一度でも空を飛んだ者は、いつも空を見上げて歩くことになる
なぜなら、"そこ"にかつて自分はいたことがあり、"そこ"に戻りたいと願わずにはいられないからだ
明日の子よ明星よ如何にして天から墜ちしや、如何にして斬られて地に斃れしや
汝かつて心に思いしや、我天に昇り、我集いの山の聖なる席に座し、我らが主の如くに成るべしと
されど汝は地に堕とされ、奈落の底に入れられん
その淵の名は空想郷。かつて天から堕とされた者たちの住まう都である
ヴィリム連合・オニキス諸島郡の街。こちらの世界ではオーストラリア・タスマニア地方・ホーバートの位置にある。
ヴィリム連合の本島(オーストラリア大陸)の南沖合にある離島群で、三つに分かれたタスマニア島を三人の島主がそれぞれ治めている。
(南/スプリーン島・北西/ニッポーニャ島・北東/ライブラリア島)
この地方の住民は人間化した元奇跡獣・
奇跡獣士が大多数を占めており、尖った耳や長い舌、角や蹄といった軽度の異貌を持つものも多い。
最終更新:2025年02月20日 07:21