ロケ地・茨城県水戸市。
カーッカッカッ!
カーッカッカッ!
何も言えないフォールとセトネとテスラ…。
次回、
名産奇跡獣道中記・第11話『ネバネバ!黄門と納豆』
人生楽ありゃ、奇跡もあるさ。
名前:キセキフナットーモン
モチーフ:フナ+納豆+水戸黄門
能力:納豆と印籠を扱う程度の能力
(印籠は見せると何でも言う事を聞き、納豆は納豆を扱う能力である)
解説:水戸市の納豆と、水戸黄門の印籠のレプリカから生まれた名産奇跡獣。
外見は納豆の藁と水戸黄門の服を着たフナの怪人。
水戸黄門のような喋り方をする。決して「~なっし」とか「ヒャッハー」とかは言わない。
ヴィリームとの交戦では、なんとヴィリームがいきなり水戸黄門の仲間になって登場。
「佐々木テスラぶ郎だ」
「私は、渥美フォール之進よ」
「そしてわちきが、びっくりテス兵衛!」
呆気にとられるフナットーモン。だがその姿から、仲間と認識。
そこに現れたのは名産奇跡獣を探す為に、アメソルジャーを使役するマイクロ・チン。
名産奇跡獣は目の前にいるのに未だ気づかない。
一方のアメソルジャーは、水戸市民に対し様々な反応。
悪人らしい反応から、サインを引き受ける反応まで様々。
マイクロ・チンも納豆にはまって目的を忘れていた。
なんやかんやあって、ヴィリームとマイクロ・チンが遭遇。
そして戦闘に突入。
テスラが新たな技を披露。雷の剣だ。
「ヴィリーム・テスラ・ボルトセーバー!」
ヴィリームがアメソルジャーを一斉に倒し、残るはマイクロ・チンだけに。
するとフォールがあらかじめフナットーモンから借りた印籠を持って一言。
静まりなさい…!マイクロ・チンさん。
この印籠が目に入らないのかしら…。キセキフナットーモン様にあらせられるわ…」
「は、ははーっ」
マイクロ・チンは印籠の効果でフォールに逆らえない。
その後マイクロ・チンは水戸市から撤退しテレポートされた。
すると、フナットーモンの体が光り…。
「カッカッカ…、楽しかったぞ…」
この一言を残しローカルハートに。
フォールがそれを受け取り、3人は水戸市を後にした。
ロケ地・秋田県秋田市。
泣く子はいねがー!
秋田と言えばなまはげ。
果たして、リムウェール・リムグラース・リムドワーフはどう立ち向かうのか?
次回、
名産奇跡獣道中記・第12話『なまはげ殿下・前編』
小野塚小町ドキッ!奇跡だらけの戦闘大会!あたいもあるよ!
名前:キセキキリタマハゲマチ
モチーフ:きりたんぽ+なまはげ+あきたこまち+ハゲワシ
能力:泣く子を連れ去る程度の能力
(泣く子を察知してどこかに連れ去る。どこに連れ去るかは分からない)
解説:きりたんぽの棒とあきたこまちの袋から生まれた名産奇跡獣。
珍しいメスの名産奇跡獣。一人称はあたい。
外見はなまはげを中心に、ハゲワシの羽ときりたんぽの角、あきたこまちのパッケージの美人の服を着た感じ。
秋田市に巨大化して現れ、泣く子をどこかに連れ去る。
ウェールとグラースとドワーフは秋田市に向かおうとしたが、その時警官の小町と遭遇。
なんと今日は有給を取っていて丁度秋田市に旅行に出かけるらしく、3人を車に乗せて秋田市まで連れてってくれた。
「やったあ!あたい達空を飛ばなくてもいいんだ!」
「ありがとうですよー、小町さーん」
「奇跡獣を見かけたら降ろして下さいね!」
「あいよ。あたいに任せな」
そして秋田市に到着。
まだ名産奇跡獣は現れてないので、小町おすすめの店できりたんぽ鍋をご馳走になった3人。
丁度小町が会計を済ませたその時、店にいた子供が泣き出した!すると!
