奇跡遊撃隊ヴンダーレンジャー外伝
■概要
前作
「ヴンダーロワイアル」の続編。
本作では街中を探索する探索モードと、2on2でバトルを行う戦闘モードの2つに分けられている。ゲームのおおまかな流れは前作と同様、バトルロイヤル方式となっている。
最後の1チームになるまで、探索と戦闘を繰り返す内容となっている。
①キーボード操作の場合
(探索時)
Wキー:↑
Aキー:←
Sキー:↓
Dキー:→
Gキー:メニュー開閉
Hキー:マップ開閉
Nキー:会話、アイテム回収
Jキー:キャンセル
左Shiftキー:視点変更
(戦闘時)
Wキー:↑
Aキー:←
Sキー:↓
Dキー:→
Gキー:弱攻撃
Hキー:中攻撃
Nキー:強攻撃
Jキー:弾幕攻撃
左Shiftキー:カウンターアタック
左Ctrlキー:挑発
②コントローラー操作の場合
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ZL |
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ZR |
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R |
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- |
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● |
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X |
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↑ |
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Y |
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A |
← |
N |
→ |
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B |
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↓ |
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● |
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(移動時)
左●:移動
右●:視点変更
A:会話、アイテム回収
X:メニュー開閉
Y:マップ開閉
B:キャンセル
(戦闘時)
移動:左●←→ or 十字キー←→
ジャンプ:左●↑ or 十字キー↑
しゃがみ:左●↓ or 十字キー↓
ダッシュ:左●→→ or 十字キー→→
バックステップ:左●←← or 十字キー←←
Y:弱攻撃
X:中攻撃
B:強攻撃
A:弾幕攻撃
カウンターアタック:ZL
挑発:ZR
■ルール
前作では2on2の勝ち抜け方式で行われたが、今作ではプロレスのタッグマッチと同様、チームメンバーの誰かがKOされると決着が付くルールとなっている。リーダーとパートナーを選択するが、本作では一般的なタッグ形式の格闘ゲームとは戦う順番が逆となっており、パートナーが先鋒として登場する。順番を入れ替える事はできない。
バトルステージは対戦相手と接敵した地点となり、場所によっては障害物などが存在する。
バトルは主に1P側:←陣営、2P側:→陣営となり、それぞれのチームのプレイヤーがパートナーと交代する時は、自陣内にいなければ交代する事が出来ない。
■ゲームモード
バトルロイヤル
本作のストーリーモードにあたる。
幻想町、
本詠町、
角迅町の3町と本作オリジナルの街、合わせて2市3町を探索する。
探索はオープンワールド方式。道中、対戦相手と接敵すると戦闘モードに移行し、バトルが開始される。本作では最後の1チームになるまで戦闘を繰り返すが、中には条件を満たしてクリアするものもある(後述)。
おおむね格ゲーと同じ。対戦相手によっては、制限時間内にノルマを達成する、といった条件が課せられる場合もある。
クリエイトモード
自分だけのオリジナルキャラクターを作成できる。
作成の流れは、
①アバターを選択する
②体格などを設定する
③使用する技を設定する
④CPUが使用する場合の行動パターンを設定する
⑤セーブして完成
となる。
最大で7人まで作成可能。作成したキャラはバトルロイヤル、スパーリング、コミュニティで使用できる。
スパーリング
本作のアーケードモードにあたる。
2市3町それぞれのバックステージを舞台に、全8ステージを戦い抜く。今作では7ステージ目がボス戦、8ステージ目が選択キャラに応じて対戦キャラが決まるローテーションとなる。
ミニゲーム
バトルロイヤルモードに登場する、様々なミニゲームをプレイするモード。
SFシリーズで云うところの車両破壊。制限時間内に車両を全破壊するとクリア。難易度により乗用車、4WD、大型トラック、タンクローリーと変わる。
制限時間内にボタンを連打してゲージをMAXに近づける。ゲージの溜まり具合により、巨大な氷塊の破壊具合が異なる。80%以上の崩壊でクリア。
