルは手にした巨大鋏での近接、背中に背負ったつづらから妖怪召喚での遠距離の両方をこなす万能型。
特殊能力【妬み嫉みの二枚刃】
自動発動。相手の体力が自分の体力より多い時にその比率に応じて攻撃力が上がる。
メルヒェンワード…『百鬼夜行パンドラボックス』

『老師にこき使われるのは、もう飽きたんだよ!』「…お前も苦労してんだなあ」

北白川ちゆり=リムガウス(『西遊記』から"金角")

→老師(太上老君)のしもべで金の炉の番人、金角童子に出会ったリムガウス。
最初は退治するつもりだったが、聞くとこいつにも同情の余地がある…
そう考えたちゆりは協力して黒幕のところまで行くことを選んだのであった…
戦闘スタイルは宝貝・瑠璃瓶からの金光で攻撃する遠距離特化。
特殊能力【金銀双角】
1ラウンドに2回、相棒である銀角童子を喚び出して残像をまとう。残像が出ている間は攻撃の威力が3分の2に落ちる代わり、ヒット数が2倍になる。
メルヒェンワード…『八卦神火オーバードライブ』

「『シズメ…シズメ…クラクシズカナ…ミナソコフカク…』」

村紗水蜜=アクアマリンヴィーナス(『海底二万マイル』から"キャプテン・ネモ")

→3度目となるメルヒェンたちによる異変が解決し、のんびりしていた村紗水蜜であったが、
足元から湧いた怪しい影に意識を乗っ取られてしまう。
地上を嫌う謎の潜水艦・ノーチラス号の船長、ネモの依代となったムラサ。はたしてその航海の行方は…
戦闘スタイルは巨大な錨を振り回す近接パワー型。水圧で吸い込み、振り回して投げる大技も。
特殊能力【死なば諸共】
被KO時に自動発動。体力ゼロになっても3秒だけ戦闘続行可能。この間に相手を倒せれば負けが引き分けになる。
メルヒェンワード…『脳天直下パイルアンカー』

『猿はどこだ…?坊主はどこだ…?もう一度、勝負だ!』「…よくわかんないけど、全員やっつければいいのね?」

真紅フラン=リムブロッケン(『西遊記』から"紅孩児")

→西遊記に登場する牛魔王の息子、紅孩児と遭遇したブロッケン。
東洋の童話はよく知らないけど、この子の言う通りなら…全員やっつければ黒幕に会えるのね?
利害の一致から紅孩児と協力することにしたフラン。果たしてみごと異変解決なるか…?
戦闘スタイルは設置型。空中、地上に炎塊を設置し、起爆、誘爆により攻撃する。テクニカルな立ち回りが必要な上級者向け
特殊能力【三昧真火】
1ラウンド3回、一定時間攻撃に炎をまとわせることができる。炎をまとっている間は相手が一発ダウンするようになり、ダメージも微増する。
メルヒェンワード…『デモン・キングス・チルドレン』

「『おい小坊主!言われた通り出てやったぞ…さあ、出来るものなら見事縛り上げて見せろ!』」

寅丸星=ジパング・ティーゲル(『一休さん』から"屏風の虎")

→命蓮寺の倉掃除中、見慣れない屏風を発見した寅丸。開いて埃を落とすと見事な虎の絵。おや?今絵の虎が動いたような…

…ん?ここはどこ?それに目の前にいるのは…私!?
屏風の虎と肉体を入れ替えられてしまった寅丸星。絵から抜け出した虎が目指す先に待つものとは…
戦闘スタイルは近接パワー型。虎の爪による高威力の連撃はかなりの威力。
特殊能力【画虎転生】
ボタン三つ以上押しっぱなしで背景に溶け込む。溶け込んでいる間は攻撃が当たらないが、こちらからも一切攻撃できない。ただし入る時と出る時に若干の隙ができる
メルヒェンワード…『3Dプリンタータイガー』

『あんなペテンが認められますか!?契約に基づき、あの御方の魂は私のもの…あ、ご協力感謝いたしますお嬢さん♪』「…買い物の途中だったんですが」

阿久間真夜=リムビター(『ファウスト』から"メフィストフェレス")

→ある日、紅魔区のアーケード。買い物の途中、冴えないサラリーマン風の男に遭遇した真夜。
「恥は承知でお願いします!今月一件も契約が取れないとクビなんです!何卒!何卒契約を…」
頼み込まれて契約書にサインしてしまう。すると男の姿が一変し…
「フフフフフ…契約成立です!ではマスター!共に御伽武闘を勝ち抜きましょうぞ!」
こうして戯曲『ファウスト』に登場する悪魔、メフィストフェレスに取り憑かれた真夜。渋々御伽武闘のキャストとして舞台に上がる…
戦闘スタイルは遠距離型。魔法で自らにバフをかけながら、多彩な属性魔法で翻弄する。
特殊能力【魂の対価】
1ラウンド1回任意発動で、体力を全回復することができる。ただし回復した分次のラウンドの体力が減った状態からのスタートになる。
メルヒェンワード…『煌めくデーモンコア』

「『今度はもう油断しない、もう誰にも追いつかせない…』」

泉零=リムラパン(『ウサギとカメ』から"ウサギ")

→まだ残っているメルヒェンの一匹を追い込んだ零。しかし…
『頼む、少しだけ待ってくれ、今度こそ…もう少しなんだ…!!』
そのメルヒェンに頼み込まれ、イソップ童話『ウサギとカメ』に登場するウサギのメルヒェンの宿主になってしまった泉零。
ウサギは自身の最速を証明するため、零はこの異変の黒幕を突き止め、退治するために黒幕の待つ"ゴール"へ。
二羽の兎は脱兎の如く、最短距離を疾走する…
戦闘スタイルはスピード型。出が早く隙の少ない技が多いが、威力は低め。
特殊能力【脱兎の末脚】
一定距離をダッシュすることで発動。砂煙を引いて移動するようになり、その状態だと飛び道具を打ち消せるようになる。
メルヒェンワード…『クリティカルヒット!!』

