ロケ地・山梨県甲府市。
富士山での異変を山梨県から駆け付け救ったポイニクス。
甲府市に戻ると、そこにはギリズマがいた。
そんな二人の前に、名産奇跡獣が現れたが…。
次回、
名産奇跡獣道中記・第21話『禁断のブドウのゆくえ』
僕と契約して、
ミッドヴィリームになってよ。
名前:キセキブドーカー
モチーフ:武道家+葡萄+カー(車)
能力:丸い物なら丸ごと葡萄に変化させる程度の能力
解説:甲府市の葡萄から生まれた名産奇跡獣。
外見は葡萄の色の車型の怪人で、肩と膝にタイヤがありそこから放つ光線で葡萄に変化可能。
武道家がモチーフである事から、接近戦も得意。
妹紅は仕事の出張で甲府市に行ってたが、富士市噴火予兆を聞きつけ一旦富士山へ。
富士山を救った後に甲府市に戻ると、名産奇跡獣と戦闘中のギリズマの姿が。
「何してんのよポイニクス!リムラパンを追いかけられないじゃない!」
「すまんギリズマ。ちょっと富士山に名産奇跡獣が現れたからな」
ギリズマはラパンを追跡中にブドーカーと遭遇したらしい。俊敏な動きに苦戦している。
そこでギリズマが持ち込んだ
ミラクルハートを使おうとしたその時!
なんとミラクルハートが葡萄の粒になりました!
「あーもう!これじゃあミラクルハートが使えないじゃないの!」
するとその動きを読んだポイニクスが、空からギリズマに忠告した。
「おいギリズマ!翼で空を飛ぶんだ!
そいつは空中では無力になる!」
「了解っ!」
ギリズマは烏の翼を思い切り広げて、ポイニクスと共に空中へ。
「な…!空中では攻撃が届かない!」
「いくら地上で素早い攻撃が出来ても、空中では効かないらしいな。
悪いがこれでフィニッシュだ!いくぞギリズマ!」
「合点!ヴィリーム・ギリズマ…(ポイニクス…)」
「「ツインイカロス!」」
ポイニクスの背中の翼の炎と、ギリズマの携帯電話から放つ光が合わさって、
鳥の光と化してブドーカーを撃破。
ローカルハートが欲しいギリズマの提案で、ローカルハートはギリズマがゲット。
ロケ地・鳥取県鳥取市。
鳥取砂丘に眠りしローカルハート。
ファータ・ハピネス・セトネが鳥取市に駆けつけた。
だがフォン・フォンとリムラパンも現れ、砂丘は兎達の争いの場となる…!
次回、名産奇跡獣道中記・第22話『鳥取砂丘へ急行せよ』
砂丘はでっかい宝島。そうさ今こそ、アドベンチャー。
名前:キセキサキュラッコバス
モチーフ:鳥取砂丘+サキュバス+ラッコ+ブラックバス
能力:鳥取砂丘の砂を操る程度の能力(その能力の通り、鳥取砂丘の砂を自在に操れる)
解説:鳥取砂丘に直接ローカルパワーが宿り生まれた名産奇跡獣。
外見は砂とローカルハートで出来た怪人で、頭がブラックバス、体がサキュバス、尻尾がラッコである。
サキュラッコバスが現れて以来、鳥取砂丘は関係者以外立ち入り禁止になった。
ヴィリーム達が駆けつけたものの、サキュバスラッコの蟻地獄に嵌ったファータとセトネ。
一方のハピネスは、運悪くフォン・フォンとリムラパンの3人と対峙。
3人共我こそが先にローカルハートを入手する為に、鳥取砂丘でじゃれあい程度の戦いに。
無視された状況に陥ったサキュラッコバス。
そして無視して争う3人に蟻地獄を仕掛けた!