左右から出現するソルジャーを、制限時間内に課せられたノルマ分の人数を倒す。ノルマ達成でクリア。
高速で増減するゲージを、MAXに近づけるようにタイミングよくボタンを押す。ゲージがMAXに近ければ近いほど、飛び道具で破壊した板の数が多くなる。これを3回繰り返し、最大10枚の板を何枚割れるかを競う。
アイソルジャー(♀)の放つ様々な飛び道具を、パリィで弾く。ゲームの流れは音ゲーとほぼ同じで、スクロールするコマンドをタイミングよく入力していく。難易度によりコマンドの数が多くなる。ゲーム終了時点でノルマに到達するとクリア。
コミュニティ
本作のvsモードにあたる。
いわゆるオンラインバトル。CPU同士の観戦が可能。
プレイヤーそれぞれに提示された条件を満たしながらバトルを進めていく。提示された条件はミッションよろしく複数提示され、全ての条件をクリアしたプレイヤーの勝利となる。
メインキャラクターのみが戦い、控えキャラクターはサポート専用となる。
なお、体力ゲージはシーソー型となっている。これは互いの体力バーが合体し、攻撃によって押し合う1本のシーソーバーとなる。攻撃を当てることで自身のゲージの割合が増加して相手側に押し込まれていき、全体を埋め尽くすとダウンとなる。
ダウン中はボタン連打により復帰するが、3回目のダウン時は自動的にKOとなる。復帰時は、体力ゲージは中央に戻る。
バトルはシングルマッチに準ずるが、様々なギミックが設けられている。設けられたギミックは触れるとダメージを受けるものや、挙動に影響を与えるものなど様々。
+
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↓デスマッチ一覧 |
■マインフィールド
一定の間隔で地雷が埋設されているフィールドでのバトル。地雷は触れると爆破ダメージを受けて後方へと吹き飛ぶ。さらに画面端にはバラ線ロープが敷かれており、地雷とバラ線のダブルパンチで大ダメージを被りやすい。
逆に云えば、自分がダメージを受ける危険性を孕んでおり、状況によっては逆にピンチに陥る事も。
■オイルリング
オイルで満たされたフィールドでのバトル。滑るため制御しにくく、間合いの取り方が重要になる。
■ショックゾーン
マインフィールドの電流版と云えば判りやすいか。但しこちらの場合はコイル状のトラップが定期的にランダム出現し、ガード不能の放電でコイルに触れたキャラに感電ダメージを与える。上空やしゃがみ時にもヒットするため、回避するにはコイルの外側にいる必要がある。
■メタルメッシュ
いわゆる金網デスマッチ。広さが画面一画面分しか無く、必然的に狭い移動範囲内でのバトルを強いられる。画面端に追い込まれやすく、相手を後方へ弾く手段が要る。
■アイテムマッチ
フィールド外から様々なアイテムが投げ込まれる。アイテムは体力が回復するものから相手にダメージを与えるものまで様々。
■ノーギミック
通常のバトルフィールドで対戦する。
|
■システム
パリィ
相手の攻撃が当たる直前に、→もしくは↓にレバーを入れることで攻撃を受け止める事ができる。成功するとダメージを完全に無効化すると同時に、相手に一定の追加硬直時間を与え、通常のガードよりも早く動くことができる。
カットプレイ
自陣内で相手に攻め込まれている場合、L1+R1(キーボード操作の場合は左Shift+左Ctrl)で発動できる。相手の攻撃を味方がカットして相手を吹き飛ばす。
ツープラトン
相手が自陣内にいる時に特定のコマンドで発動。2人同時に連携攻撃する。
カウンターアタック
前作のガードアタックにあたる。相手の攻撃をガードした直後にカウンター攻撃を繰り出す。
ダッシュアタック
ダッシュ中に強攻撃をヒットさせると、相手は後方へ大きく吹き飛ぶ。
セービングアタック
前作の吹き飛ばし攻撃にあたる。前動作がやや長いが、相手の攻撃を2発まで受け止めるアーマー状態で強力な攻撃を繰り出す。ヒットするとズームする演出と共に相手を追撃が可能な崩れダウンにさせる事ができる。
この他、ガードした相手を大きく仰け反らせる、画面端に激突させて行動不能状態にさせるなど、様々な攻撃が可能。
クイックリターン
ダウンした瞬間に↓入力で素早く起き上がる。投げハメなどを防ぐ一方で、一部の技を受けた時には実行不可能。
■本作オリジナル都市
叡愛(えいあい)市/武位(ぶい)市
本作に登場する中堅都市。
幻想町からかなた西方にある都市で、近年目覚しい発展を遂げている。本作では物語の中盤以降に武位市、叡愛市へ行けるようになる。
絆区、四天王区、幌区、二路区、七士(ななし)区、青桐区、深蒼(しんそう)区、eSP特別区の8区から成る中堅都市。
市の東側に広大な湖を構えるこの街の、行政区分は以下の通り。
【MAP】
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▲ |
七 |
二 |
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◇ |
◇ |
■ |
eSP |
叡 |
▲ |
深 |
青 |
四 |
絆 |
◇ |
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▲ |
□ |