「泣く子はいねがー!」
そう言ってキリタマハゲマチが現れて、その子供を連れ去った!
すぐにヴィリーム3人が駆けつけた!小町は一旦外に避難。
だが攻撃を仕掛けるキリタマハゲマチに対し、ウェールとグラースが怖じ気づいて泣き出した!
そして2人を連れ去るキリタマハゲマチ。
再び現れたキリタマハゲマチの前に、巨大化して立ち向かうドワーフ。
かろうじて一旦キリタマハゲマチを撤退させたドワーフ。
だが力を使い切り元の大きさに戻ったドワーフ。
再び現れたキリタマハゲマチ。そこに一つの影が!
「幻想と奇跡が流れる彗星!
リムコメット!」
果たして、
リムコメットとは何者か…!
突如現れた謎のヴィリーム・リムコメット。
あれ?どうみてもこの姿…。
奇跡だ…(しばらくそのままでお待ち下さい)。
次回、
名産奇跡獣道中記第13話『なまはげ殿下・後編』
そういや奇跡団が秋田市にいないが…。
「幻想と奇跡が流れる奇跡!
リムコメット!」
キリタマハゲマチの前に現れたのは…、どうみても早苗。
早苗がマントを模した布を羽織り、ゴム手袋と長靴、そして顔を隠す蝶マスク姿になったもの。
どうみても手作り感満載のヴィリームのコスプレだ。
秋田市民とヴィリームは勿論、キリタマハゲマチもあんぐり。
そんな状況にも関わらず、
リムコメットこと早苗はキリタマハゲマチに立ち向かった。
「必殺!ヴィリーム・コメット・フルーツ!」
早苗はわざわざ必殺技を丁寧に言ってから攻撃。だがキリタマハゲマチは平気な顔で避けた。
そして小町が現場に戻り、そんな早苗を裏に連れていった。
「ほら奇跡団よ、幻想町に戻るぞ」
小町は嫌がる早苗を車に乗せて幻想町に戻った。
一方力を取り戻したドワーフは、再び巨大化してキリタマハゲマチと再戦。
キリタマハゲマチも新技・アキタコマチシャワーで応戦するが、一瞬の隙を見抜いたドワーフが…!
「もう泣きません!ヴィリーム・ドワーフ・タイタン!」
見事必殺技で撃破したドワーフ。
ウェールとグラース、そして泣いてた市民も救出し、見事ローカルハートを入手したドワーフ。
「ありがとうですー、ドワーフちゃーん」
「ドワーフ、あんたかっこよかったな!見直した!」
「うん…、ありがとう…」
そんなやりとりをする3人の前に突如火の玉が!
「すまん!至急
ヴアルに戻ってくれ!
キセキウィザーグローに未使用の
スペルカードが…、1枚盗まれた!」
「「「ええっ!?」」」
慌てている火の玉の一言ですぐに
ヴアルに戻った3人。
どうなる、
ミッドヴィリーム?そして奇跡団?
一方それから数時間前の幻想町。
幻想町を歩いている1人の少女がいる。彼女の名前は泉零(いずみれい)。あだ名はレイセン。
そんなレイセンの前に現れた
キセキウィザーグロー。
「泉零はお前だな。この
スペルカードをやるぜ。お前は今日から
ミッドヴィリームだぜ…。
何、心配無用だ…。私の手伝いをして貰うだけだからな…」
ロケ地・???幻想町。
突如盗まれた
スペルカード。
一方のウィザーグローも動き出す。
そして覚醒する、新たなヴィリーム。
次回、
名産奇跡獣道中記・第14話『月兎、閃く!!』
敵かな?味方かな?鯖のきずしかな?
スペルカードが盗まれたという火の玉の一報を受け、慌てて幻想町に戻るドワーフ達。
そして
ヴアルに戻ると、各地に出動している残りの9人がいた。
そして重い口を開く火の玉。
「突然だがいきなり呼び出してすまない。
キセキウィザーグローに運良く遭遇したが、通りかかった瞬間に
スペルカードが1枚盗まれた!」
この一言で驚く一同。場はたちまち混乱し始めたが、テスラの一喝で静まった。
その直後、突如リムギリズマが
ヴアルに慌ててやって来た。
「ちょっと何のんびりしてるのよ!知らないヴィリームが春日部市に現れたわよ!