「わしを無視するなー!蟻地獄をくらえ!」
しかし何故かその瞬間、突如サキュラッコバスが崩れ落ちて浄化され、ただの砂と化した。
そこには、気絶しているファータとセトネを抱えて翼で空を飛ぶギリズマの姿が。
「この子達は私が
ヴアルに運ぶわ。ハピネス、ローカルハートを見つけなさい!」
どうやらローカルハートはまだ鳥取砂丘に埋まっているらしい。
「お先ー!」
ハピネスが先手を取って、砂丘に潜っていった。
フォン・フォンも携帯電話の機能でローカルハートを探し出し、
ラパンも2人がローカルハートを入手した隙を狙って奪う体制を整えた。
一方幻想町へ戻るギリズマは、ファータ達が目を覚ました事に気づいた。
「ちょっとファータ、あんた空飛べるでしょ…」
「あっ…」
どうやら空を飛べばいい事に気づいたファータ。すると突如セトネが囁いた。
「へへん。ローカルハート頂き。驚いた?」
まさかのローカルハートに驚く2人。
どうやら地中で浄化して入手したものらしい。
そんな事も知らず、未だ探索中のハピネス達でした…。
「ないウサー!」
「ひーん!」
「帰りたいよ…」
ロケ地・福井県鯖江市。
ようこそ眼鏡の聖地へ!
グラース・ビター・テスラが鯖江市を訪れるが…!
なんと、鯖江市民が全員眼鏡だらけになっていた!
次回、名産奇跡獣道中記・第23話『眼鏡地獄にヴィリームの涙を見た』
(眼鏡を)すり替えておいたのさ!
名前:キセキメガネウラミラー
モチーフ:眼鏡+メガネウラ+恨み+ミラー(鏡)
能力:強引に眼鏡をかけさせる程度の能力
(様々な効果を持つ眼鏡をかけた姿に変える。眼鏡は外れないが、既に眼鏡姿なら無効)
解説:鯖江市にある捨てられた眼鏡から生まれた名産奇跡獣。
外見は眼鏡の羽になった巨大なメガネウラに眼鏡をかけたもので、一応怪獣型。
鯖江市訪問前に、何故かビターは眼鏡姿のままだった。
「読書用の眼鏡、かけっぱなしだったわ。あえて今日はこれで戦いましょうか」
負けじとグラースも氷の眼鏡を生み出す。
「ヴィリーム・グラース・モノクル!」
とは言っても氷の片眼鏡。
なんやかんやで到着。
「メガネニナレー!」
鯖江市が眼鏡だらけの中、メガネウラミラーが現れた!
メガネウラミラーの攻撃で、目が見えない眼鏡をかけさせられたテスラとリムラパン。
「ぐっ…、外れない!」
「前が見えません…」
グラースやビターは、眼鏡をかけていた為無事だ。
何故か
キセキヨーヨードも無事だが、笑撃の姿をご覧あれ!
「プークスクス」
グラースが笑うのも無理はない。ヨーヨードは鼻眼鏡姿だからだ。
「笑うな…、罰ゲームなんだよ…」
哀れなヨーヨードがいる中、グラースの氷眼鏡が溶けてしまった!
結局グラースも見えない眼鏡を装備された。
メガネウラミラーは、ビターの眼鏡を破壊する作戦に出た。
かけられないなら、壊せばいいのだ。
「きゃあ!…でも大丈夫!予備の眼鏡がありますよ?」
「ナント!ナラバモウ一度!」
何度もメガネウラミラーは眼鏡を壊そうとするが、
なんと無限に
ミラクルパワーで生み出したビターの眼鏡にはきりがない。
「限界ですか?まぁまぁ眼鏡どうぞ?」
ビターはメガネウラミラーの眼鏡を壊し、伊達眼鏡を装備させ、すっかり弱体化。
「ヴィリーム・ビター・フルリム!」
眼鏡状の光をビターが放ち、浄化に成功。
ラパンがローカルハートを狙うが…。
「まぁまぁ眼鏡どうぞ…」
ラパンは眼鏡を装備され、ローカルハートはビターの手に。
ロケ地・京都府京都市。
京都の名産品が戦隊に!だが名産奇跡獣だ。
フォール・モルテ・ルクスよ!京都市へ急げ!
