アクアポリス・エスパーダ

"それ"は突如として陽の沈む海から現れた。
波は立てず、風も吹かせず、音も立てずに、
ただ上に乗るものを吸い込む、鏡のような黒い水面。
三月を数えぬうちに、大陸ひとつと幾百の島が消えた
次回、ミッドヴィリームfrontier第38話-C『マターラ』。
機械仕掛けの神の手が、大風呂敷を畳む。

V.M.W.Uのマスケラ・バストゥニ王国の都市…の位置に築かれた高い灯台塔を備えた砦のある街。こちら側で言うとＮＺ・オークランドの位置関係
こことコラソン・トレーボル・ディアマントの四都で『四面結界』を張ることで
『幻喪海面』のマスケラ連合領土への浸食を防いでいる

大河の河口に位置しており、そこへさらに大小数十本の運河を張り巡らせた水上都市。南北マスケラ諸島のうち北島の海の玄関口でもあり、ヴィリム連合やヴンダー連合、さらには大陸とも船が行き交う
プリンス・セイントに瓜二つの王様ミコヌス・ウマヤドゥスと、プリンセス・マーメイドに瓜二つの女王ヒメネス・ニッポネンシスによる共同統治体制をしいている。