幌 |
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◇ |
▲:山
■:海
◇:湖
□:無主地
隣県の叡愛市を跨る形で飛び地が存在する。eSP特別区は飛び地にあり、訪れるには叡愛市を経由しなければならない。
また、武位市青桐区の南西には両県に跨る無主地が存在している。現在、この無主地に叡愛市から、武装勢力が住民を装い不法占拠しており、そこから流入する武装勢力に、武位市は頭を悩ませている。
武位市のある県の隣県にある中堅都市。
元々は人口数十人の小さな村に過ぎなかったが、急激な速さで成長を遂げている。しかし現在の叡愛市内の治安は悪化の一途を辿っており、その影響は隣県にまで及んでいる。
武位市eSP特別区へはこの街の公共交通機関を利用しなければならないが、本作においては市内CBD地区を活動圏とする武装勢力によって封鎖されており、公共交通機関を利用できない状態となっている。
その武装勢力は住民を装って武位市西南の無主地を不法占拠しており、そこから武位市内へ流入し破壊行為を行っている。
■対戦相手と敵キャラクター
対戦相手は概ね
ヴンダーレンジャーだが、人数がある程度絞られてきたタイミングで敵キャラクターからの襲撃が頻出するようになる。
《▽
ヴンダーレンジャー》
ソーンロゼット
クリエイトモードで作成したアバターを選択している場合、アバターのパートナーとなる。
ファイアフライスター
サンシャインフュージョン
ファンタジーパーカッション
メランコリアストリング
ハッピーブラス
本作では3人の誰を選んでも、戦法は三位一体での連携を行うつまり、3人全員ユダよろしく戦う感じ。
リバースミラー
シャイニーレイン
スタータイム
オカルトエスパー
アクアマリンヴィーナス
クラウディマイカ
フレイムソーサレス
ブリザードソーサレス
DLCを購入する事で解禁される隠しキャラ。この2人でタッグを組んだ場合、片方がピンチに陥るとパワーアップする。
アポロルーキー
スパークルリュンヌ
ラーデュガサウンド
マニアカルアシェンテ
アルファンタジスタ
同じく、DLCを購入する事で解禁される隠しキャラ。
フロストアサシン
非東方で唯一の登場キャラ。本作ではある条件を満たすと、バトルロイヤルモードでは武位市絆区の武位駅周辺に出現。スパーリングモードでは4ステージ目以降、ある条件を満たすとバトル終了時に乱入する。
アイソルジャー
バトルロイヤルとミニゲームに登場。
姿はライダー系の戦闘員にほぼ近く、台詞も「ア」と「イ」しか言えない。バトルロイヤルでは人数がある程度絞られてきたタイミングで初めて戦闘となり、以後は武位市へ行き来するようになると接敵する頻度が多くなる。
基本的には能力は低めだが、バトルロイヤルでは様々な特徴(例:耐久力が高い、超反応、等)を持っており、油断すると敗北の危険性がある。
武位市は空前のバブル景気・・・だが、俺達のような存在はついていけない・・・爪弾きもの・・・なら結託するしかねえ・・・同じ境遇・・・虐げられし者たち・・・!
【アンチ団】
バトルロイヤルのみ登場。
叡愛市を拠点とする武装勢力。武位市の西南にある無主地を不法占拠している。
本作では2チーム目撃破時点で初遭遇し、以後はアイソルジャーを数人引き連れ襲撃してくる。ある程度進むと幹部とのバトル、そして叡愛市CBD地区と、両県境の無主地にてリーダーと合間見える。
"ミスターN"
バトルロイヤルでのみ登場する、アンチ団の首領。
自らをドン・Nと名乗っている。ドン・Nとしては武位市で新聞記者を務めていたが、数々の悪行を露見され懲戒免職となる。その後逆恨みし、新聞記者のノウハウを用いて武位市への報復を開始。しかし現武位市市長による法的措置により、県外へ追放されてしまう。が、一ヶ月でしれっと舞い戻った。
当時まだ村だった叡愛市に潜伏する傍ら、自身はアンチ団を結成。急速に街へと発展する中で、自身の興した武装勢力は市内のCBD地区を拠点に悪行を繰り返した。いつからか、ある出来事をきっかけに強大な力を得た。自身はこれを好機とし、武位市への報復を本格化した。
「悪名は無名に勝る」を座右の銘とする。自身の性格は破綻しており、「自分より偉い人間は全て敵」を地で行く。同業者いわく、「卑劣漢すら劣る」との事。アンチ団のメンバーは、多くが社会不適合者で構成されている。また、幹部のメンバーは全て「マスメディアが挙って触れない芸能事務所や企業、権力者の名前」をコードネームとしている(作中ではコードネームは全て、モザイク処理されている)。
バトルは計2回。1回目は叡愛市CBD地区のアジト内部で、2回目は両県境の無主地で行われる。
神戸(かんべ)みなと
本作オリジナルキャラクター。
アンチ団に絡まれている所を救出すると、以後
ヴンダーレンジャーに協力する。途中で詰まった場合などは武位市四天王区にある「シロ商店」へ向かうと、あるアイテムと引き換えにヒントを教えてくれる。
自身は内向的な性格だが、ゲームをやり始めると性格が一変する。特にFPSを得意とし、その戦闘能力の高さから、『狂戦士(バーサーカー)』の異名を持つ。
◆シロ商店
eスポーツ用品店兼ゲームセンター。みなとはゲームストーリーの進行状況により、店内のいずれかの場所にいる。
最終更新:2024年04月22日 21:58