思いたったが吉日!毘沙門天には言えない。
次回、名産奇跡獣道中記・第24話『おしおき舞黒朕(マイクロ・チン)』
古人曰く、京の夢大阪の夢。
名前:キセキエビイモレッド
モチーフ:スジエビ+海老芋+レッド
名前:キセキカモナスブルー
モチーフ:マガモ+賀茂茄子+ブルー
名前:キセキクジョウネギグリーン
モチーフ:孔雀+九条葱+グリーン
能力(共通):結束して強くなる程度の能力(戦隊ものらしい能力)
解説:京野菜から生まれた名産奇跡獣の戦隊ヒーロー達。
その名も『超京都ヤサイジャー』。
ローカルハートはリーダーのエビイモレッドにある。
外見はそれぞれの京野菜を模した戦隊の姿。
ヴィリーム達を倒す為に、京都市でヴィリーム達が来るまでバイトしつつ特訓していた。
早速フォール・モルテ・ルクスが駆けつけて交戦。
ヤサイジャーはヴィリームについて密かに研究していた為、まさかのヴィリームが大苦戦する事態に。
途中でラパンも見つけ、ラパンも圧倒してワンサイド展開に。
ラパンもヴィリームなので、同じく圧倒出来たらしい。
そしてしっかりギャグも見せた。
「ブルー!グリーン!ヤサイジャーオテダマだ!」
「「はんなーり!」」
とどめを刺されそうな4人の前に、マイクロ・チンが立ち向かう!
「毘沙門天が泣いてます!おしおきです!」
果敢にヤサイジャーと戦うチン。
奇跡団の事は眼中に無かったらしく、まさかの苦戦を強いられるヤサイジャー。
だがここでエビイモレッドが呼びかけ。
「戦隊と言えばこうだ!巨大化!」
ヤサイジャーの面々が、戦隊ロボの如く合体。
「誕生!キセキハンナリブル(意味:はんなり+ベジタブル)」
するとチンもミラクルパワーを自らの体に増幅させ…、巨大化!
「行くぞ、マイクロ・チン!必殺…
左京右京伏見烏丸中京太秦椥辻…」
「技名が長いです!」
チンが技名を名乗るハンナリブルを槍で突いて浄化。
チンがローカルハートを入手し、奇跡団のローカルハートは4個になった。
そしてチンはテレポートで幻想町…、ではなく何故か神奈川県鎌倉市に!
一体何故だ!番外編を待て!
ロケ地・山口県下関市。
ブレイブ・ウェール・ドワーフはミッドヴィリームである。
ブレイド・チックは
東風谷奇跡団の幹部である。
フグは下関市の名産品である。
次回、名産奇跡獣道中記・第25話『フグタベナサイ』
はぁ~、てっちりてっちり~。
名前:キセキホゲフク
モチーフ:捕鯨船+フク(下関市ではフグをフクと呼ぶ)
能力:フグ毒を撒き散らす程度の能力
(テトロドトキシンと呼ばれるフグの毒をガス状にして撒き散らす)
解説:下関市にある難破した捕鯨船とフグから生まれた名産奇跡獣。
外見は鯨並みにでかいフグそのもの。だが鯨の潮吹きもこなす。
大人しい名産奇跡獣だが、京都市で圧倒されて先に駆けつけたラパンが攻撃しようとして、
下関市に現れて暴れ出した。
下関市はフグ毒パニックに陥り、ブレイブとチックが先に駆けつけた時には下関市民が避難状態に。
遅れてウェールとドワーフが駆けつけた時には二人は毒を浴びていた。
「毒を消しますよー!ヴィリーム・ウェール・ハーベスト!」
ウェールが白い薬草を二人に振りかけて、どうにか二人の毒を治した。
一方のドワーフは、巨大化してホゲフクに立ち向かう。
小槌の槍でホゲフグの体を切り裂いた!
が!なんとそこからフグ毒が発生!
ドワーフも毒を浴びて苦しむ。するとウェールが発言!
「ドワーフさん!私を小さくして下さーい!」
「分かったよ…!その前に解毒出来る?」
「分かりましたー!」
ウェールがドワーフを解毒すると、今度はドワーフがウェールを昆虫サイズにした。
「外がダメなら、内側から攻めればいいとグラースさんが言ってました!」
ウェールがホゲフグの体内に入り、胃の中で解毒技が炸裂!