どんな姿かもちゃんと撮影しておいたわよ!これを見なさい!」
ギリズマが携帯の写真データを見せると、そこには水色の衣装のうさ耳少女の姿が。
「確か彼女、『月面に奏でる兎の旋律!リムラパン!』とか言ってたわ。
後、水色の
スペルカードを持っていて変身前は水色のショートヘアーだった筈よ。
変身しても対して変わらなかったけど」
ギリズマが言い終わるとハピネスと火の玉が同時に口を挟んだ。
「「待て!それだ(見た事あるウサ)」」
まずは火の玉が話す事に。
「盗まれた
スペルカードは、その色で間違いない!」
続けてハピネスが一言。
「水色のショートヘア…。
もしかしたら私の小学生時代のクラスメートで、今は私立
玉兎学園中等部の泉零(いずみれい)かもしれないヨン!」
「泉零は誰ですかー?」
ウェールが訪ね返事するハピネス。
「私の幼なじみで、小学校までずっとクラスも同じだった私の親友ウサ…。
あだ名はレイセンで、両親が
セレネカンパニーの重役だね」
すると火の玉が。
「恐らくウィザーグローがスペカを盗み、泉零に渡してリムラパンに覚醒させたんだな。
覚醒はやむを得ない。どうにかウィザーグローの手がかりを得る為にも、
リムラパンの捜索とローカルハートの回収に当たってくれ!」
そして12人全員了解。するとギリズマが、
「春日部市なら私も行くわ!誰かついて来て!」
奇跡団を交えた三つ巴の争いが始まる!
ロケ地・埼玉県春日部市他。
突如春日部市に現れたリムラパン。
ハピネス・セトネ・テスラはギリズマと共に春日部市へ。
だがそこには、名産奇跡獣と交戦しているラパンの姿が…。
さいたまさいたま、さいたま~!
名前:キセキサイタマウス
モチーフ:埼玉県+マウス(ネズミ)+マウス(パソコンの)
能力:「さいたま」と叫ぶ程度の能力(ただそれだけ。実質無害な名産奇跡獣)
姿はマウスに埼玉県の形の紋章とネズミの耳と尻尾がついたかわいらしい名産奇跡獣。
ヴィリーム4人が駆けつけた際には既にラパンが追い詰めていた。
「見つけたわ!リムラパン!」
ギリズマがラパンを見つけて叫ぶと、なんとラパンは羽衣を動かしてテレポートで消えた。
「さ、さよならー!」
どさくさに紛れてサイタマウスも逃げ出した。
「追跡はわちきに任せて!」
残りのヴィリームはセトネにサイタマウスの撃破を任せてリムラパンを追う事に。
一方、テレポートされて春日部市に来たのはレトロ・トラック。偶然にもサイタマウスを見つけて追跡。
そこに再びラパンがテレポート。羽衣で空を飛びサイタマウスのローカルハートを狙っているようだ。
そしてセトネも登場。いきなりセトネが必殺技を放った。
「わちき必殺!ヴィリーム・セトネ・スコール!」
集中的な豪雨を降らし、サイタマウスを撃破。その瞬間、ローカルハートが出現!
「「「頂き!」」」
勢い良くセトネとラパンとトラックがローカルハートを掴もうと飛び出した。
それを見たテスラがラパンを捕まえる為に技を放つ!
「ヴィリーム・テスラ・ボルトレーザー!」
雷のレーザーがラパンに向かって放たれる!だが!
「そんなの見切ってます!ヴィリーム・ラパン・クレーター!」
なんと飛び蹴りの必殺技でレーザーを跳ね返し、セトネとトラックに命中させた。
ローカルハートを回収するラパン。
「私はリムラパン。ローカルハートを貰いますね♪」
そしてテレポートで消え去ったラパン。
そこにギリズマ達も合流。事情を説明。
「分かったわ。ラパンの追跡は私に任せて。大学以外は暇だから追ってあげる。
あんた達はローカルハートを集めなさい」
この一件で、ヴィリーム達はラパンをギリズマに任せる事にした。
一方の奇跡団も…?