+黒幕たち
『すべては』「我らの新たなる主の為に!」

????(『封神演義』から"妲己")

→今異変の黒幕の1人。九尾を持ち狐耳を生やした金髪の女。
選択したメルヒェンは『封神演義』に登場する千年狐狸精・妲己。
悪役のメルヒェンたちを煽り、互いに争わせる。はたしてその目的は…?
戦闘スタイルは爪と牙で戦う近接を得意とする妖獣モードと、石琵琶の音色での遠距離を得意とする邪仙モードを切り替えるマルチタイプ。
特殊能力【傾国の毒香】
密着時に相手を毒状態にして、しばらくの間スリップダメージを与える。
メルヒェンワード…『ラストエンプレス天狐』

「いいぞ、いいぞ!この世界も、ひっくり返してやりな!」

反転警視 アンチ・ミラー(『瓜子姫?』から"天邪鬼?")

→今異変の黒幕の2人目。奇跡団から離反して本来の主人ミラクルパワー彗星の元に戻るも、2年前のラストの後にまたも主を替える。
現在は新たな主のもと、世界をひっくり返すべく活動しているようだが…
戦闘スタイルは遠近両用のオールラウンダー。特殊能力こそ凶悪だがラスボスとしては物足りない能力。しかし…
特殊能力【さかさまライフライン】
1ラウンド一回、任意タイミングで使用可能。相手の体力ゲージと自身の体力ゲージを入れ替える。
メルヒェンワード…『リヴァース・ザ・ワールド』

+めでたし、めでたし…?
『善悪逆転のお伽話…ふむ、悪くはない、悪くはないが…』
『こんなものか?お前が私に見せたいという物語は、本当にこんなものなのか?ミラーよ』

「……まさか。これは前座…体験版に過ぎません」
「完品はこれから!これからでございます!真の下克上、未だ見たことのない反骨の物語、よくご覧くださいませ!」

ミラーを倒すと、選択したプレイヤーキャラのメルヒェンたちが物語内で主役たちに下克上を果たす"にせエンディング"が流れ、
その後に上記の会話が流れると立ち上がって再戦を挑んでくる。
『天邪鬼』のメルヒェンと見せかけていたものはミラー本人の素の能力で、
真のメルヒェンは『語り部(ストーリーテラー)』。絵本の内の世界と、外にいる読者を繋ぐ、姿を現さぬも全ての物語に干渉する力を持つ特殊なメルヒェン。
(本来は主であるオキナにしか扱えないメルヒェンだが、『こぶ取り爺さん』の権能でひっぺがしてミラーにくっつけている)

+《fatal battle‼︎》
『それでは、噺(はなし)をお一つ…』「お後がよろしいようで…」

反転警視 アンチ・ミラー(『すべての物語』から"語り部")

本気を出し、オキナから授けられたメルヒェン"語り部"の能力を使い出したアンチ・ミラーとのラストバトル。
袖口からひらひらとした布地のような手を出した浮かぶ赤黒の羽織を纏い、二人羽織のような格好でプレイヤーたちに立ち向かう。
戦闘スタイルは奇妙の一言。画面端から反対側の端に抜ける弾幕、瞬間移動、相手や自身の体力バー、残りカウントへの直接攻撃、画面全体への攻撃などの反則気味の攻撃を多用する。
特殊能力【アマルガムドリーマー】
一定時間ごとに使用。ランダムにプレイヤーの操作しているキャラを別のキャラに入れ替える。
メルヒェンワード…『シーユーネクストドリーム』

《Blake the fake ending》
『お見事です…』「だが、無駄だったな!」
普通にミラーwith『語り部』を倒すとその場でエンディングロールとスタッフロールが流れる…が、
スタッフロールが終わると同時にミラーが起き上がり、ミラー戦のラウンド1開始時へと時間を巻き戻されてしまう。
『私はメルヒェンにしてメルヒェンに非ず』「絵本の中でもないし、絵本の外にも居ない存在」
『貴方達は永遠にここで私達と戦い続ける』「お前達の心がへし折れるまでな!」

実はスタッフロールの最後、冒頭の一行にヒントが隠されている。
"偽りの終焉を砕け"
実はエンディングロールの途中からキャラを操作でき、ミラーが起き上がったところを攻撃できる。
『偽りの終焉は見破られましたか。ひとまず良くやったと行っておきましょう。しかし…』「お前らに私は倒せない。依然変わりなく…」


絵本の中のメルヒェンにも、絵本の外のその宿主にも、"どちらでもない"語り部と融合したミラーを倒すことは出来ない


『…諦めるな!』
『人間、手を貸すぞ。一緒にあの気に食わない奴を止めよう』
『悪役を、舐めるなよ?』
しかし。
内の存在と、外の存在が、協力して放つ一撃…
『メルヒェンワード』なら。
あるいは、きっと。

特殊能力2【バスタードライフ】
体力バーが左右二つに分割されており、メルヒェンでの攻撃は左、本体による攻撃は右の体力バーを減らす。
片方だけではなく、左右両方をゼロにしないとKOできない
さらに体力バーが左右ともゼロになると、1ラウンド開始時へとゲームをリセットする。
しかし、メルヒェンワードによるダメージで体力がゼロになった場合は発動しない。