「ヴィリーム・ウェール・ハーベスト!」
見事ホゲフグを浄化したウェールが、ローカルハートを入手した。
更に幾多のフグが下関市に落ちて、ブレイブとチックがフグ刺しに仕立てた。
するとウェールが。
「ヴィリーム・ウェール・カムバック!」
呼び寄せたのはモルテ。どうやらモルテにフグ刺しを食べさせたかったらしい。
戸惑うもフグ刺しを堪能するモルテだった。
ラパンもこっそりフグ刺しを堪能。
「美味しいですね…」
一方チックは、何故か神奈川県鎌倉市にテレポート!
番外編を待て!
ロケ地・奈良県奈良市。
『もし~なら』を使って、短文を作りなさい。
もしもし、奈良市の人ですか?
いいえ、リムテンツァーです。
次回、名産奇跡獣道中記・第26話『大仏追跡1000キロ以上!(前編)』
恋の実ったその先は…。
名前:キセキブッディアント
モチーフ:ブッダ(大仏)+ディアー(鹿)+ジャイアント(巨人)+アント(蟻)
能力:動きだす程度の能力(ただどこかに向かって動きだす。果たしてその行き先は…)
解説:東大寺の大仏から生まれた名産奇跡獣。
生まれた直後は何ともなかったが、突如動きだして奈良市…いや、日本がパニックに陥った。
外見は奈良の大仏と同じ。強いて言うなら鹿の匂いが僅かにする程度。
丁度東大寺の大仏を見学していたのは秦こころ。
豊聡耳神子が奈良県ツアーをこころにプレゼントし、その一環としてこころが選んだ場所だ。
見学を終えた直後。突如大仏が動きだした。
大仏は名産奇跡獣・ブッディアントと化して東に向けて動きだした。
幸いトイレに隠れる事に成功したこころは、
スペルカードでリムテンツァーに変身した。
テンツァーは早速ドワーフのお面を被って巨大化戦に挑んだ。
「ヴィリーム・テンツァー・マスキング!ドワーフ・フェイス!」
巨大化してマゼンタ色の衣装になったテンツァー。
大仏を止めようと長刀から変化した小槌の槍で攻撃しようとすると…。
「国宝の大仏を傷つけてはならぬ!」
東大寺の僧侶がテンツァーに向けて叫んだ。
僧侶曰く、大仏は国宝なので傷ついてはいけないらしい。
一旦元の状態に戻ったテンツァー。
そこに
セレネカンパニーの
綿月豊姫の妹、
綿月依姫がテンツァーを見つけて叫んだ!
「ヴィリームはもしかしてお前しかいないか?
どうやらこの動く大仏、東に向かっているらしいぞ!もしかしたら鎌倉市の大仏に会いにいくかもしれない!
今セレネカンパニーの警備隊を鎌倉市に送り込んだから、テンツァーも行ってくれないか!」
「…了解した!」
鎌倉市へ急ぐテンツァー。そこにはチンとチックもいるが。
私、マジカルミラクルこころちゃん!
奇跡の魔法で悪を成敗!希望の面で、レッツミラクル!
…この予告はウソです。
次回、名産奇跡獣道中記第27話『大仏追跡1000キロ以上!(中編)』
二人で永琳!命蓮寺ー!(違)
動きだした奈良の大仏こと名産奇跡獣のキセキブッディアントが、
東へ向かっているとの情報を入手したリムテンツァー。
早速ファータのお面を被ってフォームチェンジし、神奈川県鎌倉市へ急行。
一方ここは神奈川県鎌倉市。鎌倉の大仏前。
何故か奇跡団のブレイド・チックとマイクロ・チンがいる。
「お主も鎌倉市にテレポートされたでござるか」
「はい…、私も同じく…」
そんな2人の会話が続く中、テンツァーが鎌倉市に到着。彼女も奇跡団に気づいた。
「出たな奇跡団!今日こそは…!と言いたい所だが、奈良の大仏が来るから逃げろ!」
テンツァーが2人に注意するや否や、ブッディアントが鎌倉市に現れた。
すると勘が冴えてるのか、チンが鎌倉の大仏にミラクルパワーを注入。
「鎌倉の大仏よ!力を貸して下さい!」
ミラクルパワーを注がれた鎌倉の大仏は、奇跡獣・キセキカマクラントと化した!