ロケ地・香川県高松市
またまた現れた名産奇跡獣!
高松市を舞台に、三つ巴のうどん大決戦!
制するのは、グラース達ヴィリームか?奇跡団のフォン・フォンか?それとも謎のリムラパンか?
次回、
名産奇跡獣道中記・第16話『うんめえ・ウドンアップ!』
果てしない小麦粉の向こうから。
名前:キセキプテラウドン
モチーフ:プテラノドン+うどん
能力:あらゆるうどんを操る程度の能力
(うどんを操る他、うどんの硬さを自在に変えたり棒状のものをうどんに変えたり出来る)
解説:うどんの余った部分とうどんの食べ残しがローカルパワーで合体して生まれた名産奇跡獣。
外見はプテラノドンの角と翼がうどんになったもの。
高松市の電柱をうどんに変えまくり、次々と電柱を倒しまくりパニックに陥れた。
そこにグラース・ルクス・ドワーフが駆け付け、グラースがうどんの電柱を氷の弾丸で凍らせて難を逃れた。
一方、高松市の別の場所。対峙するフォン・フォンとリムラパン。
「…貴方は誰かしら」
「私はリムラパン。訳あってローカルハートを狙っている
ミッドヴィリームです♪」
「私はフォン・フォン。
東風谷奇跡団の幹部よ。何故貴方がローカルハートを狙っているのかしら」
そんなやりとりが続いていたが、プテラウドンが現れて一旦打ち止め。
そして数十分後、高松市の中心部にプテラウドンが舞い降りた!
グラースはプテラウドンの胸の部分にローカルハートがあると見抜き、そこに向けて新技を放つ!
「名産奇跡獣め!あたいの新しい技を受けてみな!
ヴィリーム・グラース・スネグーラチカ!」
グラースの拳銃から雪娘の形の氷の弾丸が放たれ、雪娘の弾丸がプテラウドンにじゃれつく。
結局撃破された。だが大量のうどんが落ちてくる。市民が危ない。
するとルクスとドワーフが動いた。
「行くよドワーフ!ヴィリーム・ルクス・バケット!」
まずルクスが光の桶を作り出す。
「任せてルクス!ヴィリーム・ドワーフ・ジャイアント!」
ドワーフが小槌の槍で桶を大きくし、うどんを受け止めた。
そして大きさを戻してグラースが冷やせば、冷やし桶うどんの出来上がり。
市民とうどんを堪能。
その隙にラパンがローカルハートを奪おうとするも、ギリズマが追いかけて来た為テレポートして失敗。
結局ローカルハートは、フォン・フォンが漁夫の利で入手した…。
ロケ地・石川県金沢市。
濃厚なルー!シャキッと千切りキャベツ!
ステンレスの皿に盛ったカレーと豚カツ!
そんな食欲がブレイブ達を襲う!
次回、
名産奇跡獣道中記・第17話『カナザワの繭』
辛いの辛いの、豚でけー!
