巴マミ

巴マミ



契約に関してその慧眼から鋭い忠告を与え、魔法少女の生き方・慣例
ソウルジェムの濁りとグリーフシードの重要性について説いたのに、その場の情熱で無視される
10話に至っては『さやか魔女化』により魔女化の事実を知り
その後仲間と自身について決意を固めたのに
なぜかさやか厨からは矛先を逸らすため、生贄のように戦犯扱いされる
挙句まどか・ほむらともに遠距離系なのに一人近接武器で爆発に巻き込まれかけて一緒に戦えないと
駄々をこねるさやかのためにほむらに別の武器を持ってくることを要請

ほむらの銃火器の調達については杏子の食料同様さやか厨からは言及されるが
そもそもこの場合は遠距離主体のチームに参加し戦い方を変えなかったさやかのためである
それ以前は夜なべして爆弾を作っていたことも、入院していたため
身体能力が5人中最弱なのを魔法で補強していることも忘れられがち

なおさやかは勝手にバットを借りてきたりドラマCDで
仁美のノートを借りパクしたり、モバゲー版ではバレンタイン関係の本を
何冊も「ガメてきた(さやか談)」(時期的に他にも読みたい人はいるだろうに)
生きるための食料の杏子・戦うための武器のほむらとは異なる


またマミの魔法は本来、命を繋ぐという願いからリボンである
まどかポータブルでは初陣で満足に魔法を使えないまま子供を魔女に取り込まれる
トラウマを経験し、それでもなお特訓する彼女の姿が描かれている
キュウべぇになぜ剣ではなく銃なのかと尋ねられた際
彼女は銃だったら手が届くような感じがして、救えていたのかもしれないと述べている
またマミのマスケット銃は単発式であるため、リボンの応用力をもってしても
銃を構成する手間のハンディがあることを忘れてはならない
なお杏子の師を務めたのは他ならぬマミであり、マミあってのあの実力とも言える
上記のことからマミ・杏子・ほむらは努力の人であるし、まどかもまたその成長をマミに褒められている
さやかの場合上条の手を治すために契約したのに剣という武器や
キュウべぇ曰く癒しの願いで契約したのに他人を治癒する描写もなく
「自己回復」が「人一倍」強い(他の魔法少女にもそういった力はあるが、少し秀でている)というだけ
加えてさやかは自分から鍛錬したり戦い方を良い方向に変えたりせず、杏子に指南してもらうこともなかった
なお余談だが10話にはマミがまどかとほむらの成長を褒める台詞はあっても
さやかを褒める台詞はない
チームの和を乱すさやかのためにストレスが増える


以下3話での忠告抜粋
「私の場合は……」
「考えている余裕さえなかったってだけ」
「後悔しているわけじゃないのよ。今の生き方も、あそこで死んじゃうよりはよほどよかったと思ってる」
「でもね。ちゃんと選択の余地のある子には、キチンと考えたうえで決めてほしいの」
「私にできなかったことだからこそ、ね」
「でもあまり感心できた話じゃないわ。他人の願いを叶えるのなら、なおのこと自分の望みをはっきりさせておかないと」
「美樹さん、あなたは彼に夢を叶えてほしいの?それとも彼の夢を叶えた恩人になりたいの?」
「同じようでも全然違うことよ。これ」
「ごめんね。でも今のうちに言っておかないと。そこを履き違えたまま先に進んだら、あなたきっと後悔するから」
「やっぱり、難しい事柄よね。焦って決めるべきではないわ」

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最終更新:2014年01月28日 19:26