「いざ鎌倉!」
カマクラントは奈良の大仏の名産奇跡獣・ブッディアントと同じ大きさとなり、彼に立ち向かう。
「いざ鎌倉!」
するとブッディアントは何故かカマクラントにひそひそ話。
ひそひそ話を終えると、なんと戦いもせずに2人揃って東の海へ…!
「どういう事だ…!まるで目的が分からんぞ!」
予想外の事態に困惑するテンツァー。
「私がミラクルパワーで鎌倉の大仏を用いて支援するつもりが…!」
支援したつもりが予想外の結果になったマイクロ・チン。
一方、ブレイド・チックは…。
「ならば拙者が追いかけるまででござる!」
戦闘機形態になったチックは、海に沈んでいったブッディアントとカマクラントを追いかける事に。
一方のテンツァーは、ギリズマのお面を被って長い距離の飛行にも対応可能にした。
そして2人が追跡した先は、まさかのアメリカ合衆国のニューヨーク!
何故ニューヨークに大仏の奇跡獣2体が現れたのか!
奈良と鎌倉の大仏…もとい奇跡獣がニューヨーク入り。
当然ニューヨークの人々はパニックに。
テンツァーと奇跡団のチックとチンも驚く、笑撃のラストが待ち構える!
次回、名産奇跡獣道中記・第28話『大仏追跡1000キロ以上!(後編)』
ニューヨークへ、行きたいかー!
奈良の大仏の名産奇跡獣・キセキブッディアント&鎌倉の大仏の奇跡獣・キセキカマクラントを追跡し、
テンツァーと奇跡団がたどり着いたのはアメリカ合衆国のニューヨーク。
ニューヨークに巨大な動く大仏が現れた事は、当然全米に知れ渡った。
そんな中ブッディアントとカマクラントが遂に、後ろの方に向かって重い口を開いた。
「自由の女神よ…、会いたかった…」
「同じく会いたかった!いざ鎌倉!」
なんとニューヨークの自由の女神に向かって、両者が話した。
そしてなんと、両者が自由の女神に告白!(内容はプライバシー尊重の為割愛)
自由の女神は…。
「二人ともごめんなさい。告白はお断りよ。
だって私、自由の女神だから、断るのも自由の女神なのよ…」
まさかの一言にうなだれるブッディアントとカマクラント。
「…もう懲りたか、二人とも」
テンツァーが彼らに話すと、二人とも未練は無いのか無防備に。
するとテンツァーは、ルクスのお面を被って技を放った。
「ローカルハートは貰います…!ヴィリーム・テンツァー・ルクス・レインボー!」
虹色の光に包まれ、ブッディアントとカマクラントは浄化。
奈良市のローカルハートはテンツァーが、鎌倉の大仏のミラクルハートはチンがそれぞれ入手。
その後それぞれの大仏とテンツァー達は、ウェールのこの技で無事に戻ってきた。
「ヴィリーム・ウェール・カムバック!」
こうして大仏を巡る騒動は終止符を打った。だが自由の女神の裏に、ウィザーグローの姿が…。
「奴ら、日本のローカルハートを順当に集めているみたいだな。
だがこっちは、ワールドハートを仕掛ける準備中だぜ…!」
ウィザーグローの狙いとは一体…!
その頃、後を追ってニューヨークに来た火の玉は…。
「ニューヨークで、入浴」
…終わり。
「終わるなー!」
もしも早苗さんが~♪ミッドヴィリームなら~♪
どんなミラクルにね~♪なるのかな~♪
…早苗さん早苗さん、早苗さんは愉快だな。
次回、名産奇跡獣道中記・第29話『COMET!!変身』
信じる奴がミラクル。
名前:キセキタイシャエル
モチーフ:諏訪大社(本宮)+蛙
能力:神々を召還する程度の能力
(主に諏訪大社に祭られている神々を召還する)
解説:諏訪大社の本宮から生まれた、要塞タイプの名産奇跡獣。
外見は諏訪大社に蛙の顔と手足が付いたもの。
若干だが手足が動き、普通に喋って神々に指令を出せる。
神々は次々と諏訪市民に憑依して、諏訪市全体が神々の雰囲気に。
早苗は諏訪市にいる母方の親戚に顔を見せる為、諏訪市を訪れた。
だが早苗が諏訪市を訪れた途端腰を抜かした!