名前:キセキカナレクーン
モチーフ:金沢カレー+カナリア+コクーン(繭)
能力:繭に閉じ込める程度の能力
解説:金沢カレーの店にローカルパワーが宿り生まれた名産奇跡獣。
要塞タイプの珍しい名産奇跡獣で、奇跡獣でも数少ないタイプ。
外見は巨大な茶色い繭にカナリアの頭と足がついたもの。ちなみに全く動かず、喋る事も無い。
繭の中には大量の金沢カレーがあり、それで誘惑して繭に閉じ込め少しずつ巨大化していく。
数日前に起きた金沢市民の失踪の原因。
先に駆け付けたヨーヨードとラパンがまず閉じ込められた。
次にブレイブとウェールとフォールが駆け付け、ブレイブとウェールが誘惑に負けて繭へイン。
残ったフォールはある作戦に。右手を太陽に翳し、左手を日本海に翳した。
そして右手を拳にしてカナレクーンにパンチを浴びせた。
「赤い炎の右手の拳よ!ヴィリーム・フォール・ウェルダン!」
カナレクーンは浄化されたが、元に戻った店が燃え始めた。
だがフォールは冷静に左手を翳して必殺技を宣言。
「炎よ消えなさい!ヴィリーム・フォール・シャボン!」
左手から青いシャボン玉が発射。瞬く間に火事が収まった。
そして異変は解決。ではない。
ローカルハートはどうしたかというと…。
「フォール姐さん、お前の勝ちだ。受け取れ」
なんとヨーヨードがくすねていたが、自ら敗北を認めフォールにローカルハートを渡した。
「ありがとね、ヨーヨードさん。いつかまた違う機会に勝負しましょ」
「ああ」
ヨーヨードはそう言うと、金沢カレーのルーを土産にテレポートされた。
一方ラパンは…、颯爽とテレポートしてどこかに消え去った。
ロケ地・静岡県富士市。
富士市で名産奇跡獣を探索中のファータ・モルテ・ビター。
だが名産奇跡獣の気配は見当たらない。
そんな中、富士山噴火の予兆のニュースが流れ…。
次回、
名産奇跡獣道中記・第18話『富士山噴火計画(前編)』
溶けた氷の中に…。
名前:キセキフジサンゴ
モチーフ:富士山+珊瑚
能力:富士山の噴火を促す程度の能力
(富士山の噴火活動を促進させる能力)
解説:富士山に直接ローカルパワーが宿って生まれた名産奇跡獣。
外見は富士山と同じだが、珊瑚のような先端を富士山の地上に限り動かす事が可能。
要塞タイプの名産奇跡獣で、本体はローカルハートのある珊瑚の部分にある。
富士山噴火の予兆の原因もこの名産奇跡獣。
だがヴィリームとミセス・ウォッチとリムラパンは、そんな事は知らなかった…。
富士市にローカルハートの気配があるという火の玉の情報で、富士市に来たファータとモルテとビター。
富士市中を探し回ってみたが、何故か名産奇跡獣は見つからない。
それどころか、富士市民に歓迎されて持て囃されている。
「ねえモルテ、私達これでいいのかな…」
「ファータの言う通りよ。いち早く事件を解決しなきゃ」
「まあまあ二人とも、こんな機会は滅多にないですよ」
一方富士市にテレポートされたミセス・ウォッチは、富士市民に対して聞き込み調査を行った。
だが有力な情報は得られない。そこでアメソルジャーを大量派遣して、聞き込み範囲を広める事にした。
…のはいいのだが、肝心のアメソルジャーは富士市の小学生の遊び相手と化していた。
「…やっぱりダメね。ヴィリーム達を追う事にしましょう」
一方リムラパンは、既に富士山の頂上付近までいた。
「ウィザーグローさんがヒントを教えてくれたおかげで、いち早くローカルハートが入手出来そうです♪」
それから一時間後。テレビのニュース速報が流れた。
『今日午前11時過ぎ、富士山に噴火の可能性が出てきました』
このニュースを聞きつけたファータ達ヴィリームと、奇跡団のミセス・ウォッチ!
富士山に宿りし名産奇跡獣の実力や如何に…!
富士山が噴火する可能性が出てきたニュースが流れた。
ファータ・モルテ・ビターを始め、ミセス・ウォッチやリムラパンも現れた。
果たして、富士山とローカルハートの秘密とは…。
次回、
名産奇跡獣道中記・第19話『富士山噴火計画(中編)』
恐竜がいたら…。
富士山噴火の可能性が出てきたとニュースで流れた。
ファータとモルテは富士山による災害を止める為に、富士市民に避難を呼びかける事に。
またミセス・ウォッチも単身富士山に向かい、市民の避難をアメソルジャーに託した。
だがアメソルジャーが避難活動を呼びかけた事で、モルテが戦闘モードに入ろうとした事は言うまでもない。
遂に富士山で対峙した3人。
リムビターとミセス・ウォッチとリムラパン。
「やはり富士山が噴火しそうですね…」
「リムラパンさん、どうして貴方がここで待っているのですか」
「えっと、富士山にローカ…いや、富士山の空気が気持ちいいからです!」
そうこう感を探っているうちに、富士山の地面に小さな珊瑚の名産奇跡獣が現れた!
