ピョートル一世

【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ピョートル一世
【性別】男性
【身長・体重】213cm・105kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷E 魔力E 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
 また、船に限定するとランクが一つ向上する。

【固有スキル】
ラーニング:B-
 自らの不足を補わんとする学習意欲。
 選択された対象が持つ技術スキルを確率で会得する。
 ライダーの場合、本来よりも高いランクで会得しうるが、
 このスキルの効果対象になるものは自身が弟子入りした者のみである

名匠の誉れ:B+
 建造や鍛冶など、何かを作る事で名を残した英雄が持つ特殊スキル。
 低ランクながらも作成に特化させた陣地作成道具作成が複合されている。
 ライダーは『栄光の露西亜艦隊』の建造や、その修理・改造を可能とする。

嵐の航海者:A
 船と認識されるものを駆る才能。
 集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。

【宝具】
『栄光の露西亜艦隊(ヴィトゥラ・プリ・ガングート)』
ランク:E~A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:前方展開11隻
 造船所とそこで建造される艦隊からなる宝具。
 海軍が存在すらしなかった祖国を、自ら船大工として陣頭指揮を執る事で
 一代で海洋強国とした手腕の具現。
 様々なサイズや機能の船舶宝具を量産でき、状況に応じて船舶の改良、
 強化も行うことが可能。

『冷獄駆ける激情の炎(イドム・ドゥーフ・アグノム)』
ランク:B- 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
 ポルタヴァの戦いでロシアを勝利に導いた逸話を具現した宝具。
 真名解放時、ライダーの魔力の他にレンジ内の土地の魔力が使用される。
 レンジ内の対象は強烈な風雪による視界・移動のペナルティを受け、
 吸い上げた魔力に応じたターンの間HPダメージと魔力の消費が発生する。
 焦土作戦としての側面もあり、レンジ内は宝具使用後魔力が枯渇した状態に陥る。

【weapon】
『無銘・斧』
 幅広の刃と槌頭を持つ無骨な斧。
 戦闘以外にも製材や加工など、多くの用途に適している。

『無銘・ハンマー』
 両面の平たい、両手で使う大型の金槌。
 基本的には大型部品の抜き差しに用いるが、戦闘への応用も可能。

【解説】
 本名ピョートル・アレクセーエヴィチ・ロマノフ。
 辺境だったロシア・ツァーリ国を西欧列強に成長させ、ロシア帝国初代皇帝となった。
 幼少期に即位するも、政権を奪われ郊外に移住、しかし移住先の外国村に入り浸り、
 そこで軍事・海外情勢・操船技術を学び、友人や若者達と「戦争ごっこ」で
 経験を積み重ね、政権を奪還した。
 ピョートルは海軍を設立しオスマン帝国を破り黒海の海交易ルートを確保すると、
 ヨーロッパに自身を含めた大使節団を派遣、彼はそこで身分を偽り船大工として
 造船技術を学ぶ他、マナー・人材・医療・航海術・軍事・武器を国に持ち帰り
 国の西欧化に力を入れ、古い習慣の粛清を徹底した。
 クーデターに見舞われるも、ピョートルは外交政策でバルト海に目をつけ
 スウェーデンとの戦争準備を整え、大北方戦争が開戦する。
 敵は生涯の好敵手カール12世、ピョートルは彼に大敗するも軍を再建し、
 ポルタヴァの戦いでは攻めて来たスウェーデン軍を焦土作戦と冬将軍によって撃退、
 ロシア軍は攻勢に転じハンゲの海戦で歴史的勝利をおさめ、ロシア海軍の成長を
 見せつけると同時にバルト海の覇権を獲得、元老院にインペラートルの称号を贈らせ、
 国家名称をロシア帝国に昇格させた。
 晩年、ピョートルは遭難した船乗りを救助すべく真冬の海に飛び込み、
 これが原因で体調を崩し亡くなったと言われる。

 旧体制派を徹底的に排除したその功績は今でも評価の分かれる所であり、
 「伝統を破壊し、ロシア人を奴隷的境遇に陥れた者」と忌み嫌われる一方で、
 ロシア近代文学の金字塔たる叙事詩「青銅の騎士」のモデルとなるなど、
 彼の存在なくしてロシアの文学や歴史を語ることはできない。

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最終更新:2016年10月10日 23:44