民謡データベース

といちんさ

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解説
富山県五箇山地方に伝わる民謡。
といちんさとは、樋のサイチンがつまってできた言葉。
樋でサイチン(日本一小さい鳥みそさざい)が遊んでいる様子から生まれた歌。
にぎやかでかわいらしい様子にあらわれている。
現地では結婚式などの祝い事の際にも踊られる。
現地の衣装はかすり着物、赤タスキ、襟に豆絞り手ぬぐい、もんぺの姿が一般的。赤けだしのこともある。
踊りが軽快で面白いことから昭和三十年に「全国レクリエーション舞曲」に選定された。無形文化財にもなっている。
五箇山地方では生糸、和紙などが有名。
歌詞中の五尺の袖とは農民の娘に精一杯のお洒落だった。「わしが若いときは」のかしなどからは母が娘を見ながら歌った歌ともとれる。

歌詞
樋のナー サイチン機織る音に
(囃)トイチン トイチン トイチンサ
ヤーサレーチ トーチレーチ
トイチンサ トイチンサ

拍子ナー揃えて ササ唄いだす
(囃)やれかけ囃せよ トイチンサ
トイチンレーチ ヤーサレーチ
トイチンサ トイチンサ

わしがナー 若いときゃ五尺の袖で
(囃)

道のナー小草も ササなびかせた
(囃)

写真
音源
動画
参考
http://www.gokayama.jp/monogatari/toichinsa.html

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