「富士山からこんにちは!僕、キセキフジサンゴ!
富士山はもうすぐ、僕が噴火させちゃうよ!」
まさかの名産奇跡獣による噴火宣言。
そうはさせまいと、三者がフジサンゴに攻撃を仕掛ける。
「ヴィリーム・ビター・スカーレット!」
「サウザンド・クロック・スカルプチュア!」
「ヴィリーム・ラパン・クレーター!」
だが全く当たらない。
まるでもぐら叩きの如く、富士山を舞台にフジサンゴが逃げ回る。
そして遂にフジサンゴが、富士山の噴火口に飛び込もうと構えた。
「待ちなっ!」
「あっ、貴方は!」
そこに現れたのはリムポイニクス。
どうやら山梨県側から富士山の噴火寸前と聞いて駆け付けた。
するとフジサンゴが大慌てで富士山の噴火口に飛び込んだ!
「噴火しよーっと」
すると富士山がぐらぐら動き出した。
「まずい!富士山が噴火する!炎相手なら私が何とかする!
お前達も逃げて避難するんだ!」
このポイニクスの一言に反したのはビター。
「
ミッドヴィリームなら、私だって逃げる訳にはいきません。
私にいい作戦があります。さぁ、手を繋ぎましょう」
そしておもむろにビターと握手したポイニクス。
一方、ミセス・ウォッチとラパンはどう出るのか…。
ファータ達の避難活動も続く…。
富士山に現れたキセキフジサンゴ。
小さな体と俊敏な動きでビターとウォッチとラパンを翻弄。
山梨県からポイニクスが助っ人として現れるが、噴火口にフジサンゴが入り…。
次回、
名産奇跡獣道中記・第20話『富士山噴火計画(後編)』
玉乗り仕込みたいね…。
富士市中心部。ファータとモルテは、アメソルジャーの協力の元で富士市民の避難活動に従事している。
「避難場所はこちらです!落ち着いて避難して下さい!」
「ほら泣かないの!
ミッドヴィリームはあんた達を守る為に来たのよ!」
「アメー!アメー!」
それぞれの避難場所に誘導しているファータ達であった。
一方の、富士山噴火口。
ビターがポイニクスと手を繋いだのを確認すると、ビターが懐中時計を取り出した。
「こうなればこの方の力を借りる他無いでしょう」
それに気づいたのはミセス・ウォッチ。ビターが能力を使う前に、ラパンを背負って能力発動。
「私の負けね。潔く撤退しましょう。
だけど…、リムラパンさんは少し預かります」
ウォッチは時を止め、ラパンを連れて富士市の裏道に。
その直後、ウォッチの時止めが解除され、
ビターとポイニクスは緩やかな時間の流れる空間の中で噴火口にイン。
すると、ゆっくりと噴火口に入るフジサンゴを見つけ、ビターとポイニクスが必殺技を放つ!
「行きますよ!」
「ああ!」
「「ヴィリーム・ビター…(ポイニクス…)」」
「「オーバーツインヒート!」」
噴火口のマグマより高い温度の熱を帯びた、
赤い不死鳥と悪魔の炎がフジサンゴを直撃!ローカルハートを入手。
「なあビター。このローカルハート私に預かっても構わないか?」
「別に構いませんよ。どうしたんですか?」
「出張先が山梨県なんだ。仮に名産奇跡獣が現れた時に持ってて損はないからな」
その頃ウォッチは、ラパンの秘密を探ろうとしたが…。
なんと!時止め解除の一瞬の隙にラパンがテレポートしてしまった。
「くっ、逃がしてしまいました…」
富士山の噴火も寸前で収まり、富士山周辺が再び平和に。
最終更新:2022年03月17日 21:22