『あたいが、守ってみせる』
目の前には親友の背。私を必ず守る、と約束してくれた友達の背中。
離れていく。遠ざかっていく。彼女が強くなればなるほど、"あの子"は私の手の届かないところに行ってしまう。
少女は望んだ。"あの子の隣に立ちたい"と。そして…
次回、バッドヴィリーム編・第3話
『ジ ェ イ ド ブ レ イ ク』。
嵐の空に、小鳥が翔んだ
「真夏の夜の大嵐!リムテンペスト!」
対応するヴィリームはリムファータ。ユメの形は【
あの子の隣に立ちたい】。黒薔薇の紋様は鋼の翼の付け根部分。
リムファータに似た黒い衣装に、切れ味の鋭い巨大な鋼の翼を持つ。
乱気流と方向感覚を眩ます黒い霧をまとっており、突風による攻撃や霧の中からの突撃を行う。
背中の翼を巨大化させて串刺しにする事も可能。ファータとは対照的に融通の利かない性格。
最初に出会う事になる
バッドヴィリームであり、最初にヴィリーム達の前に姿を現したバッドヴィリームでもある。
作中では必殺技で殆どのヴィリームを吹き飛ばしたものの、リムケントニスがどうにか耐えきり風の龍を召喚。
風の龍がテンペストの暴風を吸収し、風の龍が放ったそよ風に包まれてバッドパワーを浄化され、
最後にちらりとグラースの方を見て、温かい目をして消えていった。
必殺技は【バッドウィル・テンペスト・ミストラル】
背中の鋼の翼のプロペラを回転させ、嵐をも上回る暴風を巻き起こす。
「私は暴風、私は嵐…チルノちゃん、どう?私、強くなったでしょ…?」
「足りない、足りない、足りない…こんな速さじゃ置いて行かれる…もっと、もっと速く…!」
「…もし、貴女たちが
あの子に会ったら…伝えて欲しい。『ずっと隣で一緒に歩いて行きたかった』と…」
「
嵐は嵐に…、風は風に帰る事にするわ…。さようなら…」
最終更新:2024年03月14日 21:21