なんと大半の諏訪市民が神々らしい性格になっていた!
早苗は早速親戚の家の物置に隠れ、コスプレの
リムコメットの準備をした。
すると早苗は、知らない金色のカードがその中に紛れているのに気付く。
恐る恐る早苗は、それを天に翳すと…!
「幻想と奇跡が流れる彗星!リムコメット!」
まさかの本物のヴィリーム・リムコメットに。
突然の出来事に戸惑う早苗もといリムコメット。
だがローカルパワーを読み取り、諏訪大社へ急行。
諏訪大社に急ぐと、そこには名産奇跡獣・キセキタイシャエルがいた。
「スワーウー!諏訪市を神々の市にしてしまえー!」
コメットはローカルハート入手の為、颯爽と立ち向かった。
コメットはお祓い棒をミラクルパワーで変化させ、金色のゴーグルに変化させた。
するとタイシャエルのローカルハートが分かり易く見えた。
そこを狙って必殺技を放つ!
「さあ視聴者の皆さんに、私の必殺技をお見せしましょう!
ヴィリーム・コメット・フルーツシード!」
お祓い棒からミラクルフルーツの種が飛び、タイシャエルに命中。
「スワーウー!出番ねー!」
散り際の台詞も虚しく浄化され、コメットはローカルハートを入手。
そして早苗は元の姿になり、意気揚々と諏訪市を堪能した。
ロケ地・???幻想町。
謎が謎を呼ぶ
奇跡獣人、
キセキウィザーグロー。
遂に彼女の真相が明かされる。
果たして何故生まれて来たのか、その目的とは?
次回、名産奇跡獣道中記・第30話『ウィザーグロー意外な正体』
みんなもローカルハート、ゲットだぜ!
彼女の名前は
霧雨魔理沙。妖山学園高等部の2年生で17歳。自称キノコマニア。
「実は私、もう一つの姿があるんだぜ。
ウィザーグロー・ミラクルチェンジ!」
なんと魔理沙が、奇跡獣人・キセキウィザーグローに変身。
しかも他の奇跡獣人と違い、この姿になっても本来の人格が維持しているのだ。
するとウィザーグローが語り出した。
「何故私がキセキウィザーグローになったかって?そうだな、あれは私が幼稚園の時だな…。今は夫と娘を残してどこかに行ったけど、
魅魔様という私が尊敬する魔法使いのようなお方がいたんだぜ。
いなくなる数日前に、魅魔様は私に黒い饅頭をくれたんだぜ。
まさかと思ったが、その中にミラクルパワーが入ってたんだぜ…。
んで魅魔様は、『魔理沙、これからお前があたしゃの代わりに
ミラクルアースを変えて欲しい』って。
その際、私が17歳になった年にミラクルパワーが大量に宿った彗星が地球に降って来たんだぜ。
んで私はそれを丸ごと入手して、有り余るミラクルパワーでミラクルアースに向かう予定だった…。
だがな、
サモンゲートが何故か開いて彗星を飲み込もうとしやがった!
私はそうはさせるかと、ウィザーグロー・スパークを彗星にぶつけたんだ!
そしたら、地球に散らばったんだぜ。大量のローカルハートと幾多のワールドハートにな」
この後もウィザーグローは延々と語る。
どうやらサモンゲートの言及がある限り、ヴィリーム達にローカルハート等を集めさせたのは、
ケイオスの手に有り余るミラクルパワーを渡したくない目的があったようだ。
そんな事も知らずに、今日もヴィリーム達は日本各地でローカルハートを集めている…。
「ミッドヴィリームよ、日本の次は世界になるかもな…」
だが何故か、ヴィオラ達は全く動かない。何故だ…。
最終更新:2018年11月23日 16:11